製菓衛生師(5)学校選び 通信制の中でどこの学校にするか
通信制と決めたら今度は学校選びです。
ざっと見たところ、関東圏から行けそうなのは…仙台、東京(二子玉川)、東京(立川)、横浜、名古屋、京都…。ブログを書いている人は東京(二子玉川)と京都の人が多いかなという印象です。独身だったらたぶん仙台にして、スクーリングの前後の日程で塩竃にお魚を食べに行って鳴子の温泉に入ってというふうに観光していたと思います(笑)
京都は大々的に広告を打っているようで、検索するとそれ以降ネット広告が頻繁に出て来ます。受講生も修了生も多く、経験が蓄積され、システムも安定感があるのかなという印象です。
名古屋も安定的に実施しているようですが、情報が少なかったです。
やはり行きやすさという点で関東の3校から選ぶことにしました。
選ぶ基準は、スクーリングに通えるかどうか、それに尽きます。通信はメールだろうが郵便だろうが何とかなるというか、自分で何とかしようと思っていました。
※以下は私が学校を探し始めたときの情報です。年ごとに変更がありますので必ず学校の公式情報を確認するようにしてください。
●東京(二子玉川)
日本菓子専門学校。菓子業界が設立した専門学校です。おそらく通信制の製菓衛生師講座を最初に始めた学校だと思います。
スクーリングは5日間×3回×2年。昼間の学生さんが実習教室を使わない時期に通信生がスクーリングを行います。
朝から晩までを5日連続。8月に5日間仕事を休むのはできそうだけど、12月末と3月末に一週間の休暇はちょっと難しい(特に3月末)ので諦めました。
学校関係のお仕事をしている人(給食調理員さんなど)は閑散期ですし、現役の大学生はちょうど長期休暇中、実家の親に泊まりがけで子守に来てもらう人などはスクーリング時期がまとまっているのでそういう方にはよいと思います。
なお、規定の2年間で修了できなかった場合の延長制度はない模様。
これは学校のパンフには書いてなかったのですが、この学校の通信制を受講していた方のブログによるとスクーリングに参加できなかった場合は振替制度があり、延長制度がなくても期間内に終われるようにサポートしてくれるようです。
●東京(立川)
国際製菓専門学校。中央線立川駅から徒歩3分というアクセスの良さ。山梨方面や小平方面からも町田からも通えます。こちらも通信制には歴史があります。通信制を設置する際には前述の日本菓子専門学校に視察に行ったとか。
かつては2年制がありましたが現在は1年制のみ。4月入学と10月入学コースがあり、授業は一緒に受けます。半年ごとに半分が修了して抜けて半分新しい人が入ってくるようなイメージです。
ここのスクーリングは月に4~5日×12回開講しています。全てに出る必要はありません。自分で未履修のコマを探してそれを選んで受けていきます。
ちょっと説明するのが難しいのですが、例えば栄養学Cという授業が年間3回開講されています。授業内容はどれも同じですから1回受ければクリアです。
栄養学C 5/10(金)午後
栄養学C 7/27(土)午前
栄養学C 3/11(水)午前
土日祝日だけしか参加できないという人は7/27を、平日しか参加できないという人は5/10か3/11のコマに参加します。曜日構わず連泊するなどして早く済ませたい人は早い順にどんどん受けていけば半年もかからずにスクーリングを終え、あとは自宅学習だけとなります。
仕事がシフト制で休みを固定できない、子供がいつ熱を出すかわからないので選択肢は複数欲しい、子供が幼稚園に行っている午前中だけなら時間が取れる、時間は自由だしスクーリングだけは早く終わらせたい、という人には嬉しいシステムです。
スクーリングが柔軟である分、学校から日時を指定されるわけではないので、予約や出席をうっかり忘れないように自己管理する必要があります。
自由開講制ですから栄養学Cを受けた後に栄養学Aを受けるというように、順序が前後することもありますが、科目の中でも単元ごとにまとまっているので特段の支障はありませんでした。小学生の算数の、図形が先か少数が先かみたいなもので単元が異なりますし、最終的に1年の中で両方終わります。
仕事や体調不良などでどうしても受けきれなかった場合は3か月ごとに学籍延長の制度があるので、延長しながら未受講範囲をカバーしていくことができます。この3か月というのもいいシステムだなと思いました。4月に受講を開始して翌年3月に終わらなかった場合、3か月延長するとその年の6月に修了できます。そこから出願すると夏や秋の国家試験に間に合います。もしこれが1年単位の延長システムだった場合、翌年の3月まで待って修了し、国家試験は翌年の夏になってしまうのです。
●横浜
国際フード製菓専門学校。横浜駅から線路沿いに歩きます。東海道線根岸線はもちろん、アクアラインバスで千葉県南部からも通学可能です。電車から見えるので迷うこともないでしょう。1年制と2年制の2コースが開設されています。どちらのコースも授業内容は同じ。スクーリングが毎週か隔週かの違いで、2年制ではペースがゆっくりです。
スクーリングは集中コースと土曜コースが選べます。集中コースは日本菓子専門学校のように昼間の学生さんの休暇の時期に。土曜コースは毎週土曜または隔週土曜がきっちり決められています。「土曜は必ず空いているわ」と、学校の決めたカリキュラムに確実に出られる人はその通りに出ていればクリアできるので、自分で時間割を組む負担がありません。
きっちり組まれていますがどうしてもそれに出られなかった場合、他コースの同じ授業に振替ができます。規定の年限で修了できない場合は延長制度があります。
私の場合は仕事をまとめて休めないこと、土日も子供のイベントと重なると参加できないことなどから、スクーリングのスケジュールが柔軟な国際製菓専門学校に行くことに決めました。
通信制と決めたら今度は学校選びです。
ざっと見たところ、関東圏から行けそうなのは…仙台、東京(二子玉川)、東京(立川)、横浜、名古屋、京都…。ブログを書いている人は東京(二子玉川)と京都の人が多いかなという印象です。独身だったらたぶん仙台にして、スクーリングの前後の日程で塩竃にお魚を食べに行って鳴子の温泉に入ってというふうに観光していたと思います(笑)
京都は大々的に広告を打っているようで、検索するとそれ以降ネット広告が頻繁に出て来ます。受講生も修了生も多く、経験が蓄積され、システムも安定感があるのかなという印象です。
名古屋も安定的に実施しているようですが、情報が少なかったです。
やはり行きやすさという点で関東の3校から選ぶことにしました。
選ぶ基準は、スクーリングに通えるかどうか、それに尽きます。通信はメールだろうが郵便だろうが何とかなるというか、自分で何とかしようと思っていました。
※以下は私が学校を探し始めたときの情報です。年ごとに変更がありますので必ず学校の公式情報を確認するようにしてください。
●東京(二子玉川)
日本菓子専門学校。菓子業界が設立した専門学校です。おそらく通信制の製菓衛生師講座を最初に始めた学校だと思います。
スクーリングは5日間×3回×2年。昼間の学生さんが実習教室を使わない時期に通信生がスクーリングを行います。
朝から晩までを5日連続。8月に5日間仕事を休むのはできそうだけど、12月末と3月末に一週間の休暇はちょっと難しい(特に3月末)ので諦めました。
学校関係のお仕事をしている人(給食調理員さんなど)は閑散期ですし、現役の大学生はちょうど長期休暇中、実家の親に泊まりがけで子守に来てもらう人などはスクーリング時期がまとまっているのでそういう方にはよいと思います。
なお、規定の2年間で修了できなかった場合の延長制度はない模様。
これは学校のパンフには書いてなかったのですが、この学校の通信制を受講していた方のブログによるとスクーリングに参加できなかった場合は振替制度があり、延長制度がなくても期間内に終われるようにサポートしてくれるようです。
●東京(立川)
国際製菓専門学校。中央線立川駅から徒歩3分というアクセスの良さ。山梨方面や小平方面からも町田からも通えます。こちらも通信制には歴史があります。通信制を設置する際には前述の日本菓子専門学校に視察に行ったとか。
かつては2年制がありましたが現在は1年制のみ。4月入学と10月入学コースがあり、授業は一緒に受けます。半年ごとに半分が修了して抜けて半分新しい人が入ってくるようなイメージです。
ここのスクーリングは月に4~5日×12回開講しています。全てに出る必要はありません。自分で未履修のコマを探してそれを選んで受けていきます。
ちょっと説明するのが難しいのですが、例えば栄養学Cという授業が年間3回開講されています。授業内容はどれも同じですから1回受ければクリアです。
栄養学C 5/10(金)午後
栄養学C 7/27(土)午前
栄養学C 3/11(水)午前
土日祝日だけしか参加できないという人は7/27を、平日しか参加できないという人は5/10か3/11のコマに参加します。曜日構わず連泊するなどして早く済ませたい人は早い順にどんどん受けていけば半年もかからずにスクーリングを終え、あとは自宅学習だけとなります。
仕事がシフト制で休みを固定できない、子供がいつ熱を出すかわからないので選択肢は複数欲しい、子供が幼稚園に行っている午前中だけなら時間が取れる、時間は自由だしスクーリングだけは早く終わらせたい、という人には嬉しいシステムです。
スクーリングが柔軟である分、学校から日時を指定されるわけではないので、予約や出席をうっかり忘れないように自己管理する必要があります。
自由開講制ですから栄養学Cを受けた後に栄養学Aを受けるというように、順序が前後することもありますが、科目の中でも単元ごとにまとまっているので特段の支障はありませんでした。小学生の算数の、図形が先か少数が先かみたいなもので単元が異なりますし、最終的に1年の中で両方終わります。
仕事や体調不良などでどうしても受けきれなかった場合は3か月ごとに学籍延長の制度があるので、延長しながら未受講範囲をカバーしていくことができます。この3か月というのもいいシステムだなと思いました。4月に受講を開始して翌年3月に終わらなかった場合、3か月延長するとその年の6月に修了できます。そこから出願すると夏や秋の国家試験に間に合います。もしこれが1年単位の延長システムだった場合、翌年の3月まで待って修了し、国家試験は翌年の夏になってしまうのです。
●横浜
国際フード製菓専門学校。横浜駅から線路沿いに歩きます。東海道線根岸線はもちろん、アクアラインバスで千葉県南部からも通学可能です。電車から見えるので迷うこともないでしょう。1年制と2年制の2コースが開設されています。どちらのコースも授業内容は同じ。スクーリングが毎週か隔週かの違いで、2年制ではペースがゆっくりです。
スクーリングは集中コースと土曜コースが選べます。集中コースは日本菓子専門学校のように昼間の学生さんの休暇の時期に。土曜コースは毎週土曜または隔週土曜がきっちり決められています。「土曜は必ず空いているわ」と、学校の決めたカリキュラムに確実に出られる人はその通りに出ていればクリアできるので、自分で時間割を組む負担がありません。
きっちり組まれていますがどうしてもそれに出られなかった場合、他コースの同じ授業に振替ができます。規定の年限で修了できない場合は延長制度があります。
私の場合は仕事をまとめて休めないこと、土日も子供のイベントと重なると参加できないことなどから、スクーリングのスケジュールが柔軟な国際製菓専門学校に行くことに決めました。