次世代につないでいくものを意識するようになっています。
その前に、私の中に、つながれてきたものを振り返ると・・。
わたしはおばあちゃん子だったので、祖母の言葉が残っています。
鏡は顔を写すもの。いつも磨いてなければならない。 なので、洗面所、お風呂場の鏡、毎日から拭きしています。生活している方ならわかっていただけるでしょうが、洗面所やお風呂場の鏡は、水滴をそのままにしておくと、それが跡になてしまうんです。まとめて磨くと大変。これは、娘もひきついでくれています。(え、そんなこと当たり前のこと? と思ってる方はとてもしっかりした育ちをしてらっしゃるのだと思います)
人のふりみて我がふり直せ
誰かのことをいやだなあと思ったら、自分はそうならないように気をつけたいと思います。など。
でも、できていないこともある笑。
祖母は、寝るときに、服をきちんとたたんで枕元においておけと言っていました。夜中に何かあったときに、ぱっとそれを持って逃げられるようにとも言っていた記憶があります。今私達は、だいたいその日着ていたものは、もう洗濯機に入れてしまうというのもあるんですが、洗濯しないものでも、ばさりと置いたまま寝てしまいます・・・。
脱いだものをすぐにきちんとたたむ。できてないなあ。
母は仕事をしてて忙しかったので、あまりそういうのは残っていません。でも家事の手抜きは引き継いでるかも笑。
あ、でも引き出しがちょっと開いていたり、カーテンがタッセルでちゃんとくくっていないと、とてもいやがりました。それ、引き継いでいるかも。私が娘の家に行ったときに、引き出しのことをよく言っていたら、孫は私が来るときくと、「ばあばが来るから、ちゃんと閉めておいたほうがいいよ」と言ったとか笑。つまり、普段はちゃんと閉まらないままだったりしてるんだろうな。でも開いたままがだらしないという意識はうえつけたい。
あと、父は、食べたあとのみかんの皮をそのままテーブルにおいておくと、とても怒りました。それもよく思い出して、(いつもじゃないけど)食べたあとは、すぐにゴミ箱に入れるようにします。
細かいことばかり? でも大事ではないでしょうか。
祖母として、孫に何か一言でも伝えていけたらいいなと思ってます。
ある方が、作家は孫ができると、作品がおばあちゃん視点になってしまうと言ってらっしゃいました。それ、よくわかります。そしてそういう面があっていいんじゃないかなとも思うんです。ただ、幼年童話までかな・・。
努力した人がむくわれない作品は書きたくないなあと思ったり。
今の子供たちが大きくなったときに、平和な世の中、美しい世の中であるように、今大人はつとめなくてはならないはず。
若々しい作品は、若い作家さんにがんばっていただきましょう。
でも、感性を古くさせないようには心しなくては。
ももいろまつよいぐさ だそうです。最近見るようになった草花です。