fromイーハトーヴ ーー児童文学(筆名おおぎやなぎちか)&俳句(俳号北柳あぶみ)

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『そこに言葉も浮かんでいた』(新日本出版社)『アゲイン アゲイン』(あかね書房)『わくわくもりのはいくえん はる おともだちできるかな』『みちのく山のゆなな』(国土社)『ファミリーマップ』、エンタメシリーズ『家守神』1~5巻、『おはようの声』幼年童話『ヘビくんブランコくん』『オンチの葉っぱららららら♪』、短編集『友だちの木』・歴史物語『アテルイ 坂上田村麻呂と交えたエミシの勇士』他、好評発売中です。各種ご依頼は、左側のメッセージからお願いいたします。    

大晦日~今年出た本

2024年12月31日 | 自作紹介

 きょうはとうとう、大晦日。

 一年間、大変お世話になりました。

 愚痴と宣伝が多いこのブログですが、たくさんの方が訪れてくださいました。今年最期の宣伝です笑。今年出た本。出ておしまいではなく、これから長く読んでいただきたいので。      

アンソロジー2冊。

絵本1冊

単行本3冊頑張りました。

来年は、もうちょっと多い予定です。よろしくお願いいたします。


Vの字で飛ぶ鳥

2024年12月30日 | 自然観察

         

 Vの字で飛んでいる鳥が見えるでしょうか。

 雁? と思ったけど、鵜のようです。東京で雁はいないか。

 カワセミも時々見えます。

 それにしても、東京はずーーーっと晴れマーク。こんな青空が続いています。この頃は、この右の道を軽くジョギング(といっても、小走り、歩く、小走り程度ですが)。体は古びてきているので、体力維持が今後の課題です。

 今年は正月を迎える準備も大掃除もなし。なのですが、昨日は仕事部屋のファイルなど片付けはじめたら、出る出る。これはもういらないという資料や、原稿などなど。

 先日はうちにある私の本プラスアルファを、知り合いが勤務している、八王子と日野の小学校2校に寄贈させていただきました。このように喜んでいただけると、嬉しいです。(校長先生が、写真入りで学校だよりにご紹介くださいました。八王子の文字をクリックしてご覧ください)

 お送りできるのは、限りがあるので、小学校の図書の予算、もっとつけていただきたいですね。


今年のこと~2024年の自薦10句

2024年12月29日 | 俳句

 今年は、これまでの人生で一番といっていいほど、悲しいことがありました。

 母が死んだことではありません。母の死はいずれ来るということで、心構えがありましたので。でもその見送りを終えたとき、気持ちも弱っていたのか、張り詰めていて、余裕がなかったのか、その後の出来事を受け止めきれませんでした。

 その後毎日そのことを考えない日がなく、年末を迎えてしまいました。

 あのとき、もっと気持ちに余裕があれば、聞き流して、うまく事を運べたのかと、自分を責める部分もありました。時間薬という言葉のように、時が経てば修復できることなのかどうか、今はわかりません。

 でも今を精一杯生きるしかないというのが現実です。そんな私を支えてくれるのが家族であり、創作です。そして、私の本を読んでくださる皆さんです。

 ありがとうございます。

 人間的に、弱い部分もありますが、物書きとしては、そこをしっかり見つめて作品に向き合っていこうと思います。

 もっと明るい話題で締めくくればよいようにも思いますが、ご容赦ください。

 俳句の師辻桃子は、闘病中、苦しい思いを吐露していて、でもその姿が弟子に勇気を与えてくれています。私の場合、じゃあ何があったのかを一部始終は書けない。そこはまだまだだなと思います。

 今年の10句。

       

 苦しい気持ちを抱えている皆さん、雲間から差し込む光を思い描きながら、新しい年を迎えましょう。明日からは、またなるべく明るい話題に心がけます。

 


蔓梅もどき

2024年12月28日 | 自然観察

    

 黄色いのが割れて赤い実が出ています。

     

 枯れた散歩道に色どりをあたえてくれてます。

 自然に癒されつつ、今年ももうすぐ終わります。改めて感謝の気持ちを忘れず、来年を迎えたいと思います。喪中なので、お正月の準備もありません。


来年の講師情報が出ました。

2024年12月27日 | 活動

 来年は、日本児童文学者協会のオンライン創作教室と、実作通信講座の講師をさせていただきます。申し込み開始など詳細はリンク先をご確認ください。

 精一杯、頑張ってる方の力になれるよう、取り組みたいと思っております。

 どちらも、お互い家にいながらできるのがいいですね。

 通信講座は3年目かな。よろしくお願いいたします。 

                     


明日はどうなってるかわからない

2024年12月26日 | 日記

          

土手で水仙が咲いてました。水仙は冬の季語ではありますが、それでも早い!

体に気をつけて、散歩(途中ちょっとジョギング)、筋トレ(鉄アレイ)をし、これまで夜も食べていたフルーツは朝だけにするとか、気をつけています。でも明日どうなるかわからない。母は100歳間近まで行きましたが、知り合いで私の年齢で亡くなっている方は何人もいます。

今を生きるしかないのです。

秋田市の創作仲間井嶋敦子さん(医師で児童文学作家)が、新刊『そこに言葉も浮かんでいた』をブログでご紹介くださいました。『家守神⑤』もたくさんの方がブログやXでご紹介くださっています。ありがとうございます!!





クリスマス

2024年12月25日 | 日記

       

 クリスマスの飾り、このカード以外ゼロです。

 いただいたカードですが、夜になるとキラキラしてきれいです。

 夕べは赤ワインはいただきました。岩手のエーデルワイン、お手頃値段でおいしいです。ローストチキンではなく、鍋でしたが・・。

 本日は3か月に一度の病院です。

 インフルエンザ、これからがピークとのこと。薬も足りないという情報も流れています。映画『働く細胞』を観たいんですが、人混みはやめときます。歯医者さんにも行きたいけど、虫歯ではないので、3~4月くらいに。

 アマゾンプライムビデオで『怪物』は観ました。ラストがはっきりしないのがいいのかどうか。

 あと、友人お勧めの韓国ドラマ『ディアミスター わたしのおじさん』をランダムに観ています。1話から順にではなく・・。1、5、14、15、16、12,13・・主役の二人、魅力的です。

 追記ならぬ、追写真

      ハノイの某所


たまには違う道を

2024年12月24日 | 日記

        

ちょっと違う道を散歩しました。坂はきつい。でも負荷をかけるのはいいことですよね。

木の影が、いい。

東北では熊のニュースが相次いでいます。秋田県知事の発言には、私はこのくらい言っていいと思ってます。人間が自然を侵食しているのかもしれないけど、人の命のほうが大事です。

『ぼくらは森で生まれかわった』という本を書きましたが、その挿絵にいろいろな動物を描いていただいたとき、熊はカットをお願いしました。主人公が一人で入ったりする森に、熊がいるのは危険ですからと。岩手での私の散歩コースは、ちょっとこれからは怖いなとなってます。


『こんな部活あります そこに言葉も浮かんでいた 文芸部』発売になりました。

2024年12月23日 | 自作紹介

      

 書店では、これからかもしれません。

 長く俳句で学んだこと、児童文学を書いて学んだことを入れ込んでいます。ビブリオバトルのアンソロジーを書いた経験も役に立ちました! 

 思えば、『家森神⑤忍びの里の青い影』の舞台戸隠も、10年以上前に俳句の吟行で行った経験が役立ってます。最初は北信濃を舞台と考えていて、昨年取材に行ってたんですが、忍者が絡むことになり、戸隠に変更。もう一度取材に行く余裕はなかったのです・・。

 『オオカミのお札』も、吟行で御嶽山に行ったのが根底にあります。

『そこに言葉が浮かんでいた』での俳句引用にあたっては、「童子」編集長に、表記のことで迷いご相談もさせていただきました。ありがたい。

 みんなつながっている。つながりを大事にしたいです。





軍歴調査

2024年12月22日 | 日記

9月に母が亡くなり、秋田にいることが多かったのですが、何がきっかけだったか忘れたけど、父の軍歴を調査できることを知り、県庁へ行きました。私の住民票や戸籍などがあれば、何年に招へいされたか、何年に階級が上がったとか、結構細かく記録が残っていて驚きました。

そこで、父の双子の兄の軍歴もと思ったのですが、それには、父と兄弟であることがわかる戸籍も必要。秋田にいれば、こまめに行けますが、面倒なのであきらめました。伯父はフィリピンで戦死しています。父が次男だったので、先に招へいされたと聞いていましたが、父の軍歴には確かに留守宅の住人として、伯父の名前がありました。

知ったから、どうなるものでもありません。私の子どもや孫が果たして、興味を持って引き継いでくれるかどうかもわかりません。そもそも、秋田のお墓がいつまでもあるかもわかりません。まあ、家という制度がどんどん変わっている時代ですから、それはやむを得ないと思います。実家のことなので、口は出しません。私は、母の葬儀とその後片付けまで。

   

 神田竹むらの店の前。

   夜に追記:その家に娘一人とかなら、その人が他家に嫁いでも、実家のお墓のことまでやりますね。そもそも嫁ぐということすら、死語ですが。でも、長男がいる場合、一任したほうがいいと私は考えました。口出しする人間が増えることで、かみ合わない場合はしこりが残ると思うのです。

 ともあれ、予想もしていなかったことで、ぎくしゃくしてしまうことがあるのだと痛感した昨今でした。


『ミルキーウェイ 竹雀農業高校牛部』堀米薫(新日本出版社)

2024年12月21日 | 本の紹介

      

竹雀農業高校に進学した夢生(むう)の3年間の物語。

実際に牛を飼っている堀米薫さんならではの、でも初のYA作品です。ただ、堀米さんが飼っているのは、和牛。この物語に出てくる牛さん達は、乳牛です。この違い、堀米さんの作品をこれまで読んできてわかったことです。

ノンフィクションでも、農業高校のことを書かれていたことも思い出しました。取材はこれまで十二分に行っているはず。そもそも、生活圏に牛さんという存在がすぐいる方。その成果がばっちり生かされた物語です。

農業高校といっても、部活は普通高校のようにいろいろあります。でも、夢生が入ったのは、牛部でした。牛部って、いい響き。最高です。

牛にどんどん惹かれていく夢生。でも高校生ですから、恋もします。進学問題もあります。

俳句の吟行で(そんなんで、すみません)、神奈川県の農業高校の校内を歩いたことがあります。牛、いましたよ! 豚もいたなあ。あそこは、リニアの駅ができるため移転したんだったか・・。どうなったでしょうか。

とにかく、農業高校の生徒さんは必読書! そして、普通高校の生徒さんも、ぜひぜひ! 中学生だったら、進路を考えるヒントになるかも。大人の人も人生は多様であることを、改めて感じることができる物語だと思います。

以前工業高校が舞台の物語は読んだことがあるけど、農業高校は初じゃないでしょうか。

新日本出版社さんからの発売ですが、実は私が来週出る『こんな部活あります 文芸部 そこに言葉も浮かんでいた』と同じ編集者さんが手掛けられた本。ぎゅっと抱きしめたくなります。抱きしめます。

 


『家守神』シリーズの画家さん、トミイマサコさんからのプレゼント! 

2024年12月20日 | 日記

      

 描きおろしのイラストです!! モノクロの感じ、すっごくいいです。嬉しい~~。

 1巻で最初にキャラデザインをいただいたとき、その素晴らしさに感動しました。金魚ちゃんはかわいいし、お藤さんはかっこいいし、鶴吉さん、亀吉さんもイメージ以上。2巻でお蝶さんが登場したときも、うんうん! となりました。

 拓は5巻を通してボーダー柄の服。これはトミイさんがそうしてくださったものです。

 このプレゼントをいただいたとき、もちろん最高に嬉しかったのですが、同時に(ああ、終わったんだな。新しいイラストはもうないんだな)とも思いました。初めて寂しい気持ちになったわけです。人間の気持ちというのは、不思議ですね。実生活でもそう痛感することがあり、『家守神』シリーズでは、「見えないもの」がテーマで、その最たるものが「人の気持ち」とあちこちで書いてきました。

 とはいえ、5巻はまだ発売になったばかり。どうぞ楽しんでいただけたら嬉しいです。


秋葉原

2024年12月19日 | 日記

      

 歩いていると、外国語がばんばん聞こえてきます。

 この雰囲気嫌いではありません。

       

 句会場の万世橋区民館。

      

      

 かつての万世橋駅。いい風情です。


納句座~忘年会

2024年12月18日 | 日記

 今年最後の句会がありました。

 忙しさにかまけ、対面の句会にはほとんど出ていません。今年は今回を含めて2回だけ。通信句会は毎月、そのほか、児童文学者の皆さんとの句会はZOOMで年4回しています。

 楽しかったー。今回の句会のテーマはエロス(先週の川村美術館吟行のメンバーですが)。なぜこれがエロスなのか? 冬日差なんて、平凡! と意見が飛び交います。

 句会後は、神田の老舗のそば屋「まつや」で

      

一杯。  

 天井。そばの写真を撮ってない・・。

二次会は甘味処「竹むら」で。

  

   粟ぜんざい。おいしい!

朝ドラ「虎に翼」に出てましたね。(あれは、セットでしたが、放送後、常に人が並んでいるとのこと)。私たちは最初竹むらに行ったら行列だったので、先に「まつや」へ。

 佳き一日でした。


さすが極月

2024年12月17日 | 日記

 師走、極月、十二月。

 朝晩冷え込んでいますし、北の方からは雪の便りも聞こえています。

 インフルエンザ、コロナ、出ているようです。

 そして、来年発売になる本の原稿のやりとりも、順調に進んでいます。小さなほころびもないように、目を懲らさなくてはいけません。お金を出して買っていただくのですからね。

 冬至が過ぎれば、日も長くなるでしょうが、我慢の日が続きます。

 来年ある合評会の原稿が届き、選考をしている賞の本読みもあります。

そして、何より大きな病気をすることなく、過ごしていられることに感謝。

 なんだか、今年最期のご挨拶みたいなブログになってしまいました。二週間あります。

    

 きょうは、句会。対面句会今年の一月以来です。楽しみ。