Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

にっぽん女優列伝(271)本田翼

2021-07-21 00:10:00 | コラム
92年6月27日生まれ・29歳。
東京出身。

公式プロフィール

テレビドラマや映画でも活躍している本田翼(ほんだ・つばさ)さんですが、
やっぱりCM、そしてYouTuberの印象のほうが強いです。

それはそうでしょう、
「2021年度、タレントCM起用社数ランキング」(ニホンモニター発表)では堂々の1位を獲得、

なんと15社に起用されています。


さらにゲーム実況の生配信を展開するYouTubeチャンネル「ほんだのばいく」では登録者数100万人超えを果たすほどの人気。

ゲーム知識ゼロにちかい自分でさえ、なぜか登録しちゃってますもの(^^;)(^^;)

<経歴>

雑誌『Seventeen』の専属モデルとして2006年にデビュー、
2010年からは『non-no』の専属モデルを務める。(2018年まで担当)

自分はというと…相も変わらず、グラビアからこのひとを知りました笑


映画俳優デビュー作は、2012年の『FASHION STORY ―Model―』。
初出演にして初主演ですが、モデル業界を背景にしたドラマですし、加賀美セイラや河北麻友子など同業者が多数出演していますから、気負いとかはなかったのではないでしょうか。
自分も観ていますが、正直、演技がどうこうとかは本作では評価出来なかったですね、演者というより、モデルさんを眺める感じの映画でしたし。


『江ノ島プリズム』(2013)、『ニシノユキヒコの恋と冒険』(2014)、『アオハライド』(2014)、『起終点駅 ターミナル』(2015)、

おそらく現時点における代表作となるであろう、しかしW主演の山本美月のほうに「やや」持っていかれた感のある『少女』(2016)、


『土竜の唄 香港狂騒曲』(2016)、『鋼の錬金術師』(2017)、『今夜、ロマンス劇場で』(2018)、『空母いぶき』(2019)、最新作は数々の映画賞に輝いた『新聞記者』(2019)、そしてまもなく公開(30日)の『都会のトム&ソーヤ』(2021)。

繰り返しますが、
数々の話題作に出演しているものの、それ以外の活動のほうが目立ってしまっています。

本人からも「それでよい感」が伝わるのですけど、スクリーン映えもするはずなのですが。。。

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明日のコラムは・・・

『にっぽん女優列伝(272)前田愛』
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にっぽん女優列伝(270)本上まなみ

2021-07-20 00:52:30 | コラム
75年5月1日生まれ・46歳。
大阪出身。

公式ブログ

多くのフレッシュなタレントさんによって展開されてきた「爽健美茶」のCMですが、自分の世代にとって、このお茶イコール、本上まなみ(ほんじょう・まなみ)さんでしたね。

決定的でしたよ。
ふだんお茶を買うことのない自分が、とりあえず買ってしまうくらいですもの。

※まだペットボトルがメインじゃない時代!!


ママになった現在は露出控えめになりましたが、デビュー当時の透明感たるや、なかなかのインパクトでした。


<経歴>

池坊短期大学卒。
いまでいう学生モデルの経験はありましたが、本格デビューは卒業後になります。

93年にテレビドラマの端役で芸能界入りを果たし、
95年、ユニチカ水着キャンペーンモデルに起用される。
自分が本上さんを知ったのは、このころのグラビアですね。

映画俳優デビュー作は、98年の『あぶない刑事フォーエヴァー THE MOVIE』。

山本文緒の小説を映画化した『群青の夜の羽毛布』(2002)で初主演、


『tokyo.sora』(2002)、
『紙屋悦子の青春』(2006)、『幸福のスイッチ』(2006)、『酒井家のしあわせ』(2006)、『ハンサム★スーツ』(2008)、『大阪ハムレット』(2009)、
カルト漫画を映画化、個人的にかなり期待したけど…な出来だった『デメキング』(2009)、
『引き出しの中のラブレター』(2009)、『悪夢のエレベーター』(2009)、『アブラクサスの祭』(2010)・・・などなど、いろいろ好演しているのですが、透明感が過ぎるのか、いやそんなこともないと思うのですが、初主演作を除けば「これだ!」という代表作になかなか出会えません。

出番は少ないながら、
『まほろ駅前多田便利軒』(2011)と『まほろ駅前狂騒曲』(2014)は印象に残るので、惜しいなぁと思うのですけれど。

※行天(松田龍平)の元嫁役です



ほかの出演作に…
『ツナグ』(2012)、『悪夢ちゃん The 夢ovie』(2014)、『バンクーバーの朝日』(2014)、『二度めの夏、二度と会えない君』(2017)、『そらのレストラン』(2019)など。


若手女優以外の主演作はなかなか創られない日本映画界ですけど、
まだ46歳ですよ、しつこくいいますが、男であったら主演作がつづくであろう年齢です。

題材がないわけではないですもの、「ときのひと」となった感のある濱口亮介監督―カンヌおめでとう!―あたりに起用されたら、よい化学反応が起きるのではないかしら??

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夢じゃなかったんだよね、あんだけ捕まえたこと?

2021-07-19 00:10:00 | コラム
某日―久しぶりに夜に寝てみたらば、カエルの鳴き声で目が覚めた。

えっ。
この団地に15年ほど住んでいるけれど、こんなこと初めてじゃない?

田舎で毎日のように聞いて、、、いや「浴びて」いた大合唱とまではいかないが、単体ではなく複数で鳴いている。

ちょっと感激。
町田市が昭和回帰の方向に舵を切った?

んな、まさか。
「たまたま」だとは思うが、ガキのころを思い出したよ。

かーちゃんが「イナゴの佃煮を作るから」捕まえてきてといわれれば、わずか30分で虫かごに入り切らぬほどのイナゴを捕まえて戻ってきた。

けっして美味ではなかったが、あの歯ごたえが好きで完食したっけ。

赤トンボなんて異常なほどに飛んでいて、捕まえる気がなくても肩に止まったりして、ありがたみも感激もなかった。

いまも、生まれ故郷ではそんな光景を見ることが出来るのだろうか。
赤トンボはさすがに減少したか、でもカエルは大合唱のまんまだよね。

(群馬から)そこまで離れていない東京は、というと―カエルの鳴き声を聞いただけで郷愁に包まれるような、そんな環境ですよ。

当然、カブトムシも見かけない。

なんかね、いまがどうこうではなくって。
あれだけの虫たちを捕まえていたガキのころって、ほんとうのことだったのかなって思うことがある。

ぜーんぶ夢だったんじゃないかなって。


※もう知っているひとも多いでしょう、トンボつながりで、こちら長渕さんジュニア



※トンボといえば、V3だね!!



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映画スタッフ別10傑(22)ミヒャエル・バルハウス

2021-07-18 00:10:00 | コラム
~ミヒャエル・バルハウスのキャリア10傑~

ドイツ出身、81歳で鬼籍に入ったバルハウスは、スコセッシの円熟期を支えた高度な技術を誇るカメラマン。

というわけで。
どうしたってスコセッシの映画ばかりが並んでしまうが、そこはご容赦を。。。




(1)『グッドフェローズ』(90)

これ以降の映画話法を一変させたといわれるスコセッシの大傑作。

何遍もリンクしているので今回は貼らないが、ステディカムによるワンシーンワンカットは鳥肌立ちまくり。


(2)『エイジ・オブ・イノセンス/汚れなき情事』(93)

血もファック・ユーもない、スコセッシによる残酷なコスチューム劇。

ラストシーンの切なさといったら、ない。



(3)『恋のゆくえ/ファビュラス・ベイカー・ボーイズ』(89)

官能的、ずっと観ていられる。




(4)『最後の誘惑』(88)

「ヒト」としてのキリストを描いた、スコセッシの問題作。

ピーター・ガブリエルの音楽といい、バルハウスの動きつづけるカメラといい、聖典のイメージからかけ離れた映画設計が新鮮で面白い。


(5)『ブロードキャスト・ニュース』(87)

ビデオテープをめぐる一連のアクションばかりが注目されるけれど、洒落た物語にあわせ、構図がいちいち洗練されており、しかも外していないのがすごい。


(6)『ドラキュラ』(92)

もう枯れた―と評されていたコッポラが、底力をみせてくれた力作。

黒澤に影響を受けたであろうカメラワークも見どころのひとつ。




(7)『ギャング・オブ・ニューヨーク』(2001)

賛否が分かれた、スコセッシによる近代米国史。

ドアを蹴飛ばし、雪が積もる屋外が顔を出すショット。
聖書が海に放られるショット。
そして最後に映し出される、ツインタワーの亡霊。

このあたり、バルハウスの力を知るには最適かと。


(8)『クイズ・ショウ』(94)

やらせ騒動を通し、メディアの倫理を問うレッドフォード監督作。

派手さを期待すると肩透かしを喰らうかもしれないが、細かな描写にレッドフォードの知性が光って好き。



(9)『ハスラー2』(86)

テーブルを四角いリングにたとえて撮った、スコセッシらしいビリヤード版の『レイジング・ブル』(80)。


(10)『エアフォース・ワン』(97)

やや大味なアクション映画―といってしまえばそれまでだが、カメラが案内人となって、大統領専用機の内部がどうなっているのかを見せてくれるのは面白い。

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分割終わったら壊れる説、覆りそう。

2021-07-17 01:07:26 | コラム
いま使っているケータイの分割払いがやっとこ終了、

通常?であれば、このあたりでケータイが不調をきたし「そろそろ機種変更かな」と思うところ。

実際、数ヵ月前のコラムでは「ちょっと処理速度が遅くなったかも…」などと記したが、
最近は元に戻ってサクサクいくし、
そもそもデザインが気に入っているし、
まだまだ金欠状態がつづきそうだし、これは好都合だな。

5Gにするのは、もっともっと先でいいや。
スマホさんスマホさん、どうか、あと2年くらい持ち堪えてくれますように!!

※しかし先日の踏切内の事故―スマホを見つめつづけていた31歳の女性が踏切内で立ち止まり電車に轢かれて死亡―って不思議なのよね、
死者をこれ以上痛めつけてもどうかとは思うが、
自死ではないようだし、イヤホンをつけていたとしても、踏切内で立ち止まっていること・電車が来ていること、に気づかないなんてあるのかな…。




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