fromイーハトーヴ ーー児童文学(筆名おおぎやなぎちか)&俳句(俳号北柳あぶみ)

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ありがとうございます。

2014年04月30日 | 日記

 何人かの方に、メールをいただきました。ご心配をおかけしています。

 「体の声に耳を傾けて」というお言葉、胸に沁みました。(ここで、つい身に沁みましたと書きたくなり、おっとと思います。「身に沁む」は、秋の言葉。俳人は、この時期にこの言葉を使ってはいけません。)なんて、減らず口をたたいている元気はあります。

 心因性ということもあり得るとも言われ、それを全く考えていなかったので、今後そっちも視野に入れようと思いました。自分の能力以上のものをいろいろ引き受け過ぎていたのは、確かなのです。ただベースの病院は、決めないといけないので、今は動けません。

 西日本、関東は雨がひどくなりそうですね。岩手も、降りそうな空模様です。


少し元気に

2014年04月29日 | 日記

 おかげさまで少し元気になってきてます。

          気づいたら畑にアスパラ

 ここのところ食欲もなく、無理に何かを食べていたのですが、このアスパラを見つけたら、とたんに「食べたい」と思い、すぐに茹でて食しました。

  ちょうど一人分 *画像取り込む元気が出た。

 おいしいということは、嬉しいこと。冷蔵庫に買っていた日向夏も絞って飲んで、体が少しシャキンとなりました。

 まだ本調子ではないので、秋田へ行くのは控えています。あさってあたり、一泊か日帰りででも行けたらいいのですが……。

 


2014年04月27日 | 日記

 岩手の桜はピークを過ぎた模様です。花吹雪でした。

 連休明け、一度もどって、中旬の田植え(自分するわけじゃないけど)にまた来るつもりをしていたのですが、この体調を考えたら、こちらで病院にかかり、こちらにこのまま滞在したほうがいいと判断しました。もう一度秋田にも行きたいし……。

 とにかく、これまでのように体をだましだましやっていくのは、よくない。まわりのみなさんが元気なので(元気な方が目につくのでしょうが)自分も頑張れば…みたいについ思ってしまっていたのを反省している日々です。まわりに迷惑かけるしね。

  こちら(岩手)で薬を出していただき(前と別のところ)ました。たぶん回復すると思います。思考もマイナスの方向へ向かい、よくないなあと思いつつ、でも大事なものが何かとか考えました。東京との行き来はやめて、来月下旬までこちらにいます。

 空気を吸いこみ、肺から酸素を全身に送られて、食べたものをエネルギーにして、生きているのだなということも。そうやって半世紀生きてきた体、いたわって暮らしていきます。でも、体力は落とさないようにしないといけないしね。


病院が困る

2014年04月24日 | 日記

 秋田では、普段母がお世話になっている病院に行き、このたびのこともお礼を申し上げ(大学病院に紹介していただいた)、今後もお世話になりますと言い、自分の薬を処方していただいた。事情がわかっていたので一週間分出してくださり、そこもありがたかった。で、岩手に来てそろそろその薬が切れる。

 どうしようか。だいぶいいんだけど、まだ痰がからむし、咳はやはり出ている。体のだるいのはなくなったから、動けるし、いいか。これが秋田にいるのなら、こういう状況と体調の変化を告げてそれに対応した薬を出していただけるのだけど。岩手の病院(以前行っていたところは、喘息はヒュ^ヒュー言うものです。と、私が咳喘息では? と言ったところ即座に否定されたし)どこか他へ行くべきか。東京にもどるのは連休明けになりそうなので、それまで吸引だけして、なんとか悪くならないようにしつつこらえるか。

 と、移動の多い暮らしだと、病院が困ると、つくづく思う。


わたくしはわたくしなりに北開く

2014年04月23日 | 日記

 タイトルは、辻桃子主宰の句です。

 体調が悪いと、これからの人生がどのくらいあるか? もしかしたらそんなにないのかも? なんてことまで考えてしまいますね。

 ええ、そういう人間に限って、しぶとく長生きをするものです。でもでも、絶対ということはない。どの人生にも限りがある。としたら、私がこれからするべきことは? なんて、ことも考えています。

 この数年、ある方向を目指してもがいていました。その方向を変えるつもりはないけれど、やり方は変えよう。それが今朝思ったことでした。初心に帰るということでもあります。

 *この数日の画像のないブログの記事は、コンディションの悪い中で書いた戯言。でも、それこそがぎりぎりのところで思った真実なのではとも思っているわけです。体調が回復したときに、(あのときの私って、暗いなあ)ときっと穴があったら入りたくなるだろうと、想像もできます。こんなみっともない状態をさらしてしまい、ご不快に思われる方、申し訳ありません。

 ふるさとや春泥かくもねちつこく  あぶみ (『だだすこ』)  ねちっこい春泥の中でもがいているのです。

 わたくしはわたくしなりに北開く  辻桃子(「童子」2013・6月号)   そしてこの句が私を支えてくれています。(6月号ではなく7月号だったかもしれません。手元になく、確認できていません)


ポジティブに

2014年04月22日 | 日記

 先日、「いいことないなあ」とつぶやいて、反省しています。ブログには、読んでくださる方が不快にならないようなことを書こうという意識を働かせていたので、母の手術の成功、朗読会の成功・・・。この2件を読んだだけで、なにを贅沢なことを言ってるのか! となりますよね。

 書いていないところでのいろいろ、そして体調が悪くなりと、気分が落ち込んで行きました。が、精一杯人生生きている、お天道様に恥じることはなに一つない。と思いますよ、ホント! (あのことだなと思い当たる方もおいででしょうが。あのことだけではなく、他にもあったのです)← なんのことやら? の方、すみません。

 高速で帰ってくる道々、桜が咲き始めていました。北上川もきっとこれからきれいでしょう。でも、体調をもどすことを最優先に、あとはやるべきことを淡々と粛々と、いや石にかじりつくようにやっていきたいと思います。

 まだ画像なしです。


踏んだり蹴ったり

2014年04月21日 | 日記

 おかげさまで、母は無事に退院しました。ところが私、このところ実は調子が悪くて……。絶対に風邪ひいたらダメと言い聞かせていたのですが、(なにしろ病院でも施設でも出入り禁止になる)こっそり内科の病院に行き、薬をいただいて悪くならないようにとしていました。

 でも、退院させたとたん気がゆるんだのか、もうダメ。母を施設の方に託し、私はホテルに来ました。(チェックインが3時ということで、2時間近くの甘味処で、うたたねしてました)ホテルのベッドでがーっと眠って、起きたら少しはいいか。咳がひどいのは、ぜんそくなのか風邪なのか……。熱はないと思うのですが。このまま秋田にいても根無し草なので、明日なんとか岩手に帰ろうかと思います。

 画像取り込む元気もなし。このところ、いいことないなあ。(母が無事ということ、でよしか)


句集『だだすこ』朗読会

2014年04月18日 | 日記

                      

 初句集上梓後には、みなさんを招いてのお祝い会をするのが、常のこと。でも華やかな場が苦手な私は、句集を作れただけで上々と、早くからお祝い会はしませんと「宣言」していました。でも、このたび、辻桃子主宰に、「なにも他の方のような立派な会をする必要はない。あなたが好きなようなものでいい」とおっしゃっていただき、日頃句会でお世話になっている方(主宰、副主宰を始めそういうみなさんのおかげで句集を出すことができたので)へ感謝をする意味でも、会を行うことにしました。あくまでお祝い会ではなく、「朗読会」ということでこじんまりと。会場である国立のレストランフェルミエールは、小さいながらステージもある明るいレストランでとてもよかったです。

 朗読っていいなあ。生の声は、心にストレートに響いてきます。暖かい2時間を、どうもありがとうございました。いらしてくださって皆様、そして(場所の関係もあり、限られた人数だったので)、「童子」の他のみなさんへも、「ありがとうございました」と改めて申し上げます。

 朗読としてのプログラムは、

 1 「奥の細道」より「象潟」(松尾芭蕉)    安部元気副主宰

 2 「春と修羅」より「原体剣舞連」(宮沢賢治)    立松けい

 3 『頭のよさを作る50のお話』より「俳句をよもう」(おおぎやなぎ ちか) 井上明未、ふく嶋桐里、舟まどひ、黒木千草

 4 一句朗読 句集『だだすこ』  (北柳あぶみ)   全員

 5 「おじぞうさんもラクでねぇ」 (おおぎやなぎちか) 北柳あぶみ

 6 句集『だだすこ』 より   佐藤明彦編集長

 7 「童子」より「胡桃の落つる日」   辻桃子主宰

 主宰、そして同人会長の薗部庚申さんの御祝辞もいただくという贅沢さ。 主宰にも、改めて日頃思っている感謝の気持ちを正式にお伝えさせていただきました。さて、またがんばりましょう。

 


母のパッチワーク7

2014年04月15日 | 日記

           ベッドカバー

 現在施設内で使用中。

  クッション

 今年に入ってからは、ほとんどやっていない模様。気持ちはあるようですがね。

  というか、実はこのたび母が乳ガンの全摘出手術をしました。現在入院中で、私は一時的に東京へもどっています。高齢での全身麻酔手術ということで心配をしたのですが、内臓の手術とはちがい、体への負担はそうでもないという説明通り、夕方の手術だったのですが、翌日午前中には歩いて病室へ戻りました。痛み止めを飲んでいることもあり、苦痛も訴えず。

  明日には、また秋田へ行きます。久しぶりに飛行機に乗り、天気もよく鳥海山や月山などの写真も撮れたのですが、うっかりカメラの充電器など、秋田に忘れてきてしまい、こちらへのアップはまた後日になります。

 母が入院中も、私は、施設の母の部屋で寝起きしています。でも、夜はあまり遅くには入れないので、そういうときは兄の家や駅前のホテルへ。

 秋田の桜はこれからです。週末か週明けには退院できると思うのですが、その後の私の予定は未定です。


お知らせ&お願い

2014年04月11日 | 日記

 ブログを始めたのが、一昨年の6月だったでしょうか。お気づきの方もいらっしゃるようですが、一日も欠かしたことがありません。といっても、そのからくりもわかってらっしゃるでしょう。投稿予約という仕組みを使い、何日か分をまとめて書いておくというやりかたをしているわけです。

 徐々に訪問してくださる数も増え、時には「え?」という数字を目にします。(訪問者数)本当にありがたいことです。ありがとうございます。

 ペパンのあと、最終で岩手へ来て、翌日秋田に来ました。それでお知らせというのは、今回秋田では、あまり自由にあちこち行けないかもしれません。兄の家か図書館に行けば、ネットを見られるので、そこでときどき、ブログが更新できたらいいのですが、ちょっとわかりません。メールのチェックしかり。ガラケーで、しかもネットを見ると、とんでもなく料金が跳ね上がるような契約しかしていないので。そろそろスマホにするとか、考えなくてはなりませんね……。 

 ということで、ブログの更新が滞るかもというお知らせでした。ご用の方は、できるだけ携帯の方へメールをいただけたら助かります。

 でも、更新していることもあるかも。たまに覗いてみてくださいね。

  三河へ行く途中に見た富士山

  一方通行的なブログではありますが、見てくださっている方がいる、気にしてくださる方がいる、そう、これでみなさんとつながっているという支えにもなっているのです。

 

 


国分寺再開発

2014年04月10日 | 日記

          がらーん

 国分寺には、15年ほど住んでいました。子どもを育てたのが国分寺。なので、子ども会、学校関係での知り合いがたくさんいます。今もちょこちょこ用事があり出かけることがあるのですが、先日行ったときには、びっくりでした。聞いてはいたのですが、北口駅前の再開発で、かなりの範囲が更地になってしまっています。子どもが授業で防空壕に入らせてもらった駅前の果物やさんも、同級生のお父さんがやっていた不動産屋さんも、あとかたもありません。(仮店舗には移っているのでしょうが)

 吉祥寺、国分寺、立川と、どんどん大都市になる模様。


ペパンで

2014年04月09日 | 日記

 贅沢な勉強会だといつも思います。今月は、長く出版社で児童書の編集をされ、現在も多くのフリーで絵本や本の編集をしてらっしゃる方をお招きして、お話を伺いました。なんども売り込み&ボツを続けて、ある日、それまでとは全く違う作品を持ってきた絵本作家の話、ベストセラーになっているその絵本の読み聞かせ、ふらりと入った画廊で見た絵を気に入って、その人に絵本を書くように薦めて、という経緯でできた絵本。そして現在進行形で作られている絵本、そのダミー絵本の一部(出版されるまえの変化)など、具体的に見せていただいて、楽しかったです。

 作家であり作詞家であるNさんもご一緒に来てくださり、物静かながらご自分の世界を持ってらっしゃる姿に、うっとりしました。そう、やはり自分の世界が大事。だれでも書けるものを書いても仕方がないですよね。と、改めて思った日でもありました。

 いつもながら、場所を提供してくださる「おばあさんの知恵袋」の店主Mさん、そして目の回るほどの忙しさの中、企画を立てみんなをひっぱてくださる作家のMさん(またMさんだ)、イラスト、歌、読み聞かせ、などなど自分の世界を持ちつつ頑張っているメンバーたち。有意義な一日でした。みなさん、ありがとうございました。

  源平桃 (最近人気ですよね)


自律神経を整える。心と体のためのメンタル・トリートメント

2014年04月08日 | 日記

             

 ながら~というのが出来ない体質で、車を運転するときも、原稿を書くときも料理をするときも、御飯を食べるときも、音楽というものをかけません。普段の生活でCDをかけるというのが、ほとんどなく過ごしています。たまにお店で句会とかをするのですが、音楽がかかっていると集中できず、「音楽止めていただけませんか?」とお店の人にお願いしたことも何度か。(貸切状態のときだけですよ)

 先日の蒲郡のホテルでの句会でも、BGMのトルコ行進曲が低い音量ではあったのですが、いや~、みなさん気にならないのかなあと思っていたら、副主宰がホテル側に止めるように言ってくださり、よかったです。

 ただこのたび、必要があって、BGM的に流せるCDをとお店に出かけ、視聴できるものの中から選んでこれを買ってきました。

 で、これ、かけながら原稿書けるんですよ。なんか、いいかも。なんでしょうか、やはり脳への刺激具合が、ちょうどいいのかも。以前α波がいいとかって流行ましたが、きっとそれに近いのでしょう。お経もいいと聞いたことがありますが、普段お経をかけてはいたくないですしね。


お花見・国立大学通り

2014年04月07日 | 日記

          

 桜の名所はあちこちにありますが、国立の大学取り、そしてそこに交差している桜通りは、私の近場ではピカイチです。

 3日の雨で、散ってしまうか? というギリギリのところ。4日は朝は曇っていましたが、徐々に晴れてきて、桜ははらりはらりと落ち始め、とてもよかった。句会の最中には、窓の外が桜吹雪でした。

    一橋大学前

 今年は国立在住の、童子同人のけいさんがご自宅でお昼をごちそうしてくださるという、嬉しい企画もあり、いそいそと出かけてきました。ただ観るだけより、やっぱり「食べる」があるとお花見度のうれしさがアップします。句を作るのにも、人が動く、自分が動く、何かするというのが大事と日頃から思っているので。それにしても、15人という人数が食べるためのにじゃこ御飯を炊き、ちらし寿司を作り、鍋を作り、他にもサラダやなにやら……。お茶室にぎゅうぎゅうに入って、お昼をいただきました。(私は厨で)

 けいさん、ごちそうさまでした。

 よい一日でした。


句会

2014年04月05日 | 日記

        ホテルの地下会場

 地下でも、斜面に建っているので、窓があり明るい。二日のうち、半分以上は句会。

 主宰が一句一句について、講評をくださいました。無選の句(つまり、選んでもらえなかった)でも、どうしてダメなのかをきくことができ、よかった。情けないことに、無選がいっぱいあり、勉強になりました。このまま発表することはないと思うので、それについて述べようと思います。

 囀りに三面鏡を拡げけり  あぶみ     この地は、多くの文豪が訪れたところ。文学記念館に行ったところ、和室に三面鏡が拡げてあり、それを見て作りました。作者としては、春潮に~などというより、囀りにというところが、鏡に声が反響するようなイメージがあり気に入っていたのですが、これだけでは、日常なのか非日常なのかが全くわからないとのこと。なるほどです。記念館のようなところで句を作る難しさはいつも感じているのに、ついついめずらしい(というんほどでもないけれど、懐かしく)ものがあると作ってしまうのです。

 花時や何をするにも声だして  あぶみ   同室だったかたが、何をするときも独り言を言ってらしたのがおかしくて、作りました。「花時」だし、いやらしい読みをしてもらえるのでは? なんてもくろんでいたのですが、撃沈。主宰には、「よいしょ」「どっこいしょ」と、言っているとしか思えない。全く色っぽくないと。「そうですか~? 私、すごくいやらしい句だと思ったのですが」と言ったところ、「ぜんぜん!」と一刀両断されました。他の「朝寝」で作った句も、色気が足りないと。本人色気がないので仕方ないですが、色っぽい句を作りたいものです。まだまだ写生の修行が足りません。でもこの色っぽさ、いかにもというのじゃあ品がないし。他の方の句で、色っぽさの見本のような句があり、そういう句との出会いも嬉しい句会でした。(ここで、私がそれを発表するわけにはいかないので、残念ですが、「童子」に発表されたときには、ここにも書きたいです)

 私は他の結社を知りませんが、こんなに主宰自ら、どんな句に対しても真摯に教えてくださるところってあるんだろうかと、感激して帰ってきました。

  部屋からの桜

 竹島からホテルを

 磯、大好き