久しぶりに、大喧嘩した。
父さんと・・・
おはようございます。
私と父さんの喧嘩は、母さん曰はく、
「減らず口同士の屁理屈合戦」。
始まりは、おかっぱ家とは全く関係のない、
近所の人からの相談事だった。
話していると、父さんが一気にヒートアップして、
伝家の宝刀と言わんばかりに、怒鳴った。
が、しかし、相手は私だ。
「父さん?自分が怒鳴れば、相手が誰だって引くと思うなよ。」となり、
そうなると、今まで、
気楽に参加していた母さんは、傍観者に転じる。
ここからは、
誰も、口をはさめなくなる程、
私と父さんの、聞くに堪えない醜い屁理屈がぶつかり合う。
もう、近所の人の相談事など、そっちのけだ。
気付けば、互いの過去をほじくり出しては、
それに応戦すべく、屁理屈をこねる。
こねる。こねる。
こねくり回す。
こねくり倒して、出来上がったのが、手こねパンならいいが、
我々がこねた末路には、
近所の人の相談事が、戸棚の奥に忘れ去られたまま、
モヤモヤした疲労感と一瞬の沈黙が出来上がっただけだ。
息も吸わずに屁理屈を吐き続け、
その一瞬の沈黙で、空気を吸うと、
我々はようやく、冷静な大人に戻り、
「よし、そろそろ、仲直りしよう。」と手探りし出す。
落としどころを探りながら、また過去をほじくり出し、
今回は、私が王手をかけるべく、やっぱり発掘した古い昔の話で、
父さんは参りましたと言わんばかりに、
「それは・・・すまんかった」と吐き出した。
私は、「イエーイ、勝ったー!」と
無邪気にはしゃぐ振りをして見せた。
そして、その次の日、
何食わぬ顔で実家に行くと、
母さんから、金一封を渡された。
わざわざ、「誕生日おめでとう」と書かれた封筒。
誕生日に、両親から、こんな改めて祝いの言葉を贈られるのは、
初めての事だった。
私は、喜んで見せたが、心の中は、
「参りました、申し訳ありません」と反省するばかりだった。
そして夜、帰宅した我が家のおじさんは、ケーキと共に、
「おたまに似た、猫のネックレス」をくれた。
そんな、おじさんの、6月にあった誕生日の日、
私は、誕生日などすっかり忘れて、焼きそばかなんか食べながら、
「今年のおじさんのボーナスは、私が無駄遣いしてやるかんなー」っと
それはそれは、楽しそうに笑ってたっけ。
今年の私の誕生日は、
己を悔い改める機会と捉えよ!
そう誰かに言われている様だった。
さてさて、気を取り直そう。
先日、遊びに来てくれた、ポンままさんの娘さんから
頂いたオモチャで、遊ぼう~いえーい!
では参りますよ~。
うんこ、チョイチョイ
おたまも、チョイチョイ
うんこ、さらに寝ながら、チョイチョイ
うんこ「おたま、ちょっとボケなさい!」
おたま、箱をチョイチョイという、ボケをかます
おたま、いえーーいする
究極の内弁慶あやが、おもちゃ触るのはまだ怖いから、
おたまを叩いて、気を済ませる。
今回のお手合わせ、終了。
お姉ちゃん、ありがとうございました~。