◎2013年11月3日(日)
高峰高原ビジターセンター駐車場(6:45)……トーミの頭(7:40)……黒斑山(7:54~8:03)……蛇骨岳(8:24)……Jバンド(9:00)……湯ノ平口(9:32)……トーミの頭(10:38)……駐車場(11:22)
連休の最中、仕事で小諸、上田方面に行くことになっていた。仕事は通しではなく、3日の日はある程度の時間都合ができる。それに合わせて、何度か行ったことのある、最寄りの黒斑山に行くことにしていた。好きな山の一つでもある。ところが、天気予報では雨の可能性もある。半ばあきらめかけていたが、前日になって、傘マークは消えた。荷物だけは宿泊先に送っていた。大した雨でなかったら、歩くつもりでもいたし、レンタカーも予約をしていた。雨にあたらないだけでも、まずはほっとした。すべてが無駄なことになっていたら落胆ものだ。
3週間前に、瀑泉さんがこの辺を歩かれていた。ファミリー歩きで、ご本人は不良消化のお歩きだったようだが、カラマツ林の黄金色にはご満足だったらしい。その黄金色を、自分も見てみたいと思ったが、ちょっと遅いのではないだろうか。仕事でもなかったら、今季は来るはずもなかった山だ。
車坂峠に向かいながら見る裾野の黄金色はすごいものであった。何、これ?といった感じ。やはり、1,200mあたりまで下りてきている。峠より上の方は、はなから期待していないから、山に登るのはやめて、山麓探索に切りかえた方がいいのじゃないのかと思うくらいでもあった。今はまだどんよりとしている。ここは、晴れ上がるのを期待し、帰路の眺めにかけることにしよう。
ビジターセンターの駐車場には車がかなりあった。スペースを見つけるのに苦労した。ここからは、黒斑だけではなく水ノ塔方面にも行けるが、どんなものだろうか。半々といったところだろうか。支度をして、さっさと出発。上りは「表コース」で行くつもりでいるが、その入り口で団体さんが記念撮影なんぞしている。慌ててしまった。
(小諸、八ヶ岳方面。ぼんやりしているが、朝陽を浴びた黄金色はきれいに輝いている)
(篭ノ登山方面)
(あれは草津白根の方でしょう)
ここは何度か歩いているコースだ。ところどころからの眺めがいい。八ヶ岳はぼんやりとシルエット。篭ノ登山方面はすっきり。北に見えるのは草津白根山だろうか。やたらとハイカーがいる。ほとんどが2人連れ。追い抜きに苦労はしない。
すぐに前方の小ピーク(「車坂山」と呼ぶらしい)に達し、鞍部への下りになる。ここからはちょっとしたガレ場。冷たい風があたって来る。陽が昇り、小諸の方を眺めると、カラマツの黄色が輝き、まさに黄金色。下の景色だけはいい気分だ。
(本日のコースのあちこちにこんな泥道があった)
(言わずと知れた浅間山)
(トーミの頭)
(振り返って槍ヶ鞘の方)
途中から泥道になる。山ガールが3人、泥を付くのを嫌がって騒いでいる。そして、赤錆のシェルター。この辺が「槍ヶ鞘」というスポットであることを瀑泉さんの記事で知った。ちょっと登ると、真ん前に大きな浅間山が出現した。何度見てもでかい山だねぇ。左にはトーミの頭。何人か休んでいた。
オバチャン3人組に声をかけられた。「どちらまで?」「蛇骨岳の方まで行ってみるつもりですが」「じゃ、周回?」「周回って、どう周回すんですか?」「下まで下りて、上がって来るのよ」。そういう周回コースがあるとは知らなかった。ただ漠然と、行けるところまで行って、そのまま戻るつもりでいた。改めて地図を広げて確認する。なるほど、「草すべり」か。「こんなババアでも歩けるかしらね」「十分、お若いじゃないですか。余裕でしょうが」。これ以上の関わりは持たない方がいいだろうと「じゃ、お先に」。ここでの「ババア」とは本人弁である。トーミの頭に向かう。途中で、ジイサンが「いったい、何やってんだ。さっさと登って来いよ!まったく」と3人のご夫人に向かって怒鳴っていた。
(外輪山の先も見える)
(もう少しで黒斑山)
トーミの頭には1時間もかからずにあっけなく着いた。ここ、雪の時期に歩いた時はワカンだったが、えらくきつかった覚えがある。急に見えはしたが、今日は楽勝。連なった外輪山がよく見えた。昭文社地図によると、名のあるピークは黒斑山、蛇骨岳、仙人岳、鋸岳となっている。鋸岳の左下にJバンドとある。すべての名前が、一筋縄では行けそうにもない荒行の場のように響く。そして、下の平原は湯ノ平高原というのか。なるほど、改めてすごい眺めだ。つまり、これまで、まじまじと眺めることはなかったわけだ。もっとも、雪の時期専門だったしね。
(黒斑山山頂)
(定番の写真)
火山監視の施設を通って黒斑山。あっ、だれもいない。これが山頂一人占めというやつかと思っていたら、脇でごそごそ。ジイサンがテントをたたんでいた。寒くなかったか聞いたら、全然、とのこと。慣れていらっしゃるのでしょう。山頂からの写真を撮ったりしていたら、後続の単独氏が素通りして、蛇骨岳の方に向かって行った。次は蛇骨岳に足を向ける。前方を何人か歩いている姿が見える。
(先から眺めた黒斑山)
(蛇骨岳の山頂)
(左に牙山)
(仙人岳山頂)
重そうな、パンパンになった荷物を背負って歩いて来るジイサンが反対側から登って来た。ジイサンテント大流行のようだ。浅間山の裾野の景色を眺めて、これまたあっけなく蛇骨岳。ピークらしからぬ山頂。大きな岩があるだけ。振り返ると、何人かがこちらにやって来る。走っている方もいる。
(ホシガラス。どこにでもいるんだね。見づらいか)
(いい眺め)
(先はまだ続いている)
(Jバンド標識の鞍部)
このままずっと仙人岳、鋸岳へと向かったが、正直のところ、あまり面白味はなかった。ましてや荒行の場でもなかった。見かけ倒しといった印象も出てくる。鋸岳がどこのピークか、しかと分からぬままに「Jバンド→」の標識のある鞍部に着いた。
(Jバンドの標識のあるところ)
(裾野の道がずっと続いている)
さっきから、平原の中に一本道が通っているのが気になっていた。つまりは、あれに下ればいいのだろうが、このまままっすぐに行っていいのか、この「Jバンド→」に合わせて右手に下ればいいのか判然としない。取りあえず、鞍部を越えて、先のピークに登った。反対側から単独氏が登って来た。ということは、このまま下っていいのだろう。単独氏に確認すると、彼もまたそう思って行ってみたら、おかしな方に下るので、戻って来たそうだ。つまり、さっきの鞍部の「Jバンド→」の標識を下れということだ。鞍部に戻る手前に「Jバンド」の標識を見た。わけが分からなくなったが、「Jバンド→」とは、「ここはJバンドです。下りは右手の矢印方向です」という意味であって、「ここを右手に下るとJバンドに着きます」ではなかった。まったく紛らわしい。深く考えない方がいいみたい。
(ザレ場の下り)
先を5人ほど歩いていた。岩峰脇のザレになっている。危険さは感じない。前の2人連れが違う方向に行こうとしたので、「そこは右ですよ」と上から声をかけたばかりに先を譲られてしまった。結局、着地した時は先頭になっていた。この辺が「賽ノ河原」らしい。
先ほど、上から見えていた道を探したが、色が同化して見えない。適当に歩いて、コースに出会った。振り返ると、さっきまでのハイカーの姿は見えない。自分だけ直進し、他の方々は前掛山にでも向かったのであろうか。ここも気持ちのよい平地の歩きだ。
(こんなのを見かけた。石仏、石塔だろうが、原型を探ろうにもイメージどまり)
(湯ノ平口)
(草すべりを登り返す)
湯ノ平口が近づく。すごいハイカーだ。次々に前掛山に向かって行く。火山館の方からのコースに合流している。ここは歩いたことがある。右手にさっきまで歩いていた外輪山の稜線が見える。そこまで登り返しをしないといけないのか。ため息。ここは「草すべり」というところらしいが、こういうところは好きだねぇ。
(浅間山を眺める)
(結構登った。急である)
結構、疲れた。道はゆっくりと蛇行している。カーブの都度、休んだ。上から下る人は何人かいるが、自分と同じ向きの人はいない。下りの単独氏と言葉を交わす。自分とは逆コース歩き。Jバンドまでの登りがこわそうだとおっしゃっていた。続いて高校生6人グループ。写真部っぽい。みんないいカメラを持っている。コースをしつこく聞いてきた。じゃ、ここ下って、ぐるっと一周して来たら?と言ったが、どうも煮え切らない返答を繰り返す。結局どうしたんだか。
(トーミの頭。大分賑やかそう)
(コース分岐。ここは右を下る)
(カモシカはいなかった)
上が見えているのになかなか着かない。声だけは聞こえる。ハーハーしてトーミの頭手前に到着した。10人くらい休んでいた。岩陰に座ってタバコを一本吸って下る。下りは「中コース」。いつもの定番歩きになっている。人気がないなと思いながらも登って来る方6人ほどに出会った。やはり、多くの方が上りは表コースにするようだ。
以前来た際、やけに人慣れしたカモシカに出会ったが、今日はいなかった。
(駐車場)
駐車場に到着。5時間もかからなかった。あっ気なさ過ぎ。前掛山も加えときゃ良かったと、その時は思っていた。駐車場は混み、路肩に延々と駐めている。車を出そうとしたら、早速、声がかかった。「出ますか?」。入れ替わりだ。時間は早いが、その分、下の黄金色をじっくりと楽しんでいくことにしよう。
(こんなのを見ながら帰る)
(その2。歩いたわけではないのでこの辺で)
黄金色に満足し、やがて国道18号線に出た。ここから軽井沢方面に向かわないといけない。この先、とんでもない渋滞が延々と続いていた。1時間でやって来たのが、3時間45分かけて宿泊先に辿り着いた。信号待ちでもないのに、10分間固まったままというのが5回はあった。前掛山に寄っていたら、どんなことになっていたものやら。
(本日の軌跡)
「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図200000(地図画像)、数値地図25000(地図画像)、数値地図25000(地名・公共施設)、数値地図250mメッシュ(標高)、数値地図50mメッシュ(標高)及び基盤地図情報を使用した。(承認番号 平24情使、 第921号)」
高峰高原ビジターセンター駐車場(6:45)……トーミの頭(7:40)……黒斑山(7:54~8:03)……蛇骨岳(8:24)……Jバンド(9:00)……湯ノ平口(9:32)……トーミの頭(10:38)……駐車場(11:22)
連休の最中、仕事で小諸、上田方面に行くことになっていた。仕事は通しではなく、3日の日はある程度の時間都合ができる。それに合わせて、何度か行ったことのある、最寄りの黒斑山に行くことにしていた。好きな山の一つでもある。ところが、天気予報では雨の可能性もある。半ばあきらめかけていたが、前日になって、傘マークは消えた。荷物だけは宿泊先に送っていた。大した雨でなかったら、歩くつもりでもいたし、レンタカーも予約をしていた。雨にあたらないだけでも、まずはほっとした。すべてが無駄なことになっていたら落胆ものだ。
3週間前に、瀑泉さんがこの辺を歩かれていた。ファミリー歩きで、ご本人は不良消化のお歩きだったようだが、カラマツ林の黄金色にはご満足だったらしい。その黄金色を、自分も見てみたいと思ったが、ちょっと遅いのではないだろうか。仕事でもなかったら、今季は来るはずもなかった山だ。
車坂峠に向かいながら見る裾野の黄金色はすごいものであった。何、これ?といった感じ。やはり、1,200mあたりまで下りてきている。峠より上の方は、はなから期待していないから、山に登るのはやめて、山麓探索に切りかえた方がいいのじゃないのかと思うくらいでもあった。今はまだどんよりとしている。ここは、晴れ上がるのを期待し、帰路の眺めにかけることにしよう。
ビジターセンターの駐車場には車がかなりあった。スペースを見つけるのに苦労した。ここからは、黒斑だけではなく水ノ塔方面にも行けるが、どんなものだろうか。半々といったところだろうか。支度をして、さっさと出発。上りは「表コース」で行くつもりでいるが、その入り口で団体さんが記念撮影なんぞしている。慌ててしまった。
(小諸、八ヶ岳方面。ぼんやりしているが、朝陽を浴びた黄金色はきれいに輝いている)
(篭ノ登山方面)
(あれは草津白根の方でしょう)
ここは何度か歩いているコースだ。ところどころからの眺めがいい。八ヶ岳はぼんやりとシルエット。篭ノ登山方面はすっきり。北に見えるのは草津白根山だろうか。やたらとハイカーがいる。ほとんどが2人連れ。追い抜きに苦労はしない。
すぐに前方の小ピーク(「車坂山」と呼ぶらしい)に達し、鞍部への下りになる。ここからはちょっとしたガレ場。冷たい風があたって来る。陽が昇り、小諸の方を眺めると、カラマツの黄色が輝き、まさに黄金色。下の景色だけはいい気分だ。
(本日のコースのあちこちにこんな泥道があった)
(言わずと知れた浅間山)
(トーミの頭)
(振り返って槍ヶ鞘の方)
途中から泥道になる。山ガールが3人、泥を付くのを嫌がって騒いでいる。そして、赤錆のシェルター。この辺が「槍ヶ鞘」というスポットであることを瀑泉さんの記事で知った。ちょっと登ると、真ん前に大きな浅間山が出現した。何度見てもでかい山だねぇ。左にはトーミの頭。何人か休んでいた。
オバチャン3人組に声をかけられた。「どちらまで?」「蛇骨岳の方まで行ってみるつもりですが」「じゃ、周回?」「周回って、どう周回すんですか?」「下まで下りて、上がって来るのよ」。そういう周回コースがあるとは知らなかった。ただ漠然と、行けるところまで行って、そのまま戻るつもりでいた。改めて地図を広げて確認する。なるほど、「草すべり」か。「こんなババアでも歩けるかしらね」「十分、お若いじゃないですか。余裕でしょうが」。これ以上の関わりは持たない方がいいだろうと「じゃ、お先に」。ここでの「ババア」とは本人弁である。トーミの頭に向かう。途中で、ジイサンが「いったい、何やってんだ。さっさと登って来いよ!まったく」と3人のご夫人に向かって怒鳴っていた。
(外輪山の先も見える)
(もう少しで黒斑山)
トーミの頭には1時間もかからずにあっけなく着いた。ここ、雪の時期に歩いた時はワカンだったが、えらくきつかった覚えがある。急に見えはしたが、今日は楽勝。連なった外輪山がよく見えた。昭文社地図によると、名のあるピークは黒斑山、蛇骨岳、仙人岳、鋸岳となっている。鋸岳の左下にJバンドとある。すべての名前が、一筋縄では行けそうにもない荒行の場のように響く。そして、下の平原は湯ノ平高原というのか。なるほど、改めてすごい眺めだ。つまり、これまで、まじまじと眺めることはなかったわけだ。もっとも、雪の時期専門だったしね。
(黒斑山山頂)
(定番の写真)
火山監視の施設を通って黒斑山。あっ、だれもいない。これが山頂一人占めというやつかと思っていたら、脇でごそごそ。ジイサンがテントをたたんでいた。寒くなかったか聞いたら、全然、とのこと。慣れていらっしゃるのでしょう。山頂からの写真を撮ったりしていたら、後続の単独氏が素通りして、蛇骨岳の方に向かって行った。次は蛇骨岳に足を向ける。前方を何人か歩いている姿が見える。
(先から眺めた黒斑山)
(蛇骨岳の山頂)
(左に牙山)
(仙人岳山頂)
重そうな、パンパンになった荷物を背負って歩いて来るジイサンが反対側から登って来た。ジイサンテント大流行のようだ。浅間山の裾野の景色を眺めて、これまたあっけなく蛇骨岳。ピークらしからぬ山頂。大きな岩があるだけ。振り返ると、何人かがこちらにやって来る。走っている方もいる。
(ホシガラス。どこにでもいるんだね。見づらいか)
(いい眺め)
(先はまだ続いている)
(Jバンド標識の鞍部)
このままずっと仙人岳、鋸岳へと向かったが、正直のところ、あまり面白味はなかった。ましてや荒行の場でもなかった。見かけ倒しといった印象も出てくる。鋸岳がどこのピークか、しかと分からぬままに「Jバンド→」の標識のある鞍部に着いた。
(Jバンドの標識のあるところ)
(裾野の道がずっと続いている)
さっきから、平原の中に一本道が通っているのが気になっていた。つまりは、あれに下ればいいのだろうが、このまままっすぐに行っていいのか、この「Jバンド→」に合わせて右手に下ればいいのか判然としない。取りあえず、鞍部を越えて、先のピークに登った。反対側から単独氏が登って来た。ということは、このまま下っていいのだろう。単独氏に確認すると、彼もまたそう思って行ってみたら、おかしな方に下るので、戻って来たそうだ。つまり、さっきの鞍部の「Jバンド→」の標識を下れということだ。鞍部に戻る手前に「Jバンド」の標識を見た。わけが分からなくなったが、「Jバンド→」とは、「ここはJバンドです。下りは右手の矢印方向です」という意味であって、「ここを右手に下るとJバンドに着きます」ではなかった。まったく紛らわしい。深く考えない方がいいみたい。
(ザレ場の下り)
先を5人ほど歩いていた。岩峰脇のザレになっている。危険さは感じない。前の2人連れが違う方向に行こうとしたので、「そこは右ですよ」と上から声をかけたばかりに先を譲られてしまった。結局、着地した時は先頭になっていた。この辺が「賽ノ河原」らしい。
先ほど、上から見えていた道を探したが、色が同化して見えない。適当に歩いて、コースに出会った。振り返ると、さっきまでのハイカーの姿は見えない。自分だけ直進し、他の方々は前掛山にでも向かったのであろうか。ここも気持ちのよい平地の歩きだ。
(こんなのを見かけた。石仏、石塔だろうが、原型を探ろうにもイメージどまり)
(湯ノ平口)
(草すべりを登り返す)
湯ノ平口が近づく。すごいハイカーだ。次々に前掛山に向かって行く。火山館の方からのコースに合流している。ここは歩いたことがある。右手にさっきまで歩いていた外輪山の稜線が見える。そこまで登り返しをしないといけないのか。ため息。ここは「草すべり」というところらしいが、こういうところは好きだねぇ。
(浅間山を眺める)
(結構登った。急である)
結構、疲れた。道はゆっくりと蛇行している。カーブの都度、休んだ。上から下る人は何人かいるが、自分と同じ向きの人はいない。下りの単独氏と言葉を交わす。自分とは逆コース歩き。Jバンドまでの登りがこわそうだとおっしゃっていた。続いて高校生6人グループ。写真部っぽい。みんないいカメラを持っている。コースをしつこく聞いてきた。じゃ、ここ下って、ぐるっと一周して来たら?と言ったが、どうも煮え切らない返答を繰り返す。結局どうしたんだか。
(トーミの頭。大分賑やかそう)
(コース分岐。ここは右を下る)
(カモシカはいなかった)
上が見えているのになかなか着かない。声だけは聞こえる。ハーハーしてトーミの頭手前に到着した。10人くらい休んでいた。岩陰に座ってタバコを一本吸って下る。下りは「中コース」。いつもの定番歩きになっている。人気がないなと思いながらも登って来る方6人ほどに出会った。やはり、多くの方が上りは表コースにするようだ。
以前来た際、やけに人慣れしたカモシカに出会ったが、今日はいなかった。
(駐車場)
駐車場に到着。5時間もかからなかった。あっ気なさ過ぎ。前掛山も加えときゃ良かったと、その時は思っていた。駐車場は混み、路肩に延々と駐めている。車を出そうとしたら、早速、声がかかった。「出ますか?」。入れ替わりだ。時間は早いが、その分、下の黄金色をじっくりと楽しんでいくことにしよう。
(こんなのを見ながら帰る)
(その2。歩いたわけではないのでこの辺で)
黄金色に満足し、やがて国道18号線に出た。ここから軽井沢方面に向かわないといけない。この先、とんでもない渋滞が延々と続いていた。1時間でやって来たのが、3時間45分かけて宿泊先に辿り着いた。信号待ちでもないのに、10分間固まったままというのが5回はあった。前掛山に寄っていたら、どんなことになっていたものやら。
(本日の軌跡)
「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図200000(地図画像)、数値地図25000(地図画像)、数値地図25000(地名・公共施設)、数値地図250mメッシュ(標高)、数値地図50mメッシュ(標高)及び基盤地図情報を使用した。(承認番号 平24情使、 第921号)」
もはや晩秋のたたずまいですね。
たぶん戦場ヶ原あたりもこんな風になっているのでしょうね。
草スベリの急登は結構息が切れた覚えがありますがやはりハーハーとなりましたか。
たそがれさんの庚申山の記事で、カラマツの黄葉をみて鑑賞していたら、立て続けの連続登山の記事でこれまたカラマツが綺麗ですね。
ここら辺は雪のある頃、相棒に連れられて黒斑までは行きましたが、この記録の周回ルートや前掛も魅力であります。
来年以降の候補として、参考にさせていただきます。
お仕事がらみで、遠方の山を遠征登山できるのは、ある意味うらやましいです。
自分も,あわよくば周回と思っていたのですが,残念ながら蛇骨岳すら許してもらえませんでしたヨ。
画像のチェリーパークラインもかなり綺麗ですが,湯ノ平から浅間山の裾野にかけてのカラマツは,時期さえ合えば,ホントに綺麗な黄葉が見られますから,是非,ご覧下さい。
それにしても,2時間以上の渋滞ですか。やはり三連休の中日だったからでしょうネ。浅間の紅葉は,最近10月末が見頃ですから,今回ほど混まないと思いますヨ。
以前、たそがれさんから黒斑からヨダレを垂らして浅間を見るのが良いのだと言われた記憶にありますが、軌跡を拝見しますと今回十分いけそうでしたね。それにしてもハイカーが多いのですね。雪の時期に結構多かったのが頷けます。お疲れ様でした~。
ハイトスさんも、草すべりを歩いたことありますか。あそこ、ハーハーはしますけど、気持ちのいい登りですね。あんなところの歩きは飽きないですよ。
もうちょっと早かったら、黄金色の中を歩けたのにと残念です。
ところでハイトスさん、3連休中の成果をお待ちしているのですが、見送りでしたか。ここのところ、平日含みが多くなっているようですしね。平日、空いている時に歩くのを覚えたら、混んでいる休日なんか歩く気分にはなれないですよ。
このコース、いわゆるハイキングコースで、前掛山を加えても、ななころびさん向きのボリュームはないですよ。ヤブもないですし。
外輪山に牙山というのがあります。この山、登れる山なのか知りませんが、ここと剣ヶ峰をかけて歩いてみたらいかがでしょうか。歩いている方もいるようですよ。
遠征といっても、私の住んでいる隣県ですし、浅間山に至っては県境ですよ。こういう機会もまた、自分でつくるようにしているというのも実のところなんですがね。
湯ノ平のカラマツの紅葉の見事さ、想像はつきますよ。次回はいつになるか知りませんが、10月末に歩いてみることにいたします。
蛇骨岳って、群馬百名山になっているようですね。黒斑からはあっけなく着いてしまいましたが、何だか、変哲のない山頂でしたね。ここは通りすがりの山ですね。
蛇骨岳から廃道の裏ルートがあるようですが、そちらを歩いてみたい気分があったのですが、途中でこのコースを知ったばかりに周回になりました。
今回歩いて、ようやく地理感覚を覚えたといったところですよ。
少なくとも、今回はヨダレは出ずに、手バナをかんでいる回数が多かったですねぇ。
黒斑からの浅間山は、やはり雪があった方がいいですよ。ただ、もう少し前の時期なら、黄金色がバックにあって、また違った感慨があったかもしれませんが。
浅間山の、本当の山頂に行ってみたいと思っています。いつか行きたいものです。問題はタイミングでしょうね。他にハイカーがいてはまずいですし。こんな、紅葉、新緑の時期以外、となると、積雪期、真夏のカンカン照りの日の平日限定といったところでしょうか。
私もここは好きで毎年どの季節かに歩いてます。
今年は春だけでしたが(^^;)
湯の平の唐松がピークだと外輪山から見下ろす景色が最高です。
今は人気のコースで相変わらず混んでいますね。
たそがれオヤジさんならこの正統派のコースではなく
牙山や剣ヶ峰のほうがお似合いではないでしょうか(笑)
チェリーパークラインから軽井沢へ行くにはR18ではなく
1本上の浅間サンラインを通ったほうが良かったかもしれませんね。
でんさんも、黒斑周辺はご常連さんなのですね。変なことを書かないでよかったと思っております。
どなたも、湯の平の紅葉の素晴らしさをコメントされていらっしゃいますが、見ていないので、何とも申せない。しからば、来年は見ておかないといけないというわけですよね。
ご指摘の牙山、剣ヶ峰ですが、黒斑以外、ろくに歩いてもいないのに、いきなりのマイナーコースはおこがましいものです。ステップを踏んでからの検討ということにしておきます。果たして、高所恐怖症が歩けるものやらですが。
浅間サンラインですか。そちら方面も数珠つなぎになっておりましたね。どこもかしもでした。あんなのは事故渋滞以外では初めての体験でしたよ。