fromイーハトーヴ ーー児童文学(筆名おおぎやなぎちか)&俳句(俳号北柳あぶみ)

お知らせ・防備録。
記事および画像の無断転用はお断りいたします

Information

『アゲイン アゲイン』(あかね書房)『わくわくもりのはいくえん はる おともだちできるかな』『みちのく山のゆなな』(国土社)『ファミリーマップ』、エンタメシリーズ『家守神』1~4巻、『おはようの声』幼年童話『ヘビくんブランコくん』『オンチの葉っぱららららら♪』、短編集『友だちの木』・歴史物語『アテルイ 坂上田村麻呂と交えたエミシの勇士』他、好評発売中です。各種ご依頼は、左側のメッセージからお願いいたします。    

多賀城碑(壺碑)が国宝に

2024年03月29日 | 日記
             くもん出版営業のKさんからいただいた写真です。

 石にこの地がどういうところかと刻まれた碑です。「壺碑(つぼのいしぶみ)」とも呼ばれ、日本三古碑の一つに数えられています。
 芭蕉も、俳句にはしてないけれど、ここに来ています。
 お堂の中にあるので、あまりはっきりは見えないけれど、いずれ、博物館に移動になるのではないでしょうか。

      

 この南大門、見るたびにわくわくします。

アリとキリギリス

2024年03月28日 | 日記
 悪いことをすると罰があたる。
 楽をしてばかりいると、あとで苦労する。
 昔話にはそういう教訓がありました。
 
 これ、必要なのではと思っています。
 大谷祥平選手の通訳水原一平さんの件は、残念すぎます。
 どうしてやめられなかったのでしょう。どうしてうまい話いのってしまったのでしょう。
 お金を持っていると、善人ぶって近寄ってくる人がいるだろうと、想像できます。
 調子のいい話は、警戒しなくてはダメです。
 先を想像する力がなかったとしかいいようがない。
 人生を棒に振ったとしか、いえないですね。縁の下の力持ちだけでは満足できなかったというのもあるかも。

 ちゃんと上を向いて生きていきたいもの。

       

 ギャンブル依存症という病気については、お気の毒ではあるけれど、どこかでなんとかならなかったのかとも思いますね。大谷選手はショックという言葉では言い表せないと言ってました。乗り越えて、ホームランを打っていただきたいです。
 そして、今は、子どもにとってゲームがとにかく魅力的なので、自制する習慣をつけてほしいとも思います。ゲーム依存症、スマホ依存症、ギャンブル依存症、アルコール依存症。私はスマホ(PC)に向かっている時間が多すぎるかもしれません。アルコールはもうやめようという気持ちはあるけど、お風呂上がり、冷蔵庫にビールがあると呑んでしまいます。これが、もっと極端になるのが依存症なのだなと思ったりしています。

 

『ファミリーマップ』が、指定図書になりました!

2024年03月27日 | 日記
 第34回全国読書作文コンクール(全国学習塾協会主催)で『ファミリーマップ』(文研出版)が対象図書になりました。
知り合いの作家さんの本がたくさん! そのお一人がブログで書かれていたのを見て、いいな~と眺めてたら、『ファミリーマップ』もあったのです! 
 嬉しいです。
 
 これから、夏休みにかけて、都道府県や全国の課題図書の発表があるのだと思います。とりあえず、ひとつなってよかったー。本に親しむきっかけになってくれたら、嬉しいです。

      

 
 

石川妙句集『吉備の野』文學の森社

2024年03月26日 | 本の紹介
  写真、ヘタですみません。

「童子」でご一緒の石川妙さんの句集をご恵贈いただきました。
 岡山在住で、「童子」誌上では何度も巻頭や主宰の珠玉に選ばれてらしてらっしゃる方です。私が幹事をしている多摩センター句会にも、東京の息子さんのお宅にいらしたときに、ご参加くださいました。静かに、でも強く俳句と向き合っていらっしゃる印象の方。

 犬ほめて夫ほめられて五月くる   

 犬と夫という文字が似てることが、なんとも滑稽です。そう、俳句はもともと俳諧といって、滑稽なことをよしとする文学なのです。そこは抒情性の強い短歌との大きな違いです。かといって、これは川柳でもない(この川柳との違いは難しいところ)。

 漢方のにごるスープや抱卵期
 雪の朝帰つたはずの人がゐて
 生家との行き来とだえて枝払ふ
 ちよつとづつ傷ある雛飾りけり


 生まれ育ちは名古屋で、ご結婚で岡山にいらしたという妙さん。生家との行き来とだえて~の句では、私もそうなるのだろうなとせつないというか、それが人生なんだなと思わされました。

 うぐいす色のカバーに金押しの文様がなんとも上品な装丁です。
 

大人の絵本読み合い会~なんとか堂

2024年03月25日 | 日記
 東京都日野市内の絵本屋さん、なんとか堂さんで開催された「大人の絵本読み合い会」に参加してきました。


 久しぶりでしたが、楽しかった。
 ふだん絵本を読むとき、どうしても文字を追うため、絵をじっくり味わえないんですね。それが読んでいただけると、いい。皆さん、読むのがとてもお上手です。
 先日は都心からいらした方も。

 私は、『さくららら』(アリス館)をご紹介させていただきました。
 今週、桜が咲きそうですね。


なんとか堂の模型。

 
          テディベア。売り物ではありません。
 

ドライフルーツ~棗チップ

2024年03月24日 | 日記
           

 ナツメは、育った家に木があったので、懐かしいのです。
 甘味がほどよくて、生で食べるより、このドライフルーツ、おいしいです。業務用スーパーで見つけました。クコのも。

 少しずつ、今年の本の原稿のやりとり、進んでいます。

杏の花

2024年03月22日 | 日記
 毎年ご報告してますが、今年も庭の杏が咲きました。

      

      

      

 割と近くで、似た花を見かけました。杏かどうか、確かめるには、実が成るころに行ってみるのがいいかも。実も最初は青でだんだんオレンジ色になるのは、梅と同じですが、ちょっと梅より大きいし、熟してたらかじってみればわかります。
 うちの木は、すぐに電線についてしまうため、かわいそうなくらい伐っていて、実も4,5個しか成りません。
 しかも手が届くところにならないため、落ちて道路で割れてしまうことが多いのです。
 
 公園のが杏だったら、拾って、アプリコットジャムを作りたい(買って、作ろうという気持ちにはならないんですよ)。

平安時代~光る君へ~アテルイ

2024年03月21日 | 日記
大河ドラマをおもしろく観ています。
平安時代の後半ですね。都で帝が最も頂点にいるという図式。
その座を狙って、様々な陰謀が繰り広げられ、女性はその道具ともなっています。身分の高い妻に婿入りすること。そして娘を入内させることが出世につながる。
 そのため、ドラマではすでに帝が3人目となりました。

 私は、奈良から平安時代にかけての歴史物語『アテルイ 坂上田村麻呂と交えたエミシの勇士』という本を書きました。最近読み返したのですが、おもしろかったです(すみません、自画自賛で)。ただ、子ども向けの本なので、いろいろ苦労もあり、その一つが元号を使わず、西暦にしたこと。天皇がよく変わるので、それをいちいち書いていては、本筋のアテルイとは関係ないことなので「帝」で統一したことです。なので、「帝」と書いてあっても実は同一人物ではありません。**聖武天皇と桓武天皇の名前だけは出してました。

          宮城の書店さんで展開していただいたとき。
 
 取材のため、アテルイの本拠地岩手県奥州市には何度も自分で車を運転していってますし、アテルイが処刑された大阪枚方市、田村麻呂ゆかりの京都、清水寺、お墓のある山科、平城京と歩きました。結局採用はしなかったけれど田村麻呂が生まれたという伝説のある福島県郡山市にも行きました。元気だったなあ。
 今年も、このあと別作品の取材で出かけることがありますが、だんだん少なくなる予感がします。

 今年は多賀城創建1300年。南大門が復元されています。
        『アテルイ』の版元であるくもん出版の宮城営業Kさんにお送りいただいた写真です。 多賀城創建1300年だし、再度『アテルイ』を盛り上げたいといってくだって、ありがたいです。
     
 7月には、仙台へ行くのでこちらもよってみたいと思います。
 
 『アテルイ 坂上田村麻呂と交えたエミシの勇士』このあたりもドラマにしていただきたいなあ。
 まだな方、ぜひお読みください。

        

イラスト

2024年03月19日 | 日記
 今年初めての本のイラストが届きました。感涙。
 出るのは、まだ数か月後ですが、イラストレーターさんが、最高の絵を描いてくださって!!
 ただ、細かいところの修正をお願いすることになってしまって、申し訳ない気持ちでいっぱいです。
 でもね、できあがってからでは遅いので。いい一冊にするために。
 いや、もう、ほんとにかわいいんですよ。
 この瞬間が一番好きかも・・。お見せできないのが、もどかしいですが、どうぞお楽しみに! 

 そして、まだ一年後ですが、福音館書店のHPに「こどものとも」の4月からのラインナップが出ていました。赤をクリックで、サイトへ飛びます。
 俳句絵本。ナンセンスです。一年後ですが、楽しみです。 
 実は上に書いたイラストが届いたのも、他社さんの俳句絵本です(内容はぜんぜん違います)。
 つまりこの一年の間に2冊俳句絵本が出るということ、嬉しいです。
 絵本は、絵が15枚+αですから、画家さんに感謝しかありません。

      

 先日書いたカラスの巣。カラスが入っていました。ちょっとだけ頭が見えるんですが、わかるでしょうか。
 これも、幼年童話として発売になれ! (まだ、決まってません)

サギの親子・・かな?

2024年03月18日 | 自然観察
           

 大きいのが2羽。小さいのが2羽います。

        

 でも、番(つがい)とはわかりませんよね。

 この近くでは、カワセミもいます。スマホのカメラでは、撮れませんが。

 花粉がすごいです。薬はほとんど飲んでいないのですが。

「日本児童文学」で、『ヘビくんブランコくん』を取り上げていただきました。

2024年03月17日 | 自作紹介
 日本児童文学者協会の機関誌「日本児童文学」は、幼年童話の特集でした。
「幼年童話のふしぎ~今とこれからと」として、ほそえさちよさんが、長い評論を書かれています。
 子どもの心と神話的時間、問いと哲学と詩、絵とと本というモノ、そして、最後に幼年童話のこれからという項で、『ヘビくんブランコくん』を取り上げてくださってます。
        
 時間の流れとキャラクターの変化を自在なイラストと共に一冊にまとめ上げた構成力に、新たな幼年童話の魅力を感じる。

 と。感激です。
 『ヘビくんブランコくん』、ぜひ、まだまだたくさんの子どもに読んでもらいたいです。
 よろしくお願いいたします。