うめと愉快な仲間達

うめから始まった、我が家の猫模様。
犬好きな私は、チワワの夢を見ながら、
今日も癖が強めの猫達に振り回される。

冷たいのと、熱いの

2021年01月30日 | あやの事

積もりはしなかったようだけれど・・・

 

おはようございます。

昨日の夕方、愛知でも雪が降った。

それは決して、珍しくはないが、

いかんせん、その前日まで春みたいな暖かさだったもんだから、

昨日になったら、突如寒くなって、窓の外を見れば、

吹雪いている。

もはや、イリュージョンのようだった。

 

そんな我が家のイリュージョン

あやのイリュージョンと、あごのイリュージョン!

 

体半分、この細いか細くないかは別として、

腕に素晴らしいバランスで乗っかっている、イリュージョンだ。

 

この態勢で、腕をチュパチュパ吸いながら、ゴロゴロと寛ぐ。

 

カカトのクリームを塗っていた途中だから、

手がベタベタで退かせない・・・

 

あや「おばちゃ~ん」

なんだよぉ!

一瞬のチャンスを逃さない、あやのイリュージョン。

おみやげに、生ぬるいツバ・・・・

抜かりないな。


モテ期の三角形

2021年01月28日 | 日記

誰しも、

一度は、モテ期を経験すると聞く。

 

おはようございます。

そもそも、もてきと打つと、まず『茂木』が出て来る。

まっさきに『茂木』と変換されるほど、

私には無縁な用語なのだが、そんな私にも、あったんだ。

茂木が!

違う!

モテ期だよぉ!!

 

あれは、お嫁さんだった頃だ。

嫁ぎ先には、何人もの人を咬んだ猛犬がいた。

猛犬のくせに、名前はチロだった。

チロっと小さいのかと思いきや、大型の雑種犬だった。

当時は、長男のお嫁さんとして、修行中であったが、

私にとっては、とても辛い時期でもあり、

その時の救いは、猛犬チロだった。

 

今にも咬まんとするチロとの散歩は、夢のように自由だった。

唸っていたチロも、半年もすれば、無二の相棒になっていて、

私達は、毎日、行った事のない道を冒険した。

帰りは心配なかった。

チロの鼻は、素晴らしく優秀だったんだ。

チロについて歩けば、必ず家に帰ることが出来た。

帰りたくないとごねた日も、チロは私を導いてくれたんだ。

 

そして、チロと散歩に出ると、必ず出くわす、メンバーもいた。

トレンチという男と、リーマンという男と、車の男だ。

 

トレンチは、ごく一般的な男だった。

横を通り過ぎる時に、トレンチコートの前をパーっと開いた。

 

リーマンは、控えめな男で、

必ず通る公園の奥から、ファスナーを開けたまま

こちらを静かに見ているような慎ましさだった。

 

車の男は、車を運転しながら付いて来ていた。

彼は見せるのではなく、おしゃべりを得意としていた。

しかも、素面なくせに陽気な下ネタが得意のようだった。

 

この3人の男は、いわゆる変質者だ。

トレンチとリーマンは、露出狂で、

車の男は、卑猥な言葉で女性を怖がらせる愉快犯だった。

 

朝7時半、忙しい中、必ず私の出待ちをする男達。

用心深いチロでさえ、見慣れているせいか、

トレンチには、すれ違いざまにシッポを振っていたほど、

ごく平和な日常の光景だった。

私も思わず、挨拶してしてしまいそうなほどだった。

 

なかなか、ない事だと思うのだ。

同時に、3人の変質者に見初められるなんて、ないと思うのだ。

私は、この経験を、今でもモテ期と捉えている。

たった一度の、モテ期と・・・。

 

そんな我が家のあやさんは、

まさに、モテ期だ。

おたまは、あやが大好きだし、そこにたれ蔵が加わり、

見事な三角関係の様相だ。

あやの側には、たれ蔵かおたまが、必ず居るんだもんな。

 

ちょろっと触ってるし。

叱られる事もあるのに、折れない、たれ蔵だ。

 

それを遠くで

おたまが、じとーっと見てる・・・

 

耐える、おたまであった。

 

 

 

 


ほんのり、春?

2021年01月26日 | 日記

昨日の愛知は、

まるで春のように暖かかった。

 

おはようございます。

会社の駐車場に車を停め外へ出ると、

地面に鮮やかな緑色が落ちていた。

なんだろう?としゃがんで見てみた。

 

「バッタ?」

 

バッタらしき虫が潰れていた。

あまりに暖かいから、春かと勘違いして

出てきてしまったのだろうか?

私は、隣のデスクの熟女さんに夢中で聞いた。

「バッタって越冬するの?ねぇ、越冬するの?

だって大きいもんね、産まれたてじゃ無いよね?

ねえ、バッタで越冬するの?」と、もはや必死に。

 

隣の熟女さんは物知りではあるが、虫博士ではないのに、

夢中で無茶ぶりしてしまった。

調べたらいいじゃんね、自分でさ。

 

そしたら、すぐに分かった。

バッタは越冬はしないらしい。

しかし、クビキリギリスという虫は越冬するんだそうだ。

秋に産まれ、冬をしのいで夏まで生きる。

暖かいから、外に出てきてしまったのは、

間違いではないかもしれない。

 

暖かいのは有り難いが、勘違いするのも出てきてしまうから、

それなら、うんと寒くてもいいかもしれないと

空を見上げて願った。

 

さて、我が家の特等席は、どうなってんの?

また、おたまとたれ蔵が、場所どり合戦してんのか?

 

おたま「おら、そんなこと、してないだ」

なんという顔だい?!

 

おたま・たれ「仲良く日向ぼっこしているよ」

そりゃ、いいことだな。

 

おたま「たれ蔵、なんか匂うだ。くんが、くんが」

 

おたま「・・・・・」

出た、フレーメン!

たれ蔵は、春が近づくと、オスオスしいフェロモンが増える気がする。

去勢はしていても、名残りはあるのだろう。

そして、なぜか、のん太にムラムラするらしく、抱き着いて離れなくなる。

のん太というオスに・・・。

キリギリスや猫達は、ほんのり春を感じているのか。


なんだこらの娘

2021年01月24日 | 日記

好きなブログを拝読して、

やっぱりそうだよね~って改めて思った。

 

おはようございます。

猫も数が多いと、なかなか手が回らない。

手の掛からない子は、後回しって事が積もり積もる。

自ら主張してくる子はいいが、

そうでない子もいる訳だ。

 

我が家だと、たとえば、おたまだ。

ずっと静かに寝てるから、それでいいんだと思ってしまう。

すると、

ちょっと最近、あいつ荒れてんな~って時がやってくる。

もともと大好きな、あや姉ちゃんに固執をし出し、

そうなると、あやから「鬱陶しい!」と叱られて、

おたまは、八つ当たりみたいに、たれ蔵につっかかったりする。

私は、それを叱ってしまった。

 

我が家の禁止事項は、ただ一つ。

他の猫を虐める事。

それ以外は、何でもありな無法地帯だが、

他の猫を訳もなく虐める事は、絶対に許さん!となっている。

 

そして、怒るとなったら、私は半端なく怒る。

怒鳴ったりはしない。

睨みつけて、迫る。

小さな声で「なんだ、こらぁ」と、低い声で迫るんだ。

 

って、それ、父さん譲りやないか!

父さんは、いかなる動物とも、

「何だ、こら」のバリエーションでコミュニケーションをはかる。

褒める時も、叱る時も、愛でる時でも、

「なんだ、こら」のバリエーションで伝えるのだ。

そして、それが、たとえ野生動物であっても、なぜか伝わる。

皆さん、どうぞ、お試しあれ!

 

と、話が逸れてしまったが、

怒って効くのは、その場限りだ。

「なんだ、こら」って睨んでいると、

おたまも、「ふん、なんだい!」って顔をする。

そのくせ、私がたれ蔵を撫ぜると、必ずじーっと見ている。

寝ていたはずなのに、じーっと。

 

ハッと気づいて、おたまを撫ぜてやると、

なんともいえない顔をした。

その時は「なんだこら」とは言わず「おたま、ごめんな」と言った。

それ以来、

撫ぜてやる回数を増やしたら、

おたまは、シャキンとした良い子ちゃんの顔をするようになった。

 

猫は嫉妬をしないと言われている。

たしかに、嫉妬という感情はないのかもしれないが、

淋しいという気持ちや、モヤモヤする気持ちは、あるんだね。

そして、その気持ちを持て余す時があるのだろう。

そんな時は、撫ぜてやろうと、改めて思った。

その際は、「なんだ、こら」か、「かんだ、こら」でも、

そこは、肝心ではない気はする・・・。

 

そんな我が家のちびっ子チンピラは、

思いのほか、主張が強い。

トイレの、あの蛇口から出る水を好んで飲む、のん太は、

飲みたい時は、アピールをする。

それがたとえ、私が、用を足したくて走っている時でも、

私を追い抜いて、「飲む」と言ってくる。

のん太「のんは、みじゅを飲むんら!」

 

うんうん、分かったが、

一旦降りてくれるかい?と言うと、

のん太「やら!」

っと、ぎゅっと、しがみ付く。

わっかりやす~い。

 

のん太「よっこいちょ」

 

のん太「どっこらちぇ」

 

のん太「かかぁ、のんをなじぇろ!」

うん・・・洗濯物畳んでいるんだけどな~。

なんだ、こら!


残業終えて帰っても、大変らしい・・・

2021年01月22日 | 日記

最近、

おじさんの帰りが遅いのだ。

 

おはようございます。

異動した人の仕事を引き継いだらしく、

それに手こずっていて、遅くなるらしい。

 

そりゃ、大変だな~と思いつつ、

私は毎晩、ご飯を作って、待っているんだ。

寝ながら・・・。

真面目に待ってる、電気も消してすっかり熟睡状態で。

「帰ったら、起こしてね」というラインを送って。

 

すると、厄介なことが、ほぼ毎晩起こるらしい。

「ただいま。おかっぱちゃん、帰りましたよ」

と、おじさんは約束通り、私を起こすのだが、

子供の頃から、寝言寝相、寝ぼけが酷い私は、

がばっと上体を起こし、言い放ったらしい。

 

「今ねぇ、やしきたかじんと呑んでるの。」

 

この日、おじさんは咄嗟に、「あかん」と思い、

起き上がった私の両肩を抑えて、炬燵に沈めたらしい。

「寝てください。寝てください。」と唱えながら祈るように。

 

また、別の日は、

私は炬燵にすっぽり入って横たわったまま、

「片足が、ヒヤッとする。あのね、超常現象。これ、超常現象。

片足の先っちょがヒヤッとする。これね、超常現象。」

と、延々訴えていたらしい。

その際、おじさんは、すかさず

炬燵からちょろっと出ていた、片足の先っちょを炬燵にそっと納め、

「寝てください。寝てください。」と、やはり祈るように唱えたとのことだ。

 

そりゃ、大変だな~・・・

 

うんこさんも、

毎晩、私の代わりにおじさんのお出迎え、大変だな。

おじさんは言う。

「うんこさんも、毎晩、寝て待っていてくれてますよ」

 

「いびきをかいて、寝ています」

そりゃ、大変だな~