『どこどこ山はどこにある』(フレーベル館)が、大手学習塾SAPIXの夏休み課題図書に選定され、保護者や会員向け雑誌「さぴあ」に著者インタビューが載りました。
このインタビューの時、がらがら声でひどかったのですが、内容はとてもよくまとめてくださっています。感謝。
プロのカメラマンが撮ってくださった写真は、ばっちり皺を飛ばしてくださって(笑)。授賞式でお会いする生徒さん、こんなおばあさんだった? 写真と違う と思うのでは? と心配なほどです。でもやはりよれよれで写るよりずっと嬉しいというのが、本音。一度、見事に髪がはねあがった写真をそのまま載せられてしまった苦い経験がありましたし。
今年高学年向け課題図書は、魚住直子さんの『いいたいことがあります!』(偕成社)です。魚住さんは、YA作家として多くのファンのいらっしゃる方。ご一緒できて光栄です。高学年の子が『どこどこ山~』の感想を書く、またはその逆でもOKとのこと。
読んだり、作文を書いたりというのは、もちろんこれからのことでしょう。受験勉強に励む一夏の読書経験になっていただけたら嬉しいです。
余談ですが、SAPIXさんでは、実は以前から、アンソロジーの1編を、入塾テスト問題として使っていただいておりました。でも、このたびインタビューのため本社へ伺い、ここが、代々木ゼミナールの小学部であることを知りました。田舎育ちで、受験は高校からしか自分も子供も経験のないおばさんは、「そうだったんだー」と。代々木で大きなビル群を見上げたのでした。