14日、久しぶりに日帰りでダーチャに行ってきました。
マイは連れて行きましたが、車に乗れないジュリアはお留守番です。
夫はダーチャが大好きでよく通っているのですが、菜園部分で精一杯。
庭の手入れまではなかなかできません。
それで暑い日でしたが、私は庭部分の草取りをしました。
草取りをするのは、ひたすらノコンギクです。
近くの道端に咲いていたのを、きれいだからと一株植えたのが始まり。
またたく間に地下茎をあちこち伸ばしてふえてゆきました。抜いても、
地下茎がぷつんと切れてしまうので根絶するのは難しく、
私は「地獄のノコンギク」と呼んでます。
最近はあまり来ていませんので、ダーチャの庭のほとんどの部分に
広がっています。
今一番見応えのあるのはナナカマドです。
ずっと以前に苗を買って鉢植えにしてベランダで育てていた木です。
それが、こんなに大きくなって、たくさん花をつけてます。
木瓜も満開。真紅の花を咲かせ、果実をつけるこの木瓜は、多分
ロシア人がダーチャに植えたがりそうな「ヤポンスカヤ・アイヴァ(日本のマルメロ)」
です。
庭はロシアがらみの植物を一時は夢中になって植えていました。
「めっちゃ植えの庭」と自称していたくらいいろいろ植えましたが、
何年間も手入れをされずに、今も残っている植物はここの土地に
合っているか、丈夫なものということです。
その代表は鈴蘭です。
あちこちでいい香りをさせて、ちいさなベル型の花を咲かせていました。
可憐でいいですね、鈴蘭は。
カウスリップは大株になることも、ふえることもなく、でも元気にこうして、
毎年咲いてくれます。
ルバーブも健在。広い場所では存在感があって、見応えがあります。
これはね、セイヨウオトギリソウ。
かつてはたたみ2畳くらいの場所いっぱいに群生し、7月初めに
黄色い花を咲かせ、私のご自慢でした。
西欧では聖ヨハネの草として聖ヨハネの日に摘んだセイヨウオトギリソウは
魔除けに病いよけに用いられました。
ロシアでは「99の病いを治す草」として今でも薬局で売られています。
1990年代に行ったとき、モスクワの地下鉄の駅近くでおばあさんが
5,6本の束を手に売っていました。今はどうでしょう?
セイヨウオトギリソウはアルコール度の高いウォッカに入れると
みるみるうちに赤くなり、血のようなウォッカができあがります。
おもしろがってこの草を採ってきて乾燥させて、薬酒を造っては
ひとにあげてました。
自分用には果実酒用のホワイトリカーに漬け込んだものをつくっていました。
風邪のひきはじめの常備薬として最高でした。
それがある年庭に群生していたオトギリソウが突然消えてしまい、私を
がっかりさせました。
多摩川でも毎年聖ヨハネの日6月24日に採りに行っていたのに、
ある年どうしても見つけられなくなったーー消えてしまったーーことが
ありました。
セイヨウオトギリソウは同じ土地を嫌うのかもしれませんね。
でも今日はあちこちで生えているのを見かけました。
またかつてのように群生してほしいです。
中央道が工事のため渋滞して、帰りは4時間かかってしまいました。
帰宅すると、ジュリアが狂喜乱舞して迎えてくれました。
家族がいないと、吠えもせずに、じっと待ってるようです。
マイは連れて行きましたが、車に乗れないジュリアはお留守番です。
夫はダーチャが大好きでよく通っているのですが、菜園部分で精一杯。
庭の手入れまではなかなかできません。
それで暑い日でしたが、私は庭部分の草取りをしました。
草取りをするのは、ひたすらノコンギクです。
近くの道端に咲いていたのを、きれいだからと一株植えたのが始まり。
またたく間に地下茎をあちこち伸ばしてふえてゆきました。抜いても、
地下茎がぷつんと切れてしまうので根絶するのは難しく、
私は「地獄のノコンギク」と呼んでます。
最近はあまり来ていませんので、ダーチャの庭のほとんどの部分に
広がっています。
今一番見応えのあるのはナナカマドです。
ずっと以前に苗を買って鉢植えにしてベランダで育てていた木です。
それが、こんなに大きくなって、たくさん花をつけてます。
木瓜も満開。真紅の花を咲かせ、果実をつけるこの木瓜は、多分
ロシア人がダーチャに植えたがりそうな「ヤポンスカヤ・アイヴァ(日本のマルメロ)」
です。
庭はロシアがらみの植物を一時は夢中になって植えていました。
「めっちゃ植えの庭」と自称していたくらいいろいろ植えましたが、
何年間も手入れをされずに、今も残っている植物はここの土地に
合っているか、丈夫なものということです。
その代表は鈴蘭です。
あちこちでいい香りをさせて、ちいさなベル型の花を咲かせていました。
可憐でいいですね、鈴蘭は。
カウスリップは大株になることも、ふえることもなく、でも元気にこうして、
毎年咲いてくれます。
ルバーブも健在。広い場所では存在感があって、見応えがあります。
これはね、セイヨウオトギリソウ。
かつてはたたみ2畳くらいの場所いっぱいに群生し、7月初めに
黄色い花を咲かせ、私のご自慢でした。
西欧では聖ヨハネの草として聖ヨハネの日に摘んだセイヨウオトギリソウは
魔除けに病いよけに用いられました。
ロシアでは「99の病いを治す草」として今でも薬局で売られています。
1990年代に行ったとき、モスクワの地下鉄の駅近くでおばあさんが
5,6本の束を手に売っていました。今はどうでしょう?
セイヨウオトギリソウはアルコール度の高いウォッカに入れると
みるみるうちに赤くなり、血のようなウォッカができあがります。
おもしろがってこの草を採ってきて乾燥させて、薬酒を造っては
ひとにあげてました。
自分用には果実酒用のホワイトリカーに漬け込んだものをつくっていました。
風邪のひきはじめの常備薬として最高でした。
それがある年庭に群生していたオトギリソウが突然消えてしまい、私を
がっかりさせました。
多摩川でも毎年聖ヨハネの日6月24日に採りに行っていたのに、
ある年どうしても見つけられなくなったーー消えてしまったーーことが
ありました。
セイヨウオトギリソウは同じ土地を嫌うのかもしれませんね。
でも今日はあちこちで生えているのを見かけました。
またかつてのように群生してほしいです。
中央道が工事のため渋滞して、帰りは4時間かかってしまいました。
帰宅すると、ジュリアが狂喜乱舞して迎えてくれました。
家族がいないと、吠えもせずに、じっと待ってるようです。