多めのギャラが振り込まれると、必ずすること。
次も同じような金額が振り込まれるとはかぎらないので、約1ヵ月分の食料などを買い込む。
これがなかなかの量なので、雨用のチャリ(晴天用のチャリは、買い物に適さない)でスーパーを「最低でも」4回は往復することになる。
「最低でも」と強調したように、これだけでは済まないことのほうが多く、平均すると5往復、先日は7往復することとなった。
18ロールのトイレットペーパーをふたつ。(排便回数も量もヒトナミ以上なので、一月18ロールでは足りない)
米10kg~15kg。(これだけ買って、けっこうギリギリ)
煙草2カートン。
ビール・発泡酒・第3のビール、それぞれ6缶入り1ケースを2つずつ。
芋焼酎パックをひとつ。
レトルトカレーを10~15袋。
缶詰など。
麦茶のパック。
即席麺を10~15袋。
酒のつまみ類。
調味料あれこれ。
食器用洗剤、洗濯用洗剤、ボディシャンプー・シャンプー詰め替えパック。
ティッシュ一箱。
チャリにはカゴがなく、背中のリュックに詰め込み、あとは左右のハンドルに袋を掛けるしかない・・・ので、これくらいになって当然というか。
週に1度くらいのペースで買い物をすれば「こんなこと」する必要もないのだが、なんとなく不安なのだ。
これが自分の「習慣」であり、だから3.11後は参った。
普段と同じことをしているだけなのに、「こんなことがあったから」買いだめに走っている「卑しいヤツ」と捉えられてしまうから。
ま、実際に卑しいヤツなので、なんともいえないのだけれども。
ところで。
これだけスーパーを往復すると、筋金入りのチャリダーを自負する自分も、ちょっとだけ負けそうになることがある。
車があれば一発じゃね? と。
確かにそうなんだ、時間の短縮にもなるし。
とくに雨の日がしんどく、先日がちょうどそれにあたった。
翌日にすればいいんじゃね?
いやぁ、それがねぇ、そういうところが「性格に難あり」なのかもしれないが、「きょうと決めたら、きょう」やりたいというか、やるべきと考える性質なので、無理をしてやっちまうのだ。
この時期の雨は既に冷たいし、なにかの罰ゲームなんじゃないかと思う。
自分で勝手にやっているクセしてね。
背中に米10キロ、ハンドルの左右にトイレットペーパーと、強引にビールのパック。
買い物袋、千切れる寸前、、、みたいな。
これは「生活」のためだが、娯楽のため芸術のため、同じように自転車を漕ぎ続ける場面が、映画『ニューシネマ・パラダイス』(89…トップ画像)に登場する。
ひとつしかない映画フィルムを別の劇場で上映するために、自転車でフィルムを運ぶのである。
ほんとうのことをいえば、ああいうのが理想なのだけれどね。
「1」往復をしたらコーヒーと煙草で一服、しかしそれ以上に自宅に留まってしまうと出るのが億劫になるから、気合を入れて「2」往復目を始める。
このまま終了まで億劫のままなのかな・・・と思ったが、「6」往復目でハイになった。
ハイというか、ひとはそれをヤケクソと表現するのかもしれないが、
すべての買い物を終えたはずなのに、まだまだ走りたい気持ちに襲われ、合羽さえ脱ぎ捨て、目的もなしに雨用チャリで疾走を始めたのだった。
これで風邪でも引けば「ちゃんとしたオチ」として成立するのだが、くしゃみひとつしない。
熱い湯に浸かり、酒呑んで、自慰をして、いつものとおり寝た。
こんなことを自分は、少なくとも年に12回繰り返す。
健康的なのか馬鹿なのか、たぶん馬鹿だと思うが、それで落ち着くのだから、たぶん雪の降る日でも、そんなことをやらかすのだろう。
※ヴァン・サント監督だけじゃなく、ダルテンヌ兄弟も少年少女を描くのが抜群に巧い。
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本館『「はったり」で、いこうぜ!!』
前ブログのコラムを完全保存『macky’s hole』
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明日のコラムは・・・
『シネマしりとり「薀蓄篇」(23)』
次も同じような金額が振り込まれるとはかぎらないので、約1ヵ月分の食料などを買い込む。
これがなかなかの量なので、雨用のチャリ(晴天用のチャリは、買い物に適さない)でスーパーを「最低でも」4回は往復することになる。
「最低でも」と強調したように、これだけでは済まないことのほうが多く、平均すると5往復、先日は7往復することとなった。
18ロールのトイレットペーパーをふたつ。(排便回数も量もヒトナミ以上なので、一月18ロールでは足りない)
米10kg~15kg。(これだけ買って、けっこうギリギリ)
煙草2カートン。
ビール・発泡酒・第3のビール、それぞれ6缶入り1ケースを2つずつ。
芋焼酎パックをひとつ。
レトルトカレーを10~15袋。
缶詰など。
麦茶のパック。
即席麺を10~15袋。
酒のつまみ類。
調味料あれこれ。
食器用洗剤、洗濯用洗剤、ボディシャンプー・シャンプー詰め替えパック。
ティッシュ一箱。
チャリにはカゴがなく、背中のリュックに詰め込み、あとは左右のハンドルに袋を掛けるしかない・・・ので、これくらいになって当然というか。
週に1度くらいのペースで買い物をすれば「こんなこと」する必要もないのだが、なんとなく不安なのだ。
これが自分の「習慣」であり、だから3.11後は参った。
普段と同じことをしているだけなのに、「こんなことがあったから」買いだめに走っている「卑しいヤツ」と捉えられてしまうから。
ま、実際に卑しいヤツなので、なんともいえないのだけれども。
ところで。
これだけスーパーを往復すると、筋金入りのチャリダーを自負する自分も、ちょっとだけ負けそうになることがある。
車があれば一発じゃね? と。
確かにそうなんだ、時間の短縮にもなるし。
とくに雨の日がしんどく、先日がちょうどそれにあたった。
翌日にすればいいんじゃね?
いやぁ、それがねぇ、そういうところが「性格に難あり」なのかもしれないが、「きょうと決めたら、きょう」やりたいというか、やるべきと考える性質なので、無理をしてやっちまうのだ。
この時期の雨は既に冷たいし、なにかの罰ゲームなんじゃないかと思う。
自分で勝手にやっているクセしてね。
背中に米10キロ、ハンドルの左右にトイレットペーパーと、強引にビールのパック。
買い物袋、千切れる寸前、、、みたいな。
これは「生活」のためだが、娯楽のため芸術のため、同じように自転車を漕ぎ続ける場面が、映画『ニューシネマ・パラダイス』(89…トップ画像)に登場する。
ひとつしかない映画フィルムを別の劇場で上映するために、自転車でフィルムを運ぶのである。
ほんとうのことをいえば、ああいうのが理想なのだけれどね。
「1」往復をしたらコーヒーと煙草で一服、しかしそれ以上に自宅に留まってしまうと出るのが億劫になるから、気合を入れて「2」往復目を始める。
このまま終了まで億劫のままなのかな・・・と思ったが、「6」往復目でハイになった。
ハイというか、ひとはそれをヤケクソと表現するのかもしれないが、
すべての買い物を終えたはずなのに、まだまだ走りたい気持ちに襲われ、合羽さえ脱ぎ捨て、目的もなしに雨用チャリで疾走を始めたのだった。
これで風邪でも引けば「ちゃんとしたオチ」として成立するのだが、くしゃみひとつしない。
熱い湯に浸かり、酒呑んで、自慰をして、いつものとおり寝た。
こんなことを自分は、少なくとも年に12回繰り返す。
健康的なのか馬鹿なのか、たぶん馬鹿だと思うが、それで落ち着くのだから、たぶん雪の降る日でも、そんなことをやらかすのだろう。
※ヴァン・サント監督だけじゃなく、ダルテンヌ兄弟も少年少女を描くのが抜群に巧い。
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明日のコラムは・・・
『シネマしりとり「薀蓄篇」(23)』