八月も後半になりました。
六日、八日、十五日。この三日間は特別です。
終戦から八十年近く経ち、リアルに戦争を知っている方がどんどん少なくなっています。
でも、伝えようとしている若いかた子ども達の姿も、報道されました。
だいたいが、NHK。民放は、相変わらずのクイズやドラマなど。
靖国神社に対して、抵抗のある方も多いでしょうが、私は戦死した方を祀る社はあっていいと思っています。死んだ伯父があそこにいるという気はしませんが。以前は何度か出かけて、奥にある資料館を見ていました。それが、あるとき、立派に建て替えられ、それから行っていません。
零戦とか、人間魚雷とか、遺された手紙とか、とても貴重な資料が、以前は普通の公民館のような建物のガラスケースに素朴に並んでいたのに、きれいに「見せる」形になっていて、違和感がつのりました。
NHKのドキュメンタリーでは、特攻をやってました。零戦で突撃するのは、映画にもなってます。潜水艦から放たれた人間魚雷の内部の様子に、呆然となりました。そうです。回天には窓なんてありません。外がまるで見えないのです。その状態で乗り込んで、敵に突撃しなくてはならなかったなんて・・。
特攻で亡くなられた若者の数は6000とも言われているそうです。
自国民を殺すなんて、自爆テロと同じ。上に立つ人間の判断が間違うというのは、恐ろしいことです。現在の世界では、プーチンがその最たるもの。
『昔はぼくと同い年だった田中さんとの友情』というドラマもよかったです。現代の子達に、こうして伝えていくことはある種使命です。