fromイーハトーヴ ーー児童文学(筆名おおぎやなぎちか)&俳句(俳号北柳あぶみ)

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『アゲイン アゲイン』(あかね書房)『わくわくもりのはいくえん はる おともだちできるかな』『みちのく山のゆなな』(国土社)『ファミリーマップ』、エンタメシリーズ『家守神』1~4巻、『おはようの声』幼年童話『ヘビくんブランコくん』『オンチの葉っぱららららら♪』、短編集『友だちの木』・歴史物語『アテルイ 坂上田村麻呂と交えたエミシの勇士』他、好評発売中です。各種ご依頼は、左側のメッセージからお願いいたします。    

『東北6つの物語』シリーズ執筆裏話

2024年10月31日 | 日記

 現在第2期2冊を準備中、年内には発売になります。

 年明けには、もう1冊。それで6冊になります。

 第1期3冊を書いたメンバーが、みちのく童話会スタッフブログに、その裏話など書いています。

 18の記事になりますが、お読みいただけたら、嬉しいです。

 私も、「おばけ提灯」「チームじょっぱり」について、書いています。

      

      

      

 画像の大きさ、違ってますね。意味はないです。

 東北在住ゆかりの皆さまはもちろんですが、他の地域の皆さまもぜひ!

 今は、紅葉まっさかりで、きれいな時期です。


外壁工事・・

2024年10月30日 | 日記

テレビであれだけ、訪問業者は、強盗の下見とやっているのに、来ます。

基本は、インターホン越しにしか会話をしませんし、うちは防犯カメラもつけているので、このうちは無理と思ってもらえるはずなんですが・・

 少し前には、警察官が来て、少し先で強盗があったので、もし防犯カメラの映像が見られたらありがたい、と来ました。そのとき、私一人だったので、夫に電話で聞こうと家の中にもどろうとして、(はっ、この人がもし偽警官だったら?)と警戒して、鍵をかけて、離れました。警官だとしても、用心です。そのときは、手にしていたバインダーのようなものに名刺が見えたので、「名刺いただけますか」ともらいましたが。

 電気の点検のお知らせの紙が入っていても、こういうのも偽造できるよなと思ってしまいます。

     


柿紅葉

2024年10月29日 | 自然観察

       

 柿の季節になりました。

 この前の人間ドックで、血糖値が少し高めだったので、フルーツは朝だけにしています。食後必ず食べてたんです。お酒も控えています。

 先日秋田に行き、お墓参りもしてきましたが、お墓にあった父の没年令を見て、え、そうだったっけ? となりました。72才だったんです。小脳変性症という病気を8年くらい患っていて、最期は全く動けなくなりました。私の年齢のときは、もう発病していたってこと。当時は、孫(私の子)もいたし、けっこうなおじいちゃんになってから死んだと思ってたんですが・・。

 人間、いつどうなるか、わかりません。なので、一日一日を大事にし、衰えつつある体を労って、かつ鍛えていかなくては。

 


選挙結果

2024年10月28日 | 日記

 内心自民党が得票するんだろうなと思っていたけど、そうはいきませんでした。

 直前、非公認立候補者にも2000万円が支給されたというニュース。これが大きかった。

 でもこれからです。首相が誰になるのか、自民党が野党のどこかと取引をする可能性がある? 

 それにしても、投票率が24㌫というのは、ひどすぎます。

 4人に1人も投票しなかった。4人に3人は、別にいいや、なのですから。

 そのとばっちりは、いつかくるよ。

      

やはり、先月から秋田往復の疲れが出てきている。きのうは、だるだるの一日(「季節風」大会でしたが、今年もパス。あの熱気に身を置く元気はもうない。よほど前後に何も入れずに向かうとかならできるか?)

 このくらいは、葛根湯とビタミン剤で乗り切れるはず。午前中頭が働くうちは、仕事します。


中央線グリーン車に乗りました!

2024年10月27日 | 日記

        

 今はまだ試運転中で、無料です。どのくらいの本数が走ってるのかわかりませんが、先日、一台やりすごしたら、乗ることができました。東京駅からなら、だいたい乗れそうです。

 快適でした! 新幹線と同じです。

 普通の快速とどう違うか、考えたんですが、普通の車両だと、いろんな人が見えるじゃないですか。それがないんだ。自分の世界に入ることができます。

 二階だと、高いので景色も・・まあ、これはちょっといいくらいかな。

 一階だとホームを見上げるようになっちゃうのかも。

 実際に運行になるときは、グリーン券を事前に買って、車掌さんがチェックするのでしょうか。通勤通学時の混雑では大変そうです。


秋田市竿燈実行委員会&ねぶり流し館(伝統芸能伝承館)

2024年10月25日 | 日記

出版前に『東北まつり物語』の原稿を読んでいただいた、秋田市竿燈まつり実行委員会(市役所内)にご挨拶に行きました。本は国土社さんからお送りしているのですが、ちゃんとお礼を申し上げたくて。

保戸野小学校を卒業しているので、学校の練習を取材して、と言ったら、ご対応いただいた方もOBでした! 

         

 これは、ねぶり流し館内の人形。こちらには本を持参し、館長さんにご挨拶させていただきました。

本をぱらぱらと見て、とても喜んでくださいました。私が撮影した、小学校で練習しているぼろぼろの提灯の竿燈を見て、「こういう写真こそ、貴重だ」とも言っていただき、よかったー。本のことはご存じなっかったようなので、ご訪問してよかったです。こちらは、書く前に出かけて、勉強させていただいてもいました。

     

 この太鼓は、お囃子のリズムがとなりの画面に出るので、ゲームのように叩いてみることができるんです。はまります。

      

たまたまですが、知り合いから、保戸野小学校で夢を発表する場面があり、「おおぎやなぎちかさんのような作家になりたい」と言った子がいたとか! これは嬉しいし、身が引き締まります。

 元気が出ました!

                       


そろそろこの年表もはずしていいか。

2024年10月24日 | 日記

 仕事部屋の壁に貼っている「家守神」年表です。

          

 そもそもの始まりは江戸時代。なぜか本には全く登場しない小林一茶や与謝蕪村も入ってます。これは、私がその時代をイメージする手がかりです。尾形乾山も・・。

 家守神達を描いた信山勘兵衛は、江戸時代に信濃の国から、子どものとき絵の修業に出てきたという設定。これは子どものとき、北信濃から江戸へ奉公に出た一茶がいるので、子どもが歩いて江戸まで来たということが可能だとわかる。また、勘兵衛は大家さんにかわいがってもらい、描いた絵を、金持ちの名主や商人に売っていたという設定。これも一茶が蔵前の商人に気に入られていたというエピソードから「あり得る」と判断できました。

 お藤さんや金魚ちゃんが描かれた年代。つくも神となった年代、佐伯家でのできごと。全部書かれています。本には年代までは書いてませんが、裏設定というか、根底の設定です。

         


「季節風」書評~『わくわくもりのはいくえん はる』『東北6つの物語』シリーズ

2024年10月23日 | 日記

       

所属している同人誌「季節風」が届きました。

毎回手弁当で編集してくださる皆様には感謝しかありません。

今回、書評欄に『わくわくもりのはいくえん はる おともだちできるかな?』を取り上げていただきました。書いてくださったのは、ふくだのりこさんです。

 読みやすく、親しみやすい。子ども達の目線になった文章。文章と絵のコラボが最高にいい。などなど、嬉しい言葉が続きます。お孫さんも読んでくれたとのこと。

 長編物語の書評と違って、短い絵本の書評は難しいと思います。ほんとにありがたい。ありがとうございます。

 また、今号には、我らみちのく童話会の「東北6つの物語」シリーズの書評もありました。これはスタッフの一人井嶋敦子さんが、3冊分書いてくださって! 読み応え抜群です。私が口火を切り、企画をたて、持ち込み、合評会をして~という一連の流れ、そして第2期も出ることも書いてくださいました。

 書評コーナーは、同人の新刊は必ず載るのですが、今号多い! 皆さん活躍してるってことですね。


『アゲイン アゲイン』発売になりました。

2024年10月22日 | 日記

     

 21日が発売日と出ているので、発売になったはず・・です。

 予約してたのを受け取れたと、友人も言ってます。

 地域によってはこれからかもしれません。

 小学校中学年向け読み物とオビに書かれています。この時期対象の読み物、意外に少ない気がするので、これからも書いていきたいです。どちらかというとYAのほうが、大人の方も読める本として人気かもですけどね。若い作家さんが頑張ってる分野なので、かなり「今」の時代をとらえていないと難しい。今新しいものが、すぐに古くなってしまう。SDGSという言葉が、最近ではあまり聞かれなくなっています。LGBTQは、どうでしょう。かなり可視化してきたけど、問題が残っている気がします。書くなら、その問題から目をそらさず・・かな。センシティブで、当事者一人一人が違うので、難しいと思います。本を読んで、取材して、かつ自分の問題としてとらえて書かないと・・。

 あれ、話がずれてる。

 『アゲイン アゲイン』よろしくお願いいたします。

 本日は、tbc東北放送ラジオ,gogoはみみこいラジオな気分。「みちのく児童文学リレー」コーナーでご紹介させていただきます。

 14時45分〜。相変わらず滑舌が悪いですが、聴くことができる範囲の皆様、よろしくお願いいたします。パーソナリティーのお二人、素敵です。


期日前投票してきました

2024年10月21日 | 日記

 選挙・・。まだ選挙公報がきていません。

 衆議院、うちの選挙区、4人しか立候補してないんですよ。正直誰に投票したらいいか判断に困ります。でも棄権はしない主義。また秋田へ行くので、投票してきました。投票日、帰っている予定ではあるのですが、予定変更もあり得るので。

 この選挙にどれだけお金がかかっているのか。他にまわすところがあるでしょうに。

       

 桜も色づき、落ちはじめています。

 東京、先週は30度の日もありました。10月なのに。

 * 上の葉っぱ。いただいた栞に似てます。

      


葉っぱの栞と金箔入りクローバー

2024年10月20日 | 日記

                  

   先日会った友人にもらいました。すっごく長いつきあいです。半世紀までは届いてないけど、それに近い・・。

 葉っぱの栞、嬉しい。

 栞がほしかったのもあるのですが、

 葉っぱが好きというのもあるのですが、

 今年出る本の一冊で、栞奈という主人公がいて、その子のニックネームが、リーブル。これは、最初髪の毛に葉っぱの髪留めをつけたことから、リーフ、リーブス、リーブルとなったもの。リーブルは自由なというフランス語です。そのタイミングでもらったことが嬉しい。

 金箔のクローバーも。金箔は、「家守神」シリーズで金継ぎを書いているので、それを思い出します。急須の口が欠けて邪悪なものが入り込んでしまったお蝶さんを描いたのが、2巻。今年出る5巻では、仲間と拓のおかげで心を取り戻したお蝶さんが活躍します。ちょっと切なさもあるラスト。気に入っています。こちらは、12月10日発売。現在再校ゲラのチェック中です。

                 


人間ドック受けてきました。

2024年10月19日 | 日記

         

 金木犀咲きはじめましたね。

 先日は人間ドックでした。まあ横ばい。肝脂肪がね・・。糖尿もちょっと基準値オーバー。胃は少しびらんあり。どれも気にするほどではないので、運動をしましょうとのこと。特に肝脂肪はなんとかしたいので。肺機能もあまりよくありません。でもこれは昔から、肺活量はダメなんです。

 って、列挙したら、なんかあまり健康じゃないですよね。でも看護師さんからは、年齢的にはぜんぜん、いいですよとは言っていただきました。

 フルーツは、朝だけにしよう。


中川李枝子さん、ありがとうございました。

2024年10月18日 | 日記

 来年出る本のイラストラフも届いていて、かわいい・・です。

 さて。

 児童文学作家の中川李枝子さんがお亡くなりになりました。

             

 『ぐりとぐら』シリーズ、世界中で、しかも3世代とかで親しまれています。こんな絵本、他にあるでしょうか。

 デビュー前に一度講演会を聞いたことがあり、どこかのホールで対談も聞きました。あの対談のお相手、だれだったか・・。と思って、ブログ内検索したら、宮崎駿さんだったよ・・。10年前です。赤をクリックすると、記事に飛びます。これ、たしか『しゅるしゅるぱん』発売前だけど、福音館さんとのつながりで、編集者さんとご一緒したんだった。

 私がすごいと思うのは、中川さん、福音館書店とあともう1社くらいからしか本を出してないことなんです。おそらくかなりのオファーはあったはず。妹とのコンビは最強でした。

 ぼくらのなまえは ぐりとぐら

 このよでいちばん すきなのは

 おりょうりすること たべること

 ぐりぐら ぐりぐら

 

 いい、リズム。

 中川さん、ありがとうございました!

 


『おおなわ跳びません』赤羽じゅんこ作・マコカワイ絵(静山社)

2024年10月17日 | 本の紹介

          

 赤羽じゅんこさんの新刊です。

 まずタイトルが好き! 大繩跳び・・ません! ですから。

 足にハンディのある双葉は、自分が大縄跳びに出ると他のクラスに勝つことができない、「おおなわ大会は出ません」と宣言します。でも、はい、そうですか。というわけにはいきません。何しろ大縄跳び自体が、みんなで気持ちを一つにして的な競技なのですから。

 自分がひっかかるとそこで止まってしまう。これ、考えただけでもプレッシャーです。私は子どもの頃、運動神経はいい方だったし、縄跳びも得意でした。それでも嫌。やりたくない。普段はよくても、本番になると緊張してつっかえる場合もあるでしょう(物語でもそういう場面あり)。まして双葉のように足にハンディがあった場合、どれほどのプレッシャーか。

 そんな双葉をとりまくクラスメート6人+双葉の7人の視点で、物語が語られます。それぞれの気持ち、考えが交差し、どうしたらいいのかわからなくなり、双葉は学校に来なくなってしまうし・・。

 今多様性多様性と叫ばれている時代で、運動会も順位をつけなかったり? 団体生活の中で戸惑うことが多いのではないでしょうか。

 双葉はカウント係になったらいいのか、それとも・・。

 一人一人の気持ちをきいていくと、おおなわ跳びが嫌なのは双葉だけではないこともわかります。

 読んでいて、わー、これどう着地させるんだろう。難しいなあと思いました。

 そこ、さすがベテラン作家です。ぜひ、読んでください。この本、子ども達が話し合う、考える、自分の意見を見つめるなど、子どもによっていろんな気づきができるものだと思います。

 本の装丁も、すごく好き。岡本歌織さんというデザイナーさん、今後も要チェックです。