きょうはとうとう、大晦日。
一年間、大変お世話になりました。
愚痴と宣伝が多いこのブログですが、たくさんの方が訪れてくださいました。今年最期の宣伝です笑。今年出た本。出ておしまいではなく、これから長く読んでいただきたいので。
アンソロジー2冊。
絵本1冊
単行本3冊頑張りました。
来年は、もうちょっと多い予定です。よろしくお願いいたします。
きょうはとうとう、大晦日。
一年間、大変お世話になりました。
愚痴と宣伝が多いこのブログですが、たくさんの方が訪れてくださいました。今年最期の宣伝です笑。今年出た本。出ておしまいではなく、これから長く読んでいただきたいので。
アンソロジー2冊。
絵本1冊
単行本3冊頑張りました。
来年は、もうちょっと多い予定です。よろしくお願いいたします。
Vの字で飛んでいる鳥が見えるでしょうか。
雁? と思ったけど、鵜のようです。東京で雁はいないか。
カワセミも時々見えます。
それにしても、東京はずーーーっと晴れマーク。こんな青空が続いています。この頃は、この右の道を軽くジョギング(といっても、小走り、歩く、小走り程度ですが)。体は古びてきているので、体力維持が今後の課題です。
今年は正月を迎える準備も大掃除もなし。なのですが、昨日は仕事部屋のファイルなど片付けはじめたら、出る出る。これはもういらないという資料や、原稿などなど。
先日はうちにある私の本プラスアルファを、知り合いが勤務している、八王子と日野の小学校2校に寄贈させていただきました。このように喜んでいただけると、嬉しいです。(校長先生が、写真入りで学校だよりにご紹介くださいました。八王子の文字をクリックしてご覧ください)
お送りできるのは、限りがあるので、小学校の図書の予算、もっとつけていただきたいですね。
今年は、これまでの人生で一番といっていいほど、悲しいことがありました。
母が死んだことではありません。母の死はいずれ来るということで、心構えがありましたので。でもその見送りを終えたとき、気持ちも弱っていたのか、張り詰めていて、余裕がなかったのか、その後の出来事を受け止めきれませんでした。
その後毎日そのことを考えない日がなく、年末を迎えてしまいました。
あのとき、もっと気持ちに余裕があれば、聞き流して、うまく事を運べたのかと、自分を責める部分もありました。時間薬という言葉のように、時が経てば修復できることなのかどうか、今はわかりません。
でも今を精一杯生きるしかないというのが現実です。そんな私を支えてくれるのが家族であり、創作です。そして、私の本を読んでくださる皆さんです。
ありがとうございます。
人間的に、弱い部分もありますが、物書きとしては、そこをしっかり見つめて作品に向き合っていこうと思います。
もっと明るい話題で締めくくればよいようにも思いますが、ご容赦ください。
俳句の師辻桃子は、闘病中、苦しい思いを吐露していて、でもその姿が弟子に勇気を与えてくれています。私の場合、じゃあ何があったのかを一部始終は書けない。そこはまだまだだなと思います。
今年の10句。
苦しい気持ちを抱えている皆さん、雲間から差し込む光を思い描きながら、新しい年を迎えましょう。明日からは、またなるべく明るい話題に心がけます。
黄色いのが割れて赤い実が出ています。
枯れた散歩道に色どりをあたえてくれてます。
自然に癒されつつ、今年ももうすぐ終わります。改めて感謝の気持ちを忘れず、来年を迎えたいと思います。喪中なので、お正月の準備もありません。
土手で水仙が咲いてました。水仙は冬の季語ではありますが、それでも早い!
体に気をつけて、散歩(途中ちょっとジョギング)、筋トレ(鉄アレイ)をし、これまで夜も食べていたフルーツは朝だけにするとか、気をつけています。でも明日どうなるかわからない。母は100歳間近まで行きましたが、知り合いで私の年齢で亡くなっている方は何人もいます。
今を生きるしかないのです。
秋田市の創作仲間井嶋敦子さん(医師で児童文学作家)が、新刊『そこに言葉も浮かんでいた』をブログでご紹介くださいました。『家守神⑤』もたくさんの方がブログやXでご紹介くださっています。ありがとうございます!!
クリスマスの飾り、このカード以外ゼロです。
いただいたカードですが、夜になるとキラキラしてきれいです。
夕べは赤ワインはいただきました。岩手のエーデルワイン、お手頃値段でおいしいです。ローストチキンではなく、鍋でしたが・・。
本日は3か月に一度の病院です。
インフルエンザ、これからがピークとのこと。薬も足りないという情報も流れています。映画『働く細胞』を観たいんですが、人混みはやめときます。歯医者さんにも行きたいけど、虫歯ではないので、3~4月くらいに。
アマゾンプライムビデオで『怪物』は観ました。ラストがはっきりしないのがいいのかどうか。
あと、友人お勧めの韓国ドラマ『ディアミスター わたしのおじさん』をランダムに観ています。1話から順にではなく・・。1、5、14、15、16、12,13・・主役の二人、魅力的です。
追記ならぬ、追写真
ハノイの某所
ちょっと違う道を散歩しました。坂はきつい。でも負荷をかけるのはいいことですよね。
木の影が、いい。
東北では熊のニュースが相次いでいます。秋田県知事の発言には、私はこのくらい言っていいと思ってます。人間が自然を侵食しているのかもしれないけど、人の命のほうが大事です。
『ぼくらは森で生まれかわった』という本を書きましたが、その挿絵にいろいろな動物を描いていただいたとき、熊はカットをお願いしました。主人公が一人で入ったりする森に、熊がいるのは危険ですからと。岩手での私の散歩コースは、ちょっとこれからは怖いなとなってます。
書店では、これからかもしれません。
長く俳句で学んだこと、児童文学を書いて学んだことを入れ込んでいます。ビブリオバトルのアンソロジーを書いた経験も役に立ちました!
思えば、『家森神⑤忍びの里の青い影』の舞台戸隠も、10年以上前に俳句の吟行で行った経験が役立ってます。最初は北信濃を舞台と考えていて、昨年取材に行ってたんですが、忍者が絡むことになり、戸隠に変更。もう一度取材に行く余裕はなかったのです・・。
『オオカミのお札』も、吟行で御嶽山に行ったのが根底にあります。
『そこに言葉が浮かんでいた』での俳句引用にあたっては、「童子」編集長に、表記のことで迷いご相談もさせていただきました。ありがたい。
みんなつながっている。つながりを大事にしたいです。
9月に母が亡くなり、秋田にいることが多かったのですが、何がきっかけだったか忘れたけど、父の軍歴を調査できることを知り、県庁へ行きました。私の住民票や戸籍などがあれば、何年に招へいされたか、何年に階級が上がったとか、結構細かく記録が残っていて驚きました。
そこで、父の双子の兄の軍歴もと思ったのですが、それには、父と兄弟であることがわかる戸籍も必要。秋田にいれば、こまめに行けますが、面倒なのであきらめました。伯父はフィリピンで戦死しています。父が次男だったので、先に招へいされたと聞いていましたが、父の軍歴には確かに留守宅の住人として、伯父の名前がありました。
知ったから、どうなるものでもありません。私の子どもや孫が果たして、興味を持って引き継いでくれるかどうかもわかりません。そもそも、秋田のお墓がいつまでもあるかもわかりません。まあ、家という制度がどんどん変わっている時代ですから、それはやむを得ないと思います。実家のことなので、口は出しません。私は、母の葬儀とその後片付けまで。
神田竹むらの店の前。
夜に追記:その家に娘一人とかなら、その人が他家に嫁いでも、実家のお墓のことまでやりますね。そもそも嫁ぐということすら、死語ですが。でも、長男がいる場合、一任したほうがいいと私は考えました。口出しする人間が増えることで、かみ合わない場合はしこりが残ると思うのです。
ともあれ、予想もしていなかったことで、ぎくしゃくしてしまうことがあるのだと痛感した昨今でした。
竹雀農業高校に進学した夢生(むう)の3年間の物語。
実際に牛を飼っている堀米薫さんならではの、でも初のYA作品です。ただ、堀米さんが飼っているのは、和牛。この物語に出てくる牛さん達は、乳牛です。この違い、堀米さんの作品をこれまで読んできてわかったことです。
ノンフィクションでも、農業高校のことを書かれていたことも思い出しました。取材はこれまで十二分に行っているはず。そもそも、生活圏に牛さんという存在がすぐいる方。その成果がばっちり生かされた物語です。
農業高校といっても、部活は普通高校のようにいろいろあります。でも、夢生が入ったのは、牛部でした。牛部って、いい響き。最高です。
牛にどんどん惹かれていく夢生。でも高校生ですから、恋もします。進学問題もあります。
俳句の吟行で(そんなんで、すみません)、神奈川県の農業高校の校内を歩いたことがあります。牛、いましたよ! 豚もいたなあ。あそこは、リニアの駅ができるため移転したんだったか・・。どうなったでしょうか。
とにかく、農業高校の生徒さんは必読書! そして、普通高校の生徒さんも、ぜひぜひ! 中学生だったら、進路を考えるヒントになるかも。大人の人も人生は多様であることを、改めて感じることができる物語だと思います。
以前工業高校が舞台の物語は読んだことがあるけど、農業高校は初じゃないでしょうか。
新日本出版社さんからの発売ですが、実は私が来週出る『こんな部活あります 文芸部 そこに言葉も浮かんでいた』と同じ編集者さんが手掛けられた本。ぎゅっと抱きしめたくなります。抱きしめます。
描きおろしのイラストです!! モノクロの感じ、すっごくいいです。嬉しい~~。
1巻で最初にキャラデザインをいただいたとき、その素晴らしさに感動しました。金魚ちゃんはかわいいし、お藤さんはかっこいいし、鶴吉さん、亀吉さんもイメージ以上。2巻でお蝶さんが登場したときも、うんうん! となりました。
拓は5巻を通してボーダー柄の服。これはトミイさんがそうしてくださったものです。
このプレゼントをいただいたとき、もちろん最高に嬉しかったのですが、同時に(ああ、終わったんだな。新しいイラストはもうないんだな)とも思いました。初めて寂しい気持ちになったわけです。人間の気持ちというのは、不思議ですね。実生活でもそう痛感することがあり、『家守神』シリーズでは、「見えないもの」がテーマで、その最たるものが「人の気持ち」とあちこちで書いてきました。
とはいえ、5巻はまだ発売になったばかり。どうぞ楽しんでいただけたら嬉しいです。
今年最後の句会がありました。
忙しさにかまけ、対面の句会にはほとんど出ていません。今年は今回を含めて2回だけ。通信句会は毎月、そのほか、児童文学者の皆さんとの句会はZOOMで年4回しています。
楽しかったー。今回の句会のテーマはエロス(先週の川村美術館吟行のメンバーですが)。なぜこれがエロスなのか? 冬日差なんて、平凡! と意見が飛び交います。
句会後は、神田の老舗のそば屋「まつや」で
一杯。
天井。そばの写真を撮ってない・・。
二次会は甘味処「竹むら」で。
粟ぜんざい。おいしい!
朝ドラ「虎に翼」に出てましたね。(あれは、セットでしたが、放送後、常に人が並んでいるとのこと)。私たちは最初竹むらに行ったら行列だったので、先に「まつや」へ。
佳き一日でした。
師走、極月、十二月。
朝晩冷え込んでいますし、北の方からは雪の便りも聞こえています。
インフルエンザ、コロナ、出ているようです。
そして、来年発売になる本の原稿のやりとりも、順調に進んでいます。小さなほころびもないように、目を懲らさなくてはいけません。お金を出して買っていただくのですからね。
冬至が過ぎれば、日も長くなるでしょうが、我慢の日が続きます。
来年ある合評会の原稿が届き、選考をしている賞の本読みもあります。
そして、何より大きな病気をすることなく、過ごしていられることに感謝。
なんだか、今年最期のご挨拶みたいなブログになってしまいました。二週間あります。
きょうは、句会。対面句会今年の一月以来です。楽しみ。