◎2010年5月4日(火)
連休も、とうとう終盤。どこに行っても混むだろうからと、近くの勢多東の田沢奥山に行った。ツツジを見たら、すぐに戻る予定。前回、昨年の5月10日に行ったはいいが、ツツジは既に終わっていた。今回は盛りを見てみたい。一昨日の天目山林道でもツツジを見かけた。田沢奥山でも満開だろう。きわめてストレートな理由だけでしかなかったのだが。
(崩壊した沢)
大滝方面に向かうと、山腹にちらほらと山桜やツツジの群生が見える。つい大きな期待を持ってしまった。田沢林道に入る。釣りの車が数台。林道終点までは行けなかった。その100m手前に通行止めのテープが二重に張ってある。手前で車を駐める。他の車はない。6時45分、歩き出し。今回は、前回とまったく同じルートを辿る。沢に入る。いきなり崩壊地。乗り越えがきつい。前回は、沢の合流の都度、左、左、右と行くべきコースを、最初に合流する細かい沢まで1つ目としてカウントしたものだから、最後は急斜面を四つん這いになって稜線に上がって失敗した。今回は同じ轍を踏むことのないよう、細かい沢はカウントしない。あくまでも太い沢との合流が1つ目。踏み跡も、テープもなく、心細いルート。何年か前に歩かれた方のネット情報には、古道の踏み跡があることになっているが、そんなものは沢自体が崩壊しているから、流されてしまって確認できない。たまに見かけても、沢筋の踏み跡は、人のものだか獣のものかも分からない。
(これが古道?)
(田沢奥山)
3番目の合流を右に行く。すぐに涸沢となる。ここで、右斜面に上がってみると、何と、テープと踏み跡。このまま正解ルートで行けば、稜線にうまく合流ということになるのだが、上を見上げると崩れている。致し方なく、左側の斜面に取り付く。急。数日前にどなたか歩いたのか、靴底の跡が地面に残っている。トラバースしながら稜線に出る。7時10分。ここから田沢奥山に向かう。ちょっと歩いてテープ。沢の右肩を登ればここに出るということなのだろう。さて、期待のツツジの姿が見えない。枝を見ると、まだ蕾状態。もしかして、早すぎだったりして。田沢奥山山頂までの間に見たツツジは、向かいの山腹に見えたピンクの1塊だけ。何とも情けない。
(山頂。向こうに袈裟丸山)
(ようやくお会いした)
(カヤトの広がる郡界付近)
田沢奥山の山頂7時40分。目的が達せられなきゃ、もう戻るしかないのだが、未練がましく、前回気づかなかった雨量観測所をついでに見学。こんなものを見たって時間つぶしにもならない。もっと時間をつぶすには、北の郡界まで行くしかない。山頂を北に下る。ここで、ようやくツツジを間近で目にする。周りの枝はまだ蕾。花も小さい。貴重な写真を数枚撮る。迂回道に合流。よくは知らないが、これが古道の家の串越えだろう。道は続いているが、途中で不明瞭になる。獣道が入り込む。やがて、カヤトの原に出る。いい感じ。この辺が郡界になっている。この先、地形図では点線が続き、林道に合流し、林道を東に行くと、袈裟丸山の登山口となる。8時5分、この辺で切り上げるか。
(1,215m峰付近のツツジ1)
(その2)
(その3。これが限界)
当初の予定通り、村界尾根に沿って1,215.6mの三角点峰に南下する。ところどころにツツジ。群生といった状態ではない。どこの山でも見かける程度の咲きぶりだ。後はずっとこれが続く。南下すると、西向かい側の山腹にはツツジの群生らしい、色付きの塊が広くなって行くのだが、自分の歩いているところは、あくまでもチラホラ。8時35分、鉄塔。ここから東面を臨めど、色が付いているところは見えない。これは三分咲きどころか一分ならぬ一部咲きだね。な~んて、おもしろくもないダジャレを思いついたりして。
(ツツジの回廊になるらしい)
鉄塔に戻り、その先の巡視路を下る。去年も感じた檜の香り。今日は、いい香りに感じる。10時15分、駐車地到着。山桜は満開なんだけどねぇ。用事もないし、さっさと帰ることにする。122号線は、最後のあがきか、下りの日光方面はずっと車が続き、大間々では渋滞になっていた。
連休も、とうとう終盤。どこに行っても混むだろうからと、近くの勢多東の田沢奥山に行った。ツツジを見たら、すぐに戻る予定。前回、昨年の5月10日に行ったはいいが、ツツジは既に終わっていた。今回は盛りを見てみたい。一昨日の天目山林道でもツツジを見かけた。田沢奥山でも満開だろう。きわめてストレートな理由だけでしかなかったのだが。
(崩壊した沢)
大滝方面に向かうと、山腹にちらほらと山桜やツツジの群生が見える。つい大きな期待を持ってしまった。田沢林道に入る。釣りの車が数台。林道終点までは行けなかった。その100m手前に通行止めのテープが二重に張ってある。手前で車を駐める。他の車はない。6時45分、歩き出し。今回は、前回とまったく同じルートを辿る。沢に入る。いきなり崩壊地。乗り越えがきつい。前回は、沢の合流の都度、左、左、右と行くべきコースを、最初に合流する細かい沢まで1つ目としてカウントしたものだから、最後は急斜面を四つん這いになって稜線に上がって失敗した。今回は同じ轍を踏むことのないよう、細かい沢はカウントしない。あくまでも太い沢との合流が1つ目。踏み跡も、テープもなく、心細いルート。何年か前に歩かれた方のネット情報には、古道の踏み跡があることになっているが、そんなものは沢自体が崩壊しているから、流されてしまって確認できない。たまに見かけても、沢筋の踏み跡は、人のものだか獣のものかも分からない。
(これが古道?)
(田沢奥山)
3番目の合流を右に行く。すぐに涸沢となる。ここで、右斜面に上がってみると、何と、テープと踏み跡。このまま正解ルートで行けば、稜線にうまく合流ということになるのだが、上を見上げると崩れている。致し方なく、左側の斜面に取り付く。急。数日前にどなたか歩いたのか、靴底の跡が地面に残っている。トラバースしながら稜線に出る。7時10分。ここから田沢奥山に向かう。ちょっと歩いてテープ。沢の右肩を登ればここに出るということなのだろう。さて、期待のツツジの姿が見えない。枝を見ると、まだ蕾状態。もしかして、早すぎだったりして。田沢奥山山頂までの間に見たツツジは、向かいの山腹に見えたピンクの1塊だけ。何とも情けない。
(山頂。向こうに袈裟丸山)
(ようやくお会いした)
(カヤトの広がる郡界付近)
田沢奥山の山頂7時40分。目的が達せられなきゃ、もう戻るしかないのだが、未練がましく、前回気づかなかった雨量観測所をついでに見学。こんなものを見たって時間つぶしにもならない。もっと時間をつぶすには、北の郡界まで行くしかない。山頂を北に下る。ここで、ようやくツツジを間近で目にする。周りの枝はまだ蕾。花も小さい。貴重な写真を数枚撮る。迂回道に合流。よくは知らないが、これが古道の家の串越えだろう。道は続いているが、途中で不明瞭になる。獣道が入り込む。やがて、カヤトの原に出る。いい感じ。この辺が郡界になっている。この先、地形図では点線が続き、林道に合流し、林道を東に行くと、袈裟丸山の登山口となる。8時5分、この辺で切り上げるか。
(1,215m峰付近のツツジ1)
(その2)
(その3。これが限界)
当初の予定通り、村界尾根に沿って1,215.6mの三角点峰に南下する。ところどころにツツジ。群生といった状態ではない。どこの山でも見かける程度の咲きぶりだ。後はずっとこれが続く。南下すると、西向かい側の山腹にはツツジの群生らしい、色付きの塊が広くなって行くのだが、自分の歩いているところは、あくまでもチラホラ。8時35分、鉄塔。ここから東面を臨めど、色が付いているところは見えない。これは三分咲きどころか一分ならぬ一部咲きだね。な~んて、おもしろくもないダジャレを思いついたりして。
(ツツジの回廊になるらしい)
鉄塔に戻り、その先の巡視路を下る。去年も感じた檜の香り。今日は、いい香りに感じる。10時15分、駐車地到着。山桜は満開なんだけどねぇ。用事もないし、さっさと帰ることにする。122号線は、最後のあがきか、下りの日光方面はずっと車が続き、大間々では渋滞になっていた。
連発ですねぇ。
田沢奥山?全くの初耳。全然判りませんです。袈裟丸が見えているので、なんとなくあのあたりかな、てな具合です。
ツツジ好きなので、これからということで安心いたしました。鳴虫山あたりでも咲き始めたとの事で、そっち方面に行こうかなと思っています。
田沢奥山はこれからでしたが、それも変なのですよ。隣の村にある山のツツジは満開を過ぎていたようです。4月の不順な天候が影響しているかもしれませんんし、標高の違いかもしれません。
標高や緯度の点からいえば、鳴虫山もやや早いかも。
「花を愛でる?」だれでも知っている桜やツツジぐらいは愛でらせてくれや。
1215・8m峰。
松浦隆康さんの『静かなる尾根歩き』で知り2度行きました。
最初は遅すぎたのですが、2度目はドンピシャリでそこから西へ進んだ尾根で満開のアカヤシオの海に溺れそうでした。
私は勝手にこの無名峰を、田沢川の源流なので「田沢山」仮称しています。
田沢奥山まで行って、その帰路、左へ下るトレースをとったら、やがで沢中で消失。
何とか沢を下ることはできましたが。
田沢奥山は2回ほど足を向け、続けて、ツツジに遅れたり早かったりといった具合でしたが、来年はまさにドンピシャリにしたいです。
ツツジの時期もいいですが、あのあたり、何となく好きですね。後ろも前も、もっと先まで行ってみたいですね。