二月が駆け足で過ぎていき、三月。
ちまたでは卒業や進学、進級があり、新しく社会人になったり、移動があったり。
私は、同じ日々を過ごしながら、少しずつ物語を紡いでいくという、相変わらずの毎日です。
今年明けから非常に気に病んでいた案件が、いい意味で拍子抜け。ほぼ解決に至り、ほっとしております。何度神頼み(あ、高幡不動尊が一番多かったから仏頼みか)をしたか。(創作関係ではありません)
そんな中、やはり私は「書いてこそ」。書いたものを読者に「届けてこそ」という思いを新たにしております。それとは反比例に体力やいろいろな処理能力は低下しているわけで、「いい人」「できる人」「すごい」などと思われなくてもいい。もしかしたら「自分勝手」と思われるかもしれない。でも、「書く」ことを第一にやっていきたいと改めて思っています。
ただ、世の中。人との関わりがあってこそ。というのも、本当。難しいところです。いろんな方にお世話になって、今があるわけだし、これからも。そこは真心をもってやっていきたい。
これからどういうものを書いていきたいのか。ということも、考えています。
なぜ、児童文学なのかということろにも通じるところ。
目指しているところには、行き着くことが出来るかどうか、わかりません。
孫ができて、その吸収力のすごさに驚いています。私達児童文学作家は、こういう成長期の子ども達が読むものを書いているわけですから、その責任は大きいです。いい加減な気持ちでは書けません。「届ける」ためには、売れなくてはなりません。プロとして「売れる」かどうかも意識しなくては。決して媚びるのではなく、時代を見て。
ま、書くのみ。ですが。
こういう木が好き。これは、上野の国立東京博物館の庭にあったもの。ユリの木。1月に撮影したものです。
もう芽吹いているかな。