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◎2011年6月19日(日)
傘マークは消えても、どうせ梅雨の晴れ間。終日天気がいいわけがない。そして、明日は月曜日。先週の女峰山の疲れは尾を引いた。週の半ばに飲み会なんかあったものだから、昨日まで疲れが抜けなかった。ということで、この晴れ間の有効活用は短時間ハイク。こんな時にこそ、昨年出会うことのなかった大田和宿跡探しにでも行きたいのだが、これだけの目的で行くのではいかにもオタク。外山をセットに入れてみた。余裕があれば、丹勢山をプラスか。
<外山編>
先ずは外山。外山といっても、奥日光の外山ではない。市内里山の外山880m。行ったことはないがネットで見た山頂の写真にそそられていた。どの写真にも石仏と石祠が林立していた。ここは毘沙門天がメインらしい。適当な駐車地がなく、ぐるぐる回る。その際、外山の入口も確認しておいた。適当な空き地もなく、戻って、日光美術館の駐車場に入れる。8時30分からの利用開始時間にはまだ間があるが、ゲートもないのでそのまま入れた。7時23分歩き出し。
(道端にあった道標)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/2b/e35789980235df80c4f539572d00247b.jpg)
今日も、出だしからボケをやってしまった。車で山の入口を確認していたのに素通り。しばらく歩いてから戻る。ところが、今度は車で見たはずの表示板を見つけられない。民家もあり、ここでうろうろするのもおかしなもので、面倒になって、つがのき荘から入ってしまった。これでは道が一本市内寄り。しばらく行くと、竹林のヤブになった。そして廃屋でどん詰まり。さしたるヤブでもないので、そのまま北寄りに歩いて行くと、うまく参道入口に合流。そこは民家の脇だった。7時55分。30分近いムダ歩きをしていた。
(鳥居。これがいくつか続く。すべて寄進のようだ)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/e0/2681e7d2f1e615081630ca9ddcb8382a.jpg)
鳥居が続く。年代物ではない。大正。植林の中を登って行く。今日は蒸す。無風。しこたま汗をかく。今日は、昨日求めたユニクロの下着をしている。通気性、速乾性、臭い抑え良好と3拍子揃った下着だが、今のところ、不快感はない。「○丁」の標石が続く。ただ、これはすぐにいくつか見失う。やがて岩場を過ぎ、毘沙門堂。中を見ることはできない。正面に鳴虫山。山頂は堂の裏。8時19分。鳥居から25分のあっけなさ。
(山頂の石仏1)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/13/4d7f61388433621f82945a1699394596.jpg)
(山頂の石仏2)
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(女峰山も男体山も見えない)
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(鳴虫山ははっきり)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/15/040326dfb37efc74b5c5aedd9b7d6163.jpg)
写真通りの石仏と石祠があった。不動明王、辨財天、大日如来、毘沙門天は分かったが、あとは何だろう。女峰山も男体山も雲がかかって見えない。北側に踏み跡が続いていた。ちょっと追ってみた。しかし、今日の本題が気にかかる。外山探索ではない。山頂に引き返し、下る。帰ってからネットで調べると、この踏み跡を下って鞍部に出ると、また石仏があるらしい。その先はどこに通じているのだろう。
(外山)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/36/5b79e7a08901cd969a2ea6ad8403ae1a.jpg)
鳥居を抜け、道路に出る。参道入口の案内板は道路の反対側にあった。山側ばかり見ていたから気づかなかったようだ。8時57分駐車場。500円支払う。
<大田和宿編>
中禅寺湖までは道も混んではいなかったが、その先、赤沼の駐車場に入れる車が多く、空きを待つ車がつながっていた。これが、帰りには国道にまではみ出すまでになっていた。数日前のNHKで、千手ヶ浜のクリンソウが見頃だと放送していた。これに戦場ヶ原のズミとワタスゲが重なったようだ。千手ヶ浜に行くつもりなら、バスが戻らない限り駐車場も空かないだろうし、ほぼ一日がかりのクリンソウだろう。裏男体林道は空いていた。女峰山方面に行く方は少ないようだ。志津乗越の2つ手前カーブには、前に来た時は、ここまで車が来ていたが、今日は車もない。ゴム長に履き替える。草木はまだ濡れている。コンパスをやや南南西に合わせて直進する。大田和宿の位置は、ネットやら本やらで、ほぼ特定していた。
(このカーブから南南西に)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/e4/a4393a5a707bd68414c6e494c2d9e577.jpg)
(大田和宿の石仏、石祠)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/01/f1/d7bed80a50d6910c70258973e08a8d28.jpg)
沢を2つ越える。記憶にある風景だ。前回は真南に向かっていた。今回はやや右寄りに行った。いきなり左手に像が見えた。斜面になっている。歩き出しからわずか5分。300mも歩いたろうか。ちょっと拍子抜けした。石仏が3体と石祠。元禄の文字が見えた。眺めながら、おかしな話、ほっとした。しばらくいた。気も安らいだ。
戻る。ちょっとしたことに気づいた。かすかな踏み跡がある。これは駐車地まで続いていた。テープも気まぐれに。来る人もいるのかね。それとも、行の方の跡だろうか。
<丹勢山編>
余力があったとはいっても、1時間半くらいしかまだ歩いていない。ためらいもなく向かう。ユニクロは乾き、汗の臭いはない。さて、この丹勢山、意味もなくここのところ気になり出した山だ。ヤブめいたところにひかれただけのことか。本来なら、下から裏見の滝を加えて歩けばいいらしいが、今日のような単発で歩くには時間的に無理がある。表男体林道を沼ノ平まで車で向かう。この林道は一部舗装があるが全般に荒れていて、側溝があり、ガードレールなしで、対向車が来ると恐いところがある。幸いに行き帰りともに対向車はなかった。また、普通車ながら、腹をこすることはなかった。
運転に気を遣い過ぎて、案内表示板に気づかぬままに、駐車スペースらしきところに着いた。他に車はない。準備をしていたら、いきなり話し声。年配の2人連れ。後ろのカーブ分岐の方から来たから、丹勢山はこちらかと聞いた。聞き方が悪かったのか、きょとんとしている。しばらく経ってから理解していただいたようで、こっちじゃなかったと返事が返った。どうも、「タンゼ山」と言ったのに、そういう名前ではなく、ただ漢字だけで山の名を理解していたようだ。手に山渓の「栃木県の山」を持っていたが、あの本に、この山が出ているわけはない。何で持って歩いているのだろう(後で家に帰って見てみると確かに掲載されていたが)。2人はちょい先に行き、自分がそうだと思っていた入口を指さして、「おーい、こっからだよ」と教えてくれた。ちなみに、このお2人、下から林道を歩いて来たそうだ。
(丹勢山への入口)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/e4/02e4c5749514ca2cf5e001ca685426a7.jpg)
11時25分出発。こんな時間だから、山頂でラーメンでも食べようと、ザックの中に水も含めて一式入れたら、ずしりと重くなった。今日はハイトスさん流に、生卵も持って来た。日はすっかり隠れ、曇ってしまった。ここの入口には「丹勢山国有林」の杭があるだけで、登山道入口を示す類いの標示はない。踏み跡とテープ、ペンキが頼り。しばらくはトラバース気味に直進する。このトラバース道、斜めになっていて、しこたま歩きづらい。2人を抜く。カミサンが遅れ気味。年を聞かれて、60と言える状況にないのが残念。
やがて北西方面への登り。意外に急で、風もなく汗びっしょり。ユニクロの中に汗がたまってしまい、不快だ。こういう大汗には向かないな。ずっと樹林の中の歩きが次第に開けてくる。ツツジはもうおしまい。この山もツツジがきれいらしい。いろは坂を走る車の音がひっきりなしに聞こえる。あまりいい感じではない。
(開けたところからの眺め)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/06/294fa2269e9b90a097e6b059a83178d2.jpg)
(丹勢山山頂)
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(1377mピークが見える。ツツジの原生林らしい)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/e3/0cf28665da5dd9b14da86a0273445048.jpg)
少し下り気味になると、東側が開けたところに出る。見晴らしはいいが、この天気、遠望はきかない。少し下って林道に出た。野州原林道。エンジン音が間近に聞こえると思ったら、トラックに材木をクレーンで積んでいる。林道を斜めに横切り、丹勢山に取り付く。この林道までの歩きは丹勢山とは関係ない山だったといった感じ。終わったツツジの木の間をくぐって山頂。12時15分着。50分の歩き。展望がいいはずだろうが見えない。東南隣の1377mピークだけ望まれる。湿気が多くて、ゆっくりとラーメンでも作って食べたい気持ちはなくなった。そのまま下る。野州原林道でさっきの2人組に合う。帰りは、この野州原林道を下って裏見の滝を経由して帰るそうだ。トラックが2台になっていた。
(野州原林道と丹勢山)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/ba/b5bb2c1b6dd140b524233f8b942165dd.jpg)
(何とか生き残っていたツツジ)
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登ったルートをそのまま下る。踏み跡が交叉して、2か所も道を間違える。この山、どこからでも登れるようだが、林道に戻らないことにはどうにもならない。駐車地に12時55分着。
天気は持ちそうで、ようやくラーメンをつくって食べる。バイクが2台、前を上に向かって通って行った。すぐ先がゲートのはずだが、一向に下ってこない。通れる状態になっているのだろうか。汗びっしょりの不快さに下着を取り替えた。ユニクロはずっしりと重くなっていた。やはり、大汗には効力も発揮できないか。
傘マークは消えても、どうせ梅雨の晴れ間。終日天気がいいわけがない。そして、明日は月曜日。先週の女峰山の疲れは尾を引いた。週の半ばに飲み会なんかあったものだから、昨日まで疲れが抜けなかった。ということで、この晴れ間の有効活用は短時間ハイク。こんな時にこそ、昨年出会うことのなかった大田和宿跡探しにでも行きたいのだが、これだけの目的で行くのではいかにもオタク。外山をセットに入れてみた。余裕があれば、丹勢山をプラスか。
<外山編>
先ずは外山。外山といっても、奥日光の外山ではない。市内里山の外山880m。行ったことはないがネットで見た山頂の写真にそそられていた。どの写真にも石仏と石祠が林立していた。ここは毘沙門天がメインらしい。適当な駐車地がなく、ぐるぐる回る。その際、外山の入口も確認しておいた。適当な空き地もなく、戻って、日光美術館の駐車場に入れる。8時30分からの利用開始時間にはまだ間があるが、ゲートもないのでそのまま入れた。7時23分歩き出し。
(道端にあった道標)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/2b/e35789980235df80c4f539572d00247b.jpg)
今日も、出だしからボケをやってしまった。車で山の入口を確認していたのに素通り。しばらく歩いてから戻る。ところが、今度は車で見たはずの表示板を見つけられない。民家もあり、ここでうろうろするのもおかしなもので、面倒になって、つがのき荘から入ってしまった。これでは道が一本市内寄り。しばらく行くと、竹林のヤブになった。そして廃屋でどん詰まり。さしたるヤブでもないので、そのまま北寄りに歩いて行くと、うまく参道入口に合流。そこは民家の脇だった。7時55分。30分近いムダ歩きをしていた。
(鳥居。これがいくつか続く。すべて寄進のようだ)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/e0/2681e7d2f1e615081630ca9ddcb8382a.jpg)
鳥居が続く。年代物ではない。大正。植林の中を登って行く。今日は蒸す。無風。しこたま汗をかく。今日は、昨日求めたユニクロの下着をしている。通気性、速乾性、臭い抑え良好と3拍子揃った下着だが、今のところ、不快感はない。「○丁」の標石が続く。ただ、これはすぐにいくつか見失う。やがて岩場を過ぎ、毘沙門堂。中を見ることはできない。正面に鳴虫山。山頂は堂の裏。8時19分。鳥居から25分のあっけなさ。
(山頂の石仏1)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/13/4d7f61388433621f82945a1699394596.jpg)
(山頂の石仏2)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/77/311d2e7321d8c260f8f3a6f014539159.jpg)
(女峰山も男体山も見えない)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/6a/7331b2747243d8ee728c897aa7b6c35c.jpg)
(鳴虫山ははっきり)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/15/040326dfb37efc74b5c5aedd9b7d6163.jpg)
写真通りの石仏と石祠があった。不動明王、辨財天、大日如来、毘沙門天は分かったが、あとは何だろう。女峰山も男体山も雲がかかって見えない。北側に踏み跡が続いていた。ちょっと追ってみた。しかし、今日の本題が気にかかる。外山探索ではない。山頂に引き返し、下る。帰ってからネットで調べると、この踏み跡を下って鞍部に出ると、また石仏があるらしい。その先はどこに通じているのだろう。
(外山)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/36/5b79e7a08901cd969a2ea6ad8403ae1a.jpg)
鳥居を抜け、道路に出る。参道入口の案内板は道路の反対側にあった。山側ばかり見ていたから気づかなかったようだ。8時57分駐車場。500円支払う。
<大田和宿編>
中禅寺湖までは道も混んではいなかったが、その先、赤沼の駐車場に入れる車が多く、空きを待つ車がつながっていた。これが、帰りには国道にまではみ出すまでになっていた。数日前のNHKで、千手ヶ浜のクリンソウが見頃だと放送していた。これに戦場ヶ原のズミとワタスゲが重なったようだ。千手ヶ浜に行くつもりなら、バスが戻らない限り駐車場も空かないだろうし、ほぼ一日がかりのクリンソウだろう。裏男体林道は空いていた。女峰山方面に行く方は少ないようだ。志津乗越の2つ手前カーブには、前に来た時は、ここまで車が来ていたが、今日は車もない。ゴム長に履き替える。草木はまだ濡れている。コンパスをやや南南西に合わせて直進する。大田和宿の位置は、ネットやら本やらで、ほぼ特定していた。
(このカーブから南南西に)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/e4/a4393a5a707bd68414c6e494c2d9e577.jpg)
(大田和宿の石仏、石祠)
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沢を2つ越える。記憶にある風景だ。前回は真南に向かっていた。今回はやや右寄りに行った。いきなり左手に像が見えた。斜面になっている。歩き出しからわずか5分。300mも歩いたろうか。ちょっと拍子抜けした。石仏が3体と石祠。元禄の文字が見えた。眺めながら、おかしな話、ほっとした。しばらくいた。気も安らいだ。
戻る。ちょっとしたことに気づいた。かすかな踏み跡がある。これは駐車地まで続いていた。テープも気まぐれに。来る人もいるのかね。それとも、行の方の跡だろうか。
<丹勢山編>
余力があったとはいっても、1時間半くらいしかまだ歩いていない。ためらいもなく向かう。ユニクロは乾き、汗の臭いはない。さて、この丹勢山、意味もなくここのところ気になり出した山だ。ヤブめいたところにひかれただけのことか。本来なら、下から裏見の滝を加えて歩けばいいらしいが、今日のような単発で歩くには時間的に無理がある。表男体林道を沼ノ平まで車で向かう。この林道は一部舗装があるが全般に荒れていて、側溝があり、ガードレールなしで、対向車が来ると恐いところがある。幸いに行き帰りともに対向車はなかった。また、普通車ながら、腹をこすることはなかった。
運転に気を遣い過ぎて、案内表示板に気づかぬままに、駐車スペースらしきところに着いた。他に車はない。準備をしていたら、いきなり話し声。年配の2人連れ。後ろのカーブ分岐の方から来たから、丹勢山はこちらかと聞いた。聞き方が悪かったのか、きょとんとしている。しばらく経ってから理解していただいたようで、こっちじゃなかったと返事が返った。どうも、「タンゼ山」と言ったのに、そういう名前ではなく、ただ漢字だけで山の名を理解していたようだ。手に山渓の「栃木県の山」を持っていたが、あの本に、この山が出ているわけはない。何で持って歩いているのだろう(後で家に帰って見てみると確かに掲載されていたが)。2人はちょい先に行き、自分がそうだと思っていた入口を指さして、「おーい、こっからだよ」と教えてくれた。ちなみに、このお2人、下から林道を歩いて来たそうだ。
(丹勢山への入口)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/e4/02e4c5749514ca2cf5e001ca685426a7.jpg)
11時25分出発。こんな時間だから、山頂でラーメンでも食べようと、ザックの中に水も含めて一式入れたら、ずしりと重くなった。今日はハイトスさん流に、生卵も持って来た。日はすっかり隠れ、曇ってしまった。ここの入口には「丹勢山国有林」の杭があるだけで、登山道入口を示す類いの標示はない。踏み跡とテープ、ペンキが頼り。しばらくはトラバース気味に直進する。このトラバース道、斜めになっていて、しこたま歩きづらい。2人を抜く。カミサンが遅れ気味。年を聞かれて、60と言える状況にないのが残念。
やがて北西方面への登り。意外に急で、風もなく汗びっしょり。ユニクロの中に汗がたまってしまい、不快だ。こういう大汗には向かないな。ずっと樹林の中の歩きが次第に開けてくる。ツツジはもうおしまい。この山もツツジがきれいらしい。いろは坂を走る車の音がひっきりなしに聞こえる。あまりいい感じではない。
(開けたところからの眺め)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/06/294fa2269e9b90a097e6b059a83178d2.jpg)
(丹勢山山頂)
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(1377mピークが見える。ツツジの原生林らしい)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/e3/0cf28665da5dd9b14da86a0273445048.jpg)
少し下り気味になると、東側が開けたところに出る。見晴らしはいいが、この天気、遠望はきかない。少し下って林道に出た。野州原林道。エンジン音が間近に聞こえると思ったら、トラックに材木をクレーンで積んでいる。林道を斜めに横切り、丹勢山に取り付く。この林道までの歩きは丹勢山とは関係ない山だったといった感じ。終わったツツジの木の間をくぐって山頂。12時15分着。50分の歩き。展望がいいはずだろうが見えない。東南隣の1377mピークだけ望まれる。湿気が多くて、ゆっくりとラーメンでも作って食べたい気持ちはなくなった。そのまま下る。野州原林道でさっきの2人組に合う。帰りは、この野州原林道を下って裏見の滝を経由して帰るそうだ。トラックが2台になっていた。
(野州原林道と丹勢山)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/ba/b5bb2c1b6dd140b524233f8b942165dd.jpg)
(何とか生き残っていたツツジ)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/e6/a3a1f9fd7b0ae0891d9cf4aaf2dbdb74.jpg)
登ったルートをそのまま下る。踏み跡が交叉して、2か所も道を間違える。この山、どこからでも登れるようだが、林道に戻らないことにはどうにもならない。駐車地に12時55分着。
天気は持ちそうで、ようやくラーメンをつくって食べる。バイクが2台、前を上に向かって通って行った。すぐ先がゲートのはずだが、一向に下ってこない。通れる状態になっているのだろうか。汗びっしょりの不快さに下着を取り替えた。ユニクロはずっしりと重くなっていた。やはり、大汗には効力も発揮できないか。
またまた、いつか行ってやろうと思っていた所を先行されてしまいました。
外山は、神橋近くのラーメン屋の婆さんが、その辺りが自宅近くらしく、色々レクチャーを受けていたのですが、写真を見る限り大分想像と異なっておりました。興雲律院も確かその近くでしたよね。その辺も合わせて行って見たいものです。
大多和宿は、まさにマニアックな世界ですね。ネットや本の中でしか見聞きできませんもの。登山者の口から大多和宿の話を聞いた事がありません。
いずれ、行くに違い無いと思われる3箇所ですが、だいぶ先になりそうな気配です。
丹勢山は、そのラーメン屋の客からツツジが見事との情報を得ていたのですが、女峰山のツツジと時季が同じようで、なかなか近寄れないでいました。
ぶなじろうさんは、外山には行かれたことなかったのですか。既に済みと思っておりました。ご指摘のように、興雲律院のちょい先になります。慌ただしい歩きで、立ち寄りはできませんでしたが。
私は「大田和」と記しましたが、「大多和」と記すべきか迷いました。いずれにせよ、ほっとする空間です。ぜひ、早めに行って来てください。寒沢宿とのダブル、気負わないで歩けば、あっさりとめぐり会えますよ。
丹勢山のツツジは女峰山のそれよりも、一週間は早く終わる感じを受けました。標高のせいでしょう。ただ、ツツジ見物なら、その先の1377mまで行った方がいいでしょうね。
外山は鳥居から25分ですか。
なかなか面白そうなな石仏が見られるのですね。なるほどなるほど。
大多和宿は自分もネットの各種情報からこの辺りで有ろうと云う目星はつけておりました。
寒沢宿へ云ったおりに帰りにでも林道を少し峠方向に行けば寄れるかなぁと思っておりました。
実際の画像を拝見してますます行って見たくなりましたよ。
今回の画像・・・とても雰囲気があり良いです。
そういった意味ではぶなじろうさんと同様に、先を越されてばかりだなぁと云う感想です。
尤も自分はそれほどのキャリアがあるわけでは無いので行きたい場所だらけで困ります。
ハイトスさんが茨城の山を歩いている間に、僭越ながら、先に行かせていただきました。
私も、場数だけは踏んでおりますが、いまだ、行きたいところだらけですわ。こういう場合、とにかく、楽に行けるところだけ先行してしまいますね。
大田和宿は、この時期よりも、紅葉をかけて行かれた方がいいでしょう。不思議に、また行きたくなっています。今度は、寒沢宿とダブルですね。
外山はあっという間に行って戻れる里山ですが、なかなか雰囲気はいいですよ。