fromイーハトーヴ ーー児童文学(筆名おおぎやなぎちか)&俳句(俳号北柳あぶみ)

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日野カワセミ之助?

2013年07月31日 | 日記

                

 ご当地のゆるキャラブームですが、こちらはできたてのほやほや。市の鳥カワセミの新撰組コスプレです。名前をきいたところまだ決まっていないそうで、ここでは仮に新撰組五十番隊長「日野カワセミ之助」としたいと思います。  

 ちょっと悪っぽい目つきがステキ。デザインは、日野宿発見隊隊員で日野のそば屋「ちばい」の店主でもあるTさんです。


螢狩

2013年07月30日 | 日記

 風の盆、川遊び、そして螢狩と3日連続で遊びました。

 螢狩は、市川の自然観察園。私の家からは結構な距離なのですが、岩手、秋田との行き来をしているので、こういう移動は苦になりません。日帰りで行ってこrられるのだから、という感覚。

 子どもの頃住んでいた家は、すぐ裏が川だったので、川岸の草に螢が普通にいました。とってきて蚊帳の中に放してそのまま寝て。でも朝起きるとどうしてどこにもいないのだろうと、いつも不思議だったのですが、今考えると小さな虫の死骸を見つけなかっただけなのでしょう。

 市川の螢は自然発生の平家螢。やはりいいものでした。螢の写真はないので、

 北上の鬼ヤンマ

 午後、市川の句会場へ行く前に、KさんとMさんとミニ吟行をしました。ここは手児奈霊堂や真間の継橋とかがあるのですが、そのとき思い出したのが、

 葉桜に真間の継橋えつこれが   安達韻颯 (表記が定かではありません。「えっ、これが」かも)

 という句。ここを歩いて、「この先に真間の継橋っていう橋があるのよ」とか聞いていったところ、実際の小さな橋を見て「え、これが?」と驚いたのを素直に句にしただけ。でもこのこのリズムとストレートさは、うまい句を作ろうという気持ちで臨んではとてもできるものではありません。

  さあ、今週はもう大人しくしていよう。


日野用水で遊ぶ

2013年07月29日 | 日記

               かっぱ橋の下

 日野図書館の方々中心に「日野宿発見隊」というグループがあり、折々いろいろなイベントや企画をたてて、地元を盛り上げてくださっています。

 きょうは夏休みの子ども達と(そして大人にも)、日野用水で遊ぼうという半日でした。日野用水は歴史が古く、お江戸に水を運んだ玉川上水を作る際に、この日野用水を参考にしたということです。この用水がくまなく町をめぐっていて、日野は多摩の米倉と呼ばれる稲作地帯だったのです。

  こんな景色も残っています。

  ザバザバとサカナを追い立て

 下流で大きな網で待ちかまえます。

  水は冷たくって、いい気持ち

 ザバザバやっているので泥が立ち上がり濁ってますが、すぐに透明になります。

  オイカワやドジョウやいろいろ

  コオニヤンマのヤゴ

 オハグロトンボのやご

  トビゲラ (右)

 トビゲラって、調べたら、、孫太郎虫(ヘビトンボの幼虫)とか、似たものがいろいろあります。佃煮にして食べることができるのだそうです。(信州ではとくに?)

 まん中のエビのようなのは、カゲロウの幼虫。9月の始め、夜11時くらいに羽化して白い虫が用水の上を飛んでいるのを見ることができるということでした。カゲロウという呼称の虫も、いろいろなのでちょっとまぎらわしく、いまひとつきちんと把握できていません。

 他にカワニナや台湾シジミ、蛭(血を吸う蛭は、ほとんど日本にいないとのこと)も。

 発見隊のHPにも報告があります。川の中で大網持っている一人が私。(首にタオル.

おかあさんじゃないよ)


おわら風の盆in浅草

2013年07月28日 | 日記

           

 7月26日、浅草で越中おわら風の盆の踊りが見られると聞き、でかけてきました。かなり早めについたのですが、すでに観光センターでの観覧の整理券を待つ行列ができています。でも、なんとか2回目の公演を見て、次は雷門から仲店を浅草寺まで流す(踊りながら歩く)ということで、そっちにもGO。すごい人混みでしたが、おわら風の盆好きで毎年行っているという「童子」のKさん情報で、雷門はパスして、奥の方で待っていて、いい位置で見ることができました。

 踊りの優雅さはもちろん、胡弓の音色がすばらしい。一度本場でも見てみたいです。

   スカイツリーと(手前の頭は歌舞伎役者の三津五郎さん)


季節風大会

2013年07月27日 | 日記

 自分が「季節風」に入会して何年経ったのか、よく把握していませんが、入った年から毎回違う分科会に参加をしていました。最初は越水利江子さんの「短編(現在は〈愛の分科会〉)、亡き後藤竜二さんの「物語分科会」、本多明さんの「表現分科会」、八束澄子さんの「なんでもあり分科会」、あさのあつこさんの「物語分科会」、そして去年は「ファンタジー分科会」ということは、6年たち、今年で7年目ということでした。本当は高橋秀雄さん、開人さんの「楽天性分科会」や佐野久子さん、飯田朋子さんの「名無しの分科会」、吉田純子さんの「ナンセンス・ファンタジー」工藤純子さんの「はじめの一歩分科会」、高橋うららさんの「そこが知りたい分科会」今年新たに開かれた、楠彰子さん、宮下恵菜さんの分科会(なんて、豪華なんだろう)と渡り歩く予定でした。 

 予定だったという過去形なのは、私は今年から「ファンタジー分科会」世話人を森川成美さんと二人でやることになったからです。これまでお世話になったことを考えると、一年に一度の大会、いつまでもお世話になるばかりというわけにもいかず、えいやっとやることにしました。

 といっても、森川さんが一緒だからこそ。森川さんの作品を見る目の確かさは定評があります。持参した作品をよりよいものにするにはどうしたらいいかということを、忌憚なく皆で話し合うことができるといいなあと思っています。私も精一杯出された作品を読み、自分でも出して勉強したいと思っています。

 この大会は、季節風の会員以外でも参加できます。左のブックマークから見てみてください。今年は10月26、27日です。

「季節風」夏号も届いています。感想は後日。

  煙ではなく、雲。錦秋湖SAにて 


新鮮だからおいしい

2013年07月26日 | 日記

 畑に少しずつ野菜が成り始めています。

         緑ばっか

 キュウリを輪切りを塩もみにし、シソとバジルを刻んで混ぜたら、おいし~。また畑に行って、シソとバジルもっと摘んできました。シソは、こぼれ種から大きくなって、畑のあちこちに出ています。バジル、ペパーミント、ローズマリーは今年植えてみました。いつも作っているオニオンスライスには、タマネギのほうが強くて、ハーブの負けでしたが……。二十日大根のスライスがあれば、色的にアップするのですがね。今回種を撒いていたのに、2つくらいしかできなくって・・この日はもうありませんでした。二十日大根なんて、もっとも初歩的な野菜なのに、なぜ? 種を蒔いたあとちゃんと土をかぶせないから、鳥に食べられたかも。

 それから、こっちは「ぶっかけめかぶ」。ポン酢などでいただくのが普通ですが、私は昆布でだしをとった味噌汁に入れていただきます。これが、おいしい。

 こういう状態で売っています。

 ワカメの茎というか、根本の部分というか。抗癌作用、免疫力アップ、ダイエット効果などなど栄養的にもすぐれているらしく。もっと食べようっと。


ぐっと息を殺して

2013年07月24日 | 日記

 私の創作において、「命」というのは大きなテーマだろうなと感じています。(もっと強く意識したほうがいいか?) 人の命だけではなく、生きもの全般。でもそれはきれいごとではなく、よく言われるのが、人は他の動植物の命をいただいている、ということ。

 でも、それだけではなく。岩手にいると、人は生きるために殺生をしているのだなあという場面に出くわします。

 うちの小屋には、籾の状態ですが、去年の米だけではなく一昨年の米まで残っています。そこに今年にはいってからチラチラというかシュッというか、スッというか、ネズミが走る姿や気配が。ネズミ取りホイホイなどしかけていましたが、その処理から、私は逃げていました。でもこっちに一人でいるときには他にやってくれる人もなく、(そうだった、小屋に行ってみなくちゃ)と出かけたところ、ああ、やはりかかっていましたよ。二十日鼠が2匹。しかも、一匹はまだ動いています。

 思わず見なかったことにして、戸を閉めたい衝動にかられました。でも。

 手袋をしてマスクをして、息を殺して、ネズミとりホイホイのまま袋に入れて生ゴミの袋にまた入れました。死んでいたと思ったもう一匹の足がそのとき動いて……。

 うーん、「ぐりとぐら」のような絵本を書くのは無理だなあ。

 旧正や二十日鼠が小屋走り  あぶみ  

   散歩で見かけたクモ

 何グモでしょうか? 5センチくらいありました。

 実物を直視して、さらに童話の世界を作るということも頑張ってみたいです。


岩手県沢内村の電柱

2013年07月22日 | 日記

               

 この↓は、冬、雪に埋もれた道路の脇を示しているものです。沢内村(現在は合併して和賀町)は、日本でも有数の豪雪地帯。写真は撮らないでしまいましたが、この日、かつて沢内村の村長だった深沢晟雄(ふかさわ まさお)さんという方の記念館に立ち寄りました。昭和30年代、岩手県が全国でも最も乳児死亡率が高かったときに、この沢内村はその中でもさらに上をいく死亡率だったとのこと。そのときに村長になった深沢さんは、「ロケットが宇宙に行く時代に、子どもを死なせてはいけない」と立ち上がり、まずは雪に埋もれる冬にブルドーザーで雪かきをして、村民が病院に通えるようにします。さらには、全国に先駆けて、乳児と老人の医療費を無料にするという画期的な政策をとり、数年後には、全国で初の一年間の乳児の死亡が0となるのです

 こういう政治家がいてほしい。しかしこの医療費無料制度、村の合併により、今はなされていないとのこと。いろいろあるのでしょうが、残念です。

 


「熱風」スタジオジブリ

2013年07月21日 | 日記

 句友のAさんからのご紹介です。

  スタジオジブリ「熱風」

 私はプリントしたものを秋田で読みます。みなさんもぜひ、どうぞ。選挙でどうのということも大事ですが、こうしたことを伝えあうことそのものが大事だと思うので。

  今回の選挙は、すでに不在者投票を済ませています。

 私も児童文学者たちの九条を守る会に入っています。戦争をどう子どもたちに伝えるかということを真剣に話し合っている方々もいて、その勉強会に参加したこともあります。ヘタレ人間もヘタレ人間なりに。

  甘草? 


温泉いろいろ

2013年07月20日 | 日記

               

 この日は、岩手と秋田の県境にある巣郷温泉クアハウスというところに行きました。ここは一年ぶりくらいですが、以前はちょくちょく来ていて、黄金風呂があります。(まあ、タイルが金色ということなのですが)

 上の看板は、そこのすぐそばの食堂。いつもちょっと気になっていたのですが、ラーメンでも食べて帰ろうかと寄りました。食堂だけど温泉マーク……。なんとここは、食事をすると無料で温泉に入ることができたのでした。温泉といっても湯船はちょっと大きめの家族風呂。私たちはもう入ったあとだったので、店の奥のその浴場をちらっとだけ見せていただき、帰りました。だれかお客さんが入っていたら、他の人には遠慮していただくそうです。

 馬刺しもメニューにありました。

  820円

 生ハムっぽい。

  こんなポスターも。

 ちょっと調べてみたのですが、ニシワガー、この日がお披露目のようです。み…見たい。

 なかなかコアな食堂でした。あ、温泉ネタでしたか……。

 きょうから数日は秋田、そして来週は東京です。


「童子」2013年7月号

2013年07月18日 | 俳句

               

 前後ろあひまひ宿や甘茶寺   あぶみ

 を含む5句を発表しています。

 注目の小学生俳人もえちゃんは、

 春の夜ゾンビの影がいつぱいだ  田代もえ

 もえちゃん、ゾンビの影が見えたんだね。

  浅草の小路から見えたスカイツリー


「どうする?」(「日本児童文学7、8月号)

2013年07月17日 | 自作紹介

                  

 「どうする?」という掌品を載せていただきました。朝の登校班の物語です。

 見開き2ページ。この長さできっちりまとめるか、長編の一部と割り切るか、迷うところでした。まとめるなら、主人公は低学年か幼児でなくては、無理。ということで一年生のお話です。

 今号は「新美南吉特集」。また、各賞の発表がありました。日本児童文学者協会新人賞は、季節風の友人いとうみくさんの『糸子の体重計』(童心社)。満票での受賞です。新刊『かあちゃんの取扱説明書』(童心社)も、オススメです。

 みくさん、おめでとうございます。ますますのご活躍を!


梅雨出水

2013年07月16日 | 日記

             

 岩手はまだ梅雨が明けていません。13日の北上川、大水でした。中国みたい(行ったことないけど)

  翌日。

 ここは、普通は草原です。展勝地という桜並木のすぐ横。 

 西日本では、被害も出ているのですよね。大変だと思います。お見舞い申し上げます。

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 きのうのフランスの袋の文字。「シュノンソー」ですね。ちょっと思いだしてきた。シュノンソー城に行ったのでした。フランスで買ってきたワイン、日本円で500円くらいだったけど、おいしかったと連鎖反応でまずそれが思い出されました。


顔料

2013年07月15日 | 日記

      

 東京の家、片付けても片付けても片付きません。クローゼットからこんなものも出てきたりして……。十年以上前、必死でテンペラ画を描いていたときがありました。そのときに買った顔料。テンペラ画は、この絵の具になる前の顔料を、卵黄を繋ぎにして描きます。洋服なんかを見ているより、画材屋さんで、顔料を見ているだけで幸せなのは、今でもです。でも見ているだけじゃあかわいそうなので、ペパンには画家の卵ちゃんもいるので、その方にもらっていただくことにしました。 

 アースグリーンとか、マースレッドとか、名前もいいんですよね。

  あと、こんな石も……。

 数年前にフランスに行ったとき、きっとどこかのお城で拾ってきたんだろうなあ。なんて書いてあるものやら。


おばあさんの知恵袋 という本屋さん

2013年07月13日 | 日記

             入り口

 前後しますが、東京ネタです。国分寺南口のマンション。間口の狭い小さな小さな本屋さん。置いてあるのは、絵本が中心。でも、その小さな空間では、コンサートがあったり、読み聞かせがあったり、わらべ歌の講座があったり。

 この日は雑誌の取材が。

 壁面は、ミニギャラリーにもなります。テーブルと椅子もあり、句会もOKとのこと。レンタル料はいくらだったか確認しわすれたけれど、公民館並だと思います。ちょっとした打ち合わせにも、使えそうです。私はこの日、ペパンというサークルの絵本の勉強会に参加しました。ペパンというのは、フランス語で「種」。物語の種をさがして、育てようというメンバー達です。