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低学年向け
ぼくとおじいちゃんは、地球観察隊ごっこをしています。まわりのいろんなものをしっかり観察し、隊長であるおじいちゃんに報告します。おじいちゃんは、今、ベッドに寝ています。
隊員第一号は、ぼく。
隊員第二号は、犬のらんまる。
そして、クモが、隊員第三号になりました。
観察隊の観察対象は、クラスのだいちゃんのことだったり、こいのぼりだったり、ひまわりだったり。身の回りすべてのことです。
観察を続けていると、その対象に優しい気持ちをいだきます。
その様子が、やさしい文章でていねいに描かれています。
ぼくにとってはつらいことも、後半には待ち受けています。でもおじいちゃんとやりとりをしたことを思い出すことで、ぼくは乗り越えてゆくことができるのです。
これを読んだ子どもは、きっと自分の身の回りを観察したくなるでしょう。まわりの大人は、いっしょに観察隊をやってほしいと思います。
俳句をやっている中で、写生、観察ということの大事さを痛感していますが、その目には、森羅万象への畏敬の念が必要。そんなことも思いました。
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オールカラーなので、絵本から本へ移行する時期のお子さんにぴったりです。プレゼントにも最適。
さあ、私も観察隊をやりましょう。