![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/78/14309848c911ff382b673e46b24c7934.jpg)
◎2013年11月23日(土)
土日ともに用事があった。土曜日は実家がらみの用事。間隙に行ける山はないかと探したが、地元の金山くらいしかない。気が進まない。たまたま、前夜、紅葉情報をテレビでやっていて、足利の織姫神社というのが「見ごろ」と出ていた。織姫神社の紅葉って、そんなにきれいなの? 知らなかった。じゃ、実家に行く途中ででも寄り道して行こうか。紅葉っていったって、みー猫さんが行かれた奥久慈あたりに比べたら高が知れている。言うなれば雲泥の差。まぁ、紅葉に浸れるといった気分的なものだけで十分なのだが。
テレビに出るくらいだから、混むだろう。早く行っても、陽があたっていなければどうしようもない。7時半くらいに着くように出かけた。ジャストタイムで到着。やはり、まだ閑散としていた。ハイカーとお散歩の方々。ハイカーは両崖山から行道山まで行くのだろうか。こちらは紅葉見物だけだから、持ち物はカメラのみ。足はくたびれたスニーカー。
(もみじ谷)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/ba/75ec0812a4fbe260d40c2c3d6a4fc6e3.jpg)
(しばらく続く)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/7a/3d3f3d98fb1f7affbadac1bf9f781d00.jpg)
(織姫神社)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/94/dd36612ade910a302cba2eac9818e29e.jpg)
(神社の下はきれいだった。ここの神社はモミジが主体だ)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/28/3c917a982ee9f7b820aa8a1b75d044f7.jpg)
先ずはもみじ谷に寄る。真っ赤っ赤。だけど、光が足りないから、どうもくすんで見える。向こうの山腹は、光があたっていい色づきなんだがなぁ。園内をしばらく散歩し、織姫神社に下る。ここは、神社の下の方はきれいだが、神社の周辺はくたびれた色になっている。道すがらの陽があたっている赤や黄色はきれいだったが、群れてはいずに単発。
こんな調子で30分ばかりぶらついた。時間的に早過ぎたといったところだ。まだ8時だが、警備員が出て、駐車場の整理をし始めた。このまま実家に行ってもなぁと、行道山に行くことにした。織姫神社からではハイキングコースの端と端だ。肝心なその間は車で省略となる。
行道山の駐車場には車が1台。何だかひんやりする。それにしても、駐車場手前の数百メートルの坂道は1台しか通れない。片側にはむきだしの側溝があった。対向車が来たらどうすんだか。これから、どんどん来るだろうし、嫌だなぁ。帰りが心配。下に置いときゃよかったよ。この不安は最後まで続いた。
(石仏群で)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/a6/075a27470631130764db3fc40557d769.jpg)
(浄因寺の境内)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/aa/5a7dc27d7575b43b9b428995cbd6cdd8.jpg)
(そして裏手)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/c7/7fc00872bd0b1168ab4a7d808992b10d.jpg)
行道山には過去に2度ほど来たことはあるが、かなり前のことゆえ記憶なし。下の娘が保育園の頃に犬連れでいっしょに来た思い出だけは残っている。あの時は名草の巨石群にも行った。記憶がないだけに、門までの石仏群には魅かれてしまった。江戸中期のものだ。自分には紅葉よりも石仏がいいにきまっている。飽かずに眺めていた。
紅葉は浄因寺に出るまでなし。ずっと日陰だった。山陰ゆえ明暗がはっきりとしている。紅葉は黄色がきれいだ。ここまで来たら、上まで行ってみようか。石尊山見晴台まで行ってくるか。ここで疑問だが、「行道山」というのは山の名前ではなく、一種の宗域の呼び名らしい。その中に石尊山と呼ばれるエリアがある。といった具合ではなかろうか。
(寝釈迦)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/78/cf96a9bff9d244cf6f67f83ea904a5b6.jpg)
(見晴台に行く途中で。陽があたってきれいだったが、ピークは過ぎている)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/32/339de0cadcf2687d8a7709582aa1f2a5.jpg)
階段を登って行くと、若い単独氏に出会った。トレランっぽい。すれ違う。しばらく行くと石塔群があって、その先には寝釈迦。その周りを石仏が囲んでいる。寝釈迦そのものは小さい。1mもあるだろうか。周囲の石仏に対して、よきに計らえといった感じでふんぞり返っている。これもまたいいポーズだ。ようやくからっとしたところに出られた。街並みが見えている。
(改めて)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/9b/4fed291ff94a29ede7a090fed5464a2d.jpg)
小路がずっと続いている。紅葉は終わったのか淡い。階段を登って見晴台に着いた。見晴台とはいっても、周囲は枝が伸びていて、展望盤に記された富士山は見えるのかどうだか。浅間山と赤城山、日光白根山だけは確認できた。
下ると、さっきの単独氏が登って来た。つまり、行道山折り返しということか。なるほど。ハイカーが次々に上がって来た。陽が上がってきたせいか、暖かくなり、紅葉も照るようになった。ここもそろそろお終りのようだ。
駐車場の車は6台になっていた。今、9時半前。実家に向かうにはちょうどいい時間だ。遠回りにはなるが、土産に力丸くんの卵でも買って行くとしようか。さて、問題の坂道下り。やはり、2台と行きかった。それぞれ待避所のところでラッキーだった。ほっとした。今度来る時は、下に置くことにしよう。今日の記憶があればの話だが。
実家での用事も済んで帰る。午後になって間もない時間だ。このまま帰るのも何だし、三毳山でも寄ろうか。三毳山も、229mピーク(青竜ヶ岳)の北側を歩いたことはない。先日、みつまんさんが歩き回られた記事が出ていたなぁ。それに、山ではないが、ちょっとばかり気になっているところもある。一応、確認しておきたい。
東口広場は、やはりハイカーで混んでいた。地図は持参していない。案内板を見たが、道が右往左往してさっぱり分からない。感で山頂を目指す。スニーカーだから、舗装道の方が歩きやすいが、それは避ける。だが、結局は舗装道に出てしまう。サツマイモを食べながら休んでいるオバチャンに声をかけられた。山頂からカタクリの里に下りればおもしろいよと教えてくれた。それから一旦戻って、途中から東口広場に下りられる道があるそうだ。その手もいいが、下に降りて、高平寺という寺に寄って行きたいのである。
(三毳山の山頂)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/7a/8603c020537c08b7470541962725bdd4.jpg)
(160.5m三角点)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/09/092b2e30a9ae53b28eaea1825d02745c.jpg)
山頂(青竜ヶ岳)には2人のハイカーがいた。ちょっとばかり汗をかいた。上を脱ぐ。カタクリの里方面・北に下る。こちらは歩いている人はあまりいなかった。結構な下りだ。右に東口広場に出る道が分岐する。オバチャンが言っていた道はこのことだろう。その先で、「山つつじの道」というのが分岐する。これに入ってみた。行ってみると、三角点があった。スマホの地図を広げてみた。160.5mの三角点。山頂からずっと薄暗い中の歩きが続いていたが、ここでようやくからっとした。右手に岩船山が見える。
(かたくりの里に下る)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/7c/146e825b63943a50db88793de37d9e20.jpg)
(この辺は紅葉も塊になっていた)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/a7/95bf0309d3ca8a0a5e144fdd267badd6.jpg)
(下は淡いが、いい感じの歩きを楽しめた)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/79/083593aa696f9bae102231a060e75a1e.jpg)
標識にしたがってカタクリの里に向かう。この辺が、今日の三毳山の中では紅葉スポットであった。だれも歩いていないから気分も最高だ。黄赤で充満していた。こんな程度でも今日は満足だ。
(カタクリの群生地。春先は混むだろうな)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/38/be8f36389dff0253c28998e546b48a65.jpg)
(誕生寺)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/30/e0a657847a47ce3a37873051c63cc0e1.jpg)
カタクリの群生地に到着。ここに来たのは初めて。今度はその時期に来てみようか。一般道に出た。ここから県道に出たのではおもしろくもない。脇道をずっと行く。この辺りは手洗窪という地区のようだ。右に「円仁誕生の地」を見た。高平寺別院「誕生寺」となっている。目的地は高平寺だったが、こんな誕生寺があるとは知らなかった。
先日、延暦寺に行ったからというわけでもないが、円仁(慈覚大師)のことを少しばかり調べた。円仁が生まれた場所は、岩舟と壬生の両説があるらしい。大勢は壬生説のようだ。岩舟説に依ると、<円仁生誕→高平寺→大慈寺→延暦寺>となり、壬生説では高平寺の存在はない。それぞれ根拠を持っての説だろうし、部外者がどうこう勝手なことを言う立場ではないが、三毳山に来たついでに高平寺というのを見ておきたかった。岩舟説に沿って作られた何らかの説明板があるだろうからと。だが、この誕生寺で用は済んだ。
(高平寺)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/59/4f9c0c0e1e5d2db5d0bf56953afb96cc.jpg)
(高平寺内。勝手に撮影といったところだが)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/93/1c88774cbcd8bc25e8ddb99d16d07ddf.jpg)
念のため、高平寺に寄る。不思議な寺だった。円仁がらみの寺だから、てっきり天台宗かと思っていたが、境内には弘法大師の像があった。後で調べると、1600年に天台宗から真言宗に宗旨替えをしたらしい。人気度的にも、最澄よりは空海か。境内をぶらぶらと歩いたが、円仁に関わる解説板を見ることはなかった。広大な霊園を造成し、やけに商売上手な寺だと思っただけのことだった。円仁だけ切り離し、別院とした理由がわからないでもない。
このまま、大慈寺に行ってみたかったが、もう夕暮れ時になっている。いつかまた、ついでの時にでも寄ってみることにしよう。
(三毳山の公園に着いた。薄暗くなり始めていた)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/6f/0ba96ac02746205c3d0d269531967bd9.jpg)
とうとう県道に出てしまった。ふと、頭上に廃れかかった橋があり、斜面から上がれそうだ。ヤブ道が続いていた。とちぎ花センターの外周のようで、フェンスが続いている。やがて遊歩道に合流し、難なく駐車場に到着した。
慌ただしい紅葉ハイクであった。紅葉そのものはこんなものだろうといったレベルだったが、円仁さんが生まれた地といわれるスポットを拝見し、思うこともあり、少しばかり歴史のお勉強をしたといった満足感はあった。
土日ともに用事があった。土曜日は実家がらみの用事。間隙に行ける山はないかと探したが、地元の金山くらいしかない。気が進まない。たまたま、前夜、紅葉情報をテレビでやっていて、足利の織姫神社というのが「見ごろ」と出ていた。織姫神社の紅葉って、そんなにきれいなの? 知らなかった。じゃ、実家に行く途中ででも寄り道して行こうか。紅葉っていったって、みー猫さんが行かれた奥久慈あたりに比べたら高が知れている。言うなれば雲泥の差。まぁ、紅葉に浸れるといった気分的なものだけで十分なのだが。
テレビに出るくらいだから、混むだろう。早く行っても、陽があたっていなければどうしようもない。7時半くらいに着くように出かけた。ジャストタイムで到着。やはり、まだ閑散としていた。ハイカーとお散歩の方々。ハイカーは両崖山から行道山まで行くのだろうか。こちらは紅葉見物だけだから、持ち物はカメラのみ。足はくたびれたスニーカー。
(もみじ谷)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/ba/75ec0812a4fbe260d40c2c3d6a4fc6e3.jpg)
(しばらく続く)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/7a/3d3f3d98fb1f7affbadac1bf9f781d00.jpg)
(織姫神社)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/94/dd36612ade910a302cba2eac9818e29e.jpg)
(神社の下はきれいだった。ここの神社はモミジが主体だ)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/28/3c917a982ee9f7b820aa8a1b75d044f7.jpg)
先ずはもみじ谷に寄る。真っ赤っ赤。だけど、光が足りないから、どうもくすんで見える。向こうの山腹は、光があたっていい色づきなんだがなぁ。園内をしばらく散歩し、織姫神社に下る。ここは、神社の下の方はきれいだが、神社の周辺はくたびれた色になっている。道すがらの陽があたっている赤や黄色はきれいだったが、群れてはいずに単発。
こんな調子で30分ばかりぶらついた。時間的に早過ぎたといったところだ。まだ8時だが、警備員が出て、駐車場の整理をし始めた。このまま実家に行ってもなぁと、行道山に行くことにした。織姫神社からではハイキングコースの端と端だ。肝心なその間は車で省略となる。
行道山の駐車場には車が1台。何だかひんやりする。それにしても、駐車場手前の数百メートルの坂道は1台しか通れない。片側にはむきだしの側溝があった。対向車が来たらどうすんだか。これから、どんどん来るだろうし、嫌だなぁ。帰りが心配。下に置いときゃよかったよ。この不安は最後まで続いた。
(石仏群で)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/a6/075a27470631130764db3fc40557d769.jpg)
(浄因寺の境内)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/aa/5a7dc27d7575b43b9b428995cbd6cdd8.jpg)
(そして裏手)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/c7/7fc00872bd0b1168ab4a7d808992b10d.jpg)
行道山には過去に2度ほど来たことはあるが、かなり前のことゆえ記憶なし。下の娘が保育園の頃に犬連れでいっしょに来た思い出だけは残っている。あの時は名草の巨石群にも行った。記憶がないだけに、門までの石仏群には魅かれてしまった。江戸中期のものだ。自分には紅葉よりも石仏がいいにきまっている。飽かずに眺めていた。
紅葉は浄因寺に出るまでなし。ずっと日陰だった。山陰ゆえ明暗がはっきりとしている。紅葉は黄色がきれいだ。ここまで来たら、上まで行ってみようか。石尊山見晴台まで行ってくるか。ここで疑問だが、「行道山」というのは山の名前ではなく、一種の宗域の呼び名らしい。その中に石尊山と呼ばれるエリアがある。といった具合ではなかろうか。
(寝釈迦)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/78/cf96a9bff9d244cf6f67f83ea904a5b6.jpg)
(見晴台に行く途中で。陽があたってきれいだったが、ピークは過ぎている)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/32/339de0cadcf2687d8a7709582aa1f2a5.jpg)
階段を登って行くと、若い単独氏に出会った。トレランっぽい。すれ違う。しばらく行くと石塔群があって、その先には寝釈迦。その周りを石仏が囲んでいる。寝釈迦そのものは小さい。1mもあるだろうか。周囲の石仏に対して、よきに計らえといった感じでふんぞり返っている。これもまたいいポーズだ。ようやくからっとしたところに出られた。街並みが見えている。
(改めて)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/9b/4fed291ff94a29ede7a090fed5464a2d.jpg)
小路がずっと続いている。紅葉は終わったのか淡い。階段を登って見晴台に着いた。見晴台とはいっても、周囲は枝が伸びていて、展望盤に記された富士山は見えるのかどうだか。浅間山と赤城山、日光白根山だけは確認できた。
下ると、さっきの単独氏が登って来た。つまり、行道山折り返しということか。なるほど。ハイカーが次々に上がって来た。陽が上がってきたせいか、暖かくなり、紅葉も照るようになった。ここもそろそろお終りのようだ。
駐車場の車は6台になっていた。今、9時半前。実家に向かうにはちょうどいい時間だ。遠回りにはなるが、土産に力丸くんの卵でも買って行くとしようか。さて、問題の坂道下り。やはり、2台と行きかった。それぞれ待避所のところでラッキーだった。ほっとした。今度来る時は、下に置くことにしよう。今日の記憶があればの話だが。
実家での用事も済んで帰る。午後になって間もない時間だ。このまま帰るのも何だし、三毳山でも寄ろうか。三毳山も、229mピーク(青竜ヶ岳)の北側を歩いたことはない。先日、みつまんさんが歩き回られた記事が出ていたなぁ。それに、山ではないが、ちょっとばかり気になっているところもある。一応、確認しておきたい。
東口広場は、やはりハイカーで混んでいた。地図は持参していない。案内板を見たが、道が右往左往してさっぱり分からない。感で山頂を目指す。スニーカーだから、舗装道の方が歩きやすいが、それは避ける。だが、結局は舗装道に出てしまう。サツマイモを食べながら休んでいるオバチャンに声をかけられた。山頂からカタクリの里に下りればおもしろいよと教えてくれた。それから一旦戻って、途中から東口広場に下りられる道があるそうだ。その手もいいが、下に降りて、高平寺という寺に寄って行きたいのである。
(三毳山の山頂)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/7a/8603c020537c08b7470541962725bdd4.jpg)
(160.5m三角点)
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山頂(青竜ヶ岳)には2人のハイカーがいた。ちょっとばかり汗をかいた。上を脱ぐ。カタクリの里方面・北に下る。こちらは歩いている人はあまりいなかった。結構な下りだ。右に東口広場に出る道が分岐する。オバチャンが言っていた道はこのことだろう。その先で、「山つつじの道」というのが分岐する。これに入ってみた。行ってみると、三角点があった。スマホの地図を広げてみた。160.5mの三角点。山頂からずっと薄暗い中の歩きが続いていたが、ここでようやくからっとした。右手に岩船山が見える。
(かたくりの里に下る)
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(この辺は紅葉も塊になっていた)
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(下は淡いが、いい感じの歩きを楽しめた)
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標識にしたがってカタクリの里に向かう。この辺が、今日の三毳山の中では紅葉スポットであった。だれも歩いていないから気分も最高だ。黄赤で充満していた。こんな程度でも今日は満足だ。
(カタクリの群生地。春先は混むだろうな)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/38/be8f36389dff0253c28998e546b48a65.jpg)
(誕生寺)
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カタクリの群生地に到着。ここに来たのは初めて。今度はその時期に来てみようか。一般道に出た。ここから県道に出たのではおもしろくもない。脇道をずっと行く。この辺りは手洗窪という地区のようだ。右に「円仁誕生の地」を見た。高平寺別院「誕生寺」となっている。目的地は高平寺だったが、こんな誕生寺があるとは知らなかった。
先日、延暦寺に行ったからというわけでもないが、円仁(慈覚大師)のことを少しばかり調べた。円仁が生まれた場所は、岩舟と壬生の両説があるらしい。大勢は壬生説のようだ。岩舟説に依ると、<円仁生誕→高平寺→大慈寺→延暦寺>となり、壬生説では高平寺の存在はない。それぞれ根拠を持っての説だろうし、部外者がどうこう勝手なことを言う立場ではないが、三毳山に来たついでに高平寺というのを見ておきたかった。岩舟説に沿って作られた何らかの説明板があるだろうからと。だが、この誕生寺で用は済んだ。
(高平寺)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/59/4f9c0c0e1e5d2db5d0bf56953afb96cc.jpg)
(高平寺内。勝手に撮影といったところだが)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/93/1c88774cbcd8bc25e8ddb99d16d07ddf.jpg)
念のため、高平寺に寄る。不思議な寺だった。円仁がらみの寺だから、てっきり天台宗かと思っていたが、境内には弘法大師の像があった。後で調べると、1600年に天台宗から真言宗に宗旨替えをしたらしい。人気度的にも、最澄よりは空海か。境内をぶらぶらと歩いたが、円仁に関わる解説板を見ることはなかった。広大な霊園を造成し、やけに商売上手な寺だと思っただけのことだった。円仁だけ切り離し、別院とした理由がわからないでもない。
このまま、大慈寺に行ってみたかったが、もう夕暮れ時になっている。いつかまた、ついでの時にでも寄ってみることにしよう。
(三毳山の公園に着いた。薄暗くなり始めていた)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/6f/0ba96ac02746205c3d0d269531967bd9.jpg)
とうとう県道に出てしまった。ふと、頭上に廃れかかった橋があり、斜面から上がれそうだ。ヤブ道が続いていた。とちぎ花センターの外周のようで、フェンスが続いている。やがて遊歩道に合流し、難なく駐車場に到着した。
慌ただしい紅葉ハイクであった。紅葉そのものはこんなものだろうといったレベルだったが、円仁さんが生まれた地といわれるスポットを拝見し、思うこともあり、少しばかり歴史のお勉強をしたといった満足感はあった。
光が入らないとその綺麗さも半減してしまいますね。
織姫神社から行道山まで歩くのかと思ったら車で移動でしたか(笑)
いつだったか忘れましたが歩いた記憶があります。
山の名前は行道山で良いのではないでしょうか?
地理院地図にも記載されてますから。
付近の低山も今が紅葉のピークですね。
終盤も終盤で里山の紅葉になってしまいましたね。
三毳山の方はそれでも少しばかりは歩けたようで。
今週は土曜日が二日酔いで1日中だらだらでして、日曜日は孫と公園に行っておしまいでした。
2週連続でみしめて無い状態が続きました。
日曜日はMさんと稲包にでも行きましょうと言うことになっておったのですが、相方からクレームが入りまして自分だけ出かけるわけにも行かなくなりまして・・。
すみませんね、グチになってしまいましたね。
ご存知かと思いますが、もみじ谷は南に面していて、この時間、陽がまだ東側から当たっているため、薄暗かったですね。10時過ぎが見せ場タイムではないでしょうか。そうとは知らずに早々の時間に独り占めなんて考えるから、こんなことになるのでしょう。
行道山の件ですが、出がけに、ちょっとばかり気になる記事を見てしまいましてね。
住職さんに「行道山はどこですか?」と聞いたハイカーが、「行道山=寺の名前。行道山という山はない」と返答されたとのこと。ここで、おかしなことは書かない方がいいなと思った次第ですよ。
近くの低山もいいですが、でんさん、大小山以降、どうされました?毎日、新記事アップを確認しておるのですが。
松木川に行かれたのかと、やきもきしておりますよ。笑。
ハイトスさんらしからぬグチですね。
お孫さんとの公園散歩、紅葉もなかなかのものだったと拝察いたします。
相方さんからクレームですか。こちらも注意しておかないと。タイミングというものがありますからね。
Mさんとでは、大方、厳しいコースでも想定されていたのではないですか。相方さんを無視してロープやらヘルメットの整備をされていたら、当然、クレームものですわな。
十分な山歩きタイムはなくとも、三毳山歩きを少しばかりやる程度でも、気分は違うものですね。
というわけで,紅葉の時季は歩いたことが無いのですが,織姫神社や浄因寺,三毳山の紅葉って,派手さは無いけど,此はこれで中々じゃないですか(日当たりの関係もあるでしょうけどネ)。
それにしても,最後まで県道を嫌って,スニーカーで藪歩きとは,たそがれオヤジさんらしいですネ(笑)。
スニーカーでヤブなんていったって、高が知れていますよ。道に草葉が覆いかぶさった程度のものですからね。
瀑泉さんが歩かれる頃が、この辺の旬の時季ということなのですね。カタクリなんか、見に行ったこともありませんよ。でも、当然、そんな時季は混むでしょうしね。それが嫌なのですよ。
ただ、たまには、こんなにブラブラもいいものですね。三毳山あたりなんか、午後からでしたから、日向ぼっこ歩きといった感じでね。
カタクリで有名処星野、小川等含めて もうかなり行ってませんね.仰有る様に人混みがキライでして.
今年の春秋田(打当)へ行った時、車が舗装された林道脇でぶわーーーっと咲いてましたよ.誰も周りにおりません(笑)
それにしても、良い一日だったじゃないですか.ブログぴったしのレポだと思います.
たまには、と言っても、ここのところ、こんなのが多いのですがね。
思わぬ発見といっても、いずれも何度か歩いていたところです。記憶がなくなっていて、思わぬ発見といったお笑いの発見ですわね。
そうですか、打当あたりだと、カタクリといったって、日常的な四季の移ろいの一コマですから、地元の人は見向きもしないでしょうね。都会人にはもったいない話です。
さて、明日なんですが、休みをとって、例のところに行って来ますよ。雪田爺さんみたいなマニアックな歩きにはならないと思いますが、沢ならぬ尾根を詰めてみようかなと思っております。ヤブで撤退の可能性大ですがね。どこまで行けるやらです。