花見舟 2016年04月30日 | 日記 北上川の花見舟。 といっても、花はもう終わっていました。(対岸の少し赤みを帯びているのが、桜)待ち時間もなく貸し切りでした。300匹の鯉のぼりの下をくぐって。うなぎ幟とどじょう幟もいました。 前方に見えるのは、珊瑚橋。明治の末に対岸の立花というところの方が私財を投じて作り、有料で渡ることができたのだけど、当時は木造だったのでたびたび流され、その後今の姿になったとのことです。隅田川にかかっている橋のひとつと同じ人の設計と聞いたことがあるのですが、今調べてもその辺はよくわかりませんでした。 この花見舟、私が以前乗ったときは、和賀川の方へも行ったのです。でもそう申し上げたら、案内の方は「そりゃ、何十年も前だな」と。そうかも。和賀川というのは北上川に合流する川なのですが、そっちは流れが速くて、スリルがあったのです。 過ぎ去りしものばかり見て花見舟 三上冬華 句集が今手元になく、確認できないため、どこか違っているかも。でも、花見舟というとこの句を思い出します。日野に住んでおられた先輩俳人ですが、すでにお亡くなりになりました。でもこうして折りにふれて思い出す。俳句の力だ。
雉 2016年04月29日 | 日記 岩手はあいにくの雨です。 写真は、日野のもの。 先日の講演会では、日野の自然が豊かであることをアピールしました。 これは、その日、講演を終えて浅川を散歩していて対岸を望遠で撮ったものです。 鳴き声がしたので、探したら発見。 燕は低空飛行して、鷺(さぎ)も鶫(つぐみ)も。
鳥の巣 2016年04月28日 | 日記 鳥の巣に鳥がはいってゆくところ 波多野爽波 前にもこの俳句を紹介しているかもしれません。そのくらい好きな俳句です。 思いの外、出入り口の穴が小さいものですね。他の大きな鳥が入ってこないように? 鳥の巣は、春の季語。 岩手に来ています。 桜はもう終わっていました。 今回、チビ怪獣同伴。
萩尾望都SF原画展ー吉祥寺美術館 2016年04月27日 | 日記 行ってきました。 原画、すばらしい。 あのレベルのものを描いてこそ、プロというのだなあ。 写真の右は、「スターレッド」、左は、「百億の昼と千億の夜」(光瀬龍原作)。 自作の漫画だけではなく、SFの雑誌や本のカバーとして描いたものもありました。 土曜日だったので、開館直後に入ったのに、それでもけっこうな人でした。あれ以上人がいたら、ゆっくり見られずダメだったと思います。100円という入館料には驚き。 萩尾漫画、絵はもちろんすごいのだけど、内容もすごいからなあ。 未来を描いた『マージナル』(私の漫画№1)。あれは、地球の汚染が進んだ未来なのですよね。あんなふうにならないって、誰が言える? 原発を描いた『菜の花』も。(あの本が見あたらない。誰かに貸したんだったか? そして返さなくてもいいと言ったのだったか)
地球は生きている 2016年04月26日 | 日記 このたびの地震でも思ったことですが、地球は生きている。 その上で生きている私達は、この星を汚してはいけません。 原発は、やめようよ。 署名しました。 このたびの地震で、川内原発が「異常なく運転」というテロップがテレビに流れるたび、それでいいということではないと感じています。何かあってからでは遅い。こんな危機感を抱くようでは、いけないのだと思います。 葱坊主(今月、句会の兼題でしたが……) 東日本大震災からの教訓が生かされていないなんていう意見も聞きますが、パーテーションが設置されている避難所があったり、段ボールのベッドがあったり。これは東日本大震災では見られなかった光景です。でも一部だけなのでしょうね。 もっと、こうであればという点はいろいろですが、避難している方も、支援している側も頑張っていると思います。(この件に関して意見を言うのって、とても難しい)
思い出せないこと、再び 2016年04月25日 | 日記 講演会、なんとか無事にクリアできました。 来てくださった皆様ありがとうございました。あんなにたくさん。(当社比です) さて、これは、 30センチくらいの大皿です。 これ、何かの賞でいただいたものなのですよ。 授賞式には行けなかったので、郵送されてきたという記憶があるのだけど、何の賞だったかがどうしても思い出せない。 童話か短歌のどちらかだと思うのですが・・・。 童話で授賞式に行かなかったのは、鹿児島の「子どもたちに聞かせたい童話」というのと大阪のハートフル絵本というのがあるし、短歌では大伴家持賞。島根? 他にもなにかあったかな……。 おそらくその土地の作家の方の作品だと思うのですけど・・・。 絵は、バッタか? 何焼きなのか・・・。 もしわかる方がいらしたら、教えてください。箱にメモしておくんだった。 うちは大皿がけっこうあるので、使わずずっとしまったままでした。 岩手へ持っていくことにします。
よろしくお願いいたします 2016年04月24日 | 日記 藤 講演会においでくださる皆様、よろしくお願いいたします。 講演では俳句のことはしゃべりませんが、俳人である部分も大事にしているので、紹介には句集『だだすこ』のことも入れてくださいとお願いをしました。それで日野図書館の貸し出し情報を見たら、日野市に3冊ある中の2冊が貸し出し中。わあー、誰か借りて読んでくださってるんだあと、嬉しくなりました。 熊本を中心とした地震の被害その後のことを報道その他で毎日見ています。 こういう状況下にあった場合、スマホでツイッターをやっているほうが情報収集、拡散には役に立つのかなあと、揺れています。 被災された「季節風」のお仲間への支援の募金をしようと郵便局へ行ったら、通帳から送ったほうが手数料がかからないと言われ(わかってはいたのですが、用紙だと500円もかかるとは知らなかった)、出直すことに。でも、窓口に手数料無料の熊本への義援金の用紙があったので、まずはそっちに。(なぜか、手数料にこだわる)
『童子句帖』2016年版 2016年04月23日 | 本の紹介 新しい句帖ができました。 編集を担当しています。昨年までは一人でやっていたのですが、今年は二人体制にしていただきました。私の句としては、 かまつかや再従兄弟(はとこ)は再従兄弟なりに似て あぶみ を掲載しました。「かまつか」というのは、葉鶏頭のこと。都会ではあまり見かけませんが、大きな赤い葉っぱです。(秋) 1歳と3歳のチビはとこ同士がいっしょにいるのを見て、兄妹ほどは似ていないけど、それなりに似ているなあと思って作った句です。 はとこっていうのは、ひいおばあちゃんが同じなんですね。 童子」維持会員260人の句を掲載していますが、いろいろ反省点もあります。 去年のは、維持会員の増加に伴い厚くなってしまい、手帖としてはもう少し薄いほうが携帯にいいという反省のもと、今年は薄めになるよう、句の配置を替え、並べ方にも変化を。(気づいてくださった方いらっしゃるかな) 定価500円。
未来屋書店さん(イオンモール多摩平の森3F) 2016年04月22日 | 日記 あさって、24日の講演会の会場であるイオンモールの同じフロアにある未来屋書店さんが、講演会に合わせて『しゅるしゅるぱん』を平積みしてくださっています。それもカウンターに!! (写真が、黄色っぽくなって残念) ありがとうございます!! 福音館書店さんの営業の方も動いてくださって。営業の方とはお会いしたことはないのですが、お世話になりました。図々しく手書きのポップもお渡ししてきました。(快く受け取っていただけて、ホッ) ドラマ「重版出来」の今週が、まさにこうした営業さんと書店さんのことでしたね!! このドラマ、黒木華さんもすごくよくって、引き込まれて観ています。(見逃したかた、GYAOで観ることができます) 日曜日の講演会には、福音館の担当の編集者さんも来てくださるとのこと。一冊の本をこうして皆さんが応援してくださって、本当にありがたいです。 講演会、申し込みとなっていますが、当日直接会場へおいでくださっても大丈夫とのことです。 イオンモール多摩平の森(JR豊田駅北口3分)3F ホールの入り口がちょっとわかりにくくなっていますが、未来屋書店さんとはちょうど反対側のところを入ります。当日はわかりやすい案内があると思うのですが・・・。ホールBが会場ですが、ホールAを通り抜けていくことになります。 当日、他にもイベント盛りだくさんです。 フリーマーケットもあるし! あと問題なのは、私のしゃべりだ……。
上野の森親子フェスタ 2016年04月21日 | 日記 5月3日から5日まで、楽しそうな催しがいっぱい。 子どもブックフェスティバルでは、出版社さんなどによる本の割引販売などもあるそうです。 日本児童文学者協会さんのブースでは、『きらきら宝石箱』(文渓堂)シリーズも出してくださるとのこと。著者のサインセールもあります。ということで、本当でしたら私も出かけるべきところなのですが、連休をはさんで一ヶ月は岩手秋田へ行っているため、申し訳ありません。 思いがけない作家さんと出会える可能性があります。(誰がいらっしゃるというのは、具体的に把握していないのですが) ぜひ、お出かけください。 豆の花
「季節風」2016年春号 2016年04月20日 | 本の紹介 『アサギをよぶ声ーその時は来た』(森川成美)偕成社の書評を書かせていただいています。 残花 「季節風」からは、今年もまたデビューを果たす人が出ます。(把握しているのは、二人)
猫のこと 2016年04月19日 | 日記 災害に遭って、犬や猫を助けようとかっていう話を聞くと、以前実家で飼っていた猫のことで、辛かったことを思い出す。 このこと、物語の中で描ける日が来るだろうか。 誰にも言えずにいるというのに。 梅の実(小梅ちゃんだ)
講演会のお知らせ(再) 2016年04月18日 | 日記 地震ことがあるので、しばらくいつものたわいないおしゃべりは、お休みしますね。 お知らせだけ。 講演会、次の日曜日になりました。(あっという間だなあ) お忙しいとは存じますが、ぜひ、いらしてください。詳細は、講演会の文字をクリックして、どうぞ。
地震 2016年04月16日 | 日記 相次ぐ熊本の地震、大変です。 被害状況がわかるにつれ、元気で生きていること、自分のうちで眠れることが幸せであると感じます。 お年寄りとか、乳幼児のいるお宅とか、避難所での生活はきついと思います。もしも私が……と想像すると、きっと一晩でも、体が悲鳴をあげると思うので。 二次災害がおきませんよう。 一刻も早く通常の生活にもどることができますよう。 あらららら。まだまだ、強い余震のニュースが……。九州全般から山口や愛媛も? あちこち、ネットを見ていたら、「季節風」の書き手の仲間のお一人のお宅が……。ご無事とのことですが。 5年前、電気も水も止まった岩手の家で、一人ですごした日がよみがえります。
茎立ち(くくだち) 2016年04月15日 | 日記 日本は、地震大国。やはり、原発はダメでしょう。 捨てられた大根から、花が咲いていました。こういうのを、茎立ちといいます。(春の季語) 散歩途中、筍掘りをしている方がいたので、少しおしゃべりをしました。この辺の変わりようについて、「農家の方達、相続税が大変そうですよ。だから率先して区画整理をしている」のだと。(え、区画整理って、行政側から話が来るんじゃないの?)その方のお宅は、代々お医者様だそうで・・・。家は区画整理で取られたけれど、裏山的なところが少し残っているようでした。(そこの筍を掘っていた) 私はスーパーで買ってきました。面倒なんだけど、やっぱり一年に一度はちゃんと茹でて食べたい。 筍ご飯にしました。