fromイーハトーヴ ーー児童文学(筆名おおぎやなぎちか)&俳句(俳号北柳あぶみ)

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桃の葉ローション続き

2015年07月30日 | 日記
       
 
 普通売っているローションの色ではありませんね。お茶みたい。
 試行錯誤というほどではありませんが、やってみて初めてわかることってあります。
 水500ccに、桃の葉5gでは、一度に作るには多すぎます。でも100ccでは、煮詰めているうちに水分がとんでしまう。300ccに桃の葉3gに落ち着きました。10分煮出して、10分置いておきます。(ま、ここも適当)
 そして、一度作ったものは3,4日しかもたないということでしたが、もっとぜんぜん大丈夫そうです。厳密に成分が変わっているかどうかはわかりませんが、感覚的に大丈夫。少なくとも腐りはしません。冷蔵庫で一週間、いや2週間とかでも大丈夫かも。つまり300cc作って、なくなりそうになったら次の分くらいでOKな感じです。
 あくまで、私の感覚ですが。
 
 ペタペタ、ペタペタ。
 特に足がすべすべ感が、以前と違う。(←これが、顔だともっと嬉しいのですが。ハハ)
 草刈りして、どどっと汗をかいたあとも、シャワーを浴びて、桃の葉ローション♪

屁糞葛(へくそかずら)

2015年07月27日 | 日記
        
 全く身も蓋もない名前。実を潰すと匂いがするらしいです。でもこの花の形から、灸花(ヤイトバナ)という別名があります。花を逆さにすると、お灸の形に似ているというわけですね。かわいい花です。

 御所あとは十畳ばかり灸花   安部元気(『実用俳句歳時記』辻桃子編)

ヤギで除草

2015年07月26日 | 日記
        
 中央線豊田駅近くには、戦後にできた団地がありましたが、この数年建て替え工事が進んでいます。一部は公園になるのかな? その一角の空き地にヤギが放され、除草をしていました。ヤギは暑さに強いのでしょうか。ところどころ小屋がありましたが、中に入らず外にいました。

  
 ヤギによる除草、エコということで近年あちこちでやられているようですね。

白泉の俳句

2015年07月23日 | 俳句
 このところのニュースを見ていて、渡辺白泉(はくせん)の句を記しておきたくなりました。
 昭和初期、新興俳句が隆盛だった頃、俳句を発表し続けました。特に有名なのは、
 
 戦争が廊下の奥に立つてゐた   白泉

 今がこのような状況ではないことを祈りたいものです。(いや、危機感を抱くべきときでしょう)
 第二次世界大戦中は、新興俳句弾圧ということも行われ、白泉も弾圧を受けた一人です。

 憲兵の前で滑つて転んぢやつた

 新しき猿又ほしや百日紅 
 桐一葉落ちて心に横たはる
 極月の夜の風鈴責めさいなむ
 玉音を理解せし者前に出よ
 繃帯を巻かれ巨大な兵となる    白泉
 

 戦時中の子どもたちのことや、シベリア抑留のことなど、いろいろ読んでいます。先日、某さんに、「終戦のときは、おいくつでしたか?」とおききしたら、「あら、そんな年のことなんて」とはぐらかされてしまいましたが、私はただ、どこでどういう状況で玉音放送をお聞きになったのか、戦時中はどのようにしていたのかを聞きたかっただけなのですよ・・・。女性はただ年のことを聞かれるととか、そういう意識になる場合もあるのだなと反省。
 戦争を知っている人達から、直接話を聞いておかなくてはならないなと思っている昨今です。父にはほとんど何も聞かず仕舞いのまま、見送ってしまったので。

  青銀杏

処方せんなしで病院の薬が買えるーオオギ薬局

2015年07月22日 | 日記
         
私が常備している風邪薬PL顆粒や、ツムラの漢方薬、補中益気湯などは、通常の薬局では手に入りません。病院で処方せんを書いてもらい、調剤薬局で処方してもらえる薬です。でも、これらの薬を処方せんがなくても買える薬局が、都内で初めてオープンしました。(関東でも初めて)
 病院の薬全てが買えるわけではないのですが、(糖尿病の薬とか、抗生物質とか、医師の診断が必要な薬はもちろんあるわけです)これまで処方せんがなくても買えるのに、その辺の薬局には置いていなかった薬が買えるようになったのです。

 忙しくて病院に行っていられない方、慢性疾患でいつも同じ薬を処方してもらうのに、病院、調剤薬局と行くのが面倒な方、私のように常備薬として置いておいて、風邪っぽいというときにさっと飲んで治したい方、漢方で体の調子を整えておきたい方などなど、助かると思います。

 詳細は、HPをご覧ください。
 神田駅西口です。(2018年 追記)
 
 胃薬、痛み止め、湿布薬、塗り薬、シミの薬もあるぞ。
 
 

「日本児童文学」2015・7.8月号

2015年07月21日 | 日記
 第二期タイムストーリーの入選発表がありました。
 私もおかげさまで入選。ありがとうございます。今年初めに発売になった第一期の5冊はどれもとてもおもしろかったので、光栄です。第二期は来年2月に偕成社さんより発売になります。楽しみ♪
 
 発表の記事を見つけて、早速メールをくださった皆様、ありがとうございました。

 青田波(東京の近所)

 

「童子」2015年7月号

2015年07月20日 | 日記
 童子春合宿鹿野寺吟行記で、坂谷小萩さんが、
 
 のどろかに雨漏りうけて洗面器  あぶみ
 踏青や虚子一門の後につき    あぶみ  を、

 小林タローさんが、

 鹿尾菜刈る石段海の中にまで   あぶみ  を取り上げてくださいました。

 今月号に、このときの句を投句していますが、鹿尾菜刈るを、、
 
 遠足や石段海の中にまで    あぶみ  と推敲しています。

 石段が海の中にまで続いているというのは、満潮だからなのかもしれません。なのでそういうときに「鹿尾菜刈る」ということはあまりしないかな? と思ったのと、遠足の方が、幻想的かなという意図ですが、果たして? 幻想的な方に気持ちが傾くのは、私が日頃ファンタジーが好きというところがあるからで、写生を目指す童子俳句とは方向が違うか? と思いつつ。(ただ、文学でもそうですが、ファンタジーは量産するとありがたみがなくなる) 

 また瓦版(会員の投稿欄)では、大林みんとさんが、
 初春や嬰児(みどりご)といふやはきもの   あぶみ  を取り上げてくださっています。これは、今年の年賀状にも印刷した句でもあり、記念の赤子俳句の一つでした。みんとさん、どうもありがとうございました。(お会いしたこともない方ので、ここなんて見てないだろうけど)

 新宿西口にあった壁面レリーフ

 
 

補助動詞・複合動詞

2015年07月19日 | 日記
 今さらなのですが、ようやく自分の中でもやもやとしていたものが、解決しつつあります。
 買いに行く、ではなく買いにいく。
 食べに来る、ではなく食べにくる。
 この「いく」や「くる」は、補助動詞なので、仮名にする。
 飛び立つ、立ち去る、などは複合動詞、つまり二つの動詞が合わさったものなので、漢字でよい。
 
 でも、まだあれ? これはどっちだろう。と思うものもあるのですよ。
 やって来る、の「来る」は補助動詞ではないか・・・。どっちだろう。「やって」の方が補助的な気もする。

  蜘蛛の巣についた雨粒

桃の葉

2015年07月18日 | 日記
       
 
 季節風の作家Mさんからいただいた桃の葉。この日はとても暑い日だったのに、庭でチョキチョキ切ってきてくださいました。
 現在乾燥中。ローション作ります! 

  
 こちらの写真は、最近食べた枇杷や桃や李の種を植えたもの。果たして芽が出るか。枇杷はたぶん出るとふんでいるのですが。

 

マルセイキャラメル(六花亭)

2015年07月17日 | 日記
        

 季節風の友人Fさんから、北海道のおみやげでいただきました。
 六花亭のお菓子は、いろいろ食べたことがありどれも大好き。このキャラメルの存在は知っていましたが、初めて食べました。

 おいしい~。くどい甘さではなく、バターたっぷり。
 Fさん、ごちそうさまでした! 

 

『去来抄』(向井去来)

2015年07月16日 | 日記
      

 久しぶりに童子句会に出てきました。この句会では、毎月芭蕉の俳文を読むとして、芭蕉の弟子が記したものを読み、勉強会をしています。今月は『去来抄』「故実」の一節と俳文「酒に梅」(貞享2年)でした。

 へえと思ったのは、芭蕉が同時代の文学者井原西鶴のことを、「辞(ことば)あらく賎しく(いやしく)云ひなし(中略)西鶴が浅ましく下れる姿あり」と、まったく評価していなかったことです。(とはいえ、ここまで言うということは、ある意味では認めていたともいえる)
 芭蕉は『奥の細道』を死ぬ直前まで推敲していたとのこと。

 内容は俗なことでも、下品じゃなくつくることを心がけていたことがわかる一文でした。
 自分の言いたいことを、どう表現するか。ということに心配ることが文学だというのが、今も昔も変わらないのだと思った次第です。