うめと愉快な仲間達

うめから始まった、我が家の猫模様。
犬好きな私は、チワワの夢を見ながら、
今日も癖が強めの猫達に振り回される。

サクッと大型連休

2023年12月29日 | チャー坊のこと

サクッと、入りました!

 

おはようございます。

毎年恒例の大型連休に入りました。

今日から10日間、私はいっさい家から出ません。

 

という訳にはいかない。

せっかくの大型連休中、私は毎日、出社することになる。

下手すると、朝晩2度の出社だ。

訳を知らない人に見つかったら、

「おまっ、どんだけ会社が好きなんだよ?!変態か?」

と思われちゃう。どうしよう・・・。

だからといって、その人に訳を言うのも憚る。

野良猫に餌をやりに行く訳だから、ちょっと言いづらい。

 

弊社の、あるドライバーが、ここ最近、

「あいつ、やっと馴れてきた。俺の帰りを待ってるし、

おい、ご飯食べるか?って言うと、にゃって返事するようになってきたもん。」

と浮かれていた。

あいつとは、この界隈で生きる生粋の野良猫だ。

ボランティア団体の中では周知の『ママちゃん』だ。

警戒心が非常に強く、日常の行動さえ把握が難しい雌猫がゆえ、

TNR(地域猫化する)の網に、どうやっても引っかからない。

そんなママちゃんに一目ぼれした、一人の男がいる。

それが、弊社のドライバーだ。

苦節1年で、ようやく、ご飯を差し出すことを

ママちゃんから許されたという訳だ。

 

けれど、大型連休に入る2週間前から、ドライバーは、

「連休中、あいつのこと、どうしよう。

でもさ、来てやらないと可哀想だよね?

てか、俺が気になって仕方ないし。通うか・・・来れん日どうしよ?」

と、いちいち私に聞こえる音量で呟くようになり、

1週間前から、

「おかっぱさんも気になるでしょ?気になっちゃうよね?」

と、言葉を投げかけるようになり、

最終日、

「さぁ、おかっぱさん?連休中、一緒に頑張ろう!

ちなみに明日は俺、ゴルフだから来れんじゃんね。」

と、言いやがった。

ちなみに、私とママちゃんの関係性は、いわゆる赤の他人だ。

ママちゃんからすれば、知らぬ人間のカテゴリーだろう。

ただ救いは、餌場が固定されている点だ。

弊社の車庫内に餌場を設けているから、

馴れない人間でも、こそっと置き餌してやればママちゃんは後で食べる。

 

ちょっと待って!

凄く切ない餌やりじゃん?

あたし、あの野郎の影武者かよ?!

 

という訳で、私は今日から毎日、出社することと相成った。

あんの野郎めが来る来ない関係なく、ママちゃんには餌を置いてやろう。

ああ、あのコンチクショウに言い忘れた。

「餌があっても、ちゃんと会いに来てやんなよ。

ママちゃん、あんたを待っているんだからさ。」

そう書いて、伝言板でも置いておこうか。

 

弊社の車庫は、チャー坊も住んでいた場所だ。

そして、実はチャー坊が弊社に住むようになったキッカケを作ったのは、

ママちゃんなのだ。

ママちゃんがチャー坊を連れてきた。

体にハンディのあるチャー坊は、ママちゃんと共にいることで、

生き延びていたのだと思う。

ママちゃんは、いわばチャー坊の恩人ならぬ恩猫なのだ。

 

そういえば、

私がチャー坊をさらった次の日、

畑を歩くママちゃんを偶然見つけて、私は叫んだ。

「ママちゃん、チャー坊、うちにいるから。大丈夫だからね。」と。

そして、チャー坊が逝った次の日も、

なかなか出くわさないはずのママちゃんと、また出くわし、

その時は、静かに声を掛けた。

「ママちゃん、チャー坊逝ったよ。」

 

この連休中、

ママちゃんとチャー坊の思い出話ができたらいいなぁ。

 


焦んな、あたし!

2023年12月27日 | 日記

いよいよ、

師走という響きが相応しい時期になってきた。

 

おはようございます。

今年も、あと数日で終わる。

そうなると、何も成さずとも焦るばかりだ。

前回の記事だって、この有様だ。

クリスマスと書きたかったのに、

頑張ってマウスで手書きしたら、

頑張り過ぎて、書き過ぎた。

 

こうして、被害者は増えていく。

遅くまで働く我が家のおじさんに、

「タリーズコーヒーのケーキを見つけたので、買って来ました。

美味しそうでしょ?食べてくださいね。」

とメモを書いて置いておき、私は早々に眠りに就いた。

朝、起きてみれば、ケーキは手つかずだ。

体調が悪いのかと心配になった私は、

まだ寝ているおじさんを、

「ねえ、タリーズ食べなかったの?食欲が無いの?」

と大声で叩き起こしたが、おじさんは言う。

「タリーズコーヒーのケーキがどこにあるのか、

分からなかったものですから・・・。」

いやいやいや、こりゃ重症だ。

机にメモまで付けて置かれた物が見つけられないなんてっと

嘆いたが、

ほんと、どこにあるんだろう?

タリーズコーヒーって、どこに書いてあるというのだ?!

私は、このパッケージのどこを読んで、タリーズと決めつけたんだろう?

 

職場の重鎮社員も、被害を受けている。

私はここ数日、自主的にこっそり大掃除っぽいことをしている訳だが、

私の、無駄にテキパキした大掃除を目にした重鎮が、

「若いもんに任せっきりじゃいかん。俺も大掃除に参加せねば」

と思ったのだろう。

私が、その前日拭き終わった窓を、重鎮が徹底的にキレイにしている。

けれど、

「あっ、そこ昨日、あたしがやった。」

と言えない。

「はっ、そこも。そこも一昨日、あたしが・・・。」

とも言えない。

私の無駄にテキパキした掃除のレベルが、凄まじく低いせいだ。

無駄に焦るあまり、盲目的に、ただ適当に掃除をしているせいだ。

そんなことは知らぬ重鎮は、

まだ手付かずだと思わしき場所を大掃除している。

でもしかし真実は、

私の適当さの尻拭いを、重鎮がさせられているということを、

私は言えない。ごめん、パイセン!

 

落ち着け、あたし!

こればかりは、落ち着いて見なくちゃ!!

 

おい、たまのん?

なんだい?

君ら揃って、浮かない顔してるけども?

 

ああ、ファンヒーターの前を奪い合っているのだな?

どっちも白いだろうが!

白いもん同志、仲良く並んで温まりなさいよ。

 

はい、いいお顔して~?

似て非なり!!


クリスマスの苦肉

2023年12月25日 | 日記

我が家は、

普通に、本当に普通に過ごしたけれど・・・

 

おはようございます。

いつものように、

実家を出て見上げた月は、美しかった。

 

とはいえ、

なんかしておこうか?と考えた。

ブロガーの端くれとして、なんかしなくちゃ!と、

私は必死で、蓋のバランスを取っていた。

 

「おぉぉ、乗った乗った!」

おたま「おばちゃん、何してるだ?」

クリスマス用の画像を撮っているのだよ。

 

おたま「この蓋を乗せて、何の意味があるだ?」

意味?

えっ、意味を問うちゃう?

いやでも、かっこいい・・・うん。

 

おたま「おら、かっくいいだ!」

そうそう、かっくいい。

 

その素直さと陳腐な帽子(蓋)と、この画像の暗さが、ホラーっぽい。

題して

『血ぬられた、クリスマス』~聖夜に、アイツがやって来る

おたま「クリスマスって、おらよりかっくいいのかい?」

キャーーー!!

皆さんは、良いクリスマスを~。

 


バッカなあたしとバッカなあんた

2023年12月22日 | カズコさんの事

愛知も、

いよいよ寒くなってきた。

 

おはようございます。

風が冷たい。

そして、吹き荒れる風みたいに、最近のかずこは荒れている。

昨日だけでも、職場にいる私のスマホに10回の着信があった。

8回は、かずこで、2回は、父さん。

何が何だか分からないが、怒り狂ったかずこからの電話と、

それをどうにかしてくれと訴える父さんからの電話だ。

私は、どっちからの電話にも、

「ああ、もう死んでくれ。」

と呟きそうになった。

 

夕方、急いで実家へ向かってみれば、

かずこは、いつでも家出してやると言わんばかりに、

カツラを被り、時計をして、

キラキラでピラピラの半袖のブラウスを着て、

ベッドで眠っていた。

「家出というより、パーティー衣装だな。」

父さんは、

「俺がちょっと注意したくらいで、すぐ怒る。

まったく、どうしようもねぇババァだ。」

と言うが、父さんのちょっとは、相当にくどい。

幾度となく、直角に上から振り落とされる𠮟責と嫌味は

「嫌な奴世界選手権があったら、父さん準優勝できると思う。

言っとくけど、その嫌味、これで4回目だからね。」

と、ツッコまなければ止まらないレベルだ。

私がボケてなくて幸いだ。

父さん譲りのねちっこい嫌味で応戦ができるから。

上から振り落とす父と、下から足を掬う娘の口喧嘩は、

ある意味、面白い。

私は内心、いい線いってるとさえ思っているが、

そういうことが出来ないかずこへの攻撃はフェアじゃない。

だからといって、かずこの味方にもなる気にならない。

かずこはかずこで、独自の世界観から発する我儘が過ぎる。

ボケる前から、そういう人だ。

 

結局、ボケたババァも頑固なジジィも勝手なものだ。

そして、私もだ。

今年は、チャー坊との出会いと別れがあり、その次に、たれ蔵と別れた。

彼らの闘病中、父さんとかずこは、

だからって、私に気を遣って静かにしていてくれた訳など無い。

相変わらず、騒がしい老夫婦だった・・・

と思う。

そうだ、老夫婦のことなんて覚えちゃいない。

そんなの気にも留めず、ひたすらチャー坊とたれ蔵を見ていたからだ。

それが今、暇になって改めて、このどうしようもない老夫婦にストレスを感じている。

変わっているのは、老夫婦じゃなく、私だ。

実に勝手なストレスだ。

「ふふふ、あたしバッカみたい!」

吹き出した私に、

「はっ?」という顔をした父さんに不敵な笑みを送り、

私は居眠りしている、かずこを起こした。

「かーずこさん、起きて。家出せんのかー?

パーティーにでも行くかー?その服、どこで買ったの?」

すると、かずこさんは

「あっははははー」と笑いながら起き上がる。

 

「ああ、もう死んでくれ」

なんて言わなくてよかったと、その時、私は安堵した。

今年、私は当たり前で今更なことを学んだ。

 

どんなあなたであっても、私は、あなたを愛せるか?

 

私は今年、この問いを何度も繰り返した。

チャー坊にも、たれ蔵にも、かずこにも、あらゆる場面でもだ。

答えは、2択。イエスかノーだ。

キッカケはチャー坊と出会ったことだ。

私は、ノーと答えたかった。

あんな猫と関わって、苦しまない訳ない。

いやだ。絶対いやだと思っても、ノーは言えなかった。

「ノーと言えないんなら、徹底的にやるしかないじゃん?」

これは、紛れもない愛なのだから、仕方ない。

愛は、一瞬の衝動だ。

いやだと頭で考えても、突き上げる衝動は私の価値観や概念を吹っ飛ばす。

私にとって、

抗う事の出来ない、唯一信じているものが、一瞬の衝動なのだ。

 

どんなあなたであっても、私はあなたを愛せるか。

イエス以外は、適当でいい。イエスだけを信じる。

衝動的に、「ああ、もうイエスだ!」と言わざるを得ないのならば、

その衝動に、迷わず従っていればいい。

そうすれば、幸か不幸か選べなくとも、私の世界は変わる。

そして、幸か不幸かも、自分で勝手に決めてるんだ。

ああ、あたしバッカみたい!

 

さて、我が家のお婆さんは?

あや「ああ、きついわ。この体勢きついの。」

じゃ、やめればいいのではないか?

 

あや「いやだわ。あたし、こうしていたいんだもん。でもきつい。」

 

ふふふ、あんた、ばっかかっわいいなぁおい!

 


気になる、アイツ

2023年12月18日 | 日記

最近、パソコンのメールを開くと、

おびただしい数の、

全英語バージョンの迷惑メールが届いている。

 

おはようございます。

すべて英語だから、

むしろ読んでやろうじゃないかと試みてしまうが、

私の中1レベルの英語力、舐めんな!

一文も読めねぇじゃねーか!!

という状況だから、騙されたくとも騙されない。

やったぜ!

 

そんな訳で、

私のアドレスに大切なメールなんて来ない。

ほんとは、別に毎日メールをチェックする必要もない。

もはや、迷惑メールでさえ来ると嬉しい。

それくらい、私は孤独な暇人だ。

 

そして、1件の迷惑メールだけは、消さないでいる。

消すことが出来ないまま、メールボックスに大切に保存しているのだ。

どうしても消したくないの。

『イボノづばゝ』・・・・

非常に気になる。

どうにも、この響きが癖になる。

『イボノづばゝ』よ、助けて!

この際、一旦あなたと繋がりたい。

 

おい、おたま!

そういえば最近、近いよね、君。

長らく、おじさんっ子を決め込んでいたくせに、

最近は、よく私を見るよね。

 

おたま「おら、別に見てないだ」

見てるやん?!

 

おたま「おらは、おばさんなんて、どうでもいいだ」

我が家の猫らで、私がもっとも手を掛けて育てたのは、多分おたまだ。

なのに、ある時から、おたまは私に甘えなくなった。

「おばさんなんか、嫌いだ」と言わんばかりだった。

 

おたま「おら、おばさん嫌いだ」

たれ蔵が来て以来、私はおたまを構わなくなった。

そう、あれがキッカケだ。

 

私はてっきり、おたまはおじさん好きだから、

私が構わなくても大丈夫だろうと思っていた。

むしろ、おたまは、嫌なことをする(爪切りなど)私のことが

とうとう嫌いになったんだと、そう思っていたけれど・・・

おたま「そうだ、嫌いだ」

うん、君それ咬んでるね。咬んでるよね。

ごめんな、おたま。

4年間、よう踏ん張ってくれた。