Cape Fear、in JAPAN

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『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

にっぽん女優列伝(118)黒木メイサ

2019-05-24 05:33:51 | コラム
88年5月28日、まもなく誕生日をむかえる30歳。
沖縄出身。

公式サイト


じつは黒木メイサ(くろき・めいさ)さんについて、よく知りません。

(いろいろ)整い過ぎているモデルさん、ということと、旦那が元KAT-TUNの赤西仁くんである、、、ということくらい。




余談どころか、いっしょくたにされることは、この夫婦にとって不愉快以外のなにものでもないとは思いますが・・・

あぁ田口淳之介! というか、小嶺麗奈! っていうのはありますね。

自分がいいなぁ、と思う俳優さんや監督さん、なかなかの確率でドラッグ関係によりスキャンダルを起こす傾向にあります。

あの性格の悪い感じ(麗奈さんね)、嫌いじゃなかったのだけれどもな~。

・・・・・。

話を戻します。

よく知らないながらも、アニメーションの名作実写化における、ひじょうに重要で有名なヒロイン―森雪や峰不二子―役への抜擢に関し、あぁ納得! とは思うわけです。

たとえその作品が失敗に終わっても、少なくともそれはメイサさんのせいではない、、、といえる「適性」はあるのではないかと。


※で、失敗しましたと笑



<経歴>

沖縄アクターズスクール出身。

完全なる「沖縄顔」ですよね~。

スカウトされて芸能界に入り、10代なかばで『JJ』(光文社)のモデルとなる。

たぶんこのころに「なんらかのメディア」で見ているはずなのですが、日本文化の主流? にあるロリコン体質の自分は、大人びたメイサさんにピンときていなかったのかもしれません。

映画俳優デビュー作は、2005年の『同じ月を見ている』。

窪塚洋介の相手役を好演していますが、映画そのものは高い野心に躓いた感じで惜しい! という出来です。

つづく『カミュなんて知らない』(2006)は、寡作の映画作家・柳町光男が映画愛を炸裂した労作で、自分がはっきりとメイサさんを認識した作品でもあります。

売れっ子モデルなら「それなりの女優コース」が出来上がっているはずですが、こういう作品選びに感心した記憶がありますね。


堀北真希とW主演を果たした『着信アリ Final』(2006・でも、クッソつまらなかった~)、『ただ、君を愛してる』(2006)、
『大帝の剣』(2007)、これは役にハマった『クローズZERO』(2007)と続編の『クローズZERO II』(2009)、『昴―スバル―』(2009)、
押井守がやりたいことをやっている珍作、でもメイサさんは充分に格好よく撮られているので飽きはしない『ASSAULT GIRLS』(2009)、
『矢島美容室 THE MOVIE ~夢をつかまネバダ~』(2010)、
森雪を演じた『SPACE BATTLESHIP ヤマト』(2010)、『アンダルシア 女神の報復』(2011)、『麒麟の翼 ~劇場版・新参者~』(2012)、『任侠ヘルパー』(2012)、峰不二子を演じた『ルパン三世』(2014)。

こう並べてみると、監督が自爆しているだけで笑、メイサさんはきっちり仕事をこなしていることが分かります。


ママになってからメディア露出は少なくなりましたが、このままつづければきっと、すんごい代表作が生まれそうなのですけれどね。。。


次回のにっぽん女優列伝は、黒沢あすかさんから。

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明日のコラムは・・・

『ばればれ』
コメント (1)
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