書影が出ていました。
12月22日発売です。ひょんなことから文芸部に入った主人公栞奈が、言葉と出会い友人と出会っていく物語。また具体的にご紹介しますが、どうぞよろしくお願いいたします。
12月は、これと『家守神⑤忍びの里の青い影』と2冊出て、今年が終わります。
書影が出ていました。
12月22日発売です。ひょんなことから文芸部に入った主人公栞奈が、言葉と出会い友人と出会っていく物語。また具体的にご紹介しますが、どうぞよろしくお願いいたします。
12月は、これと『家守神⑤忍びの里の青い影』と2冊出て、今年が終わります。
一年目は、1巻2巻が出て、その後一年に1冊ずつのペースで出て、5巻目。4年間に渡って書いてきましたが、この巻で完結になります。
感無量です。仕事部屋の一角には資料がどっさり。壁には大きな年表がありましたが、整理しました。でも、すべては捨てられず、編集者さんの赤の入った原稿や、日の目を見ることはないかも(たぶんない)外伝。墨田区の地図は、佐伯家があるという設定でしたので、購入。実際にはスカイツリーが少し見えるとか、千葉から引っ越すときは、川を二つ渡ってきたとか、そのくらいしか出てないんですが、裏設定というやつです。
1、2巻の内容は持っていた上でシリーズが始まったのですが、3巻目以降は、編集者さんからもアイディアをいただいたり、プロットを何度も何度も書き直したり。おかげで、プロットが書けるようになりました(5巻ではかなりの分量のプロットを出しています)。
愛すべき家守神達のキャラを、愛してくださった皆様ありがとうございます。5巻をぜひお楽しみに。気に入っているラストとなりました。
冬ざるる という季語があります。寒いときに使うけれど、調べると、冬になり、草木が枯れるとともに海、山など見渡す限りの景色が荒れ果てた感じ」とあります。
荒涼とした感じなのでしょうね。
これは、日曜日の景色。冬ぬくし でした。
先週出かけてきました。
終了してからのご紹介で、すみません。
やさしい絵。やさしい物語。くすっとなる部分もあって、大好きです。小学校の教科書に載っていた短編の前日譚のようなもの。
子どものころ、真剣にネコを話したいと思っていました。この本は、そんなネコ好きの思いを実現してくれています。一番好きだったのは、茶トラと白黒の人間から見たらまったく毛色の違う二匹が「そっくりだ」とお互いに思う場面。
お二人のサイン本です。画家の高橋和枝さんともお会いできました!
ネコヤブックスというネコの本や雑貨を扱っている立川のお店。いい空間です。先日はミヤザーナツさんの個展&イベントもあり出かけたところです。このところ画家さんとのつながりが増えていて、嬉しい。
国分寺の絵本屋さん「おばあさんの知恵袋」で、こじんまりとした紙芝居を語る会的なことをしました。店主の三田村さんは、語りを長年やってらして、紙芝居の読み聞かせがすばらしい。
ミヤザーナツさんは、ご自身の紙芝居を3作品も読んでくださり、その裏話もたっぷり。
他にご参加は、渡辺朋さん。そして私、濃い時間でした。紙芝居、いいです。
案外、脚本長くてもOKなんだなとか、私、ある言葉を安易に使っているかもという気づきがあったり。書き手が集まると、ただのお茶会ではなく仕事に結びつく内容を話すことができるのが、嬉しい。
またやりましょう! となりました。
森埜さん、つい最近『銀樹』というファンタジーを出されたばかりなのに!
今度は、ノンフィクション。デフは「耳がきこえない」という意味だそうで、2025年にはでデフリンピックが日本で開催されます。それにさきがけて出されたこの本、8人の日本人デフアスリートにインタビューし、手話のこと、デフスポーツのことなどわかりやすく書かれています。
森埜さんは、『蝶のはばたき、その先へ』という本もあります。あれは、耳なりをすぐに治療しなかったため、耳が聞こえにくくなった少女の物語でした。森埜さんご自身が手話を習っていることも聞いたことがあります。長くこのテーマと向き合っているのだと思います。
生活のこと、医療のこと、コミュニケーションのこと、仕事のこと、学校のこと、いろんな配慮が必要ですが、それさえあれば、楽しめるし、生き生きと暮らすことができるのだと、改めて思います。
デフリンピックには、オリンピックにはない種目もあるのだそうですよ。
どんな種目か、ぜひ本をチェックしてみてください。
第64回講談社児童文学新人賞佳作入選作です。
作者の五十嵐美怜さんは、すでに児童文庫で何冊も本を出されているプロの作家さん。でも、児童文学を書きたいという夢を追い続けていたとのこと。講談社児童文学新人賞は、プロアマ問わず応募できる賞なのです。では私が今応募したからといって(応募資格はある)、入選できるか? とんでもない。そんな甘いものではありません。新人として、これから書いていけるかどうか、という基準もまたあると小耳にはさんだことがあります。
文章力はもちろん、内容にオリジナリティがなければ、受賞は難しいでしょう。
この『15歳の昆虫図鑑』でいえば、虫好きな転校生とからむことで、ぎくしゃくしていた4人の中学生達をつなげ、それぞれ本来の魅力、力を引き出しています。王道の児童文学であり、児童文庫で培った筆力もいかんなく発揮されています。それは、読みやすい! ということ。それぞれのキャラがしっかりと立っていることなど。
短編連作でありながら、全体がつながっているというこの形式、好きです。
五十嵐さん、きっと虫好きなのでしょうね。「好き」は作家にとって強みです。もちろん、それだけではなくしっかりと調べてもいらっしゃる。
2作目3作目が楽しみです。
詩人の谷川俊太郎さんが、亡くなられました。
うちにあった谷川さんの本といえば、これ。
もしまだお読みじゃない方は、これを機会にぜひ! 絵本です。
死期のせまった童話作家が孫娘に、子どもの頃に死んだ友人、かないくんの話をします。物語はまだ途中。やがて、作家は亡くなります。
スキー場のゲレンデで、祖父の死を知った孫娘は、「なにかが終わった」のではなく「はじまった」と感じます。
谷川さん、自分の死を見つめてこの作品を書いたのではないでしょうか。
私も「はじまった」と感じました。
絵を描かれた松本大洋さんは、詩人工藤直子さんの息子さん。漫画家です。「ピンポン」とかの作者ですね。
昨日は、やはり出かけていってお会いするのは、大事だなと思えた日でした。一気に冬模様で寒かったですね。インフルエンザの予防接種をしなくては。新型コロナウイルスは、見送ります。
マスクをして、手洗いをして、風邪予防をしましょう。来週はまた秋田へも行くし。
うちの市の市役所に展示されています。
広島には行ったことがありません。一度行かなくては。
このたび、メールの送受信ができてない方がいたことが判明。10日くらい前にその方が私に送ってくださ添付つきのが届いてない。私は私でこないなと思っていたしあちらはあちらで返事がないと思っていたみたいで、とうとう一本の短いメールが届き、え_? と電話で確認。その場でメールしたものは、届いたけど、翌日添付つきのを送ったら、やはりそれも届かなくて。
調べたら、私のメールボックスが容量をオーバーしていたみたいです。
半日かけて整理しました。といっても最初は古いメールから確認しつつ消していったけど、これはもうどんだけ時間がかかるかわからないと、大事なのだけ保護して、一括で2万近いメールを削除しました。大事なメールも入ってたかも・・と不安。
それでも、実は札幌の兄に送ったメールはどうしても届かないんです。向こうからのは届くし、他の方からのメールは届いているという。
添付なしで送ってもダメ。他の方は、心配でメールを入れたら、「届いてます」とのこと。一番心配なのは、仕事関係ですからね。
きのうは、そんなこんなの一日でした。
古いメールには、10人以上、もう亡くなられた方のものがあり、あるいは、もうほとんどやりとりのない方とかもね。後藤竜二さんからのメール、消せない。
私は、いただいたメールにはだいたいその日か、翌日にはお返事しています。もし、お返事がない場合は、電話かXのDMなどでご連絡ください。
本日9時から、ABS秋田放送ラジオ「あさ採りワイド秋田便・マヤの子育てランド」で、朗読後半があります。秋田の方、ぜひお聴きください。
秋田以外でも、ラジコ会員登録している方は聴くことができます。
偶然聴いてくださる方もいますよね。そういう方が、「おっ」おもしろそうだなと思ってくださるといいなあ。
パソコンメールが、先日二人に届いてませんでした。再送したら、いったんですが・・。一人の方からの10日ほど前のメールはこちらに届いてなかったし・・。今回の二人は仕事関係ではなかったけど、仕事関係でこれが起こると困ります。実は、1件、お返事がないのがあるんです・・。今週いっぱいくらいは待とうと思いますが。
ラジオで、『東北まつり物語』「おばけ提灯」のラジオ朗読があります。
先週1回目があったのを、お知らせ忘れていました。
ラジコで、明日8時59分まで(つまり本日中)は、聴くことができます。
そして、第2回は明日、9:00~です。
酒井茉耶アナウンサーの朗読、素晴らしいので、ぜひお聴きください。
お囃子の効果音がまた、いいんですよー。
ハゼかな?
これは、蔦。
銀杏も色づいてます。11月も後半に突入ですからね。
でも、きのうは汗ばむくらいの暖かさでした。
年内、もう一回くらいは秋田に行きそうです。あちらの紅葉は、もうそろそろ終わりかな。
左側光って文字が見えませんね。バルト海の石。
友人が、おみやげに持ってきてくれました。バルト海なんて、たぶん私は一生行かないと思います。足を入れて、石を見て、私を思い出してくれたなんて、なんて嬉しい。
この石がなんという種類かとか、全くわかりません。そういう分類はできないんです。
石英とか瑪瑙とかは、少しわかるけど。見てるだけでいい。海辺や川辺をうろうろして、好きな石をさがすのも、好きです。
石っこ賢さんは、ちゃんと分類してたんですね。
アンソロジー『きみが、この本、読んだなら』ざわめく教室編では、「パワーストーン」という短編を書いています。こちら、よかったら読んでください。物語の中で本を紹介するのですが、それは宮田珠己さんの『いい感じの石ころを拾いに』。好きな本です。
今度は『東北こわい物語』と、『東北スイーツ物語』です。
対照的な2冊。私はこの2冊には書いていませんが、12月4日発売予定。
来年になって『東北偉人物語』が出ます。そちらには、書いてます。
まずは、第1期の3冊と、この2冊、ぜひお読みください。ほんっと、おもしろいですから!!