たしかに
のん太は甘えん坊な子だと思う。
おはようございます。
私が横になると、必ず乗ってくる。
横になった瞬間、乗ってくるから体制が整わないまま、
私はのん太を撫ぜなければならなくなる。
たしかに、甘えん坊だ。
けれど、私が抱っこしてやろうと言うと、
全力で逃げていく。
逃げたところで、とてもチョロいから、捕まえて抱っこしてみると、
凄まじく嫌がる。
嫌過ぎて、「ゲーが出そうら」って言うくらい、嫌がるのは、
なぜだろう?
そして、そんな様子に笑えて来るのは、なぜだろう?
これが、たれ蔵だったら本気で凹む。
さらに、おたまに嫌がられて、シャーを喰らうと泣けてくる。
ちなみに、あやだったら・・・。
あやは、そういう事を絶対しないと信じている。
そんなのん太は、我が家最小だ。
そのくせ、やたらと偉そうだ。
我が家で一番大きなおたまにだって、果敢に喧嘩を吹っ掛ける。
というか、突然襲うものだから、
寝ていたおたまの悲鳴は、怒りよりも驚きの方が強い。
そのくせ、あやに対しては、そんな無謀なことはしない。
とても注意深く観察をして、当たらない前提の最弱パンチをする。
それでも、間が持たなくなると、すぐたれ蔵の所へ逃げ込む。
まるで、チンピラのやり口だ。
そんな、のん太の誕生日が、とっくに過ぎていた。
7月23日は、のん太の誕生日だった。
正確には24日に産まれているかもしれない。
とにかく、23日~24日を跨ぐ深夜に産まれていることは間違いない。
あら、のんちゃん?
あや「またベッド落としちゃったの?」
のん太「ちらない」
相変わらず、独創的に好き勝手やってるが、
のん太、4歳を迎えた。
のん太「なんら?なんなのら?やりゅのか?!」
おいこら!