Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

令和版・海外俳優列伝(51)オーランド・ブルーム

2023-01-21 00:10:00 | コラム
77年1月13日生まれ・46歳。
イギリス出身。

甘いマスクのブルーム、デビュー直後から大注目を受け日本でも女性ファンが大量発生!という現象はよく分かります。

面白いというか少し意外だったのは、2004年に仏教に改宗し、イギリスSGI(創価学会の国際組織)に入会したこと。
そのことを「おもしろおかしく」メディアで報じられたことにより、本人はあまり語ろうとはしませんが。


※資生堂「UNO」CMにも登場、栗山千明と共演



<経歴>

元嫁はミランダ・カー、
現在の嫁は歌手のケイティ・ペリー。



ユアン・マクレガー、ダニエル・クレイグなどを輩出した名門、ギルドホール音楽演劇学校卒。

在学中から頭角を現し、97年の『オスカー・ワイルド』で映画俳優デビューを飾る。

卒業直後に『ロード・オブ・ザ・リング』(2001)のレゴラス役をオーディションで勝ち取り、これでファンが急増する。


女性ファンはアラゴルンかレゴラスに夢中になるでしょうね。
自分はリヴ・タイラーちゃん好きというのもあって、アルウェンに夢中でしたが^^

※2002年の続編「二つの塔」、2003年の完結篇「王の帰還」、さらにサブストーリーの『ホビット 竜に奪われた王国』(2013)、その続編「決戦のゆくえ」(2014)にも同キャラクターで連続出演を果たす。


戦争映画の傑作『ブラックホーク・ダウン』(2001)、


自分は「まったく乗れない」けれど支持者は多い、強いて褒めるなら音楽がいいかな(^^;)程度の『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』(2003)も大ヒットを記録、
ジョニデとともに2006年の「デッドマンズ・チェスト」、2007年の「ワールド・エンド」、2017年の「最後の海賊」にも出演する。


ブラピの『トロイ』(2004)、キルスティン・ダンストと共演した(じつはあまりない)主演作『エリザベスタウン』(2005)、
『ケープタウン』(2013)、ソフィア・コッポラの『ブリングリング』(2013)では本人役で出演、最新作は『アウトポスト』(2020)で一時期に比べて映画出演の機会が減っているのは、「舞台に力を入れたい」からだそうです。

まだ40代ですからね、再びスクリーンの世界に完全復帰してくれることでしょう。

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明日のコラムは・・・

『令和版・海外俳優列伝(52)カーク・ダグラス』
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令和版・海外俳優列伝(50)オーウェン・ウィルソン

2023-01-20 00:10:00 | コラム
68年11月18日生まれ・54歳。
アメリカ出身。

成龍と共演したり『アルマゲドン』(97)でも陽気なオスカー・チョイを軽快に演じており、


本人もそんな感じなのだろう…と思っていたものだから、2007年の自死未遂は驚きました。

俳優としてだけでなく脚本家としても才能があるひとなので、死ななくてよかったほんとうに!!


※この傑作で、盟友ウェス・アンダーソンとともにオスカー脚本賞にノミネート。



<経歴>

弟のルークも人気俳優。



大学在学中にウェス・アンダーソンと意気投合、共同脚本による『アンソニーのハッピー・モーテル』(96)で映画俳優デビューを飾る。

『ケーブルガイ』(96)で共演したベン・スティラーとの親交は深く、以降もスティラーとの共演作は多数。
というかキャリアの半分以上がアンダーソン、スティラーと絡んだものであり、彼らのサポートによってオーウェンは立ち直ることが出来たのではないかしら。

動物パニックのなかでもレベルが高いと思われる『アナコンダ』(97)、
スティラー主演のコメディ『ミート・ザ・ペアレンツ』(2000)、
そして『シャンハイ・ヌーン』(2000)とその続編『シャンハイ・ナイト』(2003)では成龍と共演、息がぴったりでみんな驚く(^^;)

動画を貼ったアンダーソン監督作『ザ・ロイヤル・テネンバウムズ』(2001)は、色合いは古風なものの描写は現代的で良質な家族映画。
アンダーソンはここから「大」飛躍を遂げるわけですが・・・

『ライフ・アクアティック』(2004)
『ダージリン急行』(2007)
『グランド・ブダペスト・ホテル』(2014)

・・・と観てきて、正直「ちょいと嫌味」になってきた感じがあって、だから現時点では『ザ・ロイヤル・テネンバウムズ』が最高作だと思っちゃうのですよね。


スティラーが監督した『ズーランダー』(2001)、
自死騒動後も『マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと』(2008)、ウディ・アレンの快作『ミッドナイト・イン・パリ』(2011)、PTAの『インヒアレント・ヴァイス』(2014)など話題作がつづき、一安心。

ただ最も一般的な知名度が上がったのは、たぶん『ワンダー 君は太陽』(2017)だと思います。

たしかに、これもえがった!



最新作は、春公開予定の『ホーンテッドマンション』(2023)。

うん、大丈夫なようですね^^

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ばんざいガンダム

2023-01-19 00:10:00 | コラム
派遣先では各病院から採血管が届くまで待つ「待機時間」がとっても長くて。

メンバーの多くは20~30代。
コッチのほうが新人ではあるけれど、コミュニケーションの取りかた「だけ」は「当然」自分のほうがはるかに上手で。

待機時間に押し黙っているのもどうかと思うから、いろいろ話しかけてみるわけ。
しかし映画の話をしてもスポーツの話をしても、世代間ギャップをなかなか埋められず。

ただガンダムの話だけは、みんな飛びつくんですよ。

好きなモビルスーツは。
連邦軍で誰が好きか。
ジオン軍で誰が好きか。
好きなエピソードは。

じゃあ、女子キャラでは?

えー、ミハルですか! マチルダさんでもセイラさんでもないんですか!? なんてな具合に盛り上がる。






やっぱりガンダムは偉大だな、万歳サンライズ、富野! と思うわけでありました^^



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日本女優別10傑(36)小林聡美

2023-01-18 00:10:00 | コラム
~小林聡美のキャリア10傑~

聡美さん57歳、
若いひとにとっては三谷幸喜の元嫁のイメージが強いのかな、
自分の世代にとっては、大林映画の看板俳優、そして『金八先生』の美智子役なのよね^^



(1)『転校生』(82)

たとえば『君の名は。』(2016)の三葉は女性性が「かなり」強調されているでしょう、入れ替わった瀧くんは彼女のおっぱい何度も揉んでいるし。
そこがイヤだったというひとも居て、
でもこの実写映画で性的な描写をイヤというひとは「かなり」少ないと思う、

それは、聡美さんの中性性のおかげだと思います。
捧腹絶倒のこのコメディが愛されつづけている理由は、そこにある。



(2)『紙の月』(2014)

角田光代の小説を吉田大八が映画化、主演・宮沢りえをサポートする聡美さん・大島優子がすごくよい。



(3)『かもめ食堂』(2006)

いわゆるスローライフを主題とした映画は「沢山は要らない…かな」と思っているのだが、そのブームを作った本作だけは佳作に仕上がったかなぁと思う。


(4)『廃市』(83)

福永武彦の小説を原作とする、大林宣彦のインディーズ。
16mmフィルムで撮られた映像は、雰囲気抜群。もっと知られていい作品だと思う。


(5)『さびしんぼう』(85)

主演は富田靖子、尾道三部作の完結篇とされた大林映画。
聡美さんは、樹木希林の娘を好演。



(6)『キリコの風景』(98)

共演に杉本哲太、脚本は森田芳光。
渋いキャストで大人のラブストーリーを描く。



(7)『海よりもまだ深く』(2016)

阿部寛主演、
売れない小説家とその母を見つめた是枝裕和監督作。

聡美さんは、主人公の姉役。


(8)『騙し絵の牙』(2021)

コロナの影響をもろに受け、公開が大幅に遅れた吉田大八監督作。
悪くはないが、吉田映画にしては「やや」詰めが甘かった、、、かもしれない。


(9)『ガマの油』(2009)

役所広司の初監督作品。
元格闘家の澤屋敷純一や二階堂ふみ、八千草薫や聡美さんなど、面白いキャスティングだとは思ったが、残念なことにぜんぜん話題にならなかったような…。


(10)『恋する女たち』(86)

じつは由貴ちゃん高井麻巳子ちゃんばっかり拝んでいたので、聡美さんの好演忘れがち(^^;)


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『ばんざいガンダム』
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目覚ましだより。。。

2023-01-17 00:10:00 | コラム
夕刻に起床し「朝飯」喰って20時過ぎに出勤、早朝に帰還し「晩飯」喰って酒少し入れて正午前に就寝する昼夜逆転がつづく。

こういう生活を20年くらい繰り返しているので苦もないが、歳のせいか、あるいは寒い時期だからか、最近になって「なかなか起き上がれない」身体になってきている。

アラーム前に起きて「ストップボタン」をタップするのが得意??だったのに、いまじゃ鳴ってタップして止めて、布団のなかでしばらく「ウジウジ」しちゃっているものなぁ。。。

目覚ましの楽曲設定が問題なのか?
ムーディな『タクシードライバー』テーマ曲じゃ無理か!!

と考え、石川綾子しゃんのに変更。


…うん、少しだけ効果あったかも。

とりあえず春先までは頑張ってみて、暖かくなっても「まだ」ガバッと起きられないのだとしたら「歳のせい」と判断し、そこからまた対策を考えることにしよう(^^;)


※現在公開中…傑作です! でも、モリコーネさんの楽曲は心地よいのが多いので、やはりアラーム楽曲には適さないことでしょう。


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明日のコラムは・・・

『日本女優別10傑(36)小林聡美』
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