この憂鬱は、
お盆が過ぎるか、月経を迎えなければ、
収まらないのだろうか。
おはようございます。
お盆期間、私は決まって憂鬱になるし、月経前も毎度ひどく憂鬱になる。
自分の感受性と、ホルモンバランスが恨めしい。
私は、そう打ちたいのに、
何度キーボードを打ち直しても、
『ホルモン』を『ホルミン』と打ち間違える我が指が、
この時ばかりは、愛らしく思えた。
ホルミンって、なんだか、美味しそうな響きだもの。
こんなことで、笑えて来るのだから、私は平和の中で生きている。
束の間の平和かもしれないが、間違いなく今は平和だ。
そして、ハッと気が付いた。
昨日は、こしょうの命日だった。
つい、忘れていた。
昨日といえば、昼に実家へ寿司を差し入れして、
夜は、猫達を新しい猫じゃらしで遊んでやった。
両親は寿司に大層喜んでいたし、
猫達、特にたれ蔵は
新しい猫じゃらしに大はしゃぎで、飛び回っていた。
笑顔の多い、実に平和な一日だった。
そして、それで充分な気がした。
生きていく者は、時々、死んでいった者を忘れる。
むしろ、時々思い出す程度になっていく。
それが命日であったり、お盆であったり、
苦しい時であったり、淋しい時であったりする。
私なんて、ちょっとでも困ったり迷ったりすると、
ついつい、死んでいった者の名前を呼びながら、救いを乞うてしまう。
「うめーーー、たーすけてーーー」と。
そして、猫達が楽しそうに遊んでいると、
死んでいった猫達、特に子猫だったこしょうが、
楽しく遊んでいるような、そんな都合の良い事を想像して、
自分勝手に納得をする。
生きていく者は、時々、死んでいった者に支えられながら、
今を生きている。
ありがとう、こしょう。
また、遊ぼうね。
そんな平和な我が家の男子達
おたまが行ったけど・・・
また窓の取り合いをする気か?
あら、珍しい。
仲良く並んで、外を眺めるのね?
たれ蔵、こっち見んでいいから、あっち見ろ!外、外!!
たれ蔵「なに、母ちゃん?僕を呼んだの?」
ごめんごめん、違うんだ。
ベストショットが撮りたかっただけだから~。
たれ蔵「母ちゃん、来たよ。」
う・・・うん、ありがと。