fromイーハトーヴ ーー児童文学(筆名おおぎやなぎちか)&俳句(俳号北柳あぶみ)

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『アゲイン アゲイン』(あかね書房)『わくわくもりのはいくえん はる おともだちできるかな』『みちのく山のゆなな』(国土社)『ファミリーマップ』、エンタメシリーズ『家守神』1~4巻、『おはようの声』幼年童話『ヘビくんブランコくん』『オンチの葉っぱららららら♪』、短編集『友だちの木』・歴史物語『アテルイ 坂上田村麻呂と交えたエミシの勇士』他、好評発売中です。各種ご依頼は、左側のメッセージからお願いいたします。    

秋田へ

2024年02月29日 | 日記
 秋田です。
 コロナに入ってから、母の施設は面会ができず、できるようになっても、部屋には入ることができませんでした。玄関横の応接室に車いすでつれてきてもらっての面会でした。
 昨年末から部屋に行くことができたのですが、私はなかなか行けず、初めてです。(兄夫婦は行ってくれてましたが)3
年ぶりくらい? 
 この間、歩行器を使うようになっているので、なるべく部屋を広くしたいです。
 母は、先日99才になりました。
 
           秋田こまちからの景色

 老後をどう過ごすかは、これからの自分の課題です。

急にばたばたと

2024年02月28日 | 日記
 先日のラジオ出演(電話)では、途中でせき込んでしまい、お聞き苦しかったと思います。申し訳ありません。
 午前中、散歩をしたのですが、春の嵐で埃と花粉が飛び交ってました。もちろん帰ってからよくうがいをし、水分もとって喉をうるおしてはいたのですが・・。
 アナウンサーの方たち、そういうこと、ほぼないですね。きっと細心の注意をなさっているのでしょう。
 ラジオがある日は、外に出ないように。そして喉を鍛えなくてはと思った次第でした。
 途中(やばい)となって、何度かせき込み、最後の方は落ち着いてほっとしました。

さて、秋田、千葉、ベトナム・・。
 これから4月前半まで行くところです。
 ネットで全部予約ができるから、便利。

         

 疲れてダウンしないことが、第一目標です。欲張らず、過ごしたいと思います。

『俳句ステップ!』おおぎやなぎちか作・イシジマアズサ絵 4刷りになりました。

2024年02月27日 | 自作紹介
 4刷りになり、見本を送っていただきました。
 初版が2020年。長く読んでいただき、嬉しいです。

 
今年来年は俳句絵本が出ますが、俳句物語、そろそろ新しいのを出せたらいいなあと考えています。
『俳句ステップ!』は中学年向けなので、高学年以上。俳句甲子園がらみのは書いているんだけど、これを一から書き直すか。俳句甲子園をからめると、ついついその対戦に重きをおいてしまうんですよね。人を描かねばいけません。


2024年02月26日 | 日記
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 三寒四温の季節。きょうはお天気はいいけど、北風とのこと。
 散歩して、体を動かさなくては。
 川の真ん中にぽつんとあるのは、サギです。一羽、いつもこのあたりにいます。
 サギも、シロサギ、アオサギ、ダイサギとありますね。これは?

 人の体は不思議です。いろんな細胞でできていて、病気になったり元気になったり。
 明日は、二か月に一度まわってくるtbc東北ラジオの出演があるのですが、自分の声、もう少しなんとかならないかなと思います。発声練習とかしたこともあったけど、続きません。
 先日はNHK俳句(テレビ)に如月真菜さんが出演されました。
 真菜さんは、辻桃子「童子」主宰の娘さん。主宰も真菜さんも透明感のあるいいお声をしています。遺伝ということかあと、自分の声はしかたないかなという気持ちにもなりますね。
 でも落ち着いて誠実にお話をすることを心がけましょう。
 

『ぼくのなかみはなにでできてるのか』かさいまり作・おとないちあき絵(金の星社)

2024年02月25日 | 本の紹介
        

 気になるタイトルです。
 読んでみると・・
 主人公神田はるとは、弱気な性格のまま4年生になっている。
 クラスメイトのやすくんも、似ている。
 そんな二人をめぐる学校生活の日常で、はるとはいろいろ考える。
 いろんな気持ちが混ざりあったりする。

 家では、いろんなものを分解するのが好きだったけど、最近はあきてきた。
 かわりに、ぼくの中身がどうなっているのか知りたくなっている。
 骨や肉はすぐわかる。でも見えないもの。おこったり、さびしかったり、くやしかったり。

 発表会、やすくんの転校。そんなできごとがあり、その都度、いろいろ考える。
 きっと読者もいっしょに感じたり、考えたりできる。そんな本だった。

出久根育展(吉祥寺美術館)

2024年02月24日 | 日記
        

 チェコ在住の絵本作家出久根育さんの展覧会3月3日までやっています。でかけてきました。
 初期の頃の絵から、ずいぶん雰囲気が変わっています。初期のころの絵は、あくの強さがあり、私若い頃ならきっとかなり好きだったと思います。
 
 

 ロビーの写真OK部分のものです。

     

 

『ぼくの町の妖怪』野泉マヤ作・TAKA絵(国土社)

2024年02月23日 | 本の紹介
         

 パステルショートストーリーシリーズ、新刊。ライトブラウンです。
 みちのく童話会メンバーの野泉マヤ作。私が妖怪作家と呼んでいる方です。さすが。
 このシリーズには、私も書いてますが、短編の登場人物が同じというのは、初めてだと思います。
 小さいころから、妖怪の話をよく聞いていた少年、柳邦彦が、井上円という妖怪を調べている先生と、妖怪調査に出かけます。
 第一話  夜泣き石
 第二話 天狗
 第三話 ろくろ首
 第四話 矢食らい山
 第五話 目目連(もくもくれん)
 第六話 河童

 おなじみの妖怪もいれば、へえ、こんなのもいるんだというラインナップ。
 川を渡る橋が、異世界との境界になっているというの、うなずけます~。

 パステルショートストーリシリーズ、今年はもう1冊出るみたい。そして、来年も出るみたいです。
 全部揃ったら、きれいだろうなあ。
 
 私のイエローグリーン『友だちの木』、そして他の皆さんのも、併せてぜひ、お読みください。

        
      
 これは、最初2冊発売になったときのチラシですね。画像を探していたら出てきたので。
 先日、国分寺の紀伊國屋書店で、ずらりとシリーズが棚にあり、感激しました。
 よろしくお願いいたします。

思い出した子どものころのこと2

2024年02月22日 | 日記
 きのう、子どものころのことを思い出して、一人遊びの大事さを考えました。
 で、危険なことはなかったか? と思い返して・・。ありました。
 家の裏は川で、河原もあったんです。そこでよく、近所の子と遊びました。欠けた茶碗が流れてきたりして、それを拾ったり・・。
 ある日、そのときは私一人だったのでしょう。男の人が一人いたんです。下半身を出してました。
 「おねえちゃん(だったか、おじょうちゃんだったか)、苦しくて助けてくれないか。さすってほしい」と言われたんです。私はよくわからなくって、でも気持ち悪いとは思ったんです。そして、逃げました。でも、そのこと親には言わなかったなあ。なんでだろう。言いたくないできごとだったのだと思います。何歳くらいだったか? わかりません。

 近くにある公園で、男の子が裸にされていた。一人では行っちゃだめだよと、親に言われたこともありました。
 ずっとずっとそういう変質者っているんです。今でも。たぶん、これからも。
 おぞましい。戦争のこともそうですが、自分の孫がそういう場で被害にあったらと思うとたまりません。絶対にそういうことがないよう、守るのが大人の役目。
 でも、そういう変質者、どうにかしてほしい。それが教師として子どもに接したりもしてる報道を見ると、反吐が出ます。

ホトケノザ ピントが甘い。

ふと思い出した子供のころのこと

2024年02月21日 | 日記
 死んだ父は、内装の会社をやっていました。
 秋田市からよく出かけたのは、男鹿半島のホテル。カーテンや絨毯などですね。
 私、よくつれていってもらってたんですね。日曜日とかだったのかもしれません。そして父が仕事の話をしている間、岩場で遊んでいました。何時間も。一人で。魚つかまえたとか、そういう記憶はないので、ただ、ちょっと足を入れたり、岩をてんてんと歩いたり、海を見たりしてたのだと思います。今ならアウトですね。どんな人に声かけられてつれていかれるかわかりません。
 でもあの時間、今の私にとって、すごく大事な時間だったなあと。
 一人で過ごす時間。子どもにとって、大事。ではないでしょうか。
 安全性を確保して、そういう時間を持ってもらいたい。難しいかな。

       

『ヘビくんブランコくん』(おおぎやなぎちか作・井上コトリ絵)アリス館

2024年02月20日 | 自作紹介
 暖かくなると、ヘビくんもそろそろ冬眠から出てくる時期かなとなります。



先日は、秋田さきがけ新聞のコラム欄「北斗星」に、書いていただきました。

      
 
 散歩していたら、もうホトケノザやイヌフグリが出ていました。これからどんどん春の野草が咲いてくることでしょう。
 実は『ヘビくんブランコくん』の出版が決まり、イラストを井上コトリさんが描いてくださることになり、文章をなおした部分があります。
 春の描写で、タンポポ、イヌフグリなど、春の花の名を具体的に出していたのです。

 でもコトリさんのイラスト、小さな花を描いていただいたらもったいない! それで、具体的な花の名前を出すのをやめました。出したのは、ヤマナシくらい。

      

 このシーンも、最初はムクゲなんてあったんです。

 ひねくれもののヘビと心優しいブランコの物語、ぜひお読みください。よろしくお願いいたします。

カワラヒワ~楽観主義とは

2024年02月19日 | 自然観察
     
 カワラヒワlまさに、河原にいました。アップすると、

     k

 先日テレビで、楽観主義のことをやっていました。
 考えかたの一つなのでしょうが、楽観主義とは、お気楽とは違うということなんだなと、聞いていて理解しました。強い気持ちで、気持ちを切り替えるということ。
 あー、明日いやな人に会わなきゃいけない。やだな~。
 これを、ひとつの訓練だととらえる。

 あ~、どうしてもだまっていられなくて、いろいろ言っちゃった。やなやつだと思われるだろうな。
 これを、人に嫌われることを恐れないようにしようと考える。

 まあ、ポジティブにってことかな。私にとっては、かなりハードルが高いですが・・。

 
        

『シロガラス』シリーズ(佐藤多佳子作)偕成社

2024年02月18日 | 本の紹介
      

 これまで5巻出ています。その5巻目が出たのが、2018年。6年前です。
 これ、これからどうなるの? どう落とすの? というところだったんです。ところがその後、出ない出ない。情報もまったくでない。もう途中で終わったままなのかと思っていました。正直言って、このあとの展開が書けなくなったのかなと(失礼)。
 ところが、最近Xで情報が出たんです。近々6巻、そして7、8と出るらしいです。こういうの、ありなんだ! 佐藤多佳子さんだからだろうな。
 
 1~5巻、読み返しましたよ。おもしろいっ。好きすぎる。
 和のファンタジー、そしてSF。このSFの部分、私4,5巻あたりで、え? こっち? と思ってたんです。でも読み返すと、ちゃんと1巻からそのフラグがあるじゃないですか。
 神社のこと、剣術のこと、神楽のこと、雅楽のこと、半端じゃなくちゃんと調べて書かれているのがわかります。
 そして6人もの小学生達、みんな魅力的。主人公の千里(せんり)もだけど、他の5人も、みんな個性的です。いい!
 どの子も好き。他にも千里の祖父や叔父達。いいです。
 千里、気がつよいし、武道もばっちりだし。でもちょっと短絡的。
 いつも張り合っている礼生は、口が悪くて、え、今ならこんなこと言わせたら、編集者に赤で消されるよというような口調。でも、それがいいんだけどな。4巻、6人での神楽の場面、最高。
 あ~、楽しみです。1~5巻、図書館から借りてるんですが、買おうかなあ。今でも本棚に全く余裕がない。電子書籍があったら、買うんだけど、ないみたいだし。

       

 すみません。この数年で書いた、私の『家守神』シリーズも、和のファンタジーです(SFではないけど)。同じ判型の本のシリーズってことに気づいて、地味に喜んでいます。絶対影響受けてるよ。はい。付箋があるのは、5巻を書くために、影響がある部分です。

 あ~、荻原規子さんの『レッドデータガール』も読み返したくなった。あれも神社の娘が主人公。そういうの、好きだ! 

『「くうき」が僕らを呑みこむ前に』山田健太・たまむらさちこ(理論社)

2024年02月17日 | 本の紹介
       

 副題が「脱サイレント・マジョリティー」。
 この本は、先日の座談会で取り上げられた一冊でした。私はぜんぜん知らなくて、事前に図書館で借りて読んでから座談会に臨みました。
 冒頭、少年のような兵士が死を目前に横たわっています。
 「まさか こんなふうに 死ぬなんて」 という吹き出し。ページをめくると、
 この兵士は、君の未来かもしれない。とあります。
 「まさか」でも、この兵士だって「まさか、自分が」と思っていたはず。
 でも、この未来は、まだ未来。変えられるかもしれない。

 こんなことが、少ない文字数で、簡略化されたカットや四コマ漫画でわかりやすく描かれています。
 多数決について、サイレントマジョリティーについて。
 
 SNSやこのブログでは、あまりネガティブなこと、政治的なことは発信しないように心がけています。
 でも、ぐちを言いたくなって書くこともあれば、政治家にがまんができなくて、書くこともあります。
 書きすぎると炎上? が怖い。反論も怖い。ダメだなあ。
 
 あの兵士が、息子だったら 孫だったら? そんな未来はごめんです。
 座談会の記事ではカットされてますが、「この本、よかった。今は図書館で借りてますが、買おうと思います」と言ったところ、Nさんが「僕、2冊あるからあげるよ」と送ってくださいました。ありがとうございます。
 孫がもう少し大きくなったら、買って送ろうと思います。

 

難しい言葉かけ

2024年02月16日 | 日記
鬱のようになっている方への声かけは、難しいです。


以前、友人でそういう状態の人と一日いて、こちらが滅入ってしまった経験あり。「がんばれ」と言ってはダメとわかっているので、言えません。こうしたら? ああしたら? もダメ。
その後一週間くらい(もっとか)、その友人のことが四六時中頭から離れず、滅入りました。
「もう死にたい」とか、言いますしね。死んだら、ダメだよ。
友人は、今は乗り越えてます(たぶん)。

私は、滅入ったとき、飲む漢方薬を2つ用意しているので、だいたいそれで乗り切れます。
鬱の方は、ぜひ病院へ。自分のがんばりだけでは、難しいです。

なんてことを思っているのは、最近Xでのある方のツイートを読んでいて、辛くなったからです。しょっちゅう、その方のアカウントをのぞいて、どうしてるかな。大丈夫かなと心配していました。うかつに、声かけもできません。
前向きなことを書いているときだけ、「いいね」をして・・。
辛いね。でも、表現できる術を持っているのだから、それが何よりのあなたの味方(ここは、見てないでしょうが)。


くこの実

2024年02月15日 | 日記
        

 くこの実が、眼にいいと聞き、買ってきました。
 杏仁豆腐に乗ってるあれです。
 一日にひとつかみくらい食べて、1袋なくなりました。また買ってきましょう。

それにしても、暖かい。夏はどうなるんでしょうか。