fromイーハトーヴ ーー児童文学(筆名おおぎやなぎちか)&俳句(俳号北柳あぶみ)

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『アゲイン アゲイン』(あかね書房)『わくわくもりのはいくえん はる おともだちできるかな』『みちのく山のゆなな』(国土社)『ファミリーマップ』、エンタメシリーズ『家守神』1~4巻、『おはようの声』幼年童話『ヘビくんブランコくん』『オンチの葉っぱららららら♪』、短編集『友だちの木』・歴史物語『アテルイ 坂上田村麻呂と交えたエミシの勇士』他、好評発売中です。各種ご依頼は、左側のメッセージからお願いいたします。    

合理的になるには無駄なことをたくさんしないとダメ~イチローの言葉

2022年08月31日 | 日記
 合理的になるには無駄なことをたくさんしないとダメ。
 イチローさんの言葉に、激しくうなずいています。
 
 その無駄具合も、人それぞれなんですよ。

  花が咲いて

  実がつきます。

 先日お伺いした出版社さんでは、今度出る本のカラーページを見開き8枚分印刷された大きなものを2種類見せていただいたんですが、紙が微妙に違うんです。どっちがいいですか? と聞かれて、さわってみると、うーん、こっちが少しざらっとしてる? 厚みは・・はっきりいってよくわかりません。これが、裁断され本になったらどうなのか? イメージも全くわきません。編集のプロにお任せするしかありませんし、今後も自分の仕事の中で自分が選んでということなどないと思います。でも、こうして見せていただいて、有り難かったです。
 テキストで、問題になっていたところは、昨日電話でのお打ち合わせで、無事解決しました。ほんとに今気づいてよかったー。ここ、割と興味深いかなと思うので、いつか講演会でもする機会があったら、いいネタだなあ。なんて。

今が幸せ

2022年08月30日 | 日記
 
 原稿を書いて、出版社さんとやりとりをして、本になって、書店に並ぶ。。
 一連の流れの中で、一番嬉しいのは、イラストがあがってきて、本になる直前。ああ、もうすぐだ。このイラストのかわいさ、早くお見せしたい!

 それが、今です。
 昨日、出版社さんをご訪問し、カバーの原画も見せていただきました。きれい! かわいい! おしゃれ!
 どうかお楽しみに。もっと詳しくご紹介できる日が待ち遠しいです。

 でもでも、テキストの中で、問題点も発覚! 今の時期に気づいてよかった。編集者さんは一カ所ご指摘くださったのですが、そこを考えるなら、ここも、あそこも・・むむむ、となっています。でも本になってからでは誤植レベルではないので、後悔があったかもしれません。有り難いです。
 今まで何十回と、読んでるのに、今気づくんだからなあ。本日改めて電話でご相談することになりました。

        

 茸。毒だな、こりゃ。

それで、めでたく本になったらどうか? そりゃああ、嬉しいです。でも、売れるかなあとか、喜んでもらえるかなあとか、不安も押し寄せてくるんです。これまで出ている本達も、どうか改めてよろしくお願いいたします。

夕飯の時間

2022年08月29日 | 日記
 きのうは、4時ちょっと前くらいから麻婆茄子とかぼちゃの煮物を作りはじめ、4時15分には夫がビールを開けて、いなだの刺身で呑みはじめ、麻婆茄子ができたらすぐに食べ、私も食べて、4時半には夕飯終了。ただ、かぼちゃの煮物はその頃ようやく食べ頃になったので、かぼちゃだけ別に食べる。そんな我が家です。
 片付けて散歩して、お風呂に入って、ワイン呑みながら大河ドラマを観て、ちょっと雑用して、そろそろ眠い(9時半笑)。

 こんなんで、いいのか? いいとするしかない。
 そのかわり、朝7時半くらいから仕事してます。今の朝ドラ、つまらないので見ないし。朝は頭が働きます。

 きょうは、リアル打ち合わせで、初めての出版社さんをご訪問。
 おしゃれでかわいい本ができつつありますよ! 

     芋の露・・ではないのです。雨上がりなので、雨粒でした。

 きのうは、ずっとお世話になっている作家さんのオンライン講演会があり、ホントはお聴きしたかったんですが、今、もろもろの用事がたっぷりで、なかなかそういうのに参加できません。
 9月に入ったら、また岩手、秋田、そして青森に行く予定。ただ、秋田は母の面会予約しているんですが、できるかどうか? きょう確認したいと思います。
 8月に施設でクラスターが発生したので、知り合いで同じ施設に入っている方は、8月、面会がキャンセルになったと伺っています。うちの場合、兄二人と私と3人そろっての面会は、今度いつできるかわからないので、できるといいのですが・・。札幌の兄は飛行機予約もしているし。

夕方の散歩

2022年08月28日 | 日記
             金柑の花

 うちは、夕飯が早いので(日によっては、4時半には食べてたりします)、片付け終わってまだ6時にもなってなかったりして。
 なので、それから歩きます。日中よりは大分涼しいです。

 4時半に夕飯って、何時から作るんだって感じですよね。
 きのうは、3時過ぎには、フライパンで骨付きチキンを焼いてました。
 野菜たくさんの味噌汁、鯖に塩を振って、4時過ぎくらいから焼きます・・。
 あ、5時半とか6時くらいの日もありますよ。それでも、よそ様より早いですよね。これは、ずっとなんです・・。
 ま、手のこんだものは作りません。揚げ物もしません。
 おとといは久々に餃子を作って、これが手のこんでるほう。餃子、おいしかった。
 

『おはなし ごほん』大川久乃作・本田亮絵(あかね書房)

2022年08月27日 | 本の紹介
           

 かぜで学校を休んだとしくんは、部屋のすみから「ごほん ごほん」とせきが聞こえて驚きました。
 絵本が咳をしていたのです! 
 としくんに読まれなくなって、かぜをひいたというその本とのやりとりが始まります。

 この設定、いいなあ。
 本が、「ごほん」と咳をするというのも! 

 「にじいろスープ」という本なのですが、劇中劇ならぬ、本の中の本というのは、難しいです。
 有名なところでは『果てしない物語』がそうですよね。
 私も絵本テキストで挑戦したことがあるんですが、うまくいかず、お蔵入りになってます・・。

 絵童話という毎ページに絵があるスタイルの本。絵本を読んでもらうスタイルから、自分で読んでもらうようになった子にぴったりです

「こどものとも」年少版『どっさりおやさい』大川久乃文・山本久美子え(福音館書店)

2022年08月26日 | 本の紹介
           

 作者の大川久乃さんは、実際にお子さんといっしょに野菜を育てながら、絵本テキストや幼年童話を書いていらっしゃる方です。
 内容はシンプルですが、子どもの視点で野菜を見る目がしっかり定まっていて、あたたかい気持ちになる絵本です。こういうのは、想像するだけでは、できないんです。おそらく文を書くだけではなく、画家さんといっしょに畑に行ったり、経験をお話したりしているはずです。

 やさいごうという箱に、どんどん野菜を入れていく展開が楽しいです。
 先日は原画展を東京であったようですが、(私はばたばたして行けず)次は京都でもあるみたい。

 福音館書展の「こどものとも」は、何年もかけて、この1冊を作ります。
 私も待機中のものが一冊。お知らせできるのは、いつになるかな? 画家さんが、本描きに入っているのかどうか? ちょっとそれもわかってません。まあ、忘れた頃にご連絡があるのもまた、嬉しいものです。他の作品の種を蒔いて、育てるということをしなくては。そして、どっさりおやさいのように、どっさりではなくても、また絵本を作りたいです。

秋めいてきました

2022年08月25日 | 日記
     

暑さの中にも、秋の気配が感じられます。
 
 私は傷の治りが悪い一カ所があり、ちょっと憂鬱です。
 岩手でケガをして、岩手の病院に行ったので、東京で新たに別の医院に行く気持ちにならなかったのですが、昨日行ってきました。
 
 関節が癒着しかけていて、表面はケロイドになっている・・・。痛いけど動かして、普段はテーピングして・・。ケロイドに塗るお薬もいただきました。
 治りが悪くなっているの、年のせいかもです。あ、でも仕事や家事は支障なくできる範囲ですのでご心配なく。痛みに弱いんです。

 歩いたり、階段とか車とか自転車とか、用心用心と念仏を心の中で唱えます。そして、それを忘れたころにまた? いやいや、こりごり。

東北に風が②~俳句甲子園

2022年08月24日 | 日記
 野球の甲子園の前日は、松山で、俳句甲子園がありました。
 優勝は、東京の開成高校。3連覇です。通算でも10回以上優勝しています。絶対王者といわれたりして・・。決勝の対戦相手も東京チーム。海城高校でした。いわゆる有名私立高校、強いです。開成高校は、俳句部ですしね。
 
 そんな中、感動したのは、最優秀句。

 草いきれ吸って私は鬼の裔   

 岩手県水沢高校の句です。
 かつてエミシがいた地で育った高校生がこういう句を作ったことに感動しました。そう、鬼とは、中央政権に虐げられたエミシのこと。
 田村麻呂とエミシの戦いの図では、まさにエミシは鬼のように描かれています。 

 俳句甲子園、やっぱりいいなあ。
 今年は、ホントだったら秋田大会で審査員をする予定でしたが、エントリーが少なく不成立。なら、仙台大会を観戦しにいこうと思ったら、部外者は入れず。
 何年か前松山に観戦にいったけど、今あの体力ないなあ。あのとき行ってよかったです。



 おばさん俳人も、がんばりましょう。
 
 

東北に風が① 仙台育英甲子園優勝

2022年08月23日 | 日記
 仙台育英高校が、甲子園で優勝しました!! おめでとうございます!
 東北では、これが初優勝。念願の優勝です。
 宮城の皆さんはもちろんですが、東北中が喜びに満ちたのではないでしょうか。
 
 仙台育英、強かった!
 満塁ホームランを打った選手は、宮城大会ではベンチに入ってなかったとか。その人が、決勝で満塁ホームランだなんて、小説だったら、そんな展開うまくいきすぎと言われそうです。事実は小説よりドラマチックなことが起こる! 

    
 
 仙台駅近くにあった謎の石・・。
 

アテルイ通信

2022年08月22日 | 日記
       

 『アテルイ 坂上田村麻呂と交えたエミシの勇士』を書くため、現地を何度も訪れましたが、奥州市水沢には、アテルイを顕彰する会というのがあり、私も入会しました。事務局長の方にいろいろお話も伺いました。
 アテルイ通信というのがあるのですが、第73号に、昨年岩手県の課題図書になり、入賞した作文が掲載されていました。

 

 課題図書になったこと、『アテルイ』の感想文が入賞したことは知ってましたが、ちゃんと読むことはできずにいました。当時5年生ですから、今6年生でしょうか。「生き続ける「心」」というタイトル。感激です。
 なにより、自分にひきつけて感想を書いている部分が、素晴らしいです。

サルスベリが散りはじめています

2022年08月21日 | 自然観察
          

 百日紅ともいわれ、百日も咲き続ける木。サルも滑るくらいつるつるの幹。
 あちこちで咲いてますが、散りはじめてもいます。

  

 『家守神』シリーズの舞台である佐伯家の庭には、このサルスベリがある設定です。

    


 

      

林檎の木

2022年08月20日 | 自作紹介
        

 岩手の散歩コースには、3か所林檎畑があったのですが、今はこの一か所だけになっています。
 これから赤くなるのが楽しみ。青森は豪雨で被害がなかったか、心配です。

 こういう散歩で見ているリンゴ畑が、物語のヒントになります。

      

 『友だちの木』にも、「お守り」という作品に、リンゴの木が出てきます。先日大学の後輩が電話で、中の表題作ではボロ泣きでしたと言ってくれました。表題作の木は、アンズです。

 

消えゆく(だろう)お盆の風習

2022年08月19日 | 日記
 今年のお墓参りでは、昆布を見かけませんでした。
 なに? と思われるかもですね。実は、北上市のお墓参りでは、お墓にだらりと昆布をかける風習があったのです。結婚したとうじ、うちではもうしてませんでしたが、夫が子どもの頃はやってたとのこと。墓地ではあちこち見かけました。それがだんだん減ってきて、今年はとうとう、墓地の外の馬頭観音に一カ所見ただけでした。以前書いたブログの記事に写真がありました。こちら *赤をクリックすると、過去記事に飛びます。10年前だ。
 
 また7日が墓掃除の日と、なぜか決まってもいます。以前は舅が行ってたけど、亡くなってからは私か夫が行ってます。今年は朝5時に目が覚めたので、5時半に行ったら、もうけっこうお墓を掃除している姿が・・。大きなお墓は、一家5人くらいでやってました。

ほんの少し色づいてきた田んぼ(うちの田ではありません)

 お墓には、赤飯と煮物とお菓子を供えます。これは、事前に透明パックに詰めて持っていき、拝んだ後は、回収(烏が来るので)。舅は赤飯を炊いてましたが、私の代になってからは、買っています。煮物もこの数年は作らず買ってましたが、今年は娘一家が来ていたので、おかずになるので、朝から大鍋に煮ました。

 お花は、畑で菊を育てていたので、それを8束(4カ所お参りするので)作ってましたが、これも舅がいなくなったら、咲かなくなったため、買います。うう、お盆の時期って、高い。せめて農協の直売所で。10年前の記事の写真はうちの畑の菊ですね。

 そんなあれこれも、次の世代にまでは強要しません。第一8月のお盆の時期に誰か来るかどうかもわかりません。お墓がどうなるかも。
 
 実家は、子どもの頃はキュウりとナスの馬を作ってましたが、今はそれはしていない。
 そのときそのときの代で、考えてやればいいと思っています。

現の証拠

2022年08月18日 | 自然観察
       

 岩手の家で、出ていました。
 たぶん、現の証拠だと思うんです、たぶん。調べると、ニリンソウとも似ているようですが。
 子どもの頃、祖母がこれを煎じてときどき飲んでました。苦いんです。
 今回は、万が一違うといやなので、パス。

青無花果

2022年08月17日 | 自然観察
           

 木にくっついているのは、カミキリムシです。

 来月も前半、来ると思うので、そのころにはイチジクも食べごろになっているかも。
 
 岩手には広い畑があったのに、今は草取りもままならず、シートで覆ってしまっています。それももう何年も経ち、そのシートの隙間から草が生え、押さえている木は、朽ちはじめています。
 覆っていないところの草取りさえ、もう私の手にはおえず、草刈り機で刈ってもらい・・。畑を維持している方々、すごいなあと思います。
 それでも、昨年蒔いた青じそが今年はこぼれ種からたくさん生えてきてくれて、重宝しました。
 葉っぱをさっと煮て冷やしたものも、和風ハーブティとして飲んだり(そんなにおいしいわけではないけど、なんだか喉がすーっとして、いい感じでした)。
 紫蘇もこれから穂になるだろうな。紫蘇の穂、味噌和えのようにするとおいしいですよね。でも手間がかかる・・。来月できるかな。
 
 出版社さんとやりとりしている仕事はとぎれずにあるけれど、新しい作品も書きたい。その充電は十分できたと思うんだけど、どうでしょう。
 デビューして7年近くになりますが、だんだん、どういうのが本として求められているか的なこともわかってきて、以前のように闇雲に書くということはしない反面、勢いも落ちてきてる? 気もします。いやいや、そんな弱気は言ってられません。まずは10年まではがんばりましょう。