うめと愉快な仲間達

うめから始まった、我が家の猫模様。
犬好きな私は、チワワの夢を見ながら、
今日も癖が強めの猫達に振り回される。

猫ブログの1年ですが・・・

2016年12月31日 | 日記

いよいよ、

今日は大晦日となりました。

ここへお越しいただいた皆様、

お見苦しい画像の数々、下品極まりない記事、

どうでいいわい!と突っ込みたくなる、そのお気持ちを抑えて、

気長にお付き合い頂き、

誠に、ありがとうございました。

 

そんな訳で、

今日は、主にボツになった1年を振り返ってみようと思います。

 

始まりは、お正月だった。

化粧している母さんの元へ、おたまとお年始。

実態は、昨日化粧を落とさず寝てしまった、母さんだった。

新年だというのに。

 

そんな腹から産まれた、

ここでも食ってる娘は、

 

父さんから借りっぱなしの一眼レフで

床に落ちてる、埃すら、ピンぼける。

 

そんな事もすぐ忘れ、下らない実験を試みた。

お茶パックで煎餅を包んで放っておくと、

何日で、シケるのか?という実験

 

2日がベストなシケりっぷり。

※おかっぱは、シケった煎餅がお好き

 

そうこうしていると、

宅配で届いた荷をほどいて腰を抜かした、おかっぱだった。

品物を守るための、

少なく見積もっても品物の3倍の量の緩衝用紙 全長6m。

なにこれ?

緩衝材サービスキャンペーン?

 

やれやれと気を取り直して、

真面目にネコ画像の撮影に取り組んだが、

アウトなものしか、撮れない己を、恨んだりしたっけ。

 

だったらさ、絵を描いちゃいなよ。

そう思って、絵を描いていたら、

何気に・・・

腕が上がった気がした。

 

自信を取り戻した私は、

ファッションリーダーを目指し、

洋服のリメイクを試みて、

腕を上げていないと、脱げちゃうリメイクを施した。

腕を上げているって、疲れるんだなっという事を学んだ日だった。

 

そんな今年も、無事、

「ババァのお下がり」コレクションが開催できた。

独りで地道に撮影に臨んだ、

 

おかっぱ、44歳の秋。

ちなみに、これは「参観日の母」

 

そんな私でも、

冬は厳かに過ごそうと思っていたが、

クリスマスぐらいは思って、

準備をしていたら、

魔の土曜日、思わぬ事件が勃発し、

ついに、きくが独り部屋を獲得できたはずだが・・・

きく「なんで、私の部屋に、こいつが居るの?」

フレンドリーな男は、どうにかこうにかして、きくのお部屋に入り浸る。

 

今年の「1年を振り返る」を、ネコ少な目でお届けいたしまして、

大変申し訳ありませんでした。

これに懲りず、来年もよろしくお願い致します。


丸いのが、得意だから

2016年12月29日 | 日記

12月30日は、母さんの誕生日なのだが、

えっとぉ・・・

母さん、いくつになるんだっけ?

 

おはようございます。

母さんは言う。

「知らん、忘れた。」

だよな、だよな。

 

そんな訳で、

昨日、だいたい78歳程度の母さんにプレゼントを持って行った。

いまだに毎夜、晩酌を欠かさない元気な母さんには、

やはり、これだ。

フルーティーで口当たりが軽い吟醸酒。

 

一足早い、誕生日プレゼントを渡すと、

母さんは言う。

「ふぁ、この酒、旨いヤツや。

わし、これなら一晩で全部飲めるんやぁ。」

やめとけ、母さん。

 

そんな元気な母さんは、最近編み物にハマっている。

いつも、ババァのお下がりをくれるお礼として、

我が家に眠っていた毛糸をあげたのをきっかけに、

編み物にドハマりした、母さん。

 

「わしよ、おたまの座布団、作ってやる。」

そう宣言した母さんに、

それは有難い、と頼んでみたところ、

出来上がったものは、イビツな丸い形の座布団だった。

 

正直いって、上手ではないと思ったが、

私は大げさに、凄い凄い、これは凄いな、母さん!と

喜んで受け取った。

結局、母さんは、

我が家のネコの数に合わせて、5枚の座布団を編んだ。

大きかったり、小さかったり、

上手く丸くなっていたり、楕円のようになっていたり、

それはそれは、個性的な座布団、5枚。

 

「ほれ、これがおたまのや。男の子やから青っぽいやろ?」

ラジャ!

おたま「婆ちゃんの匂いだするぞ」

 

「これは、真っ白や。お姫さんみたいな、きくに似合うぞ。」

ラジャ!

きく「お婆ちゃん、暖かいぞよ」

 

「ピンクは、2枚。よねとうんこのやぞ。」

ラジャ!

うんこ「ピンクって私にピッタリ。女子力あがる~」

 

よね「婆しゃんや。後ろの男、叩き起こしてええかのぅ?」

いいですよ。お願いします。

 

あや「ねぇねぇ、あやのは~?」

 

「あやはよ。ドブに落ちてたイメージが強いんや。

だからよ、表面はドブ色。裏に水色の裏地を付けてみたんや。」

こら、母さん!

あや「ど・・・ぶ・・・色?」

似合ってる似合ってる、可愛いぞ、あや!

 

次は何を編もうかと、考えている母さんに、

私は、丸いモノをいくつか、頭に浮かべるのだった。

 

おたま「ばあちゃ、ありがとな~」


若者よ

2016年12月27日 | 日記

キーを打つ、この指が、

なんだかちょっぴり、はしゃいでいる。

 

おはようございます。

クリスマスの日、姪っ子達が遊びに来た。

お姉ちゃんは、高校生。

妹は、中学生。

 

これぐらいの年頃の娘さんってのは、

お洒落に興味が出て来て、ちょっと背伸びしたくなるものだ。

「おばちゃん、綺麗に塗って」と、

マニキュアを持ってきた。

冬休みだもんな。これくらいいいだろうと思い、

マニキュアを見てみると、黒いマニキュアだった。

 

え?黒いマニキュアなの?

聖飢魔Ⅱ好きなの?

奇遇!ちょう奇遇!!

おばちゃんもね、聖飢魔Ⅱフアンよ。

と黄色い声を出したところ、

姪っ子達は、明らかに戸惑っていた。

これが、かの有名な、ジェネレーションギャップだ。

 

妹ちゃんの爪に塗ってやると、意外にもいい感じで、

ならばと、ついでに自分の爪も塗ってみた。

お姉ちゃんが、「うん、いい感じだね。」と言ってくれた。

私は、

うんうん、いい感じだよね。

なんつーの?

手の色のくすみが目立たない!とはしゃぎながら、姪っ子達を見ると、

やっぱり困惑の表情だった。

彼女達との距離が、さーっと音を立てて遠のいてゆく。

 

やばい、縮めねばと焦った私は、

お姉ちゃんは?お姉ちゃんにも塗ってやろか?と言うと、

お姉ちゃんは、

「うち、バイトあるからダメなんだぁ。」と言いながら、

ニベアを取り出し手に塗り始めた。

 

おっと、来た!ニベア来た!!

チャンス到来だ。

 

あぁぁ、今の学生もニベア塗る感じなんだぁ。

うちらもさ、学生の頃は、断然ニベアよ。

ねぇーねぇー、そうだよねぇー。

ところで、ニベアって、元々日本の製品じゃないって知ってる?

 

姪っ子達「え?そうなの?どこの国の物なの?」

食いついて来たー!

 

ドイツ発祥だと伝えると、

姪っ子達「まじー?そうなんだぁ。じゃ、ニベアってドイツ語なの?」

 

ん?

ちょっと待ってっと、

ニベアの裏の小さな文字を探ってみるが、裸眼では到底見えはしない。

お姉ちゃんに読んでもらおうとしたが、

お姉ちゃんも「これは、見えん。うち、そんなに眼が良くないから」と。

 

私は、思わず、

だよねーやっぱ、そうだよねー、うちも、さすがに見えんわぁっと、

はしゃいでしまった。

若者との距離を縮めた実感が掴めて、はしゃいだ訳だが、

実際、この手に掴んだものは、老眼鏡だった。

老眼鏡を掛けて、読んでみると・・・

 

~ニベアとは、ラテン語で「雪のように白い」を意味する。~

 

まじか?

雪のように白いを、3文字で?

白い=ニベアなら分かるが、

雪のようにを付けるほどに白い様を、3文字で?

 

盛り上がった。

一瞬にして、

歳の差なんて吹っ飛んで、3人で大いに盛り上がった。

ニベアさん、ありがとう。

 

我が家の若者たちは、トイレタイム

出た、あやの片足ポーズ!

 

片足ポーズ、かっこいいぞ!

 

おたまは?

片足ポーズ?

なんか、違うくない?

 

これは、よーいドンポーズか?

 

おたま「オラ、なういだろ?」

ナウいー、ちょうナウいー!


トナカイの子供は、賢い猫

2016年12月25日 | うんこの事

我が家には、

とんでもない名前を付けられた猫がいる。

それはそれは、とんでもない名前だ。

 

おはようございます。

その名は、うんこ。

うんこだ。

若いお嬢さんに限らず老若男女みなさん、うんちゃんと呼んで下るが、

お気遣い、ありがとうございます。

 

うんこが小さな頃は、うめと並んでよく窓から外を眺めていた。

その様子が、外を歩く人には親子に見えたらしく、

「そっくりな親子だねぇ。」と、声を掛けられていたものだ。

ゴージャスな純血種の親と、キジ猫の子だったが、確かに親子のようだった。

 

うめは、本当に出来た猫で、

きくとよねが、きくとうんこが、と猫同士の小競り合いが起こるたびに、

必ず走って行き、さりげなく間に入って両者を静めた。

うんこは、そんな小競り合いの常習犯だったが、今ではどうだ。

 

あの魔の土曜日、あやときくの間に亀裂が入り、

その亀裂が決定的で修復は難しいと判断したのは翌日の事。

高い棚から慎重に降りてきたきくを見るなり、

あやは、再び、総毛だって攻撃を仕掛けに飛び出した。

これが、きくを隔離する決定打だった。

 

実は、日が変わった頃には、2匹とも落ち着いていて、

案外ケロッとしているかもと高を括っていた私は、

咄嗟の事に驚いて、あやを追いかけた。

すぐに、きくから遠ざけて、あやを叱った。

「ダメじゃないか。あや!」

 

私が睨んでいると、あやは逃げもせず縮こまって固まっている。

あやは本来、攻撃的な性格ではなく、

むしろ怖がりで、元気ではあるが温和な猫だ。

怖がりだからこそ、攻撃をしてしまうのだろう。

分かっているのに、納得が出来ない私は、

更にあやを叱ろうと睨んでいた。

 

その時、トテトテと背後に近付く足音がした。

うんこだ。

ひざまずいて睨む、鬼の形相の私をじーっと見て、

床に着いている手に、ゴチンと頭突き、

今度は、縮こまるあやの頭を優しく叩いた。

 

笑っちゃったよね。

やられたよ、うんこにさ。

 

うめは、静かにさりげなく、うんこは、丸く和やかに。

ほんと、親子みたいだな。

でもさ、私もうんこの母さんだろ?

 

その母さんは、高を括っていたから、

呑気にブログのネタ用のコスプレしてたんだよな。

実は、上記の出来事中、ずっと、こんな格好だったんだよな。

 

怖かっただろうな、あや。

ねぇ、おじさん?

今じゃないの。

今の私は撮らんでいいの。

 

違うの。こういうのじゃないの。

こういう画像が撮りたかった訳じゃないの。

 

仕方ない、これで行くか・・・

皆さん、メリークリスマス!

 

おたま「なぜか、オラが被らされたぞ」

背後のうんこ「恥ずかしい。こんな母、恥かしい」

 

「サンタうんことトナカイ」という構図で撮影予定だったが、

我が家愉快な仲間達、相も変わらずバタバタでございましたとさ。

 


棒になった、日

2016年12月23日 | きくの事

父さん、棒を。

私に棒をよこすんだ!

 

おはようございます。

父さんは、昔っから、よく棒をくれる。

背中を掻く棒、足の角質を削る棒、木刀に警棒、

長い棒のような巨大バサミ。

耳を掻く細い棒、綿棒に麺棒。

父さんは、本当に、よく棒をくれるんだ。

それなのに・・・。

 

一昨日の夕方、家に着くなり、携帯電話が鳴った。

父さんからだ。

「来たぞ、でっかい荷物が」

それそれ、待ってました~パーテーションだ!

しかし、父さんは、

「これは重すぎて、お前が運べる代物じゃないぞ」と神妙なトーンで言った。

 

昼間仕事に出かけている私は、

何か注文するたび、近所にある実家に配達をしてもらっている。

今回注文した物は、1部屋を真っ二つに割るためのパーテーション、3個。

急いで実家へと向かい、

段ボールの中身を確認すると、板と鉄の棒とに分かれて入っている。

 

いける。

でかいけど、ギリいける!

 

そう思った私は、おもむろに板(180㎝高)を1枚抱えようとした、

その時だ。

「無理だって。お前では運べん!」と父さんが大声を出す。

そう言われて、なぜだかやたら、イキがってしまった私は、

え?え?何が?

ぜーんぜん余裕なんですけど。

もうね、片手でひょいって持てるんですけど。

と笑いながら、右手でつまんで板を運び出した。

 

板を2枚つまんで運んだ時点で、右手は馬鹿になった。

仕方ないので、残りの1枚は後にして、

箸休め的に、鉄の棒(2m)を、取り敢えず4本運ぼうと思った。

運びやすいように、4本をガムテープでまとめていると、

突然、

「もう、やめてくれ」と、父さんが棒の端を持って私から奪おうとする。

どうしてだい、父さん?

棒を離してよ。

 

「こんな重いモン、何度も運ぶんは、きついやろ?」

何を言ってるんだい、父さん?

いいから、棒を渡してよ、父さん。

 

「何も一気にやらんでもいい。残りは、明日にしろ」

今日やるって言ったら、やるんだ。

だから、棒を、棒を私におくれよ。

 

「いや、あかん」

棒をくれよ、父さん。

 

「そんなに焦るな」

早く棒を、

私に棒をよこせ~!

 

そんな、可笑しなテンションで棒を引っ張り合う最中、

母さんは、菓子パンを食べながら、言った。

「ほんならよぉ、その段ボールで壁を作ったらどうや?」

 

んな事、するかい!

私と父さんは、声をそろえて、つっ込んだ。

 

そんな訳で、「きくのお部屋」作り、第2段です。

そもそも2部屋だった部屋を、

リフォームして壁をぶち抜き1部屋にした、

その部屋を再び2部屋に戻すという、

なんだか、元も子もないようなお部屋作りを致しました。

 

皆様には、パーテーションの寸法を心配して頂きましたが・・・

大変、申し訳ありません。

土下座を超えて、うつ伏せでお詫び致します。

 

寸足らずでした。

うんこ以外の猫ならば、いとも簡単にすり抜けられる隙間に、

丁度、家にあった突っ張り棒を立てました。

 

きくさん?

どう?どうなの?

 

きく「チラチラのぞかれて、うっとおしいわい!」

 

 これね。こいつね。

棒に泣いて棒に笑う・・・そんな1日でした。