うめと愉快な仲間達

うめから始まった、我が家の猫模様。
犬好きな私は、チワワの夢を見ながら、
今日も癖が強めの猫達に振り回される。

前日のやっつけ仕事

2017年10月30日 | 日記

母さんは、ハロウィンなんて知らない。

母さんの祭りと言えば、

パチンコ屋の、新台入れ替えの日だ。

そんな日は、開店前からだって、

並ぶんだ。

 

おはようございます。

晴れてフィーバーした日の帰り道では、

財布の紐も緩んじまって、

立ち寄った100均で、

意味も分からず、オモシログッズを買っちまう。

それが、私への、勝利の土産となるって訳だ。

お菓子、ください。

パチンコ屋でもらった、そのお菓子でいいんです。

が・・・・

 

えっとぉ、えっとぉ、

1日、早いのでしょうかね?

お菓子くれなきゃ、イタズラするぞ!

 

「お前んとこの猫に」ってもらったグッズで、

せっかくだから、

やっつけ仕事の仮装をしてみたって訳。おかっぱが。

いかがですか?

別に、見たくもないでしょう?

 

では、

私のチョコを黙って食べちゃった大人に

さくさくっとイタズラして参りましょう。

あや「おじさーん」

 

あや「あれ、おばちゃんのだよー」

 

あや「どうしてくれるのー?」

 

あや「叩いちゃうわよー!」

 

あや「引きずり回しちゃうわよー!」

 

あや「やっつけといたわよー!」

足らん、もっとやーーー!

お菓子をくれなきゃ、本気の悪戯してまうぞーーーヒッヒッヒ!!

 


通じる思い

2017年10月28日 | 日記

私には、大好きなブログがいくつかあります。

いつも楽しく、時には感慨深く拝読する訳です。

そんな中、

ちょうど、今、同じような思いで居るかも知れないと

思う時があるのです。

 

 

おはようございます。

ある時、庭にひょっこりやってきた猫を、

ひっそりと応援する人が居る。

姿を見せない日もあれば、

来たと思ったら、うんと痩せていたりして、

その姿を、ひっそりと見守る人が居る。

彼は、その人の思いを知っている。

 

この今も、誰も居ないどこかで、

命の戦いをしているだろう彼は、

人の思いを知って、戦っているに違いない。

この今も、誰も居ないどこかで、

生きているだろう彼は、

人の思いを知って、生きているに違いない。

 

そして、いつか、誰も居ないどこかで、

彼は人の思いを知って、戦いを終えるに違いない。

 

飼い主を持たぬ猫は、世界中に沢山いるのだろう。

私が立ち寄るスーパーの付近にも、

もう何年も、そこに棲み付いている猫がいるのだ。

だれかれ構わず、近寄っていく訳ではなく、

見慣れた人間にだけ、親しげに駆け寄っていく。

「さっき、あの人にもらったやろ?まだ欲しいんか?」

とドライフードの入った袋をガサゴソしている老婦人の足元で、

ゴロンと転がって見せる姿は、まるで飼い猫だ。

けれど、彼は決まった飼い主は持たず、

名前は、いくつも持っている。

どの名前も、きっと彼は覚えているのだ。

 

どんなに親しい友人が来ても、

去って行く時は、決して後を追わない、潔い姿は、

さすが、飼い主を持たぬ猫だ。

撫ぜる事は許しても、抱き上げる事は許さない。

去勢された時の事を、きっと彼は覚えているのだ。

 

いつ行っても、必ず、そこに居た彼が、

最近まったく、姿を見せない。

彼も、誰も居ないどこかで、

戦っているのかも、知れない。

 

人の思いを知って、戦う彼らは、

独りじゃないんだ。

 

私は、そう思いたい。

 

さて、我が家の最年長と最年少

なにやら、同じ格好しているよ

最年長のよねを撫ぜると、

もっと撫ぜろとベーベー鳴く

 

最年少おたまは、

おい、おたま、生きてるか?

 

スンスン

 

ベーロベーロ

 

ベロベロベロベロベロベロベロ

 

ベローンベローンベローーーーン

 

どっちも、若干、面倒くさいわい!

猫にも、様々ある訳だ。


魔法の、あいさつ?

2017年10月26日 | 日記

おやざまーす。

 

私は、運送会社で働いている。

といっても、ドライバーではなく、事務をしている。

事務といっても、それほど難しい事をしている訳ではない。

15,000円+300円の計算に、わざわざ電卓を用いたり、

自分が打ち込んだデータの誤字脱字に爆笑したり、

いい加減な掃除を指摘されたり、

鳴ってる電話を無視したり、

キーボードの上が、お菓子のカスだらけだったり、

来客に出すお茶が、茶葉だらけだったり、

ほんと、サイテー!

 

そんな私だからこそ、挨拶は大事にしている。

つもりだが・・・

仕事柄、会社に来るドライバーさん達は、

朝だからって、出勤とは限らない訳だ。

遠出から帰ってきた人もいる。

夕方に出勤してくる人もいる。

だから生まれた、魔法の挨拶が、

「おやざまーす」だ。

 

おはようございます。

運送会社のプロドライバーは、

出発時と帰社時に、アルコールチェックが必須となっている。

そのためにも、必ず、

アルコールチェッカーが置いてある事務室へ立ち寄る訳だ。

その時ドライバーさんから

「おはようございます。」とはっきり言われれば、

もちろん、おはようございますと返す。

しかし、中には、何を言っているか分らないが、

なにかしらの挨拶とおぼしき声を掛けながら

入って来るドライバーさんも少なくはない。

その時に用いるのが、「おやざまーす」な訳だ。

行きか戻りが、来るのか行くのか、

寝起きか、寝る前か、どっちかなんて分からない。

だけど、挨拶しなければ!

そんな時、自然と口から出てくるのが、

「おやざまーす」だ。

 

私だけかと思っていたら、

隣のデスクの熟女も、「おやざまーす」と

言ってる事に気付いた、ある日、

だよね、やっぱ、そうなるよね。

と、心の中で手を叩いた。

 

おたま「おやざまーす」

 

あや「・・・」

 

おたま「お・・・おやざま・・・す」

 

あや「あいつ、何言ってるか、わかんない!」

 

おたま、お前は間違ってないぞ。

自信もって、言ってごらん!

 

おたま「うんこ姉ちゃん、おや」

うんこ「おやつくわせろざますっ」

 

おたま「ん?なんつった?」

さぁ~、なんつったんだろうな?

 

※いつも、コメント頂き、ありがとうございます。

頂いたコメントが、明日以降になるかと思いますが、

申し訳ありません夜飲みに行きます無事に帰ってきます無事に・・・


拡大処理 済み

2017年10月24日 | 日記

眠くなった頃、

母さんが編んでくれたマットを敷いて、

母さんが作ってくれた枕を置いて、

まるで母さんに包まれるように、

そうして私は、夢を見る。

 

おはようございます。

悪夢しか見る気がしないと思いきや、

案の定、悪夢を見ている訳だが、

夢の中でも、母さんの毒舌は絶好調だ。

もう、おかっぱ、泣きが入りそうになり、

「母さん?そんなに竹輪ばっかり食えねーわ!」

と叫んだ瞬間、目が覚めたら

うんこが、横でイビキをかいて寝てたりして、

その顔ったら

凄い顔しちゃってて

笑いそうになりながら、再び寝ようと目を閉じたら

赤ちゃんだった頃のうんこを、思い出して、

本格的に笑っちゃったよね。

凄い顔した赤ちゃんだった。

「親分」って呼んでたっけ。

 

そんな事を、我が家のおじさんに話すと、

「せめて、写真でもあればなぁ。見たかったなぁ。」と

悔しそうに呟いた。

あの頃は、カメラなんて持ってなくて、

携帯で撮った画像も、とっくに消えてしまっている。

 

だからなのか、おじさん?

これは、仕返しなのか?

うんこ「ねぇ、母さんが大変!」

 

うんこ「母さんが、うんちゃんの母さんが・・・」

 

うんこ「目を開けたまま凄い顔して、グーピ~言ってる!」

 

拡大処理、済み!

 


花は、ぱっと散ってゆく

2017年10月22日 | 日記

きくを見送った雨は、

まだ止みそうにない・・・

 

おはようございます。

私が、まだ都会でお嫁さん修行をしていた頃、

近所に、桜の花の模様のような柄をした、

可愛い三毛の子猫がいた。

私は、その子を、さくらちゃんと呼んだ。

 

当時、我が家には、猫が1匹居て、

窓越しに会う、さくらちゃんの母さんとは、天敵だった。

さくらちゃんの母さんは、大きな白黒猫で、

その界隈を仕切る、肝っ玉母さんだった。

私は、その母さんを、ボス母さんと呼んでいた。

 

ボス母さんは一応どこかの飼い猫だったようだが、

決して人懐っこい猫では無かった。

しかし、その子供には、どうやら「人は危険」とは

教えていなかったのか、

さくらちゃんが私に駆け寄ると、

ボス母さんは、少し離れた所で、見守っていた。

 

さくらちゃんを我が家の2匹目に、そう考えた私は、

ひたすら、ボス母さんをつけ回す、探偵となった。

飼い主さんを探し当て、子猫を下さいと、お願いしたかったからだ。


ある日は、息を潜めるボス母さん。

その背後で、私も小さく息を潜めていると、

ひとっ跳びで、みごと鳥を捕らえたボス母さんは、

生きたまま、さくらちゃんの元へと運ぶ。

メジロが・・・可愛いメジロが・・・

 

ある日は、総毛立つボス母さん。

厳つい顔のオス猫がさくらちゃんの前に現れたのだ。

我こそは助っ人になろうと見ていると、

ボス母さんは、声も出さずに先制攻撃でオス猫をやっつけた。

つ、強い・・・後ろ向きへの隙あり攻撃・・・

 

ある日は、ひときわ優しいボス母さんだった。

さくらちゃんをいつもより入念に舐めている。

近くへ寄ってみると、昨日まで元気だったさくらちゃんが、

私を見ても、駆け寄って来ない。

おかしい・・・明日、誘拐しちゃおう・・・

 

そして、次の日の朝、ボス母さんは、

我が家の窓の外で、静かに座っていた。

いつもなら、家の中の猫と、フーシャー口喧嘩をするのに、

その日は、静かに1匹で座っていた。

そして、さくらちゃんの姿を見る事は、もう二度となかった。

 

そういえば、あれは、

長雨が続く、春の事だった。

さくらは春、きくは秋に、ぱっと散って行ったのか・・・

 

ここ1週間ほど、雨が続いている。

そこへ、どうやら台風もやって来るらしい。

洗濯物は乾かない。

部屋の中で、干せるだけ干し、

自分のパンツは、手に持ってグルグル回して乾燥を試みながら、

着ている服は、洗い立ての湿った部屋着だ。

着て乾かす法だ。

なにやってんだ、私ったら。

ボス母さんとは、えらい違いだな。

 

およねさ~ん

あっ、あやじゃないの。

今は、よねさんとの触れ合い中だぞ~

 

あや?

 

 あや、目が怖いから

 

あやさん?

ガンを飛ばすのやめて

 

あや?

ロックオンしちゃダメ

 

あやさん?

 

 あや「おばちゃんめ~」

嵐を呼ばないでね。ド転婆娘よ!