fromイーハトーヴ ーー児童文学(筆名おおぎやなぎちか)&俳句(俳号北柳あぶみ)

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『アゲイン アゲイン』(あかね書房)『わくわくもりのはいくえん はる おともだちできるかな』『みちのく山のゆなな』(国土社)『ファミリーマップ』、エンタメシリーズ『家守神』1~4巻、『おはようの声』幼年童話『ヘビくんブランコくん』『オンチの葉っぱららららら♪』、短編集『友だちの木』・歴史物語『アテルイ 坂上田村麻呂と交えたエミシの勇士』他、好評発売中です。各種ご依頼は、左側のメッセージからお願いいたします。    

明日はどうなってるかわからない

2024年12月26日 | 日記

          

土手で水仙が咲いてました。水仙は冬の季語ではありますが、それでも早い!

体に気をつけて、散歩(途中ちょっとジョギング)、筋トレ(鉄アレイ)をし、これまで夜も食べていたフルーツは朝だけにするとか、気をつけています。でも明日どうなるかわからない。母は100歳間近まで行きましたが、知り合いで私の年齢で亡くなっている方は何人もいます。

今を生きるしかないのです。

秋田市の創作仲間井嶋敦子さん(医師で児童文学作家)が、新刊『そこに言葉も浮かんでいた』をブログでご紹介くださいました。『家守神⑤』もたくさんの方がブログやXでご紹介くださっています。ありがとうございます!!





クリスマス

2024年12月25日 | 日記

       

 クリスマスの飾り、このカード以外ゼロです。

 いただいたカードですが、夜になるとキラキラしてきれいです。

 夕べは赤ワインはいただきました。岩手のエーデルワイン、お手頃値段でおいしいです。ローストチキンではなく、鍋でしたが・・。

 本日は3か月に一度の病院です。

 インフルエンザ、これからがピークとのこと。薬も足りないという情報も流れています。映画『働く細胞』を観たいんですが、人混みはやめときます。歯医者さんにも行きたいけど、虫歯ではないので、3~4月くらいに。

 アマゾンプライムビデオで『怪物』は観ました。ラストがはっきりしないのがいいのかどうか。

 あと、友人お勧めの韓国ドラマ『ディアミスター わたしのおじさん』をランダムに観ています。1話から順にではなく・・。1、5、14、15、16、12,13・・主役の二人、魅力的です。

 追記ならぬ、追写真

      ハノイの某所


たまには違う道を

2024年12月24日 | 日記

        

ちょっと違う道を散歩しました。坂はきつい。でも負荷をかけるのはいいことですよね。

木の影が、いい。

東北では熊のニュースが相次いでいます。秋田県知事の発言には、私はこのくらい言っていいと思ってます。人間が自然を侵食しているのかもしれないけど、人の命のほうが大事です。

『ぼくらは森で生まれかわった』という本を書きましたが、その挿絵にいろいろな動物を描いていただいたとき、熊はカットをお願いしました。主人公が一人で入ったりする森に、熊がいるのは危険ですからと。岩手での私の散歩コースは、ちょっとこれからは怖いなとなってます。


軍歴調査

2024年12月22日 | 日記

9月に母が亡くなり、秋田にいることが多かったのですが、何がきっかけだったか忘れたけど、父の軍歴を調査できることを知り、県庁へ行きました。私の住民票や戸籍などがあれば、何年に招へいされたか、何年に階級が上がったとか、結構細かく記録が残っていて驚きました。

そこで、父の双子の兄の軍歴もと思ったのですが、それには、父と兄弟であることがわかる戸籍も必要。秋田にいれば、こまめに行けますが、面倒なのであきらめました。伯父はフィリピンで戦死しています。父が次男だったので、先に招へいされたと聞いていましたが、父の軍歴には確かに留守宅の住人として、伯父の名前がありました。

知ったから、どうなるものでもありません。私の子どもや孫が果たして、興味を持って引き継いでくれるかどうかもわかりません。そもそも、秋田のお墓がいつまでもあるかもわかりません。まあ、家という制度がどんどん変わっている時代ですから、それはやむを得ないと思います。実家のことなので、口は出しません。私は、母の葬儀とその後片付けまで。

   

 神田竹むらの店の前。

   夜に追記:その家に娘一人とかなら、その人が他家に嫁いでも、実家のお墓のことまでやりますね。そもそも嫁ぐということすら、死語ですが。でも、長男がいる場合、一任したほうがいいと私は考えました。口出しする人間が増えることで、かみ合わない場合はしこりが残ると思うのです。

 ともあれ、予想もしていなかったことで、ぎくしゃくしてしまうことがあるのだと痛感した昨今でした。


『家守神』シリーズの画家さん、トミイマサコさんからのプレゼント! 

2024年12月20日 | 日記

      

 描きおろしのイラストです!! モノクロの感じ、すっごくいいです。嬉しい~~。

 1巻で最初にキャラデザインをいただいたとき、その素晴らしさに感動しました。金魚ちゃんはかわいいし、お藤さんはかっこいいし、鶴吉さん、亀吉さんもイメージ以上。2巻でお蝶さんが登場したときも、うんうん! となりました。

 拓は5巻を通してボーダー柄の服。これはトミイさんがそうしてくださったものです。

 このプレゼントをいただいたとき、もちろん最高に嬉しかったのですが、同時に(ああ、終わったんだな。新しいイラストはもうないんだな)とも思いました。初めて寂しい気持ちになったわけです。人間の気持ちというのは、不思議ですね。実生活でもそう痛感することがあり、『家守神』シリーズでは、「見えないもの」がテーマで、その最たるものが「人の気持ち」とあちこちで書いてきました。

 とはいえ、5巻はまだ発売になったばかり。どうぞ楽しんでいただけたら嬉しいです。


秋葉原

2024年12月19日 | 日記

      

 歩いていると、外国語がばんばん聞こえてきます。

 この雰囲気嫌いではありません。

       

 句会場の万世橋区民館。

      

      

 かつての万世橋駅。いい風情です。


納句座~忘年会

2024年12月18日 | 日記

 今年最後の句会がありました。

 忙しさにかまけ、対面の句会にはほとんど出ていません。今年は今回を含めて2回だけ。通信句会は毎月、そのほか、児童文学者の皆さんとの句会はZOOMで年4回しています。

 楽しかったー。今回の句会のテーマはエロス(先週の川村美術館吟行のメンバーですが)。なぜこれがエロスなのか? 冬日差なんて、平凡! と意見が飛び交います。

 句会後は、神田の老舗のそば屋「まつや」で

      

一杯。  

 天井。そばの写真を撮ってない・・。

二次会は甘味処「竹むら」で。

  

   粟ぜんざい。おいしい!

朝ドラ「虎に翼」に出てましたね。(あれは、セットでしたが、放送後、常に人が並んでいるとのこと)。私たちは最初竹むらに行ったら行列だったので、先に「まつや」へ。

 佳き一日でした。


さすが極月

2024年12月17日 | 日記

 師走、極月、十二月。

 朝晩冷え込んでいますし、北の方からは雪の便りも聞こえています。

 インフルエンザ、コロナ、出ているようです。

 そして、来年発売になる本の原稿のやりとりも、順調に進んでいます。小さなほころびもないように、目を懲らさなくてはいけません。お金を出して買っていただくのですからね。

 冬至が過ぎれば、日も長くなるでしょうが、我慢の日が続きます。

 来年ある合評会の原稿が届き、選考をしている賞の本読みもあります。

そして、何より大きな病気をすることなく、過ごしていられることに感謝。

 なんだか、今年最期のご挨拶みたいなブログになってしまいました。二週間あります。

    

 きょうは、句会。対面句会今年の一月以来です。楽しみ。


『そこに言葉も浮かんでいた』見本をいただきました!

2024年12月16日 | 日記

     

「こんな部活あります」シリーズ、文芸部です。発売は22日。

 イラストは、彩田花道さん。中のモノクロの挿絵も素敵です。

 ひょんなことから文芸部に入った栞菜が部長、そして他の部員達、そして言葉と出会っていきます。以前アンソロジーで書いたビブリオバトル、長年学んできた俳句、もちろん児童文学を書いてきたことで学んだことを盛り込んでいます。

 家族、恋、友情、そして戦争。言葉はいろいろな感情を表現できます。そして他者に訴えることができます。その言葉の力を信じて、これからも書いていきたいと思います。

『こんな部活あります 文芸部 そこに言葉も浮かんでいた』、どうぞよろしくお願いいたします!! 

 


ご飯はおいしい。

2024年12月15日 | 日記

        

 うちは、自分ちの田んぼのもの。玄米で保存して、玄米を炊いて食べたり、ここで精米をしたり。

    

 先日は、柚子ご飯炊きました。姪に教えてもらったのですが、長谷川あかりさんというさっぱり料理家レシピです。さっぱりして、おいしかったです。


川村美術館レストラン

2024年12月13日 | 日記

 俳句仲間が予約をしてくださってました。感謝。

 閉館が決まってから、予約がなかなかとれないとのこと。

     

 前菜。ひとつひとつがおいしかった!

  

 メインはお魚を選びました。スズキ。ソースは赤タマネギとのこと。

      

デザート。オレンジ色のは、ほおづきです。初めて食べた。

おいしかったー。

久しぶりの俳句仲間とたくさんおしゃべりをして、笑って。こういう時間必要だなとつくづく思いました。来週の句会のための俳句も作りました。普通は、吟行をしたら、その直後に句会するんですが、こういう形もいいな。


川村美術館

2024年12月12日 | 日記

         

 俳句仲間と行ってきました。来年3月で閉館とのこと。もったいないです。

 でも、遠い。これまでも行きたいと思っていたけど、遠くてなかなか行けずにいたのです。

 素晴らしいところでした。お天気もよかったし、建物の外も内も気持ちいい。

 中は写真がだめなので。

      

      

      

      

 句会は来週です。それまで作らなくては。

 でも、このところ憂鬱なことが多かったので、心の底から楽しめました。俳句仲間、ありがたいです。ただ、待ち合わせの東京駅のホームで会えずに、失敗。総武線と総武快速線は違う? 東京駅に3番線ホームは二つある? わけがわかりません。でも、レストランに少し遅れたくらいで合流できてよかったです。

 収蔵されている絵では、レンブラント、ピカソ、ルノワール、シャガール、そして藤田継治がよかった。


枯葎(かれむぐら)

2024年12月10日 | 日記

       

 最近読んでいるのは、『あきない世傳金と銀』シリーズ。

 江戸時代、大坂の呉服屋に奉公することになった少女幸が成長し店主の女房になるも・・波瀾万丈の物語で、今読んでいる10巻は江戸に店を構えてからの苦労です。

 知恵を絞り、新しい売り方、染めなどを考え、苦難を乗り越えていきます。

 この物語が、季語の宝庫。祭り、月、浴衣、花火エトセトラ。

 高田郁(かおる)さんという作家、相当着物と染めのことを勉強されてらっしゃることでしょう。江戸時代のことも、もちろんです。友人におもしろいよと教えてもらいました。日頃は児童書が9割なので、寝る前のひとときで読み進めています。NHKのドラマにもなったみたいですね。


『月曜倶楽部へようこそ!』森埜こみち作・くりたゆき絵(講談社)

2024年12月07日 | 日記

       

森埜こみちさんの新刊続きます。すごい!

「おはなし日本文化」シリーズの一冊で、テーマは「短歌・俳句」。うう~どきどきしながら読み始めました。なぜなら、私の今月の新刊は中学文芸部で短歌や俳句も出てくるからです。実は来年は、俳句物語も出る予定。つまり、内容にかぶりがあったら・・、という気持ち。

結論として、その心配は杞憂でした。

そして、おもしろかった! この本は小学生向けなので、主人公達は小学校6年生です。

サッカー好き少年二人と、短歌や俳句に詳しい女の子。そして、つきあっていた子にふられてしまった女の子。すごくいいバランスです。少年二人はもちろん初心者。指南役としての女の子がいて、失恋した子は、自分の言葉でその相手に気持ちをもう一度伝えようとします。

短歌はそれにはぴったり! では俳句は? なんて、その違いもしっかり書かれています。さりげなく、俳句の始まりや有名な短歌、俳句も出ているけど、自然です。恋がからむと、ぐいっと引きつけられます。短歌にはもともと相聞歌という要素が強いし、実は俳句だって、たくさん恋の句もあるんですよ。

森埜さんは、デビュー作が『わたしの空と五・七・五』という俳句物語でしたからね。さすがです。

森埜さんの文体は、とても軽くて好き。


中城ふみ子の短歌・村上鬼上の俳句

2024年12月06日 | 日記

冬の皺よせゐる海よ今少し生きて己れの無惨を見むか  中城ふみ子

冬蜂の死にどころなく歩きけり   村上鬼城

先日は、この1首と一句を味わっていました。どちらにも「城」がありますね。

生きていると、みっともないことも多々あります。中城ふみ子は、渡辺純一の『冬の花火』をずっと昔に読んだことがありますが、壮絶な人生です。それに比べたら私なんて平々凡々。でも人生は比べるものではありません。みっともなくても、生きていこうと思います。

『乳房喪失』という歌集を、写し書きしたことがありました。もう一度読もうかな。

そういえば、随分前に中城ふみ子賞で佳作をいただいたことがあります。短歌20首くらい書いて出し、じゃがいもを一箱景品でいただきました。(筆名は別なので、検索では出てきません)たしか第1回だった気がします。賞も終わったようですね。これも今とつながっている気がします。