fromイーハトーヴ ーー児童文学(筆名おおぎやなぎちか)&俳句(俳号北柳あぶみ)

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『アゲイン アゲイン』(あかね書房)『わくわくもりのはいくえん はる おともだちできるかな』『みちのく山のゆなな』(国土社)『ファミリーマップ』、エンタメシリーズ『家守神』1~4巻、『おはようの声』幼年童話『ヘビくんブランコくん』『オンチの葉っぱららららら♪』、短編集『友だちの木』・歴史物語『アテルイ 坂上田村麻呂と交えたエミシの勇士』他、好評発売中です。各種ご依頼は、左側のメッセージからお願いいたします。    

『家守神①妖しいやつらがひそむ家』毎日小学生新聞でご紹介いただきました。

2021年11月30日 | 日記
             

 昨日、11月29日の、毎日小学生新聞で、ご紹介いただきました。
 子どもが読む新聞ですから、この記事を読んで、この本を読みたいと思ってくれたらいいなあ。
 ちょっと気が早いけど、冬休みの読書に選んでいただきたいなと思っています。

 この本では、巻末に、「拓の家守神調査記録」というページがあります。1巻では、登場人物紹介と、「おしえて風花先生」として、妖怪に詳しい主人公拓の友人、風花が「つくも神」、「家守神」をわかりやすく解説。
 これは、編集者さんがまとめてくださいました! 

 そして、見返しでは、佐伯家の間取り図と、4コマ漫画。
 4コマ漫画の原案も、編集者さんです。それをトミイマサコさんが見事に描いてくださって! 楽しい。

 4コマ漫画は、『わくわく子ども俳句スクール』にも、入れていただきましたが、これは私が原案で、ラフを描き、デザイン会社の方に描いていただきました。4コマ漫画って、起承転結と、クスっと楽しめるもの。いいなあと思います。

 

 家守神の4コマ漫画は、ぜひ本でお楽しみください。これ、もしかしたら図書館だと、見られない状態になってるかも。今度たしかめなくては。
 『わくわく子ども俳句スクール』の4コマ漫画も、他にもありますので、こちらは図書館で、チェックしてみてください。もし図書館に所蔵されていなかったら、ぜひリクエストを! よろしくお願いいたします。

『家守神①妖しいやつらがひそむ家』レビュー2 

2021年11月29日 | 自作紹介
『家守神①妖しいやつらがひそむ家』のレビュー、第二弾です。皆様のご紹介、感激です。

児童文学作家・佐々木ひとみさんのブログ つれづれ草紙  

心療内科医いでもある児童文学作家珠下なぎさんのブログ

 イラストレーターおしのともこさんのブログ

 赤文字をクリックしてください。
 ツイッターでは、ご紹介しきれないくらいたくさんの方が、おもしろいとつぶやいてくださっています。ありがとうございます!!

    

 

 


自然界の色

2021年11月28日 | 自然観察
   

サクラタウン内の荒俣宏コレクションの一つ。コレクション、好みでした。



都内のお寺さんの紅葉。

青と緑の美しい蝶が、家守神2巻にでてきます。現在再校ゲラチェック中。
1巻の嬉しい感想、たくさんいただいています。ありがとうございます❗

サクラタウン~角川武蔵野ミュージアム

2021年11月27日 | 日記
            

 先日、出かけてきました。隈研吾さんの建築は、圧巻でした。いろいろご意見もあるのかな? 私は好きです。

          

 ジャーン。映えます! 

 現在やっているのは、浮世絵劇場。
 

 

 素晴らしかったです。観に行ってよかった。ずっと立っているのは、しんどいので椅子があいたところに座ったのですが、立っていたほうが、床に映像が流れたときなど、体の浮遊感がありいいかもしれません。
 テレビでチームラボの特集をしていましたが、これからあちこちでこのような技術で、視覚五感を刺激する施設ができそうです。というか、いずれ個人の家でも楽しめるようになるのではないでしょうか。何十年後とかかもですが。
 その頃、読書はどういう姿になっているのか、知りたいです。

  

 こちらは、常設の本棚劇場。この映像は短い時間ですし、本棚が燃えるような映像はいかがなものか? という意見を見たことがあります。でも私はこちらも、ぞくっとする感じ、よかったです。

 荒俣宏さんのコレクションも、なかなかでした。

 実は一番驚いたのは、いっしょに行った友人のこと。なんと、家がこのサクラタウンの目と鼻の先。ずっと以前一度遊びに行ったことはあったのに。もちろんそのころは、ここにこんなものができるとは知らなかったわけです。今友人は、この建物内のレストランで働いてもいます。

 大人向けの娯楽施設です。でもきっと子ども向けでも、こういう形のものができそう、え? もうある? 

パステル画

2021年11月26日 | 日記
            

 先日、国分寺駅周辺のぶんぶんウォークに行ってきました。いろんなお店が参加しているお祭り的なもの。
 ビブリオバトルの本を書くときにお世話になった方がやっている、公民館での本を楽しむ企画に行き(以前これで、ビブリオバトルをやりました)、かわせみ句会をやっていた「おばあさんの知恵袋」に寄って、さらりと帰るつもりだったら、そこで、パステル画の展示をしていて、先生が午後、体験させてくださるとのこと。
 やってきました。
 楽しかった! 
 ちょっとしたコツがあるんですよね。技法というか。

  こちらは、安藤ゆうこさん(アトリエるりいろ)という方の教室の生徒さんの作品。どれもとてもすてきでした。
 12月2日~5日は、自由学園「明日館」で展示会があるようです。

 言われたとおりにやるだけ。簡単でした。
 いろいろ描いてみたいな。(たぶん、その時間は当分作れないような気はしますが)

ペットボトルに雲を作る

2021年11月25日 | 日記
          

 カルピスではありません。雲です。雲・・のはず。
 
 手順
 1 ペットボトルに1センチくらい、お湯を入れる。5~60度くらい。
 2 線香の煙を中に入れる。
 3 ふたをして、真ん中をぐっと押す。 透明になる。
 4 雲ができる。

・・・・・。 3 のところ、実は透明にはなりませんでした。
 で、この白いのが煙ではなく、雲だというわけです。
 雲ができるためには、核となるものが必要で、それが煙の粒。大気中では、塵がその核の役割をして、雲ができてるのだそうです。
 
 完全には理解できてないかな。
 
 お湯から、蒸発する水蒸気が、ぐっと押されることで、気圧が低くなり、気温が下がる。線香の煙の粒にその水蒸気がまとわりつき、雲になる。・・・てことでしょうか。

   
 
 これは、時間が経った状態です。

 なぜ、そんなことをするかというと、「書く」ためなわけです。


デイ・ドリーム・ビリーバー【忌野清志郎】ウクレレバージョン ~セブンイレブン等テーマソング~(歌詞付)

2021年11月24日 | 日記
デイ・ドリーム・ビリーバー【忌野清志郎】ウクレレバージョン ~セブンイレブン等テーマソング~(歌詞付)


昨晩、星野源の「おげんさん」を観て、忌野清志郎バージョンを聴きたくなって、探しました。いいなあ。3分半くらいから。
清志郎、好きだったんです。ただ、一曲だけでいい。続けて何曲も聴きたい歌手ではない。
 
セブンイレブンのCMもいい。歌ってるのは、黒木佑樹さんだそうです。動画検索してみてください。

「おげんさん」では、10年くらい前のEテレの番組も、再生。すごいレベル。子どもに対して手を抜かない制作側、そして出演者達に、感動。グッチさんのクイーン。もう一度観たい。

嬉しいツーショット~ひまりのすてき時間割&家守神

2021年11月23日 | 自作紹介
       

 秋田市の加賀谷書店茨島店様で、こんなふうに、面陳してくださっているとのこと。敦子さんのブログから写真をお借りしました。嬉しいなあ。現地に行きたい。
 加賀谷書店様、ありがとうございます!!
 
  私の本を、こんなに。

  こちらは、紀伊國屋書店国分寺店様です。
 大阪の書店様では、版元さん(フレーベル館)が作ってくださったポップをつけて、平積みになってたよと、教えてもいただきました。

 また、ツイッターで、カナダ在住の作家さんが『家守神』を読んだと出してくださって、え~、カナダにもう? と思ったら、なんと送料を入れると定価の3倍の値になるそうです。書店経由でも2倍、そしてこちらは時間がかかるとのこと。日本中の書店に一斉に並ぶというのが当たり前のように感じてしまってますが、いろんな流通があってのことなんだなと改めて思いました。ちなみに、電子図書は? と思ったのですが、カナダでは、これも無理なのだとか。驚きました。

 ありがとうございます!! 引き続きよろしくお願いいたします。

『ひまりのすてき時間割』井嶋敦子作・丸山ゆき絵(童心社)

2021年11月22日 | 本の紹介
         

 秋田市在住小児科医井嶋敦子さんの新刊です。
 ひまりは、猪突猛進型の女の子。かかりつけの和子先生に、「ADHD」であると診断されています。近年、いろんなタイプの病名がつけられていて、私は把握しきれていないのですが、たとえば、昔は落ち着きがないと言われていた子は、今、このADHDだったのかなと考えられます。ADHDの特性は、同じ歳の子にくらべて落ち着きたなく(多動性)、待たずにすぐ行動し(衝動性)、集中が続かずミスが多い(不注意)という特性があります(あとがきより)。

 5年生までは、そんなひまりのことを、先生たちも、あたたかく見守ってくれていました。でも6年生になり、先生が変わってからは、おこられてばかり。

 そんなひまりの状況を、ひまりが毎日少しずつ日記を書くように、自分の一日を記録します。その「時間割」を、友達に読んでもらうので、その友達視点のひまりの様子、というように描かれているので、わかりやすい。
 薬の名前や、ADHDの正式名称など、難しい言葉も出てくるけど、ひまりが正確に書くと意識しているという設定なので、無理がありません。
 ひまりは、クラスの男の子2人もADHDが入っているといいます。
 でも、困っていなかれば、診断も治療も必要ないと。
 なるほど。この状況、実際なのだと思います。きっとまわりに「変わっている子」がいるはず。その子がでも困ってなければいい、困っていたら、診断し、適切な対処が必要。まわりの理解が必要です。
 そして、なぜできないの? と言われつづけたADHDの子は、自分がダメな子だと思ってしまうようになり、場合によっては・・。
  あれこれ、私が書くより、とにかく、いろんな方に読んでいただきたい。

 児童書コーナーだけでなく、育児書、医学書、教育書のコーナーでの展開をしていただけたらいいな。
 敦子様があとがきに、自分もまた・・と書かれています。ああ、ひまりのように、おまじないを決めて、ひとつひとつをクリアして生きてらっしゃるんだろうなあと思いました。その積み重ねが小児科医という職業を持ちつつ児童文学も書かれる敦子様。頭のいい方、努力の人というイメージだったけれど、この本を読んで、とても腑に落ちるものがありました。
 ひまりの主治医である和子先生は、ひまりと同じく肥満気味。という点だけは、敦子さんと違ってますが、他は敦子さんのイメージ。きっとひまりも、すてき時間割を積み重ねて、すてき大人になるに違いありません。

おのかつこさんの銅版画

2021年11月21日 | 日記
        

 今回、気に入って、この絵を私の部屋へとお迎えしました!
 何度も眺めています。
 このサイズのは、他にもたくさんあったし、そちらも好きだったのですが、お日様をじっと見ていると、エネルギー充電できそうで。お日様は、やはり見ていて元気になります! 

 
 
 今こんな感じに並べていますが、少し考えます。
 ここは、ちょうどオンライン会議のとき、背景になるんです。
 両側の葉っぱは、私が描いたもの・・・おのさん、すみません。
 ちょっとこのあと、時間があるとき、他の絵と入れ替えてみたりしますね。もちろん、おのさんのお日様は、このままで。

 児童文学ファンタジー大賞でいただいた大きな版画もあるんですが・・、これは大きすぎて壁に掛けられず、しまったままです。あれも、なんとかしたいなあ。

おのかつこさんの銅販画展~国立コートギャラリー

2021年11月20日 | 日記
 おのかつこさんの個展に出かけてきました。
 絵本『ふかふか』(国土社)の原画や、「児童文芸」の表紙の原画他にも広いスペースにゆったりとたくさんの銅販画が配置され、堪能できました。

 








 銅販画いいです。彩色のバランスも、とてもきれい。
 お客様がたくさんいらっしゃっていて、そこに、ミヤザーナツさんという画家さんがいらして、技法のことなど教えていただけました。へえ~ということがたくさんあって、得した気分。
 他にも偶然、作家のひろいれいこさんもおいでになり、初めましてのご挨拶ができました。
 編集者さんもお一人いたので、おのさんを交えて、こんなふうにリアルでいろんなお話ができたのって、2年以上ぶり。楽しかった。

 おのさんは、みちのく童話賞入賞作品集「ひかり」にも絵をご提供くださっています。その絵も展示されていて、わーこんなに大きいんだ! と感激しました。この原画、写真を撮り忘れてしまって、反省。海外のコンペで受賞もされたそうですよ!

   

 実は、あまりにも好きすぎて、一枚購入してきました。
 この絵は、また後日ご紹介しますね! 

世の中の変化

2021年11月19日 | 日記
 世の中、いろいろ変化しています。
 結婚や家族の形も、100年後には、どうなっているか。

 私が、童話を書き始めたのは、ワープロの普及と同時進行でした。パソコンじゃなく、ワープロ。
 それから、パソコンのソフトに移っていったのです。そのころ、ワープロで書かれた文章は、味気ないなんていう方もいらっしゃいました。
 でも、今そんなことを言うかたはいません。まだ手書きで書いている作家さんもいらっしゃいますが、どんどん少なくなっています。
 
 紙の本のほうが手触りがいい。と、ずっと思っていましたが、『家守神』を電子書籍で見てみて、これは、ありだなと思いました。



 歳時記は、まだ紙の本ですが、広辞苑は、すっかり電子辞書に代わりました。
 
 リモート会議が進み、リアルに近い会議の様子がテレビでやっていました。本も、今のようなタブレットやスマホではなく、3Dで、観られるようになるのではないでしょうか。
 
 結婚制度も変わるでしょうね。(いきなり・・)
 かの高貴な方のご結婚の騒ぎは異常でしたが、気にするなというほど、私は達観はしていません。やっぱり古いのかも。お姫様ですからね。一人で生きていける術があるかどうか? でしょうね。
 100年後の世界、見てみたいです。
 

埼玉県推奨図書に『ジャンプして、雪をつかめ!』が選ばれました。

2021年11月18日 | 自然観察
 辛夷の木の葉が、黄色く色づいています。
 地面に落ちると、割とすぐ茶色くなってしまい、イチョウのように、黄色い絨毯という感じにはなりませんが・・。
 ケヤキは、木にあるときから、茶色っぽいですね。でも、日に当たると、輝きます。


ジャンプして、雪をつかめ! が、令和3年埼玉県推奨図書になっていました。サイトでは、6年生の女の子の感想も! 嬉しい。赤の部分をクリックすると、他の本などリストを見ることができます。
気付けは、北国ではまた雪の季節かやってきます。
よろしくお願いいたします‼️


『しんぱいなことがありすぎます!』工藤純子作・吉田尚令絵(金の星社)

2021年11月17日 | 本の紹介
      
 工藤純子さんは、スポーツ物語から、和パテシエシリーズ、そして、今は『リトル☆バレリーナ』が、大人気。一方、『手のひらの未来』『となりの火星人』など、学校を舞台にした作品で近年、大注目の旬の作家さんです。
 工藤さんにとって、初の幼年童話とのこと、え? そうだった? と驚きました。いや、幼年に進出ってことですね。どんどんご活躍の場が広がってらっしゃいます。

『しんぱいなことがありすぎます』は、心配性で、何度も何度も時間割をチェックしてしまう女の子,
ももが主人公。とうとう、全部抱えて背負って学校へ行くほどです。一方、教科書も何もかも学校においてしまっているのが、かずま。物語は、この二人のかけあいで、進みます。
 そのひとつひとつのエピソードが、ほほえましく、二人を応援したくなります。
 最後のエピソードも、かわいくって。これは、ぜひ本でお確かめください。

雪虫

2021年11月16日 | 自然観察
 雪虫が出てきています。
 小さい虫なので、写真はないんですが。
 これが、雪虫っていう名前ではなく、羽虫だったら、こんなに見たからって嬉しくないですよね。
 ネーミング、大事です。
 
 大量に発生することもあるみたいですね。
 しろばんば。雪婆。という言い方も。

 

 赤く色づいた葉が目立つ時期ですが、黄色い葉も、きれいです。ただ、落ちるとわりとすぐ茶色くなるんですよね。
 こんな黄色い葉っぱが出てくる幼年童話が、来年出る予定です。入校は済み、3校でも私がまだ直しを入れたりしながら(編集者さん、申し訳ありません)、もうOKかな。画家さんが、とってもかわいい絵を今描いてくださっています。お楽しみに。