![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/93/37e63d5486fd66fc0fa037af74e1581c.jpg)
◎2012年2月18日(土)
<墓地前の駐車地(8:40)……林道終点(9:08)……鉄塔(9:20)……かまど倉山(9:45)……鉄塔(10:00)……川化山(10:33)……標高440mピーク(10:55)……林道(11:05)……駐車地(11:15)>
鹿沼の山・かまど倉山から川化山に行き、下山後に岩山に行く予定で出かけた。ところが、北関東道から東北道に入ると、周辺は真っ白な世界に変貌していた。日光の山は見えない状態。ここで、岩山は断念した。岩に雪が付いていたら、滑りもするだろうし、やめておいた方が無難だろう。代替プランはない。この雪では、かまど倉山と川化山だけで済ませた方がいいだろう。鹿沼インターで下り、下遠部に向かった。雪の量はさらに増した。
(墓地前に車を置く)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/7c/d602730931a50f99e76030e7afcfe0e2.jpg)
かまど倉山には、オッサンさんルートで歩くつもりでいた。遠部神社から、431mピーク、398mピークを経由して、岩壁の真下を迂回して山頂に至るコースだ。さらに、最近立て続けに歩かれたみー猫氏のブログを拝見し、大岩壁を下から仰ぎ見てみたいという気持ちもあった。だが、また「ところが」である。下遠部に入ると、25000分の1地形図すら役に立たない。細い道が入り組んでいる。見上げる送電線鉄塔だけが頼りになったが、雪のため地面が隠れているせいか、路肩駐車のスペースを見つけられない。当然、遠部神社がどこにあるのかも分からない。ぐるぐる回った。民家の庭先でUターンした。50m程の直進バックもしたし、改めて県道に戻って、入り直しもした。もういいかげん嫌になり、川化林道からのコースにあっさりと方針変えをした。林道の入り口すら分からなかったが、適当に、寺の前の道に入ってみたら、さらに奥に行けそうな林道になっている。やがてガタガタ道になった。どうも、これが川化林道であるようだ。墓地が右手にあった。林道はさらに車で走れそうであるが、初めての林道でもあるし、歩いてもたかが知れていると思い、墓地前のスペースに車を駐めた。ここまでやたらと時間を費やしてしまった。林道を車が通った形跡はなかった。
(こんな分岐がこの先も続く)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/af/4476f60e96b5439cb23859363e5ebdd6.jpg)
先日の歩きの靴ずれが完治せぬままで痛い。今日は鋲付きのゴム長にした。積雪があってもたかが知れている。だが、凍結の可能性もあるし、ゴム長歩きでちょうどいいかも。林道を歩き出す。雪の上に人の足跡はない。すぐに二股になる。「かまど倉入口→」の標示があった。どうしようかと迷った。ここで、この林道がかまど倉につながる林道だとはっきりした今、左に行き、適当な小尾根に取り付いて登れば、オッサンさんルールに合流できやしないか。しかし、この迷いもすぐに消えた。斜面に雪がついているし、正確な場所も不明。今日は一般的なルートで行こう。指示に従い、右の林道に入る。「新栃木線223号」の杭が出てきた。223号は、送電線がカーブするところにある鉄塔のはずだ。ようやく自分の位置が分かった。ということは、さっきの分岐道の左方向には「林道川化支線」とあったが、地形図に出ている林道実線は支線のようだ。この先の本線は地形図に表されていないということか。
(林道の終点らしい)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/44/27cbbbda4ae75f794c605a6cb6be0a83.jpg)
また分岐。左への道は細い。「かまど倉第1分岐点→」とある。鉄塔標示は消えて見えない。そしてすぐにまた分岐。今度は「←かまど倉第2分岐点」だ。続いて次の分岐は「←かまど倉第3分岐点」だ。とにかく、林道支線がこの本道からあちこちに分岐している。ダメ押しのようにまた分岐があり、ここには「かまど倉登山道→」。鉄塔221号方面である。反対側には222号標示があった。もう、林道は荒れてきていて、車でここに来るまでは無理になっている。しばらく行くと、林道は終わった。そして、221号方面への踏み跡。杭にはピンクのテープがあった。不思議なことに、かまど倉山案内板は消えてしまった。北西に向かって歩いていると思っていたが、いつの間にか西に向かっていた。この辺りから、自分の方向感覚がおかしくなった。
(二股山)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/69/6748f2e46498d1832b059d62e4be3cc1.jpg)
(221号鉄塔)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/32/fb6cf843903dcdd8a50d71798a283846.jpg)
かまど倉山への登山道は、送電線の巡視路を使って登るようだ。安全確実であることにこしたことはないが、あまり面白みがないので、沢を伝って行ってみようと行きかけたが、間伐の切り倒しがすごい。早々に退散し、結局、巡視路を登る。しっかりした道である。その部分だけ、雪がきれいに敷かれたようについているから、迷いようもない。左手・南側に二股山が見えて、鉄塔に着いた。鉄塔の番号を確認しようとしたが、グルリと回っても確認は出来なかった。221号のはずだ。
(最初の展望地からかまど倉山)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/00/dc47aa634e3929a8b030c5f3d9d9f377.jpg)
鉄塔の側には、南に向かって「←鉄塔・かまど倉8合目」の標識が置かれていた。植林帯に入った。日が陰り、寒くなった。足跡のない雪の上を歩くのは何とも心地がよい。正面に、三角形のかまど倉山らしきピークが見えてきた。ちょっときつそうな上りを登ると、展望地が右下にあった。下りてみた。かまど倉山が正面に見える。白くなって寒々としている。ここから見ると北斜面になるのだろうか。岩場が覗いている。その右手・北側を見ると、日光の山は裾野が見えるだけで、上は何も見えない。さぞ荒れているのだろう。鳴蟲山と石裂山、横根山が見えた。ということは、谷倉山もハナント山も見えるはずだが、よく分からん。
(大岩壁展望台)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/61/c92ac9f2c8f18c29e49b3bcdd218c1a1.jpg)
(展望台から)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/12/1c3dd0d210c7dfe2b4ef73492613b751.jpg)
岩場とヤセ尾根が出てきた。前に岩場があった。登れそうだが、右手にうっすらと巻き道があり、ここを辿る。これが細い踏み跡のトラバースで、危うい歩きになり、岩場を直登した方が良かったかもしれない。左手は急な植林帯になっている。南側から入って、岩場を巻く形になると、ここに合流するようになるのだろうか。下って、道祖神を見に行きたい気もあったが、この斜面の登り直しは控えたい。「大岩壁かまど展望台」に着いた。恐る恐る、下を覗いてみたが、岩壁は見えない。それほど、直角状になっているということだろう。古賀志山らしき山が見えた。この展望台がどっち方面を向いているのか、さっぱり分からなくなった。東を向いているということか?
(かまど倉山山頂)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/28/9eb25252e8318e01d24a0f0718c0c5a3.jpg)
(ゴム長が裂けてしまった)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/07/266943361ff976a50ea83c93b8db4126.jpg)
三角点ピークに向かう。展望台からさほど離れてはいない。広くはない山頂。展望はよくない。二股山がちらっと見えただけ。その先を覗きに行ったが、積雪のためか、道型も地形もよく把握しかねた。このまま尾根を南に行けば、石祠があるらしいのだが、もういいといった気分。タバコを1本吸って戻るとする。川化山に向かう。岩場が過ぎるまで慎重に歩いたが、さっきのトラバース道はやめて、岩場を下る。ここでトラブルを起こしてしまった。尖った岩の先に左のゴム長をあててしまい、もろくも5センチほど、かぎ裂き状に裂けてしまった。場所が悪い。親指の位置だ。幸い、中のスポンジ状のクッションにまで達しはしなかったが、これでは雪も入る。もう10年物だから、ゴムも劣化していたのであろう。致し方ない。そのまま歩かざるをえない。登山靴ではあり得ないことだ。
(束の間の気持ちよい雰囲気の中を歩く)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/1e/f87f8481e42ca2a61b9dcb6dadea7436.jpg)
(440mピークからの川化山)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/74/2068266d3250471c23ff86f7f3b72d5b.jpg)
(この岩場は右に迂回する)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/01/dea53fb5f4bb154dc3f4795688b2d271.jpg)
(川化山山頂)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/9d/891055472a86c45ee07a5e5619e4d8d0.jpg)
221号鉄塔まで来た道を戻る。北東側に尾根が延びている。ここを辿る。一旦、植林帯を下る形になるが、陽がまたさしはじめ、疎林になっているため、一時的に気持ちがいい歩きになった。ただ、それも長くは続かず、薄暗い鞍部に着き、登り返しになる。先に、南東に下るつもりでいる440mピークと川化山が見えた。地形図では、440mからまた下り、上って川化山になっている。上りにさしかかると、岩場が出てきた。こういう雪の日はうかつに岩には乗れない。幸い、切れたヤセ尾根ではないので助かる。迂回ルートもはっきりと分かる。大岩を右に大きく巻いて、ヤセ尾根を進むと、川化山の山頂に到着した。かまど倉山よりもさらに狭い山頂だ。見晴らしは良くない。東側の一角が樹間越しに見えるだけ。
(川化山の一角からの展望)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/0b/8d35f9c1860235c0ade2a223e4eff7eb.jpg)
(440mからの下り)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/ec/600d264f59380379071f2af3eda32e8f.jpg)
(林道に出る)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/4d/dd68bf79ff5508d7b2ab7af2c7067163.jpg)
雪が降ってきた。早々に440mピークに戻る。ここからは、南東尾根を下ることにする。川化山の南東尾根に下ってもいいのだが、オッサンさんが絶壁に阻まれたらしい。それを知っているから、わざわざ様子見にも行かなかった。440mからの下りは傾斜は強いが、危なっかしく下るほどでもない。慎重に下ると、すぐに林道が見えた。林道に降り立ち、右に行く。左は上に向かっていたから、ここは当然、下る右だろう。すぐに、本林道に合流。そこには、第3分岐点の標識があった。
(雪がかなり降っているのだが)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/07/26d6a4188427d55dfc3f249735b81a3b.jpg)
(ついでに墓地見学)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/79/8d797718274973b90e338ec817269602.jpg)
その後、だれも歩いていないようだ。自分の足跡だけが反対方向に向かっている。時たま、雪がもさもさと降ってくる。あとは林道を歩くだけ。すぐに駐車地の墓地が見えた。せっかくだから、墓地を見学した。古い墓石や地蔵は年号が読み取れない。かろうじて、嘉永の年号だけを判別した。古くからの集落のようだ。車に戻る。予想通り、左足は水を吸ってぐっしょりになっていた。足もふやけていた。2時間半のあっけない歩きだった。決して、満足した歩きではなかった。やはり、このコースも、ぐるっと回らないと、面白くないルートかも。
<墓地前の駐車地(8:40)……林道終点(9:08)……鉄塔(9:20)……かまど倉山(9:45)……鉄塔(10:00)……川化山(10:33)……標高440mピーク(10:55)……林道(11:05)……駐車地(11:15)>
鹿沼の山・かまど倉山から川化山に行き、下山後に岩山に行く予定で出かけた。ところが、北関東道から東北道に入ると、周辺は真っ白な世界に変貌していた。日光の山は見えない状態。ここで、岩山は断念した。岩に雪が付いていたら、滑りもするだろうし、やめておいた方が無難だろう。代替プランはない。この雪では、かまど倉山と川化山だけで済ませた方がいいだろう。鹿沼インターで下り、下遠部に向かった。雪の量はさらに増した。
(墓地前に車を置く)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/7c/d602730931a50f99e76030e7afcfe0e2.jpg)
かまど倉山には、オッサンさんルートで歩くつもりでいた。遠部神社から、431mピーク、398mピークを経由して、岩壁の真下を迂回して山頂に至るコースだ。さらに、最近立て続けに歩かれたみー猫氏のブログを拝見し、大岩壁を下から仰ぎ見てみたいという気持ちもあった。だが、また「ところが」である。下遠部に入ると、25000分の1地形図すら役に立たない。細い道が入り組んでいる。見上げる送電線鉄塔だけが頼りになったが、雪のため地面が隠れているせいか、路肩駐車のスペースを見つけられない。当然、遠部神社がどこにあるのかも分からない。ぐるぐる回った。民家の庭先でUターンした。50m程の直進バックもしたし、改めて県道に戻って、入り直しもした。もういいかげん嫌になり、川化林道からのコースにあっさりと方針変えをした。林道の入り口すら分からなかったが、適当に、寺の前の道に入ってみたら、さらに奥に行けそうな林道になっている。やがてガタガタ道になった。どうも、これが川化林道であるようだ。墓地が右手にあった。林道はさらに車で走れそうであるが、初めての林道でもあるし、歩いてもたかが知れていると思い、墓地前のスペースに車を駐めた。ここまでやたらと時間を費やしてしまった。林道を車が通った形跡はなかった。
(こんな分岐がこの先も続く)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/af/4476f60e96b5439cb23859363e5ebdd6.jpg)
先日の歩きの靴ずれが完治せぬままで痛い。今日は鋲付きのゴム長にした。積雪があってもたかが知れている。だが、凍結の可能性もあるし、ゴム長歩きでちょうどいいかも。林道を歩き出す。雪の上に人の足跡はない。すぐに二股になる。「かまど倉入口→」の標示があった。どうしようかと迷った。ここで、この林道がかまど倉につながる林道だとはっきりした今、左に行き、適当な小尾根に取り付いて登れば、オッサンさんルールに合流できやしないか。しかし、この迷いもすぐに消えた。斜面に雪がついているし、正確な場所も不明。今日は一般的なルートで行こう。指示に従い、右の林道に入る。「新栃木線223号」の杭が出てきた。223号は、送電線がカーブするところにある鉄塔のはずだ。ようやく自分の位置が分かった。ということは、さっきの分岐道の左方向には「林道川化支線」とあったが、地形図に出ている林道実線は支線のようだ。この先の本線は地形図に表されていないということか。
(林道の終点らしい)
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また分岐。左への道は細い。「かまど倉第1分岐点→」とある。鉄塔標示は消えて見えない。そしてすぐにまた分岐。今度は「←かまど倉第2分岐点」だ。続いて次の分岐は「←かまど倉第3分岐点」だ。とにかく、林道支線がこの本道からあちこちに分岐している。ダメ押しのようにまた分岐があり、ここには「かまど倉登山道→」。鉄塔221号方面である。反対側には222号標示があった。もう、林道は荒れてきていて、車でここに来るまでは無理になっている。しばらく行くと、林道は終わった。そして、221号方面への踏み跡。杭にはピンクのテープがあった。不思議なことに、かまど倉山案内板は消えてしまった。北西に向かって歩いていると思っていたが、いつの間にか西に向かっていた。この辺りから、自分の方向感覚がおかしくなった。
(二股山)
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(221号鉄塔)
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かまど倉山への登山道は、送電線の巡視路を使って登るようだ。安全確実であることにこしたことはないが、あまり面白みがないので、沢を伝って行ってみようと行きかけたが、間伐の切り倒しがすごい。早々に退散し、結局、巡視路を登る。しっかりした道である。その部分だけ、雪がきれいに敷かれたようについているから、迷いようもない。左手・南側に二股山が見えて、鉄塔に着いた。鉄塔の番号を確認しようとしたが、グルリと回っても確認は出来なかった。221号のはずだ。
(最初の展望地からかまど倉山)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/00/dc47aa634e3929a8b030c5f3d9d9f377.jpg)
鉄塔の側には、南に向かって「←鉄塔・かまど倉8合目」の標識が置かれていた。植林帯に入った。日が陰り、寒くなった。足跡のない雪の上を歩くのは何とも心地がよい。正面に、三角形のかまど倉山らしきピークが見えてきた。ちょっときつそうな上りを登ると、展望地が右下にあった。下りてみた。かまど倉山が正面に見える。白くなって寒々としている。ここから見ると北斜面になるのだろうか。岩場が覗いている。その右手・北側を見ると、日光の山は裾野が見えるだけで、上は何も見えない。さぞ荒れているのだろう。鳴蟲山と石裂山、横根山が見えた。ということは、谷倉山もハナント山も見えるはずだが、よく分からん。
(大岩壁展望台)
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(展望台から)
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岩場とヤセ尾根が出てきた。前に岩場があった。登れそうだが、右手にうっすらと巻き道があり、ここを辿る。これが細い踏み跡のトラバースで、危うい歩きになり、岩場を直登した方が良かったかもしれない。左手は急な植林帯になっている。南側から入って、岩場を巻く形になると、ここに合流するようになるのだろうか。下って、道祖神を見に行きたい気もあったが、この斜面の登り直しは控えたい。「大岩壁かまど展望台」に着いた。恐る恐る、下を覗いてみたが、岩壁は見えない。それほど、直角状になっているということだろう。古賀志山らしき山が見えた。この展望台がどっち方面を向いているのか、さっぱり分からなくなった。東を向いているということか?
(かまど倉山山頂)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/28/9eb25252e8318e01d24a0f0718c0c5a3.jpg)
(ゴム長が裂けてしまった)
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三角点ピークに向かう。展望台からさほど離れてはいない。広くはない山頂。展望はよくない。二股山がちらっと見えただけ。その先を覗きに行ったが、積雪のためか、道型も地形もよく把握しかねた。このまま尾根を南に行けば、石祠があるらしいのだが、もういいといった気分。タバコを1本吸って戻るとする。川化山に向かう。岩場が過ぎるまで慎重に歩いたが、さっきのトラバース道はやめて、岩場を下る。ここでトラブルを起こしてしまった。尖った岩の先に左のゴム長をあててしまい、もろくも5センチほど、かぎ裂き状に裂けてしまった。場所が悪い。親指の位置だ。幸い、中のスポンジ状のクッションにまで達しはしなかったが、これでは雪も入る。もう10年物だから、ゴムも劣化していたのであろう。致し方ない。そのまま歩かざるをえない。登山靴ではあり得ないことだ。
(束の間の気持ちよい雰囲気の中を歩く)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/1e/f87f8481e42ca2a61b9dcb6dadea7436.jpg)
(440mピークからの川化山)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/74/2068266d3250471c23ff86f7f3b72d5b.jpg)
(この岩場は右に迂回する)
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(川化山山頂)
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221号鉄塔まで来た道を戻る。北東側に尾根が延びている。ここを辿る。一旦、植林帯を下る形になるが、陽がまたさしはじめ、疎林になっているため、一時的に気持ちがいい歩きになった。ただ、それも長くは続かず、薄暗い鞍部に着き、登り返しになる。先に、南東に下るつもりでいる440mピークと川化山が見えた。地形図では、440mからまた下り、上って川化山になっている。上りにさしかかると、岩場が出てきた。こういう雪の日はうかつに岩には乗れない。幸い、切れたヤセ尾根ではないので助かる。迂回ルートもはっきりと分かる。大岩を右に大きく巻いて、ヤセ尾根を進むと、川化山の山頂に到着した。かまど倉山よりもさらに狭い山頂だ。見晴らしは良くない。東側の一角が樹間越しに見えるだけ。
(川化山の一角からの展望)
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(440mからの下り)
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(林道に出る)
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雪が降ってきた。早々に440mピークに戻る。ここからは、南東尾根を下ることにする。川化山の南東尾根に下ってもいいのだが、オッサンさんが絶壁に阻まれたらしい。それを知っているから、わざわざ様子見にも行かなかった。440mからの下りは傾斜は強いが、危なっかしく下るほどでもない。慎重に下ると、すぐに林道が見えた。林道に降り立ち、右に行く。左は上に向かっていたから、ここは当然、下る右だろう。すぐに、本林道に合流。そこには、第3分岐点の標識があった。
(雪がかなり降っているのだが)
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(ついでに墓地見学)
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その後、だれも歩いていないようだ。自分の足跡だけが反対方向に向かっている。時たま、雪がもさもさと降ってくる。あとは林道を歩くだけ。すぐに駐車地の墓地が見えた。せっかくだから、墓地を見学した。古い墓石や地蔵は年号が読み取れない。かろうじて、嘉永の年号だけを判別した。古くからの集落のようだ。車に戻る。予想通り、左足は水を吸ってぐっしょりになっていた。足もふやけていた。2時間半のあっけない歩きだった。決して、満足した歩きではなかった。やはり、このコースも、ぐるっと回らないと、面白くないルートかも。
この両山は二股へ出向いたとき以来の懸案の山々です。
みー猫さんの記事を読んでは行ってみたいと思っていたところ、たそがれさんに追い打ちをかけられてしまいましたよ。
しかし、この山は相棒がウンと言うかどうかは微妙なのです。
ゴム長はお疲れ様でしたですね。
ねぎらってやってくださいな。
「懸案」とか「追い打ち」するほどの山でもなかったような……。行かれるのでしたら、私のコースでは、あまり歩きの変化は楽しめませんから、オッサンさんルートかみー猫さんルートで行かれることをお薦めいたします。
羽賀場山を加えるという手もありますよ。
ゴム長は早速新調いたしました。普通のゴム長と違い、スパイクゴム長なので、ワークマンにも売ってなくて、昨日、探し回りました。結局、ホームセンターで見つけましたが、ガードが薄いため、岩場は歩けませんよ。
迷路のようなコース、お疲れさまでした。
オッサンさんにしてもみー猫さんにしても、よくぞこのような山を捜しあてるものだと感心してしまいます。栃木南部~群馬東南部には、無尽蔵に山があるようで、驚きです。そして、このような山々をしらみ潰しに開拓していく人々に驚きを禁じ得ません。
深雪のラッセル、確かに御免ですね。でも雪が降るとやっぱり綺麗なんですよね!かまど倉の雪景色もいい感じに撮れていますね!
安蘇の山塊は、私にしても、エンドレスですね。別に、どこかの山を歩きたいといった思いはないのですが、次から次へと、それこそ無尽蔵に、いろんな方々が、いろんな山々をアップされますので、物欲しさに似た感覚でしょうか、つい、歩いてしまいます。これでは、いつまで経っても、日光の山に辿り着けませんよ。
深雪の中の歩き、ゴメンとは言いながらも、やはり、確かに、せめて、シーズンに2回ほどはやってみたいものですね。
はじめまして、たそがれオヤジさん
この界隈の山って、こじんまりして
かわいいけど変に翻弄されるような部分も
あって、不思議にまた行きたいなと思ってます
ところでスパイク付ゴム長探してます!
ホームセンターですか?いいことを教えて
いただきました。雪がいい感じでしたね
また寄らせてください
みー猫
みー猫さんもこの界隈、お好きなようですね。これからもどんどん歩いてください。参考にさせていただきます。
さて、ゴム長の件、ゴム長愛好家としては、山中でゴム長姿のハイカーをお見かけすると嬉しくなります。どんどん増えればなと密かに願ってもおります。世間の目もまた、以前のように貧乏人を見る目ではなくなりつつありますし(笑)。
みー猫さんがゴム長初心者だとして、失礼を顧みずにいくつかアドバイスを。①ゴム長の長時間歩行は無理。せいぜい4~5時間程度までです。足が蒸れます。②岩場には不向き。今回のパターンが証明しています。③長時間のスパイク付ゴム長での舗装道歩行は、スパイク、鋲を劣化させます。④購入時は現物を確認してから買いましょう。ネットで買って失敗したことがあります。⑤厚手の靴下を履かないと、踏ん張った際にたまに脱げてしまうことがあります。これを絶壁でやったら大変です。
スパイクゴム長は、できれば、寒冷地のホームセンターで購入した方がいいでしょう。私の場合、地元のホームセンターでは種類がなく、選べませんでした。余計なアドバイスを記させていただきました。
みー猫