初句集上梓後には、みなさんを招いてのお祝い会をするのが、常のこと。でも華やかな場が苦手な私は、句集を作れただけで上々と、早くからお祝い会はしませんと「宣言」していました。でも、このたび、辻桃子主宰に、「なにも他の方のような立派な会をする必要はない。あなたが好きなようなものでいい」とおっしゃっていただき、日頃句会でお世話になっている方(主宰、副主宰を始めそういうみなさんのおかげで句集を出すことができたので)へ感謝をする意味でも、会を行うことにしました。あくまでお祝い会ではなく、「朗読会」ということでこじんまりと。会場である国立のレストランフェルミエールは、小さいながらステージもある明るいレストランでとてもよかったです。
朗読っていいなあ。生の声は、心にストレートに響いてきます。暖かい2時間を、どうもありがとうございました。いらしてくださって皆様、そして(場所の関係もあり、限られた人数だったので)、「童子」の他のみなさんへも、「ありがとうございました」と改めて申し上げます。
朗読としてのプログラムは、
1 「奥の細道」より「象潟」(松尾芭蕉) 安部元気副主宰
2 「春と修羅」より「原体剣舞連」(宮沢賢治) 立松けい
3 『頭のよさを作る50のお話』より「俳句をよもう」(おおぎやなぎ ちか) 井上明未、ふく嶋桐里、舟まどひ、黒木千草
4 一句朗読 句集『だだすこ』 (北柳あぶみ) 全員
5 「おじぞうさんもラクでねぇ」 (おおぎやなぎちか) 北柳あぶみ
6 句集『だだすこ』 より 佐藤明彦編集長
7 「童子」より「胡桃の落つる日」 辻桃子主宰
主宰、そして同人会長の薗部庚申さんの御祝辞もいただくという贅沢さ。 主宰にも、改めて日頃思っている感謝の気持ちを正式にお伝えさせていただきました。さて、またがんばりましょう。