fromイーハトーヴ ーー児童文学(筆名おおぎやなぎちか)&俳句(俳号北柳あぶみ)

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『アゲイン アゲイン』(あかね書房)『わくわくもりのはいくえん はる おともだちできるかな』『みちのく山のゆなな』(国土社)『ファミリーマップ』、エンタメシリーズ『家守神』1~4巻、『おはようの声』幼年童話『ヘビくんブランコくん』『オンチの葉っぱららららら♪』、短編集『友だちの木』・歴史物語『アテルイ 坂上田村麻呂と交えたエミシの勇士』他、好評発売中です。各種ご依頼は、左側のメッセージからお願いいたします。    

継続すること

2022年01月31日 | 日記
 継続は力なり。
 平凡だけど、大事なことだなと思います。

 ときどき、ぜーんぶ投げ出したくなるんです。
 でも俳句だって、続けてきたから、こうして俳句の本も出せました。
 先生(辻桃子)にも、「あなたは、忙しいのにやめないで偉いわね」と言っていただきました。
 幹事をしている句会を、これから通信句会にするくらいは、許されるでしょう。実はぐっと楽になるんです。月一とはいえ、出かけていって句会をするためには、その月末は必ず東京にいるようにしなくてはなりませんでした。岩手から朝出てきて、直で句会とかやってたり。
 でもこのコロナ禍で、通信句会にして、とりまとめを他の方にやっていただき、会計もやっていただき、わたしは皆さんのつなぎや連絡、そして指導的な立場で全体を見るということに。そして、最終選は、副主宰にお願いしていました。やはり選をする人で、違う部分がありますからね。
 先日も、一句。私はあまり感心しなかった句を、副主宰は特選になさっていて。なるほど~と思いました。

 俳句も、児童文学も、続けることができる限り、がんばりましょう。

鷺(さぎ)。川沿いをいつも散歩するのですが、たくさんいます。
 

噛み合わせは大事

2022年01月30日 | 日記
 この10日ほど、噛み合わせがうまくなくて、憂鬱でした。
 2週間ほど前に歯石をとってもらった翌日、あ、なんか変と思い、数日後に調整していただいたんです。それでいいと思ってたのですが、だんだん、あれ? 頭が重い、あごがつかれる。
 ひどくはないんです。でもいつも、あごや頭がうーん、という感じ。
 先日はカレーを食べたとき、スプーンがぱっと口に入らない。あ、やばい。このままいくと、顎関節症になるぞと直感しました。大きく口を開けるとき、閉じるとき、あごがカクッと音がするんです。

 たぶん、夜も熟睡できていない。
 それで、歯医者さんの予約とりました。ただ、院長先生じゃないと、この調整はうまくできないんです。それが、月曜日。もう少しの辛抱です。

 ただ、今はこうしていい先生が近くにいるからいいけど、ずっと診ていただけるかなあと不安になったりして。
 というのは、母が施設に入って、しばらくは行きつけの歯医者さんにタクシーで行ってたんですが、その先生がやめられたため、施設の近くの歯医者さんに行ったら、入れ歯の調整がうまくやってもらえず、食べられないという時期がありました。その後、ふつうに施設に訪問診療をしてくださる歯医者さんで今はいいようです。食べるために、歯は大事ですからね。

 実はかつて、歯科医院で助手をしていたことがあるんです・・。そこは口腔外科が専門の先生だったので、顎関節症の方が多く来院されていました。寝るときのマウスピースを作って、歯ぎしりをするので、それが減っていくんですよね。なので、それを定期的に調整する。そういうのも見ていましたので、噛み合わせ、大事だとわかります。
 それに、この10日ほど、いつもそこが気になって、精神的にもちょっと落ちている感じ。体と心は繋がってるなあと思っていました。
 健康が一番です。

   
 
 この前、菖蒲沢海岸で拾ってきた石でなごみました。

「季節風」149号に『家守神①』の書評を載せていただきました。

2022年01月29日 | 自作紹介
           

 書評を書いてくださったのは、月島晴海さん。

 

 拓が前の学校でいじめられていたことから逃げたくて、母の再婚に賛成した。その結果もっとやっかいなことにまきこまれ、次から次いへと襲い来る難題に、主人公拓は元気を回復していく。という見方をしてくださいました。

 いじめ問題に限らず、大抵の悩みは視野が狭くなることによって、事態が深刻化します。解決してみると、なであんなに悩んでいたんだろう、と思うことがよくあります。本書は「つくも神」の出現によって、半ば強制的に視野を広げられ、強さを回復する拓の物語と読めます。

    

 「季節風」今月は、大会推薦作品も掲載されています。これら、編集者さんの目にとまって書籍化してほしいレベルのおもしろさでした! 

 

私は、オンチです。~『オンチの葉っぱ ららららら♪』発売にあたって

2022年01月28日 | 自作紹介
          

 『オンチの葉っぱ ららららら♪』が来週発売になります。
 それにあたって、この本をどうして書いたかということを、お伝えしたいと思います。

 実はわたしはオンチです。かつては、音楽の時間にひとりずつ歌うテストがありましたが(今はどうなのでしょう)、苦痛でした。カラオケが流行ってからも、つきあいで行かないわけにもいかず、苦痛でした。
 今はもう、私はオンチなのでと大きな声で言えますが、子どものころは……。
 そんな子どもの頃のわたしに向けて書いたといってもいいかもしれません。
 そんな私でも、歌が嫌いかというと、そんなことはありません。今でも調子はずれな歌を家では、ひとりで歌っています。

 オンチの葉っぱ ららららら♪ は、苦手なことも、ららららら♪

 という気持ちをこめたタイトルです。
 だれにでも苦手なことはある。でも、何かすごく好きなこと、得意なことがあるかもしれない。そんな気持ちを伝えたくて、書きました。

 オンチという言葉を使わずに書くことも考えました。でも、私はこの言葉から目をそらしたくなかったのです。

 考えてみると、私は加えて、方向オンチでもあります。
 運動は? 走るのは速かったけど、他のボール競技はもたもたしてばかり。
 それでも、こうして社会の中で生きていけているのですから! 

アマリリス

2022年01月27日 | 日記
 咲いてます!
             
 やはり部屋に花があるのはいいですね。
 
 

 絵も。
 右が、おのかつこさんの銅版画です。
 ぱっと目に入ると、元気になります。
 ツイッターでは、いろいろな画家さんをフォローしていて、よくこの絵いいなあ。模写したいなあと思います。でもそんな時間はない。ぐっとこらえています笑。
 絵を描くって、エネルギーと時間が必要ですからね。

朗読って、素晴らしい~「みちのく童話賞」入賞作品~ABS秋田ラジオ

2022年01月26日 | 日記
 みちのく童話賞の大賞、優秀賞作品を、ラジオで朗読していただくことになりました。
 その第1回が、先日25日にありました。ABS秋田ラジオ あさ採りワイド秋田便 という番組の「MAYAの子育てランド」というコーナー。朝9時10分ころからです。
 これがもう、素晴らしかったのなんのって!!
 酒井アナウンサーのお声、演技(声の)、効果音、BGM!! 一つの世界を見事に作り上げてくださいました。
 聞いていて、涙ぐんでしまいましたよ。感動しちゃって!!

 ラジコで、しばらくは聞くことができます。地域によっては、会員登録しなくてはいけません。私は、月300円で会員になっているんです。
 来週は「馬橇」再来週は「赤い玉青い玉」です。もう、一気に期待が高まっています。
 
 

 第2回みちのく童話賞、3月15日から受け付けです。
 第2回の受賞作品も、このように朗読していただけるかどうかは、わかりません。でも、作品集を作る、新聞社、ラジオ局などに送るということは、第1回と同様にいたします。それを読んでいただいて、よし! と思ってもらえるような作品をぜひぜひ! お待ちしております。

 年齢制限はありませんが、東北在住の方に限ります。
 第1回は、11才から88才までのご応募がありました! 詳しくは、HPでご確認ください。(赤をクリックしてみてください)

 そしてそして、昨日の放送で、ついに解禁!

 第1回みちのく童話賞作品集が、電子書籍として発売になります。現在校正をがんばっているところ。発売日が決まりましたら、お知らせいたします。この電子書籍には、作品集に載らなかった、特別賞「しゃっぽこ山が、光ったぞう」と委員長賞「アヒルのガーコは、いつだってだいじょうぶ」も収録されます!! 
 お楽しみに!!

 

『家守神』冒頭の一節

2022年01月25日 | 自作紹介
             
 もうすぐ2巻が発売ですが、冒頭の一節は、同じものを置いています。
 付喪神とは~みたいな。そして文末に『面妖な日々』三枝面妖 と書いています。
 気づいてくださる方も案外多くて、嬉しいのです。こちらのレビューも。(赤文字をクリックしてみてください)

 三枝面妖は、デビュー作『しゅるしゅるぱん』(福音館書店)に出てくる登場人物、妖怪作家です。『面妖な日々』も、ですから実際にある書物ではありません。
 最初、ふつうに付喪神とは~ と書いていたこの部分に、『面妖な日々』を持ってきてはと提案くださったのは、編集者さんです。え、いいんですか? となり、いいんならぜひ! という流れになりました。そりゃ、私が著作権者ですからね。
 三枝面妖は、幼い頃から妖怪の類を感じることができた人間。その姿を見ることはできないけれど、想像して小説を書いていました。でも・・・。

 そして、今3巻も進行中なのですが、三枝面妖とつながる部分が出てきて、わあーとなっています。ちなみに2巻ではそうでもありません。
 この2作、テイストは全然違うんですけどね。作者が同じなので、根底でつながってた! という感じです。その辺もお楽しみいただけたら、嬉しいです。

『オンチの葉っぱ ららららら♪』おおぎやなぎちか作・つじむらあゆこ絵(文研出版)見本をいただきました。

2022年01月24日 | 自作紹介
           

 見本を送っていただきました。
 書店配本は、2月に入ってからかもしれません。(はっきりわかってなくて、すみません。○マゾンでは2月2日になっています)

 開いたページに、ちょっと怖そうなお姉さんが出てますね。さて、どういう人でしょうか。
 誰にでも、苦手なことはある。でもきっと得意なこともある。そんなことを書きました。
 女の子は、つじむらあゆこさんの絵の本は迷わず手にするという話も聞こえてきています。かわいいですもの。
 
 私、文章で、髪型や容姿にはほぼ触れていないんです。なので、オンラインでの打ち合わせを一度して、そのときにイメージをお伝えしました。
 主人公しおりがかわいいのは、もちろんですが、親友のまこちゃんがまたいいんです。このまこちゃん、私、あるアニメの登場人物のイメージを伝えました。さて、誰でしょう。読んでわかった方はぜひ、コメントに書いてください。男の子二人もです! 
 日にちが違うと、着ている服や髪留めのぱっちんも違っているんですよ。かわいいです! 

『ほねほねザウルス』(岩崎書店)ありがとう!

2022年01月23日 | 本の紹介
 小1男子の孫がはまりまくっています。

         
 小学生になってからできた友達に「おもしろいよ」と教えてもらったそうです。この最新刊は、お年玉でも買ったとのこと。でも学校の図書館でも地域の図書館でもなかなか借りられないと聞いていたので、先日少しまとめて買って置いてきました。
 学校から帰ってきたら、ランドセルもおろさずに読み出して、ずーーーっと読んでいるとのこと。ご飯だよといったら、いったん立ち上がるけど、そのまま立って読んでいて・・。
 正直内容は、私には、よくわかりません(ごめんなさい!)。でも、こんなに夢中になるなんて! おもしろいからでしょ。
 とにかくおもしろいと思うのを読む! それでいい。この本を読むことがおもしろい! という体験が、感覚が大事です。ばばは、嬉しいのです。
 3歳の妹も、負けじと並んで読んで(見て)いるようです。
 ゾロリでも(実は、クリスマスプレゼントであげていた)、おしりたんていでもなく、『ほねほねザウルス』だったんだー。
 ほねほねザウルスは、もともとはお菓子のキャラクター。
 それを本にしたんですね。著者は「ぐるーぷ・アンモナイツ」となっています。複数の方が協力して、書いてらっしゃるのかなと思います。

 孫いわく、「ほねほねザウルスの落とし穴に落ちた。はまってるってこと」。おお、文学的表現ができている(ばばばかです、お許しを)。
 ほねほねザウルス、ありがとう! 
 こんど行くときは、『オンチの葉っぱ ららららら♪』を持っていくけど、読んでくれるかな。

新型コロナウイルス ふたたび、じゃない6度

2022年01月22日 | 日記
 かかっても、重症化しない。
 インフルエンザ、もしくは風邪のようなもの。無症状も多い。

 だから? だから出てもいい。とは思いたくありません。
 一人かかったら、家族は間違いなく感染するでしょう。買い物には誰が行くか。病院には一人で? 
 いやいや、そこじゃない。医療従事者や保健所の方たちの中に感染が広がったら、医療現場が大変です。

 経済をストップさせずにという考えはわかります。でもやっぱり、人が集まるところには行かない。人が集まる催しはしない。としたいです。
 ということで、句会は、通信に切り替えました。
 そして、今後、もうずっと通信句会でいいのでは? と考えています。一年に一度くらい集まってやればいい。考え方を切り替えていきましょうよ。

 もう、飲み会には出ないだろうなあと思います。せいぜい個室がとれるところで、食事を? 

 旅行は? 悩ましい。去年の暮れのバス旅行、、とてもよかったし。様子を見ながらかな。
2月3月にあるブックトレーラーコンテストの審査、そして表彰式は、年末に決まったことですがオンラインです。あのころ、感染が下火ではあったけど、対面での実施は避けたんですね。この判断ができるかどうか、大事なところだと思います。

   アマリリス、咲きました! 

写真集『酒蔵50景 第4集』今泉忠淳(北方新社)

2022年01月21日 | 本の紹介
          

 「童子」でごいっしょに今泉忠淳さん(俳号如雲さん)の写真集です。 
 酒蔵だけを、旅をしながら写したもの。これまでも弘前の写真集など出されています。いずれもモノクロ。これがいい。
 私は蔵フェチなので、表紙の蔵、いいなあと思います。しかも、この蔵岩手県大原です。え? 大原ってどこ? と思ったら一関! 
 他にも湯沢など東北の蔵がいっぱい。
 お酒をいただきたくなります。(それ?)

 北方新社は、弘前の出版社さん。いい本を出してらっしゃるんですよね。私が大事にしている狼信仰の本も、たしか北方新社さんでした。
 弘前に今の時期に訪れたのは、もう何年も前ですが、雪の深さが、岩手や秋田をはるかに上回っていました。
 それで、『ジャンプして、雪をつかめ!』は、青森を作品舞台に設定したのです。
 
 

 

手のひらの黒子

2022年01月20日 | 日記
 1~2週間くらい前に手のひらの真ん中にぽちっと赤いものがでてきました。血豆?
 いや、こんなところ挟んだりしてないし・・と思っていたら、数日前、それが黒くなっていました。黒子?
 のようです。
 こんなところに黒子ができるなんて、いやだなと思いながら調べてみました。すると・・。
 手のひらの黒子は、幸運! おおおおっ! しかも真ん中は最強!

 急にできた場合は、エネルギーが暴走することがあるので、注意が必要ともあります。
 おおお! 
 
 ある時期から、占いは信じてないのすが、今回は信じます。今年は強気で行こうかな笑。
 *手の写真を出そうかと思ったけど、お目汚しなのでやめました。

 

ブックトレーラー課題図書になりました~『家守神』

2022年01月19日 | 自作紹介
  ブックトレーラーという言葉、初めて聞きました。そういう方が多いのではと思います。
 家守神は、フレーベル館さんがPVを作ってくださいました。こんな感じで、読んだ本を紹介するのが、ブックトレーラー。なんと動画を作ってくれるのは、小学生の皆さんです。感想画とかじゃなく、感想文でもなく、動画! 
 今回は実証実験とのことで、3校の小学生さんたちが対象です。

 フレーベル館さんのサイトにその詳細があります。こちらから、ごらんください。

 今回は、とくに動画制作に力を入れている学校の皆さんが挑戦してくださいます。
 楽しみです。
 一応、審査員のひとりです。コメントも出させていただきました。こちらから。

こちらは、2巻です。

どんど焼き・左義長、または、塞の神

2022年01月18日 | 日記
         

 小正月である1月15日の行事ですが、今はだいたい近い日曜日に行われます。
 
 

 うちの近くの日枝神社は、16日でした。

 乾燥しているので、点火後、あっという間に燃え上がり、崩れ落ちます。
 神聖な火を皆が見守りました。

 御神酒は、すうっと喉をすぎるおいしさでした。こちらも神聖でした。
 うちの地域は本来は、塞(さい)の神といいます。町の外れで行い、疫病や禍が入ってこないようにという思いも込められていたのです。

雑誌「こどものとも」2019年5月号「くもにアイロン」おおぎやなぎちか作・山村浩二絵(福音館書店)

2022年01月17日 | 自作紹介
 「こどものとも」という雑誌で出た作品ですが、この3月末で、3年になります。

         

 雑誌なので、3年間が過ぎると、品切れになってしまうと連絡がありました。(在庫に残っているのが、断裁されるのかな……)
  寂しくなりました。
 この作品、とてもいいんですよ! 世界的アニメーターの山村浩二さんが、私の作品を見事にダイナミックかつ繊細に描いてくださっています。「おかあさんといっしょ」の「ベルが鳴る」の方です。

 バックナンバーでお求めいただけるのもあと数ヶ月です。まだご覧になってらっしゃらないかたは、ぜひ、書店にご注文ください。580円って、お得だとおもいます。
 私も○冊、購入をお願いしました。
 ある作家さんが、絶版のお知らせがくると、その作品をたくさん買い取るため、大変な数が家に・・という話をうかがったことがあります。でもわかるなあ。子どものような存在ですもの。

 もっとも、まだ書籍化の望みは残っています。雑誌の在庫としておいておく3年間の間には書籍化にはならないのだとか。でも毎年「こどものとも」だけでも24作品、幼年版、「かがくのとも」を含めるともっとなわけで、そこから書籍化になるのは、数冊という厳しさだともお聞きしました。
 こういう話って、表に出ませんよね。皆さん、じっと静かに見守っているのでしょうね。でも、私、最後に一人でも二人でも、購入してくださる方がいるといいなあと思うのです。
 くもにアイロン、がんばれー!!