fromイーハトーヴ ーー児童文学(筆名おおぎやなぎちか)&俳句(俳号北柳あぶみ)

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Information

『アゲイン アゲイン』(あかね書房)『わくわくもりのはいくえん はる おともだちできるかな』『みちのく山のゆなな』(国土社)『ファミリーマップ』、エンタメシリーズ『家守神』1~4巻、『おはようの声』幼年童話『ヘビくんブランコくん』『オンチの葉っぱららららら♪』、短編集『友だちの木』・歴史物語『アテルイ 坂上田村麻呂と交えたエミシの勇士』他、好評発売中です。各種ご依頼は、左側のメッセージからお願いいたします。    

『わくわく子ども俳句スクール』2巻「俳句を楽しもう」

2021年07月31日 | 自作紹介
            
 
  2巻は、実践編です。

  秋田で行った、親子俳句講座。行事で俳句を作る例。小学校の授業の様子(日野市立日野第一小学校3、5年生)。大津子ども句会(吟行と句会)。俳句甲子園などなど、実際の子ども達の句がたくさんです。

  

 この講座や取材は全て2019年に行ったものです。最期は小学校の授業の取材。これ、12月でした。そう、その後中国で新型コロナウイルスが発生し、またたくまに世界に広がりました。
 タッチの差。セーフです。ほんの少し取材交渉がずれていたら、おそらくこの2巻はこんなに生き生きした子ども達の姿を載せることはできなかったことでしょう。大津は11月でした。

 この巻に出ている児童文学作家さんは、佐々木ひとみさん、後藤耕さん、海光哲さん(「季節風」同人)、木村研さんです。どうぞ、どんな俳句を作ってらっしゃるか、ご覧ください。皆様、ありがとうございます。

 このシリーズの写真半分くらいは、私が撮ったものです。
 小学校の先生が、授業をされるときのご参考にもなるのでは? と思っております。  

 どうぞよろしくお願いいたします。

 また、3巻とも、私の俳句の師である辻桃子、安部元気先生に監修をしていただいていて、1、2巻は辻桃子先生、3巻は安部元気先生が序文を書いてくださっています。

『わくわく子ども俳句スクール』1~3巻 本日発売です。

2021年07月30日 | 自作紹介
      

 本日発売です。といっても、図書館向け大型本なので、書店さんの棚には並ばないのかなと思います。*書店様へのご注文は可能です。
 
 しばらく、この本について、数回に分けて内容をお知らせさせてください。
 本日は、1巻「俳句をつくろう」について。

   
 アマゾンさんのサイトには、

 わくわく楽しく読みながら本格的な俳句を簡単につくれるようになる子どものための俳句の本です。松尾芭蕉や高浜虚子などの名句はもちろん、子どもたちや児童文学の作家さんが実際につくったたくさんの俳句を例に、俳句づくりの基本中の基本にしぼってわかりやすく解説していきます。ぜひ、この本をきっかけに俳句をつくってみて、「俳句って楽しいな」と感じてみてください。

 と書いていただいています。まさに! 
 
 先祖は芭蕉の弟子の弟子という葉奈々先生。俳句を作るのは初めての小学3年生のそらと海斗。けっこう俳句に詳しい雀のチュン吉が、ああだこうだといいながら、俳句を学んでいくのです。わかりやすい! と思います。
 俳句は575のリズムで、季語のこと、切れ字のこと、作るときのいろいろなポイントを、項目に分けて、楽しく紹介しています。え? 俳句って、これでいいの? いいんです!

 私は児童文学作家の皆さんとやっている句会があるんですが、そこで出た俳句、それから所属している結社「童子」の方達の俳句(子どももたくさんいます)、そして、秋田でやった講座でできた子どもの俳句、岩手の現代詩歌文学館主催の俳句賞を受賞した子どもの俳句などなど、小学生でもわかる俳句を探して載せました。もちろん、芭蕉や一茶など有名俳人の句も。



 四コママンガもあります(原案おおぎやなぎです。結構気に入っています)。
 
 児童文学作家さん、1巻には、野泉マヤさん、土山遊さん(土山優さん)、渡辺朋さん、赤羽じゅんこさん、森埜こみちさん、楠章子さん、など。さあ、どんな俳句を作ってらっしゃるか、要チェックです! 
 
 
 

とうとう東京都は3000人超え

2021年07月29日 | 日記
 いまは、4回目の緊急事態宣言下ですよね。そんなことも、あれ3回目だっけ? となっているような状態。3000人を超えるなんて、去年だったら、「とんでもない!」状況です。そんな状況下でのオリンピック。
 医療関係者がオリンピックのほうにかり出されているという情報もあります。そりゃあそうでしょう。あちらだって、どんな事故が起こるかわからない。炎天下の試合で具合の悪くなる選手も出るでしょう。医師の待機は必要です。
 8月、無事に過ごすことができるのかどうか。
 都知事が一人暮らしの感染者の方は、自宅で云々といったのには、ただただあきれ果てました。誰がご飯を作ってくれるんですか? 都が届けてくれるんですか? 急変した場合は? 
 
 山に登る計画を立てていても、天候を見て、やめる判断をしなくてはなりません。それをするのはリーダー。やめることでのデメリットはあっても、それをあえてしなくてはならないのです。それなのに、日本はオリンピックを強行してしまいました。
 今やっているオリンピック。オリンピックというより世界選手権というイメージです。それで十分でした。
 負けているのに戦争を続けていたあの時代のようです。
 
 

 このあと8月中旬にかけて、どうなるのでしょうか。

ブルーベリーの季節

2021年07月28日 | 日記
        

 近所にブルーベリー農園があります。
 つまみ食いしながら、摘み取り。

  

 おいしい!
 調子に乗って摘みすぎたので、1パック冷凍しました。でも、それを解凍したものは、食感がいまひとつ。それはジャムにしました。
 生が一番おいしいです。

コロナワクチン2日目目終了しました

2021年07月27日 | 日記
 昨日2回目の接種をしてきました。
 1回目のときは、会場がびっしりの人だったのに、昨日はガラガラ。日曜日と平日の違いもあるかもしれませんが・・。
 心配していた副反応はいまのところありません。腕が少し痛いくらい。これも、昨夜から湿布を貼っているせいか、1回目より痛くありません。
 数日前から補中益気湯を飲み、飲酒を控え、散歩、体操をして体調を整えていました。
 昨夜はお風呂にはつからず、シャワーのみ。大丈夫そうです。よかった。
 熱は若い方のほうが出るようですね。

 ただ今蔓延している株は、以前とは違い、感染力が強いとのこと。油断せず、免疫ができる2週間後、そしてその後も注意してすごそうと思います。

  
 散歩途中にある畳屋さんのサボテンの花。見事です。
 

暑い日の食事

2021年07月26日 | 日記
 おとといの夜は鮭茶漬けにしました。
 塩鮭を焼いて、ほぐしてご飯に乗せ、熱々のほうじ茶を注ぎます。
 これ、子どもの頃よく食べたんです。秋田なので、鮭はしょっぱいです。それを思い出しながら、中辛くらいの鮭を。
 私は普段魚の食べ方が上手ではありません。頭と骨以外きれ~いに食べる方いらっしゃいますよね。普通の魚は皮は残す場合が多いです。でも塩鮭をこうしてお茶漬けにするときだけは、ご飯がなくなったら、骨と皮を入れ、またお茶を注ぎ、しっかり食べます! おいしい。自家製の梅干しも! おいしい~(しつこい)。
 自家製ぬか漬けのキュウリと人参も。と書くと塩分多そうでしょ。暑い時はいいんです。体が欲しています。食べながら、発酵食品だなあと感じられます。
 あとは、南瓜の煮物。味噌汁。

 そして、翌日のきのうは、カレーです。昼食後に仕込みます。
 南瓜の煮物の残りを牛乳とミキサーにかけてから、ザルで裏ごし。そのまま冷蔵庫に入れておきます。ひえひえのカボチャスープ。そして、煮込んでおいたカレーも。今回お隣から、煮物用のトマトをいただいていました。これもいれて、酸味のあるカレーができあがり。おいしかった! あとはサラダ。
 写真、ありません。
 この数日ビールは我慢して、本日のコロナワクチン2回目に備え、体調を整えていました。さあ、どうでしょうか。
 お昼は、だいたいそばです。
 
 スイーツのおいしいのが食べたいな。


  

きょうは、水木しげるさんの言葉を

2021年07月25日 | 日記
       

 先日は大谷選手の目標達成シートについて書きました(あれは、本に出ているらしいですね)。ホームランダービー、結果は出ませんでしたが、笑顔がよかったです。かなり疲れてらしたので、翌日のバッティングは少し残念でしたが、投球はさすがでしたね。

 水木しげる先生のこの言葉もいいです。
 一芸に秀でた方は、借り物ではない言葉をお持ちです。
 感じたことを、言葉で具体化することができるんですね。そこ、大事だなあ。がんばりましょう。
 私は、見えない世界を信じてます。それにともなう作品を今がんばっているところ。
 きのうは、ぱっとまた1つ話が思い浮かんだので、それも書きます。でもゼロから浮かんだのではありません。ずっと以前書いてうまくいってなかったものに、別の展開を思いついたということ。これがうまくいくといいんだけど、そうとも限らない。でも、やっておけば、また別の日に別の展開が思い浮かぶんです。
 私の書き方はそんな感じなので、時間がかかります。

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 ブログのトップの写真、自分の著作をずらーと出していたのですが、少し前にかえました。ブログを開くたびに、本がずらーーと出ると、自分でもちょっとひいてしまって・・。ってことは、訪れてくださる方はもっとでしたよね。今年の作品だけ、小さく出させてくださいませ笑。

烏瓜(カラスウリ)の花の季節~オリンピックが始まりました。

2021年07月24日 | 自然観察
       

 この時期、夕方から花を開き、うす暗い中に妖艶な姿を見せます。
 きれい。大好きな花です。
 秋になると赤い実になるけど、食べられるものではないようです。


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 オリンピック、始まりましたね。
 開会式、ちらっと見ました。森山未來さんのダンス、土方巽を連想しました。土方巽は秋田出身の舞踏家。日本の舞踏の先駆けだった方。ただ、私も踊りを見たことがあるわけではなく、画像のみでしか知りませんが。あと、大野一雄とか・・・
森山さんのは追悼の踊りだったようなので、ちょっと違うかな。あくまでも印象です。よかったと思ってるんですよ。

 ダイジェストできょう、またちらっと見たら、ドローンの地球がすごかったです。
 ただただ、新型コロナウイルスの感染が広がらないことを祈ります。

秋田北高120周年・あげまき会東京支部設立100周年

2021年07月23日 | 日記
        
 
 出身の秋田北高が創立120周年、そしてその同窓会である「あげまき会」東京支部が100周年とのこと。
 記念号に寄稿させていただきました。
 実は、ずーーっとそういう会には出ていなかったんです。でも、秋田であった還暦の同窓会に出席したことをきっかけに、東京支部にも行ってみようかなという気持ちになり、連絡させていただきました。
 ところが、昨年、今年ともにコロナ禍のため、会合を開くことができず、皆さまともお会いしていないまま・・・。
 来年は行くことができるでしょうか。
 前のほうには、羽織袴の女学生の写真があります。戦時中のことを書いていらっしゃる先輩もおられます。
 今は男女共学校になっています。
 私が書いた部分の下には、TBSアナウンサーの堀井美香さん。ああ、同じ高校のご出身だったとは。「久米ひろしのラジオなんですけど」は、時々聞いています。

 こういう会の運営が大変であろうこと、お察しいたします。
 ありがとうございました。

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 それにしても、曜日感覚がありません。きょう、金曜日?
 連休なのに、オンラインでお打ち合わせをしてくださる編集者さんに感謝! このあとです。そして、連休中から原稿を頑張ります! 
 

『わくわく子ども俳句スクール』全3冊、見本が届きました。

2021年07月22日 | 自作紹介
          

 俳句って、こんなにかんたんなの?
 俳句って、こんなに楽しいの?

 子どもにもできて
 大人もいっしょに楽しめる。
 それが俳句。

 さあ、指を折りながら
 五七五のリズムに言葉をのせて
 俳句をつくってみましょう。
 
 わくわく楽しく読みながら
 本格的な俳句をだれでも
 つくれるようになる俳句の本です。


 カバーの折り返し部分に書かれた紹介文です。まさに! 

   大型本であることがわかるように、『ぼく森』も並べてみました。
 
 おおぎやなぎちか著・辻桃子 安部元気監修 国土社 各巻3400円+税。
 30日発売です。
 よろしくお願いいたします。

『みちのく妖怪ツアー オンラインゲーム編』佐々木ひとみ・野泉マヤ・堀米薫(新日本出版社)

2021年07月21日 | 本の紹介
               

 宮城県在住作家である三人、佐々木ひとみさん・野泉マヤさん・堀米薫さんによる「妖怪ツアー」シリーズ、第四弾が出ました!
 今回はオンラインゲーム編。
 実は第三回で、完結したと思っていたので、わー、続くんだ! すごい! となりました。
 そして、今回オンラインゲームということで、なるほど~~。妖怪も、過去6×3で18出ているわけですが、東北にはまだまだいます! 1巻では、カッパやナマハゲなどメジャーな妖怪だったのが、どんどん、知らない妖怪に出会えているのも、楽しい。

 一気に読みました! 

 「おめでとうございます! あなたは、みちのく妖怪ハンターに選ばれました!」
 このようなメッセージを受け取った子ども達は、その妖怪を捕獲するゲームをするため、現地へ行くのです。ここが、みそですね。オンラインゲームなんだけど、秋田なら、秋田へ。岩手なら岩手で、その事件は起こるのです。
 第1話「からから小僧」は、秋田! おお~。このネタが「久保田城下百物語」と参考文献があります。これ! 読まなくては!!! 地元民なのに・・教えていただきました。個人的には秋田新幹線にあるスイッチバックがクスっ。
 第3話「イジコ」は、赤ちゃんを入れておく、かごのこと。東北では、「えんつこ」とか少しずつ違った呼び名で呼ばれてますね。
 へえ。籾殻を強いて、おしっこをしても、大丈夫のようにしてたんだ。なんて、知識も。赤ちゃんなのに、怖い・・。イジコという妖怪誕生を知りたくなりました。
 第5話「亡霊船(もうれんせん)では、東日本大震災で、標高が3メートルとなった日和山と、そこから見える海が舞台です。全編怖い中で、このお話では、しんみりもさせていただきました。何しろ今年は震災から10年目ですからね。(復興五輪はどこへやら・・)
 
 それぞれで、地元のおいしい食べ物も出てくるのも、きっとこだわりだと思います。
 このシリーズは、3人の作家の合作ですが、ゲームの詳細などきっと綿密に打ち合わせをしているのだろうなとも思います。コロナ禍の中、いろいろご苦労もあったことでしょう。
 みちのく妖怪ハンターゲーム、実際にあっても、おもしろそうです。

 そして、この4巻発売に伴い、仙台ではいろいろなイベントも行われています。
 仙台文学館では、「みちのく妖怪ツアー展」! 東京モノノケさんの絵がたっぷりと見られることでしょう。それぞれの作家の仕事で必要なアイテムなどの展示もあるらしいですよ。観たかったなあ。コロナで緊急事態宣言が出なければ、行くつもりでいたのに、本当に残念です。
 またtbcラジオでは、「みちのく妖怪ツアー 古民家ステイ編」の朗読があるとのこと。
 今年の夏は東北もかなり暑いようですが、妖怪達に涼しくしてもらえますね。
 ラジオでは「みちのく児童文学リレー」をご一緒させていただいている仲間です。ますますのご活躍をお祈りいたしております。

 

朝日小学生新聞7月4日で、ぼく森をご紹介いただきました。

2021年07月20日 | 自作紹介
          

 朝日小学生新聞7月4日付けでご紹介いただいてたとのことです。
 また、あちこちの書店で、平積みになっているよとも教えていただきました。わー、嬉しいです。
  また、数日前には秋田さきがけ新聞にも載っていたとのことです。紙面は確認していないのですが。
いよいよ夏休みですね。どうぞよろしくお願いいたします。

がんばれ『ぼく森』! 

梅干し、その後

2021年07月19日 | 日記
      

 梅雨が明け、暑くなっています。
 土用の入りはまだなのですが、一日だけ梅を干しました。
 三日三晩の土用干しが本当なのでしょうが、実は梅酢から出すとき、梅の皮が何個も破れてしまいました。追熟しすぎたのかもしれません。
 しかも、うちに盆笊はないので、ござを洗って、それに広げたのですが、時間によって日が当たらなくなって、場所を移動。そのとき、梅同士がこすれあい、また破れてしまい。ああ、こりゃだめだ。梅酢にもどして、また明日干してなんてやってたら、みんな破けてしまうと観念し。引き上げました。

 でもですね。おいしいんです。
 市販のものより塩分は高いです。なので、しょっぱーとなるんですが、その後、口の中にほのかな甘みがずーーっと残るんです。何時間も。歯磨きをした後でも、まだほんのりと。これが、とてもいい。後味がいいっていうんでしょうか。
 この感じ。岩手の豆腐屋さんで買った豆腐でもありました。
 熱い日には、塩分はいつもより多くOK。体が塩分を欲しています。

 梅はいいなあ。(自画自賛です)
来年は、追熟しすぎないように気をつけます。

アカウントとメールアドレスの違い

2021年07月18日 | 日記
 先日、童話塾in東北の打ち合わせで、アカウントという言葉が飛び交いました。
 私、しばらくしてから、
「あの~、アカウントとメールアドレスは違うんですか?」とおずおず。

 ズームやクラウドやいろいろ、この場で学びます。で、アカウントには「使用権」とかいろいろ教えていただいたのですが、よく理解できませんでした。
 調べてみて、たとえば、アマゾンを利用するときには、IDとパスワードを入れますね。これが、アマゾンを利用する権利、アカウントなのかなあ・・・と。
 感じたのは、ネットの世界は、パソコンの向こうに無限に広がっているということ。人間が移動しなくても、その世界へは飛んでいける。そのための鍵のようなものなのかな。鍵の種類が違うのかな。ということです。

 

 とイメージしたら、わかりましたよ! 私のメールアドレスは、ネットの世界にある私の家の鍵。そこへは、アドレス1つで入ってこられます。でもアマゾンのような大きな会社には、見るのはフリーでできるけど、IDとパスワードを入れないと使用できない。二重の鍵が必要なんですね! こっちは、アカウント! アカウントのほうが、不正利用ができにくい。ふむ~。違ってたら、教えてください。

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 と、ここまで書いて散歩しながら、はっと違うことに気づきました。

 私はメールアカウントを持っている。それは、ID(アドレス)+パスワード。なので、これを使わないと家の中には入ることができない。
 アドレスはいろいろな方にお知らせしている住所のようなもの。これで、郵便(メール)を送ってくることができる。でも私以外の方はアカウントは知らないので、中に入って他の人のメールを読むことはできない。ってことだ!  どうでしょう。

 

物語のつづき

2021年07月17日 | 自作紹介
 小説を読んだあと、その続きを想像する。
 有名な作品だと、二次小説というのがあるし、人気作品なら要望に応えて続きが出る場合もありますね。
 私は、最近『薄紅天女』(荻原規子)を読み返して、主人公達の続きの人生を想像しました。そういえば、以前読んだときもそうだったと思います。でもこの作品はここで完結。このあとの彼らには大きな波はなく、おそらく幸せな人生をまっとうした・・んだろうなというのが、ラストの一行に凝縮されているからです。      
        

 『ぼく森』なんですが、時々ふっと自分の中で成長した彼らの姿が浮かぶんです。彼らは、まだこれからいろいろあります、たぶん。
 最初にこの作品を読んでくださった、あかね書房の編集者さんが、順矢は俳優の柳楽優弥さんを彷彿するといってくださいました。実は私も柳楽さんが頭の中にあったんです。これは、あくまでモデルにすぎません。カンヌ映画祭で史上最年少で主演男優賞を受賞したときの映像。目力。その後でもしばらく表舞台には出てらっしゃいませんでした。
 先日テレビに出てらして、その姿を見て、また順矢と重なって見えました。
 順矢も柳楽さんのように、再び世界を股にかける俳優になってほしい! そのためには、まだいくつもの波を越えなくてはならないでしょう。

 羽野で暮らし始めた順矢。ここで1作品。
 俳優として、ふたたび挑戦をする順矢。ここでまた1作品。
 真は、何かやりたいことをつかむ(なんだろう)。ここでまた1作品。もう二人は別の世界にいますね。あ、これぜーんぜん具体化の予定はありません笑。ただ、こうやって妄想していると、いつかぱっと開ける場合があるんですよね。

 実は10年以上前に、「鞍骨坂」という小説で、北日本文学賞選奨を受賞しました。この作品は大人が主人公の短編なんですが(当時新聞に掲載されたのですが、著作権の問題もあり、他では発表していません)、そこに脇役としてでてきている「よっちゃん」という男性。そしてそのよっちゃんがなんでも屋の仕事で、面倒を見ていた男の子。この二人を描いた作品が形になりそうなんです! (来年か再来年? お知らせできるのは、まだまだまだ先のことですが、ここでちょこっとだけ)30枚の短い作品の外にある世界が具象化する。
 どの物語にも、本となっている以外の部分でも、登場人物は動いているんですよね。
 
 柳楽さんの作品、観たいなあ。北斎、太陽の子。安心して、映画館に行けるようになったら・・。