fromイーハトーヴ ーー児童文学(筆名おおぎやなぎちか)&俳句(俳号北柳あぶみ)

お知らせ・防備録。
記事の無断転用はお断りいたします

Information

『みちのく山のゆなな』(国土社)『ファミリーマップ』、エンタメシリーズ『家守神』1~4巻、『おはようの声』幼年童話『ヘビくんブランコくん』『オンチの葉っぱららららら♪』、短編集『友だちの木』・歴史物語『アテルイ 坂上田村麻呂と交えたエミシの勇士』他、好評発売中です。原稿・講演など各種ご依頼は、左側のメッセージからお願いいたします。    

北上川

2017年01月31日 | 日記
40分くらいの散歩の終点はここ。北上川の岸です。

  榧(カヤ)の木です。これはかつて、弘法大師が対岸へ渡るための舟がくるのを待っている間、数珠を一粒植え、それがこの木になったとか。秋には辺り一面に実が落ちます。その実を拾って、燃やして霊を祓うとおっしゃっていた方がいました。

 

 

 

 似たような景色ですみません。わけあって、記録しておきたいので。

始原への回帰ー胆江地方の修験道 (えさし郷土文化館)

2017年01月31日 | 日記
 期待を大きく上回るすばらしさでした。
 小さな展示室での企画展なのですが、展示されているひとつひとつがすばらしい。本物ですか? ときいてしまいましたよ。本物でした。だから、伝わってくるものがあるのだろうなあ。どれが何というのをメモっていないので、記憶です。
 (撮影、個人のブログやツイッター等への掲載はOKという太っ腹もよかった)

  不動明王は修験者を守るものなのだそうで、たくさんありました。

  変わった形。初めてみました。宇賀神。蛇ですね。

  

   右のは鳥に乗っています。
 
  おしらさま

 他にも修験者が背負う箱とか。いろいろ。どれも近辺の寺や個人が所有しているものだそうです。
 山というものを神聖なものとして、信仰していたというのがよくわかりました。それに寄せた文章もあって、これもすばらしかった。転載したいのですが、長くなるので割愛します。
 山は、水の源でもある。っていうのが、あたらめて、(そうだよな)と思ったことでした。

 このえさし郷土文化館は、えさし藤原の郷という時代劇のロケセットの隣にあります。そちらもまあ、一度は行ってもいいかなというところですが、なにせセットだし。本物にはかないません。この資料館、おすすめです。山を利用したモダンな建物です。
 和算の扁額なんかもあるのですよ。
 2月5日まで。
 もう一度行きたいほど。

文体・・・『羊と鋼の森』(宮下奈都・文藝春秋社)より

2017年01月21日 | 日記
 前回? の本屋大賞だった『羊と鋼の森』(宮下奈都)文藝春秋社を、ようやく読んでいます。
  その中に、先輩調律師が、主人公に「音」のことを教えるときの喩えとして、原民喜という方(詩人なのですね)の言葉を引用しています。これがとてもいいので、記録しておこうと思います。

 明るく静かに澄んで懐かしい文体、少しは甘えているようでありながら、きびしく深いものを湛えている文体、夢のように美しいが現実のようにたしかな文体。
 原民喜さんが、こんな文体にあこがれているとおっしゃっているのだそうで。本の中では、主人公の上司の調律師が、理想とする音をそのまま表していると感じたと言うのです。

 実は、書かれている内容は大好きなのですが、文体が好きになれない作家さんがいます。とてもとても残念。上記のような文体に、私もあこがれます。

  お正月に満開だった臘梅です。


プロット

2017年01月16日 | 日記

 twitterでは毎日何かしらつぶやいたり、気になったものをリツイートしたりして、こちらがおろそかになっています。こっちしかのぞいてらっしゃらない方もいるかも、なのでたまには。

 と思うのですが、改めると、前はよく毎日書いていたなあと、特別書くことがないように思えます。
 相変わらず、がんばって毎日書いています。

 昨年からプロットに挑戦。これ、プロの作家さんなら当たり前で書いているのでしょうが、私は書いてなかったのです。
 というか、プロットを書いてから、書きだそうとすると、いつまでたっても書き出せず、(えいや、書いてしまえ)となっていたのでした。

 でも今書いているものは、必要で(いろいろ理由はあるのですが、割愛)

 今回キャラ設定もかなりがっちり書いています。
 
 とはいっても、もう途中でプロットとは違ってきていて、(やっぱりな)という感じですが。
 出てくるうちの間取りを書いたりもして。(これ、5軒必要だと気づいて、今書いているところ)

 でも、みなさん、プロットって、どのくらいのところまで書いているんでしょう。
 どなたか作家さんのプロット公開していないかなあ。
 
 でも、私の場合、字や絵が下手なので、設定ノート門外不出だわ。(プロットは、PCで書いているのでいいんですけどね)


  散歩途中にある竹林。

こんな調子で今年が始まっています。
 どうぞよろしくお願いいたします!!
 皆様、お風邪などひかれませんように。
  

今年もよろしくお願いいたします。

2017年01月03日 | あいさつ
        

 三が日、すばらしいお天気が続いています。上の写真は昨年のものですが、近所の神社では、白梅がいくつかほころんでいました。
 犬ふぐりや仏の座も咲いていて、なるほどこれなら若菜摘みもできるよなあと思います。

 暮れから体調を崩し、体力がまだもどりきっていないため、今年の目標の第一は健康だなあと思ってしまいます。
 
 一日10枚書けば一ヶ月で300枚。途中失速しても200枚くらいの作品は一ヶ月で書けるはず。という計算を懲りもせずまたやっていますが、どうなりますか。(この計算通りにできたこともあるのですよ。それが日の目を見ているかといえば見てませんが)
 きょうのところは、まだ4枚。

 リアルでお目にかかれる方も、ここを読んでくださるだけの方も、どうぞ今年もよろしくお願いいたします。