fromイーハトーヴ ーー児童文学(筆名おおぎやなぎちか)&俳句(俳号北柳あぶみ)

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『アゲイン アゲイン』(あかね書房)『わくわくもりのはいくえん はる おともだちできるかな』『みちのく山のゆなな』(国土社)『ファミリーマップ』、エンタメシリーズ『家守神』1~4巻、『おはようの声』幼年童話『ヘビくんブランコくん』『オンチの葉っぱららららら♪』、短編集『友だちの木』・歴史物語『アテルイ 坂上田村麻呂と交えたエミシの勇士』他、好評発売中です。各種ご依頼は、左側のメッセージからお願いいたします。    

『こんな部活あります そこに言葉も浮かんでいた 文芸部』発売になりました。

2024年12月23日 | 自作紹介

      

 書店では、これからかもしれません。

 長く俳句で学んだこと、児童文学を書いて学んだことを入れ込んでいます。ビブリオバトルのアンソロジーを書いた経験も役に立ちました! 

 思えば、『家森神⑤忍びの里の青い影』の舞台戸隠も、10年以上前に俳句の吟行で行った経験が役立ってます。最初は北信濃を舞台と考えていて、昨年取材に行ってたんですが、忍者が絡むことになり、戸隠に変更。もう一度取材に行く余裕はなかったのです・・。

 『オオカミのお札』も、吟行で御嶽山に行ったのが根底にあります。

『そこに言葉が浮かんでいた』での俳句引用にあたっては、「童子」編集長に、表記のことで迷いご相談もさせていただきました。ありがたい。

 みんなつながっている。つながりを大事にしたいです。





『家守神⑤忍びの里の青い影』発売になりました!

2024年12月15日 | 自作紹介

       

 書店にない場合は、お取り寄せできますので、店員さんにおっしゃってください。

 1~4巻未読な方もぜひ! 途中から読んでもわかるように書いています。でも1巻から一気読みも、お勧めです。年末年始のお供にぴったり! 

 忍びの里と聞いて思い浮かべるのは、どこでしょうか? はい、これまでこのシリーズは、東京下町の佐伯家と、拓が通う学校(3巻)、商店街のおもちゃ屋(4巻)と、近場だけのものでしたが、今回は新幹線に乗って出かけます。家守神達は? 全員は行けません。だって家を守らなきゃ。でも、佐伯家に残った家守神たちと、遠く離れたところに行った拓とお蝶さんが連絡を取り合う方法があるんです。それは・・。

 新キャラには特殊な能力もあります。この能力にまつわるエピソード、気に入ってます。

 ぜひ、お読みください。


『東北6つの物語』シリーズ、東北で展開していただいてます。

2024年12月14日 | 自作紹介

       

 東山堂イオンモール前潟盛岡店さんです。

 クリスマスプレゼントにいかがでしょうか。

 やはり、書店にこうして自分の本があるのは、嬉しいです。『家守神⑤ 忍びの里の青い影』はどうかな? もしない場合は、どうぞ店員さんにお尋ねください。

 朝の冷え込みが厳しくなってきましたね。

 きょうは、友人が泊まりがけで遊びにきてくれるので、楽しみです。


『こんな部活あります そこに言葉も浮かんでいた 文芸部』

2024年11月30日 | 自作紹介

       

 書影が出ていました。

 12月22日発売です。ひょんなことから文芸部に入った主人公栞奈が、言葉と出会い友人と出会っていく物語。また具体的にご紹介しますが、どうぞよろしくお願いいたします。

 12月は、これと『家守神⑤忍びの里の青い影』と2冊出て、今年が終わります。

 


ABS秋田放送ラジオ「あさ採りワイド秋田便」マヤの子育てランドコーナー

2024年11月18日 | 自作紹介

 ラジオで、『東北まつり物語』「おばけ提灯」のラジオ朗読があります。

 先週1回目があったのを、お知らせ忘れていました。

 ラジコで、明日8時59分まで(つまり本日中)は、聴くことができます。

 そして、第2回は明日、9:00~です。

 酒井茉耶アナウンサーの朗読、素晴らしいので、ぜひお聴きください。

 お囃子の効果音がまた、いいんですよー。

 

    


予約中の新刊2冊

2024年11月11日 | 自作紹介

       

『家守神⑤忍びの里の青い影』は、書影が出てますし、先日書いたようにネットギャリーで先読みもできます。

 もう一冊は、まだ書影は出てませんが、新日本出版社さんから、こんな部活ありますシリーズ文芸部『そこに言葉も浮かんでいた』です。こちらも、私のチェックは終わりました。小学高学年から中学生向けです。文芸部なので、俳句、詩、短歌、小説、それにビブリオバトルといろいろです。

 ほんとに本を出すには、いろいろな方のお力をいただいています。ありがとうございます。


『家守神⑤忍びの里の青い影』ネットギャリーで先読みができます!

2024年11月08日 | 自作紹介

       

 発売前ですが、ネットギャリーというサイトでは、登録し、リクエストをするとゲラ読みができます。レビューを書いていただくことが条件。登録は無料なので、ぜひお願いいたします。赤をクリックすると、サイトに飛びます。

 レビューを書いてくださった方抽選でサイン入り本がもらえますよ。

 ここでは、他にもたくさんの新刊本を先読みできます。校了前のゲラなので、最後に修正され、発売になるのは、少し違っているものかもしれません。そこを見つけるのも楽しいかも。

 ぜひ、よろしくお願いいたします。

 

 


『家守神⑤忍びの里の青い影』書影出ました!

2024年11月05日 | 自作紹介

      

12月13日発売。現在予約受付中です。

お蝶さん、いかしてます。拓もがんばります。

忍びの里とは、家守神を描いた絵師信山勘兵衛のふるさと。拓と友人、風花、新之助はいろいろあって、長野に行くことになりました。不思議な力を持つ新キャラの秘密は? 

 どんな最終巻になるのか。ぜひお楽しみください。

 めでたしめでたし? それは読み方次第。私は気にいっています。


新刊見本をいただきました!『アゲイン アゲイン』(あかね書房)

2024年10月09日 | 自作紹介

       

 10月21日発売です。

 イラストは、坂口友佳子さん。

 劇団に入って、子役のオーディションを受けている亜麻音。ある日曜日、両親に勝手に予定を変更されたことをきっかけに、自分のことは自分で決めたいと、はっきり意識するようになります。

 そのために、考えたのが矢印! 

 私自身、子どものころ、親がその日の予定を勝手に決めていて、「行かない」と言ってもきいてもらえず、無理やり海に連れていかれたことがあります。そのときのことを思い出して書いた作品です。最初は幼年童話、その後ナンセンス的にしてみたり、いろいろ試行錯誤していきついたのが、中学年向けリアリズムでした。でも、芯となっている部分だけは変わっていません。

 読みやすい作品だと思うので、たくさんの子が読んでくれると嬉しいです。

 アゲイン&アゲインは、何度でも。という意味。

 坂口さんのイラストは、見ていて元気になります。

 私はこれまで、自身のない子が自身を持つようになる的な作品が多かったように思うのですが、これはちょっと違うなと思ってます。元気な子がより元気になる? 

 いろいろな性格の子がいますが、みんなそれぞれに悩みがあるはず。がんばれー。


来年はヘビ年だ!~『ヘビくんブランコくん』の出番です。

2024年10月08日 | 自作紹介

     

 来年の手帳を買いました。 

 あ、そうか。来年は巳年。ヘビ年です。

    

 ということで、『ヘビくんブランコくん』も、どうぞよろしく! 井上コトリさんのイラストかわいいです。

 来年にかけて、うるさく宣伝しちゃうかもしれません。すみません。


新刊情報『アゲイン アゲイン』(あかね書房)

2024年08月18日 | 自作紹介
 書影はまだですが、情報が出て、ネットでは予約受付が始まっています。
 『アゲイン アゲイン』。中学年向けリアリズムです。
 表紙やイラストのラフが届いてますが、すっごくいいです。赤をクリックしていただくと、サイトへ飛びます。10月10日発売だ! 
 所属している「季節風」に幼年童話として投稿し、掲載になった作品を、何度も何度も直して、ようやく形になりました。そう、アゲイン&アゲインは、何度でもという意味。
 書影が出ましたら、またご案内させていただきます。
今年は、この本の他、単行本がもう3冊の予定(合計4冊)でしたが1冊は遅れているので、来年になるかな? 他、アンソロジー2冊。どうぞよろしくお願いいたします。



アキアカネか?

句集『だだすこ』

2024年08月17日 | 自作紹介
      

 10年以上前に500部作った句集『だだすこ』。
 20部くらい残っています。
 
 先日児童文学作家で、俳句もやってらっしゃる方にお送りしたところ、嬉しい感想をいただきました。

 心の奥にすっと届くようなユーモアと、人の暮らしについてまわる不可欠な闇と光のようなものを感じ、美しくも畏怖のような世界を堪能させていただきました。

 あまりにも素晴らしい感想なので、ここにとどめておきます(ご本人の了解もいただきました)。
 
 第二句集ということも、たまに頭をよぎりますが、同じような句集じゃあつまらないし、二の足を踏んでいます。
 読んでみたい方がいらっしゃいましたら、お申し出ください。個人的にやりとりのある方に限定させてください。(お会いしたことはなくても、SNSではやりとりがあるはOK)

竿燈クラブの練習見学

2024年07月21日 | 自作紹介
       

 『東北まつり物語』では、秋田竿燈まつりを題材にした「おばけ提灯」を書きました。

 2年前に取材した小学校にご挨拶に行き、もう一度見学。

      

     

 これが、おばけ提灯です。
 でもみんな、すごく上手だったー。一昨年は、その前3年間がコロナでできなかったので、6年生も初めてだったんですね。今年は、毎年やってるので、ぜんぜん違った。本番もきっと見事だと思います。

東北6つの物語

2024年07月11日 | 自作紹介
 東北6つの物語、発売になりました。
          
          
 1冊ずつご紹介したかったけど、井嶋敦子さんがご自身のブログでご紹介くださってます。
 川天使空間 7月8日から10日にかけての記事です。赤をクリックすると、ブログに飛びます。

 東北では、店頭にも並んでいると思います。といっても昨今、なかなか書店さんに新刊が全部並ぶとは限りません。その場合、ぜひご注文ください。
 東北以外の方も、読んでいただきたいので、地元の図書館などにリクエストしていただけたら、嬉しいです。
 そして、東北にぜひ遊びにいらしてください。

 私は「東北まつり物語」で、秋田竿燈まつりを題材にした「おばけ提灯」を書きました。出身小学校の竿燈クラブを取材したら、ぼろぼろのお化け提灯で練習してて、感動しました。パンフレットや新聞は、本番の見事な演技を出しますが、私が書くべきはここだと思った次第です。 
 小学校の練習見学を橋渡ししてくださった、ひらのや書店さんには、「これまで竿燈の物語はなかったので貴重です。書いてくださってありがとうございます」と言っていただけました。
 こちらこそです!
「東北おいしい物語」では、「チームじょっぱり」というタイトルで、青森のおいしい海産物を題材に書きました。これも、おととし、弘前にホテルととり、青森経由で八戸へ日帰りをして、書いた物語です。八食センターという市場で食べたホタテ、せんべい汁、おいしかったなあ。弘前のフレンチレストランも(弘前はフレンチレストランが有名なんですよ)。
 作品内にある竿燈練習中の写真、ホタテとカキとせんべい汁の写真はそのとき私が撮ったものです。カキは三陸産でした。

 じょっぱりは、津軽弁でごうじょっぱりのことです。
 弘前に「童子」の俳句仲間がいるんですが、「じょっぱり句会」です。

 

『わくわくもりのはいくえん』について

2024年07月10日 | 自作紹介
         

 『わくわくもりのはいくえん はる おともだちできるかな?』という絵本を出しました。
 夏、秋、冬とシリーズになります。
 
 これだけは、お伝えしておきたいことがございます。
 就学前のお子さんにこの絵本を読んであげてほしい。きっと楽しめると思います。
 でも、読み終わった後に、「俳句って、5・7・5なんだよ。作ってみよう」とはやらないでいただきたいんです。
 もし、お子さんの方から俳句らしいものを言ってきたら、「すごいね。俳句だね」とほめてあげてください。
 まちがっても「季語がない」なんて、言わないでね。この絵本にも、季語のない5・7・5を出しています。
 読んでもらったときの5・7・5の心地よさ、リズムのよさを体で感じてもらいたい。
 絵本のかわいい動物たちを、あ、この子は音楽好きなんだな。この子は虫好きなんだな、とわかってくれたら嬉しい(きちんと設定があります)。でもわからなくたっていいんです。

 絵本を勉強には使わないで、ということです。
 はいくって いったいなあに チューリップ  

 ほんと、なんなんでしょう。夏炉冬扇。といったのは、芭蕉。役にたたないものということです笑。