私の財産は、
何冊かのノートだ。
おはようございます。
子猫を拾えば育児日誌を書き、飼い猫が病めば闘病日誌を書いてきた。
今も、大ともちこの育児日誌を書きながら、
以前の子猫らの育児日誌を参考にしようとページを開くのだけれど
どっこも参考にならんのだ。
えっと、生後50日くらいになると、どんな感じだったかな?と振り返っても、
『からしー完食したのかな?しおが食べちゃった?給餌量が分からん。』
『いっちゃんーウンチ出た?いや、これはニコちゃんか?便の頻度がいまだ掴めん。』
『おたまー全く動かない遊ばない・・・。どうしよう、この子よう分らん』
という具合で、
とにかく、おたおたしていたことだけを知り、
そんな過去の自分に、不思議と安堵している。
私は、そう簡単には成長しないのだ。
どんなもんだい!
そんな私をそっちのけで、大ともちこは成長が止まらない。
とかく、私に登って来る、お茶目ガール達の爪が成長してきた。
こりゃ、切らんといかんな。
「おじさん、ちょっと補ていしてぇ」
おじさん「ダメだ・・・」
何が?
おじさん「寝ちゃったもん。寝ちゃってるんだもん。」
もちこ「豚ゴリラから、あたちを守って。」
もちこは、早くも処世術を覚えたか?!