Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

にっぽん男優列伝(159)草刈正雄

2012-06-20 00:15:00 | コラム
52年9月5日生まれ・現在59歳。
福岡出身。

公式サイト


それほどヘンテコな名前というわけでもないのに、一度見たら顔と名前をワンセットで覚えられる草刈正雄(くさかり・まさお)さんは、還暦間近というのに、未だ甘いマスク。

ハーフ(父親が米国人)ゆえの特権ということでしょうか、
ただ面白いのは現在だって「かっけー」役を演じられるはずなのに、最近はセルフパロディのような役柄が多く、それが好評でキャリア的に↑となっているところ。

代表作は、やっぱり『汚れた英雄』(82、原作・大藪春彦)でしょうか。
ロードレースの世界が描かれ、草刈さんはひたすら格好いいです。
「あの」角川春樹による処女監督作としても有名ですが、その後の監督作に比べてマトモですし、ヒットも記録しました。

映画はもちろん、ドラマや舞台、そして歌手としても活躍。
文末リンクの代表曲を聴くと、アイドルとしてでなく、きっちり歌い手さんとして売り出されていたことが分かります。

<経歴>
妻は元モデルの大塚悦子、次女はタレントの草刈麻有。

母子家庭であったため、小学生のころから新聞配達などで働いていた苦労人。

高校生のころにスカウトされ上京、185センチという長身を活かしてモデル活動を始めるも、演技の世界に興味を抱き俳優に転向。

映画俳優デビュー作は、自分が生まれた74年のATG作品『卑弥呼』。
大型新人として同年は『神田川』や『沖田総司』にも出演を果たし、
『がんばれ! 若大将』(75)、『激突! 若大将』(76)、『あにいもうと』(76)と話題作が続く。
とくに『沖田総司』のインパクトが強かったようで、テレビドラマ『新撰組始末記』(77、TBS)でも沖田を演じました。

メジャー級の大作が似合い、
『病院坂の首縊りの家』(79)や『戦国自衛隊』(79)、そして『復活の日』(80)などで大役を演じること多し。
イマヘイ節炸裂の『ええじゃないか』(81)、前述した『汚れた英雄』などで好演しますが、以後、やや伸び悩む。
ウィキペディアにも記されていますが、確かにそのルックスにより、かえって役柄を狭めてしまったところがあった、、、のかもしれません。

『塀の中のプレイボール』(87)、『誘惑者』(89)、『稲村ジェーン』(90)、『くまちゃん』(93)・・・と、80年代後半~90年代前半はとくに低迷し、これらの作品をすべて観ている自分ですが、はっきりいって草刈さんがどんなキャラクターだったか、はっきり覚えていないのでした。

しかし95年の『水の中の八月』あたりからゆっくり浮上、
賛否分かれたものの、自分は支持をする『白痴』(99)、『ULTRAMAN』(2004)、
このあたりで吹っ切れ? て、『ケータイ刑事 THE MOVIE』の二部作(2006、2007)、『0093 女王陛下の草刈正雄』(2007)では本人をナチュラルに演じ「華麗なる変身」を遂げました。

最新作は、『篤姫ナンバー1』(2012)。
面白いキャリア、ですよね。


テレビドラマの出演作も多いですが、ひとつ挙げるとするならば、主人公・真田幸村を演じた『真田太平記』(85、NHK)でしょうか。
まぁこれは、単に自分が歴史上の人物のなかで、幸村ちゃんがいちばん好きだから、、、というだけの話かもしれませんけれど~。


次回のにっぽん男優列伝は、草剛さんからです。





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にっぽん男優列伝(158)桐谷健太

2012-06-19 00:15:00 | コラム
80年2月4日生まれ・現在32歳。
大阪出身。

公式プロフィール


桐谷健太(きりたに・けんた)さんは、2000年代に頭角を現した若手俳優のひとりです。

イケメンですなぁ、181センチと長身であるし。

だから自分なんかが応援しなくとも伸び続けそうですが、
同じ誕生日というだけで贔屓にしてしまいますね。
しかも好きな映画は『カッコーの巣の上で』(75)ときたもんだ、こりゃずっと注目し続けなければいけないよな・・・と思いました。

表現のためならなんでも―という熱いところのあるひとで、デ・ニーロばりの体重の増減はもちろん、出たい映画があれば監督に直訴もしますし、こういうひとは近年では貴重なのかもしれません。

映画の世界では、日本産のものを「きっちり」鑑賞しているひとでないと馴染みの薄い俳優さんかもしれませんが・・・
テレビドラマの『JIN ―仁―』(2009、TBS)や『Wの悲劇』(2012、テレビ朝日)に出ていた―と記せば、あぁ! となるひとも多いのではないでしょうか。


<経歴>

大学在学中に『アクターズクリニック』に入所、演技の基礎を学ぶ。
俳優デビューは2002年のテレビドラマ『九龍で会いましょう』(テレビ朝日)でした。

映画俳優デビュー作は、2003年の井筒和幸によるコメディ『ゲロッパ!』。
井筒さんには可愛がられているようで、『パッチギ!』(2005)や『パッチギ! LOVE&PEACE』(2007)だけでなく、本年末に公開予定の『黄金を抱いて翔べ』にも出演しています。
それにしても塩谷瞬といい高岡蒼佑といい沢尻エリカといい真木よう子といいオダギリジョーといい、『パッチギ』組って、いろんな意味ですごいですよね。

エッジの効いた『69 sixty nine』(2004)から、小品『ワナワナ。』(2006)、正統派の『出口のない海』(2006)まで、ほぼオールジャンルの映画に挑戦、
加速するのは『クローズZERO』(2007…2009年の続編にも出演)あたりからで、つまり、ほんとうに最近になって注目されてきたひとなんですよね。

べつにどうということのない物語だけど、綾瀬はるかがひたすらキュートな『僕の彼女はサイボーグ』(2008)、『ROOKIES ―卒業―』(2009)、『ソラニン』(2010)、音楽をからめた青春映画の佳作『BECK』(2010)、
二大女優にばかり注目が集まったものの、かなり好演していたと思われる『オカンの嫁入り』(2010)などなど、作品にも比較的恵まれているのではないかと。

最新作は、前述した『黄金を抱いて翔べ』のほかに北野武の『アウトレイジ ビヨンド』。

こちらも、楽しみです。





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知らなくていいこと―なんて、ひとつもな~い

2012-06-18 00:15:00 | コラム
24歳のころ―ラブホテルの清掃員として働いていたのだが、
20部屋のうち1部屋だけ防音設備がなく、まぁつまり音が筒抜けだった。

もちろん? お客さんにはそのことを伝えない。

もし自分が支配人だったら、敢えて伝えたかったけれどね。
音が漏れます、その代わりほかの部屋より安くしておきますよ―という売りかた、出来たんだと思う。

やりたい星人になっているのだから、そんなこと気にするカップルのほうが少ないような気がするし、
漏れて困るのはザーメンのほうで、音なんかどうだっていいと思っているようなところがあるんじゃないか。

困るのは音を発するほうではなく、その音を受ける? ほうである。

この筒抜けの部屋に問題があるとすれば、そのすぐ隣りの部屋が我々の休憩所だったこと。

自分ひとりが休んでいるわけじゃない、パートの主婦さんだって居るわけで、4~5人の従業員が喘ぎ声を聞きながら弁当を食べる図―というのは、なかなかにシュールな光景なのだ。

ノーマルな音声の場合もあれば過剰な音声の場合もある、
特殊な例としては、男の声しか聞こえてこないとか、SМカップルとか。

主婦さんたちは「イヤーねぇ」などと話しながら、ちょっと笑っていたりする。
自分はどうしているかというと、仲間が同世代の同性であればキャッキャと騒いでいただろうが、主婦さんのなかには自分のかーちゃんと同年のひとも居たわけで、とりあえず彼女たちにあわせて苦笑い、、、みたいな。

そんな空気のなかで出てきた会話に、以下のようなものがあった。

主婦A「―よく知らないんだけど、スリーピーっていうのがあるんでしょ?」
主婦B「・・・」
主婦A「知らない?」
主婦C「・・・それひょっとして、“さんぴー”のこと?」
主婦A「えっ、あれは“さんぴー”というの?」

爆笑した。

なるほど、3人のセックス「3P」を「スリーピー」と読んだか。
でもちょっとだけ、気持ちは分かる。
政治の世界で「G8サミット」なんていうのがあるが、あれは「ジーハチ」ではなく「ジーエイト」と読むわけだし、この場合はそう読むのに、あの場合にかぎってはそう読まないなんて、ルールが滅茶苦茶だよねと。


ジャニーズの関ジャニ∞のことを「せきじゃにエイト」といっていた「かなり」恥ずかしい自分が、最も解せなかったタイトルは『誰がために鐘は鳴る』である。

映画小僧を自称する少し前の、単なる映画少年だった高校1年時の自分。
廉価版の映画ビデオが出始めたころで、名作ビデオを買い漁っていたのだが、そのなかにゲイリー・クーパーとイングリッド・バーグマンが共演した『誰がために鐘は鳴る』(43)があった。

うちのとーちゃん、そのビデオパッケージを指差して「これ、なんて読む?」と挑発的な顔で聞いてくる。

自信満々で「だれがためにかねはなる」と答えると、
「ちがうちがう、ちょっと調べてみ」などという。

一瞬、頓知クイズかなと思ったが、どうやらほんとうに不正解のようだ。

あとで「たがためにかねはなる」と知って、ムキーッとなった記憶が残っている。

なるほど! ではなく、なんでそう読むんだよ!? って。

だって記憶させないと、パソコンでもスマホでも「たがために」の変換で「誰がために」って出ないぜ。
そんな特殊な読みかたが一般的であってたまるかと、当時は思ったものだった。


読みかただけの話ではなく。
38年間生きてきて、知ろうと思って積極的に学んできたことと、「これはいいや」と見向きもしなかったことがあるが、
まぁそれでも「そこそこ」物知りなほうらしく、女子とかに「いろいろ知ってるよねぇ」と褒められると、やっぱりうれしい。

しかも自称モノカキなわけで、最近、つくづく知らなくていいことなんて、ひとつもないんだなと思うようになった、、、のは、敬愛する漱石の小説を読み返したからである。

終生の愛読書とする『それから』を読むと、花の名前が沢山出てくるのだが・・・

牧野富太郎という植物学者が居るのに、自分は花の名前をぜんぜん知らない。
だから、文中の花がどんな形状なのかを映像に変換出来ない。
つまり何度も読み返している『それから』だが、完璧に理解しているわけじゃない―そういうことになるのではないかと。


うーむ。

寝ている場合ではないし、腰を痛めている場合じゃないと。

人生、勉強勉強、その連続である。


※ところで・・・きのうのももクロ、最高でした。




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怒れる牡牛の物語

2012-06-17 01:15:00 | コラム
第13部「北野武の物語」~第6章(完)~

前回までのあらすじ

「リンチはいい感性をしているよ。これをダメだというヤツは、リンチの切れ味のいい感性についてこれないんだ。省略が多いし、ポンポン話が飛んでいるんだけど、その手法を使うことによってこのバカな二人の感じがよく出てるもん。車を飛ばして、セックスしているだけの二人がいい味出しているじゃない」(ビートたけし、映画監督デヴィッド・リンチを評する)

「この映画は音楽だけ。映画音楽は、それはそれであるわけで、オレのはひたすら映画だから、スタートからして違う。あれこれいっても始まらない。(中略)だけど、音楽なしでこの映画見せてだな、何割の人が感動するのか試してみたいね」(ビートたけし、映画『稲村ジェーン』を評する)

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作曲家のマイケル・ナイマンが大好きで、来日コンサートにも3度ほど足を運んでいる。

3度行って、3度とも同じ現象が起こって苦笑したことがあるのだが、それは・・・
新作の披露やオーケストラによる大作など盛り沢山の内容であっても、結局は『ピアノ・レッスン』(93)のテーマ曲独奏に支持(=拍手の大きさ)が集まってしまう、、、というもの。

アラン・ドロンが「日本人はとくに『太陽がいっぱい』を愛してくれて、有難いんだが、これだけキャリアを作ってきて、そこしかいわれないのもちょっと、、、」とこぼしたのに似ている、
インパクトがあり過ぎるというのも問題があるのかもしれない、「このひと、イコールこれ」という公式が出来上がっていて、それ以外の反応は薄いという現象に、当事者は「これだけじゃないんだけど・・・」という気持ちを抱くのかもしれない。

そんなイメージ/作家性とはオサラバしようぜ、関係ないもの―と三池崇史はいうが、皆が三池のように器用なわけじゃない。
静謐な作風で知られる市川準が『たどんとちくわ』(98)という騒々しい作品を発表したことがあるが、黙殺されたという例もある。

では、北野武の場合はどうか。

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「血とファック・ユー」といえばスコセッシだが、
武も似たところがあり、「殴打とバカヤロウ」のひとと認識されている。

本人が得意とするところでもあり、そして、受け手が期待するところでもある。

デビュー作のインパクトが「そうさせている」のだろうが、武はときどき「非バイオレンス映画」を発表し、バランスを保とうとしてきた。
2000年代前半を指しているわけだが、
しかし「待ってました!」と歓迎されるのはきまってバイオレンス映画であり、最近の武は「そうか、そういうことなら・・・」と開き直った風にも捉えられる。

2008年―ゲージツのために、人生を捧げられるのだろうかというテーマを掲げた『アキレスと亀』を発表。
つまらなくはなかったが、ゲージツのおぞましさというものを「もっと」全面に出してほしかった。
ペトロ・アルモドバルばりに。

2010年、ヤクザ映画『アウトレイジ』を発表。
筋はまったくちがうものの、金をかけた『レザボア・ドッグス』(92)のようで、支持する映画小僧も「久し振りに」多かった。

新作は本年10月公開予定、『アウトレイジ』の続編(完結編?)となる『アウトレイジ ビヨンド』。
本来であれば本年カンヌあたりで初披露し、現在公開中となるところだった、、、が、3.11により撮影が延期されたそうである。

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「表現者とは?」という問いに対する答えを見つけようと模索=迷走していたのも『アキレスと亀』まで―と決めつけないほうがいいのだろうが、
(最近の)武自身が活き活きして見えるのは、やはりそれが北野武の性ということなのかもしれない。
筆者のようなファンとしても、前章で記したように「感性を鈍らせないために、コンスタントに撮る」と決めたのであれば、内省的なものより自分の得意とするところを突き詰めてほしいと思う。

そのいっぽうで、うるせえよ、そんなの知らねーから―といってのけるハチャメチャな作品も期待しているのだが。






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怒れる牡牛の物語、第13部「北野武の物語」おわり。

<参考文献>
『仁義なき映画論』(ビートたけし著 太田出版)
『フィルムメーカーズ』(淀川長治・責任編集 キネマ旬報社)
『TVタックル 映画監督の逆襲』(テレビ朝日)


次回7月上旬より、第14部「今村昌平の物語」をお送りします。

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愛か誠か

2012-06-16 10:22:39 | コラム
腰の回復を記念? し、滅多にやらない鑑賞記録というものをアップしてみよう。

ちなみにあすは、NHKホールまで「ももクロ」(=夏のバカ騒ぎ SummerDive)を観てくる。
今回は一ファンではなく、一取材者として、、、だけれども。
だけれども、思いっきり楽しんじゃおう。


某日。
一般公開はきょうからとなる日本映画『愛と誠』を試写で観る。

梶原一騎の原作を自由に解釈した、青春アクション+ミュージカル。
妻夫木聡が誠を、武井咲が愛を好演し、パパイヤ鈴木の「敢えて古さを取り入れた」独創的な振り付けも「きっちり」「真面目に」こなす。

監督は量産型の三池崇史、ゆえにアタリハズレはあるが、個人的には信用しているひと。
とくに『殺し屋1』(2000)と『ヤッターマン』(2008)は傑作だと思うが、
『愛と誠』は、そのキャリアの三番目につける作品となった、、、か。

子どもの世界を大真面目に映像化することで成功した『ヤッターマン』同様、
「どの時代のどの地域にも存在しないツクリゴトめいた物語」を大真面目に表現することによって、『愛と誠』は成功している。

なにをやってもいいんだよ―あぁそうか、三池は現代の鈴木清順だったかとうれしくなった。


某日。
ネットで予告編を大量に鑑賞。

もともと予告編は大好物だが、親友が予告編制作のプロになって以降、映画と同じように「一作品」として触れるようになった。

大注目は、タランティーノ初の西部劇『ジャンゴ 繋がれざる者』(トップ画像)と、『ダークナイト ライジング』

タランティーノは映画小僧の神であるし、クリストファー・ノーランは現代ハリウッドを牽引する俊英。
予告編も「その他の米映画」とは、気合の入りかたが違っていると思った。


某日。
CSチャンネル『フジテレビ』で現在放送中の米ドラマ、『ツイン・ピークス』(89~91)のデジタル・リマスター版を鑑賞。
とりあえず、パイロット版~第3話まで触れる。

やばい、家から出られないかもしれない―という恐れを抱くほど、再びはまる。
もう20回は観ているのに。


某日。
興味の持てなかった『映画 ホタルノヒカリ』を、綾瀬はるか見たさで鑑賞。

やっぱりつまらなかった。
彼女、意外と作品に恵まれていないよな。

必要とあれば脱ぐ―という意思を確認して、そういう映画を企画したほうが彼女のためだと思う。(と、エラソーに)


某日。
黒澤の『天国と地獄』(63)を、再々々々々々々々々々々々々々々鑑賞。

何度観ても唸る。
とくに前半の室内劇。

三船の演技はいつもどおりだが、三船を裏切る片腕の三橋達也が抜群に巧い。
イヤ~な感じが、とてもよく出ている。


某日。
新作AV『ドリームウーマン 86 河合こころ』を下半身丸出しで鑑賞。

「ぶっかけ」ジャンルの代表的シリーズである。

傑作、傑作、あぁ傑作。
とりあえず、これだけいっておけば充分か。


・・・・・と、こんな1週間でした。


※武井咲の歌唱力は、いろんな意味で「ちょうどいい」。




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