うめと愉快な仲間達

うめから始まった、我が家の猫模様。
犬好きな私は、チワワの夢を見ながら、
今日も癖が強めの猫達に振り回される。

これで、本当に完了

2024年11月30日 | 2024 おーつぶの成長日記

これで、本当に完了した。

 

おはようございます。

おーつぶの譲渡にはトライアルというものは設定していない。

私は、今まで譲渡した子にトライアルを設定したことが無いのだ。

ここが、私の力量の限界だ。

先住猫は、まず突然やってきた子猫の存在にストレスを抱え、

そこから慣れて、なんならお世話だってするようになってくれる。

ところが今度は、子猫が突然いなくなってしまうのだ。

1週間経ち、子猫が居ない生活に慣れた頃、

また戻って来たとなれば、何重にもストレスを掛ける。

子猫もまた、何度も環境が変わればストレスを抱える。

だから里親探しは、どうしたって慎重になる。

今回も、そろそろ心臓発作にでもなるのじゃないかと思うくらい、

ドキドキしながら模索していた。

 

とはいえ、譲渡の日は必ず、あることをお伝えする。

「何か問題があれば、1週間以内でのことなら、すぐ子猫を迎えに来ます。

そして、何年経った後でも、この子のことで困ったことがあれば、

すぐ引き取るということは出来ないかもしれませんが、

お力になれるよう、私も必ず頑張ります。」と。

だったら、もう、トライアル設定したらいいじゃんね?

ここが、私の往生際の悪さだ。

 

おーつぶを譲渡して、1週間が経った。

まったく、何の問題もない1週間だったわけではないが、

里親さんは、我が子のこととして、しっかり対応をしてくださる。

「うん。あの子らはもう、あのお家の子になった。」

昨日、里親さんとやり取りをしていて、そう感じた。

おーちゃんは、ゆずちゃん、

つぶちゃんは、もちこさんになった。

あの子らの、一生の本当の名前が魂に刻まれた。

これで、もう安心だ。

ゆずちゃん、もちこさん、おめでとう!

マアコ、産んでくれて、ありがとう。

 

そのお礼という訳じゃないが、これをこそっと置いてみた。

こそっと、マアコのお家。

これの前に、自作のめちゃくちゃショボいハウスを置いて、

その翌日に、信じらんないくらいに潰れていたから、

銭っこ使って、ちゃんとしたのを買って来たで。

使ってくれるといいけどなぁ。

 

さぁ、手が空いたから編み物でもしようか・・・

よし、出来た!

はやっ!

いやこれ、2年掛かりで、やっと編めた~。

編みっぱなしなので、ヨレヨレだけども。

名付けて「瞑想の円形」

とにかく、ひたすら、無心で編むしか、出来ない大物。

やっと、解放だ!


回想

2024年11月27日 | うめの事

しまった・・・

 

おはようございます。

ここのところ、おーつぶの写真しか撮っていない。

うめと愉快な仲間達の最新写真が・・・全くない!

 

そうだ。

我が家は、うめから始まった。

ちなみに、このブログは犬の記事から始まっているが、

愉快な仲間達は、うめから始まったのだ。

 

ペットショップで、大幅に値引きされていたメインクーンが、うめだった。

正確には、もう売り出されてはいなかった。

「体調不良で、売り物にはできないけど、連れて帰ってもらえませんか?」

と店員に頼まれ、私は手数料の4万円支払って、うめを連れて帰った。

子犬のパンチョを死なせた一週間後のことだったから、

どうしても見過ごすことが出来なかった。

「この子猫も、死んでしまうんじゃないか」

そう思ったから、連れて帰った。

せめて、パンチョの時のように、

名前を呼ばれて撫ぜられながら死なせてやりたかったのだ。

 

ところが、うめは下痢をしながらも成長していった。

下痢の原因も、時間はかかったがアレルギーだと判明して、

生後半年には、下痢もすっかり治まった。

私は、その頃から布団で寝ることを止めた。

当時は一戸建てに住んでいたが、うめはどういう訳か2階へ上がらないから、

私はリビングのソファーで、うめと共に寝ることを選んだ。

あれから17年間、私とうめは、いつも一緒に寝ることとなった。

と言っても、私の殺人的寝相のおかげで、ずっとじゃなかった。

私が熟睡状態に入ると、うめはそーっと距離を取っていたらしい。

 

そして今も、私はリビングに陣取って寝ている。

うめはもうとっくに居ないが、別の猫が側で寝ているからだ。

うめから始まった愉快な仲間達は、皆うめに受け入れられ、

うめに守られ愛された記憶を引き継いでいる。

よねもきくもうんこも。

そして、あやからおたまへ。

のん太は、たれ蔵から引き継いだのかな?

たれ蔵は、うめを知らないが、うめが溺愛したうんこに育てられたから、

うめイズムを継承できたのかもしれない。

そのおかげか、今回の子猫らの保護では、のん太は大活躍だった。

 

そんな訳で、今日は昔の写真を引っ張り出した。

あやの保護直後

絶望の顔だ。

 

おたまの保護直後も

超不機嫌な顔!

 

この子らも、

見守られ、

こうなって、

 

こうしてもらって、

 

愉快な仲間達になったのだった。

 

うめと愉快な仲間達は、続く。

 

うめさん、ありがとう

 

 

 

 

 

 

 


おーつぶ成長日記、終了

2024年11月25日 | 2024 おーつぶの成長日記

11月23日、

おーつぶが、我が家を卒業致しました。

 

おはようございます。

応援してくださった皆様、誠にありがとうございました。

あの子らは、

重箱の隅を楊枝でほじくりまくっても、問題が見当たらない!

というほどに、素晴らしいご家族に迎えていただきました。

昨日の時点で、

もうすっかり、若くて可愛いお母さんの膝で眠ってるらしい。

慣れるの、早くない?

すげーな、おーつぶ!

 

さて、そんな我が家の恒例、『保護猫DIY』をご紹介です。

隙間を埋める、狂気のガムテ

 

こっちの隙間は、我ながら100点満点のガムテ

 

当然、扉も

ガムテ!

 

バリケードも

ガムテ!

 

このバリケードを登り始めたって大丈夫!

必殺ネズミ返しもガムテ!

 

天井だって、

ガムテだぜ!

今回も、我が家はガムテに守られた。

ありがとう、ガムテープ。

 

そして、ガムテープ以上に、我が家の猫らに感謝だ。

あややおたまは、何度も子猫を受け入れているが、

それでも毎回、緊張やストレスを感じながらも受け入れて、

ちゃーんと、猫社会を教えてくれるのだ。

心配は、のん太だった。

のん太にとって、新入りは初めてだ。

怯えて体調を崩すかもしれないと覚悟していたが、その予想は大きく外れた。

のん太は、ほぼ初日から子猫らを守る素振りを見せた。

まだ恐々ながらも、「おらがボスだ」と言いたげに

保護部屋へ入ってくるおたまを、

「お前は、まだダメら!子猫にちゃわるな!!」

と追い出した。

恐々した様子を危険と察知したのだ。

あやが緊張しつつも、子猫らの尻を嗅ぎに来た時も、

のん太は、必ず側で見守るほどだった。

その様は、まるでうめさんだった。

うめの子育て風景そのものだった。

つぶ「あたち、あのベッドほちい」

 

つぶ「ちろいの、退いてくだしゃい」

 

ぺち!

 

つぶ「あたち、ちかられたよぉ、お兄たん」

 

のん太「よしよしら」

 

おーちゃんも、のん太にいっぱい甘えたね。

おー「あたいも舐めて~」

 

おー「兄たん、兄たん」

うめが育てた子猫は、どの子も自然と穏やかになって行ったが、

のん太が世話したおーぶつも、どんどん穏やかな子になって行くのを感じた。

凄いね、のん太。

ありがとう。

ありがとう、うめさん。


みそぎの日

2024年11月20日 | 2024 おーつぶの成長日記

昨日で、60日歳。

 

おはようございます。

そのお祝いに、おーつぶは血液検査をして来た。

お祝いにベソかかされた姉妹の、

猫エイズと猫白血病ウィルスの検査は、ともに陰性だった。

(※4~6か月未満の結果は断定とは言えません。)

まあ、あれだ。

一つでも安心を持って旅行って欲しいという保護主のお節介だ。

ごめんよ、おーつぶ。

つぶちゃんは、猫が好きだよね。

 

おたま「おらがかっこいいからだ」

そうなのかな~?

 

おーちゃんは、どっちかというと人好きな猫だが

恐ろしいあやとも、上手に遊べるね。

わしの足を介して遊んでるよね。

 

わしだけが、痛いという遊び。


怒りよ、鎮まれ!

2024年11月18日 | 2024 おーつぶの成長日記

洗い上がった洗濯物を取り出したら、

ボロボロと白い紙切れが床を覆っていく。

こういうことをするのは、我が家のおじさんだ。

「あんのやろう、何回やるんだ?!」

私は、ブチ切れそうな自分を、

今、必死に取り押えている。

 

おはようございます。

ラインで、呪いのメッセージを最低100回は送りたい衝動を抱えながら、

楽しそうに走る子猫らを眺めて、鎮めている。

「あの人も、大変だもんな。」

私と関わって、あの人の人生は激変してしまった。

猫に笑い猫に泣かされ、猫のことで

「猫のご飯を出す間が悪い!」とか

「猫が誤食するから靴のくつ捨てろ!」とか

「あんたはどうして、トイレのドア閉めて入っちゃうかなぁ?!」

と、私に理不尽に叱られる日々だ。

 

そして、もうすぐまた、あの人は泣かされる。

おーつぶの譲渡日が決まった。

よほどのことが無い限り、今週の土曜日に、子猫らは我が家を去る。

だから、今回だけは、今回だけは、紙切れのことは許そうと思う。

 

あやは、すっかりいい姉さんになった。

あや「この距離感なら、可愛いわね」

 

おーちゃんは、虎視眈々とねつらう。

おたま「おら、寝辛いだ・・・。」

 

その後、退かされる。

 

のんちゃんは、もはやママだ。

めちゃくちゃ、面倒見がいい!

底なしに優しく、子猫らを守っている。

のん太にとって、新入りの経験は初めてだ。

初めてのわりに、一番安心して任せられる。

まるで、うめさんだ。

だけど、この子らが居なくなるのは、理解できるだろうか?

のん太「子猫って、疲れるんらね、かかぁ」

ありがとね、のんちゃん。