加藤了楓(りょうふう)氏による書。本年元旦の秋田さきがけ新聞に載ったものだそうです。
加藤先生は、私の中学時代の恩師です。中学時代って、もう40年以上も前・・・半世紀近く前のこと。実は私はあまり同級生の顔や名前も、よほど親しかった人でないと覚えていません。先生にいたっては、中学時代の先生で名前が思い浮かぶのは、加藤先生くらい。なんてことでしょうか。担任の先生すら、お顔は思い浮かびますが、名前はあれ? という感じ。
加藤先生は、当時男子体育の先生、そして陸上部の顧問の先生でした。つまり私にとっては、担任でもなければ、教科すら教えていただいたことはない。部活の先生です。
でも、中学といえば部活が真っ先に思い浮かぶほど、その部分が濃密で、かつ加藤先生はすごーく近所だったのです。
陸上競技部、当時、全国ジュニア陸上に出場する子がいるくらいで、かなり強かったのです。私はその中で、そこそこという程度でしたが、まじめではあったので(はっきりいって、やれと言われたことはやるというだけでしたが)、朝練などもしていて。(先生もお若くて、熱心だった)夜も帰りは真っ暗な時間になっていましたっけ。
と、とりとめもなく書きましたが、じゃあ先生とずっと交流を持っていたかというと、それもそんなことはなく。このたび、秋田へ行ったとき、連絡をさせていただき、おじゃましました。こんな教え子を、あたたかく迎えてくださって、ありがたかったです。
そして、こっち。
色紙をいただいてしまいました!!
これも「夢」です。4枚違う「夢」を見せてくださって。迷わずこれを選びました。
夢というのは形のないものですが、こうして力のこもった文字を見ていると元気が出てきます。いつも見えるところに飾っておこうと思います!!
世界堂に行って、額を買おう。
話は前後しますが、先生は小学校の校長先生を経て退職された後、今は陸上競技からは離れ、書家としてご活躍されています。自宅でお弟子さんに教えてもいらっしゃるのでした。それには確かに驚きましたが、でも体育の先生だった方が書家になるというのは、とても得心できることでもあるのです。
書って、体がしっかりしていないとできないと思うのですよね。もちろん、精神的にもですが。
写真の二枚、二枚とも、すごくいい!
「夢」を失わず生きていきたいと思います。
すごいなあ。(なんども言い過ぎ?)