fromイーハトーヴ ーー児童文学(筆名おおぎやなぎちか)&俳句(俳号北柳あぶみ)

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インタビュー記事を載せていただきました(「さぴあ」8月号)

2019年07月30日 | 自作紹介

 『どこどこ山はどこにある』(フレーベル館)が、大手学習塾SAPIXの夏休み課題図書に選定され、保護者や会員向け雑誌「さぴあ」に著者インタビューが載りました。

  

 このインタビューの時、がらがら声でひどかったのですが、内容はとてもよくまとめてくださっています。感謝。

 プロのカメラマンが撮ってくださった写真は、ばっちり皺を飛ばしてくださって(笑)。授賞式でお会いする生徒さん、こんなおばあさんだった? 写真と違う と思うのでは? と心配なほどです。でもやはりよれよれで写るよりずっと嬉しいというのが、本音。一度、見事に髪がはねあがった写真をそのまま載せられてしまった苦い経験がありましたし。

 今年高学年向け課題図書は、魚住直子さんの『いいたいことがあります!』(偕成社)です。魚住さんは、YA作家として多くのファンのいらっしゃる方。ご一緒できて光栄です。高学年の子が『どこどこ山~』の感想を書く、またはその逆でもOKとのこと。

 読んだり、作文を書いたりというのは、もちろんこれからのことでしょう。受験勉強に励む一夏の読書経験になっていただけたら嬉しいです。

  余談ですが、SAPIXさんでは、実は以前から、アンソロジーの1編を、入塾テスト問題として使っていただいておりました。でも、このたびインタビューのため本社へ伺い、ここが、代々木ゼミナールの小学部であることを知りました。田舎育ちで、受験は高校からしか自分も子供も経験のないおばさんは、「そうだったんだー」と。代々木で大きなビル群を見上げたのでした。


高校野球・岩手県決勝を見てきました。

2019年07月28日 | 日記

   

 ニュースで大きく取り上げられていますが、花巻東対大船渡高校の決勝戦は、大船渡の佐々木投手の登板なく、12対2で花巻東の圧勝でした。

 そうか。岩手県営球場に行けば、佐々木投手のピッチングが見られると気づいたのは、その2日前でした。このごろ、行きたいところには行く、やりたいことはやる。見たいものは見るという気持ちで生きています。行きたくても、もう富士山頂には無理。だんだんできないことが増えてくるのですから、できることは心の声に従おうということで。

 佐々木投手はこのあと大谷のようになるかもしれません。今見ておかなければ、もうチャンスはないかも。そう思ったのです。決勝戦でエースが登板しないかもなんて、思ってもいませんでした。準決勝は前日ではなかったし。

 

 これは、試合前。この憂いの表情は、出ないことがわかっていたんだなあ。

 安打数は大船渡のほうが花巻東を上回っていたとか、報道されていますが、打数の問題ではなく、正直言って、佐々木投手のいない大船渡は、花巻には全く及びませんでした。

 監督の采配に関しては私はわかりません。何も言う権利はない。

 そういうことも含めて、観に行ってよかったです。炎天下の観戦は、もう無理かもって思ったし。今回1時間半前には到着したのに、駐車場は満車でした。うろうろ走って、ようやく普段は空き地なのかなというところで、1000円で停めることができました。

 見ていた人達、私もですが、みんないつか佐々木投手が出るかもと思っていたと思います。先発投手が打たれ、でも他のピッチャーが出てきて、大差がついて・・・。9回は出るかも・・・。それもないとわかったとたん、帰る人達もいました。それは寂しかったけど、帰りのバスに長蛇の列ができてたのを見たら、この混雑をさけたかったのかもとも思いました。

 ニュースでは、やじがとんだとか、大船渡に抗議の電話が殺到したとかありました。私も正直心の中では、「佐々木出せよ~」と思ってました。でも、周りでは、誰も声を出してヤジを飛ばす人はいませんでしたよ。

 

 花巻東高校は、さすがでした。甲子園でも、頑張っていただきたい。

 もちろん、秋田中央も(付け足したようで、すみません)。

 佐々木投手の今後も、応援します! 小学3年生のときに陸前高田で震災に遭い、お父さんを亡くし、引っ越した。それで、こんなに立派に成長したというだけで、おばさんは、涙が出ます。

 ブログは現在進行形ではないので、今は岩手ではありません。


腰痛予防ーリュック新調しました。

2019年07月24日 | 日記

        

  かつては腰痛持ちでした。若い頃です。何度も整形に通い、太い注射をされたことも。動けなくなることも何度もありました。

  でも20年くらい、腰痛はありません。その予防法は、ショルダーや手提げの鞄を持たないこと。常にリュックです。この数年はプラスウエストポーチ。客観的に見れば、変なおばさんかも。

  リュックだけだと、お財布やがちょっと心配なのと、電車の乗り降りでいちいちリュックをおろさなくてはならない。でもウエストポーチに大事なものを入れておくと、さっとそれができます。どこかに置き忘れることもない。両手はいつもフリー状態。

 あとは、ハイヒールを履かないこと。

 体のバランスって、大事なのだなあと。

 あらたまった会のとき以外は、手提げバックは持たないようになりました。パーティのような場で、リュックはさすがにね。

 リュックに入れるのは、移動時に読む本、原稿などなど、結構あるので、大きいものになってしまいます。

 今回、久しぶりに皮にしました。このところ出かけるたびに、リュックを見ていたのですが、なかなか気に入ったものがなくて、いいなと思っても何万もするのはちょっとねえ。今回は多摩センターの句会前に寄った店でこれを見つけ、購入。

 梅雨も明けたのか、さっぱりしているし、リュックも新しいし、よし! 


『オオカミのお札(一~三)』について、改めて

2019年07月20日 | 自作紹介

           くもん出版

 この本は、3冊に分かれていて、1巻は、江戸時代末期。疱瘡という病が流行った村での姉妹の物語。2巻は昭和の戦時下。父や叔父が招集されて残された村で生きる双子の兄弟の物語。3巻は、現代。東日本大震災で姉と父を失う女の子の物語です。

 時代は違うけれど、脈々と血の繋がった一族の話でもあり、そこには青梅の御嶽神社に伝わるオオカミ信仰も絡んでいます。信仰という大きな心のよりどころを持ちながら、悩み苦しみ、でも前に向かって生きる姿を描きたい。そういう思いで書きました。

 3冊に分かれていますが、一巻ずつ完結しているので、一冊だけを読むというのもあり。それから、もし興味を持ったら他のも読んでいただけたらと思います。

 出版は、2017年。2018年には、第42回児童文芸家協会賞を受賞いたしました。

 私もその後、『どこどこ山はどこにある』を出していますし、ちまたでは、たくさんの本が出版されています。でも、自分でいうのもなんですが、埋もれてもらいたくない本なのです。

 でひ、夏休みの読書に入れていただけたらと願っております。


かわいそうな名前の草花ー継子の尻拭い・屁糞葛 

2019年07月18日 | 日記

  

   継子の尻ぬぐい(ママコノシリヌグイ)

 この葉っぱや茎のとげとげで、継子のおしりを拭くという虐待・・・を連想させるネーミング。

 

  屁糞葛(ヘクソカズラ)

 かわいい花なのに、秋になってあまりきれいではない茶色い実になります。あれが匂うのでしょうか? 

 別名は灸花(ヤイトバナ)。お灸の形に似ているから。

 どちらも好きです。っていうか、散歩してて、こういう草花に会える環境にいられることが、嬉しい。

  近くの農家では、こんなに野菜を買えるし。合計1000円です。


後鼻漏(こうびろう)による咳―長引く咳

2019年07月12日 | 日記

  長引いていた咳について  

 以前書いた記事です。2017年。2年前ですね。

 3年も続いていた咳が、点鼻薬で治ったことを書いています。

 今、またあのころに似た咳が続いています。風邪の症状はまったくない。痰は出るという症状。10日くらいかな。今回も高幡不動駅前の内科を受診しています。抗生物質と抗アレルギー剤、そして点鼻薬。でもまだ・・・。

 5月6月と体調を崩し、しかもいろいろな医院を受診し、体力が低下していたのだと思います。

 そして、今回、さっと渡されたのが、「後鼻漏による咳」という紙でした。鼻水が少しずつ「のど」のほうにまわってしまうことなのだそうです。半分以上の人は、自覚していないのだとか。吸入や咳の薬、貼る薬は効きません。とか、いろいろ書かれていました。そうなのだろうなと思います。

 今風邪をひいていないことは、自分でもわかるのですが、咳が続くと喉が痛み、そこが炎症になり菌が入りやすくなるように思えます。なので、悪化しないよう。薬を飲んでいます。

 「風邪ですか?」ときかれるので、状態を説明するのは長くなる。でも、風邪だと咳をされるといやですよね。うつりたくないですから。なので、この頃は「軽い咳ぜんそくの気がある」と言っています。すみません。

 こんなことをだらだら書くのは、案外こういう方っているかも。検索で調べてらっしゃる方とかね。少しでもお役にたてたらと思った次第です。

    鉄瓶で沸かしたお湯は、喉にも優しいです。

 鉄分もとれます。

 


合評会

2019年07月07日 | 日記

 久しぶりに、季節風の合評会に出かけてきました。

 幼年・絵本テキストの会です。私もずっとあたためている絵本テキストを出し、いろいろご意見をいただきました。「季節風」会員ではない方の見学もあり、元編集者さん、ベテラン作家さん、出版を目指している方などなど多彩な顔ぶれ。

 長編作品を読むほど体力は使わないけれど、この緊張感は、大事。私の場合、年に1度は、必要な感じがします。

 やはりいいことばかり言ってはいられません。きちんと伝えることは伝えて、それが自分にも返ってきます。

 絵本はロングセラーが、書店のいい位置をがっちり占めている。そこに切り込んでいくには、やはり新しさが必要。奇をてらったものを書くというのではなく、これまでにない視点を持ったり、目をつけられていないものを出すとか。そこは自戒をこめて、しっかり言ってきました(つもり)。いい作品、というだけではダメなのです。

 秋田でもやりたいのですが、さあ、どうでしょうか。

    会場の国立オリンピック記念青少年総合センター 

 来年のオリンピックではこのあたりは、すごい人になりそう。


ほくとライブラリー明徳館 夏休み親子講座 《Let’s俳句で五・七・GO!》

2019年07月05日 | 自作紹介

 秋田で、夏休み親子俳句講座をやります。 親子じゃなくても、2人ペアでの参加歓迎です。祖父母と孫。友人の子と小学生。高学年なら小学生同士でもOK。秋田市の市報その他でも告知があると思います。

 子供達と保護者の方、どんな俳句を作るか。楽しみです。(俳句の簡単な作り方を伝授してから、それぞれ作っていただきます)

 

ほくとライブラリー明徳館 夏休み親子講座 (秋田市)

  Let’s俳句で五・七・GO!

五・七・五、たった17文字に思いをこめて伝える俳句。 作り方や読み方を覚えたら、日本語のおもしろさがぐんと広がります! お父さんお母さんと、おじいさんおばあさんと、お友だちと。

 講師 : 俳人・児童文学作家(秋田市出身) おおぎやなぎ ちか

日時 : 令和元年7月30日(火) 会場 : ほくとライブラリー明徳館 2階 研修ホール

        10:00~12:00

対象 : 小学生とその保護者(5~6年生は友だちとペアも可)

定員 : 10組20名

申込 : 7月9日(火)午前9時から 電話832-9220または、直接カウンターで

 半夏生