うめと愉快な仲間達

うめから始まった、我が家の猫模様。
犬好きな私は、チワワの夢を見ながら、
今日も癖が強めの猫達に振り回される。

スズメに合掌

2016年04月30日 | 真面目な日記

昨日は、風が強い日だった。

 おはようございます。

 

私としては、これ幸い。

洗濯物が、思う存分乾くじゃないか。

思慮の浅さを産まれ持ってきた私は、そう思ったのです。

 

ベランダに出てみると、風が巻いて、髪は乱舞。

そんな中、洗濯物はハンガーに吊るした瞬間ずり落ちて、

吊るす、拾う、吊るす、拾うを数回繰り返し、

私はようやく気づいたのです。

今日は、外に干すには、向かない日だと。

 

外干しを諦めた私は、

風に吹かれながら懸命に飛ぶ1羽のスズメを目で追った。

すると、そのスズメは隣の家の外壁にぶつかり地面に落ちた。

私は一旦部屋に戻り、玄関から外へ飛び出し、

スズメの元へ向かったのだ。

 

片羽が閉じていない。

ケガを負っているのだろう。

浅はかな私は、その跳べぬスズメを追った。

両手を差し出し、そーっと近付きながら、

「おいで、怖くないよ」と声を掛けた。

 

しかしスズメは、跳びはねながら、逃げていく。

私に捕まらぬよう、必死だったのだ。

その姿に、ようやく気付き、私は追う事をやめた。

このままでは生きてはいけないだろうと思ったが、

私は、追う事ができなくなった。

 

これが、地球の営みなのだと感じた。

このスズメは、今、大切な役割を果たそうとしているのだと。

人間の私が、手を差し出す筋合いなど無いのだと、感じた。

 

昨日は、

せめて、その小さな命に手を合わせ、

祈る事しかできぬ日だった。

 

感謝が出来る日とは、

嬉しい事があった日ばかりとは限らない。

消えゆくスズメの命が、地球を生かし、

私をも、ここに生かしてくれるんだ。

 

 

うんこ、せめて、命ある限り大切に生きような!

うんこ?

 

 

生きてる?これ、生きてるの?

大丈夫?

 

 

うんこ:「うんちゃん いま すごい まどろんでるの」

あっそう、良かったね。

 

 

きくさんは、トイレでまどろむのを止めてもらえませんか?

用を足したいのです。

膀胱が、限界です!

きく:「わがままを 言うな。ぶっさいく世界大会、入選おめでとう!」

罵り方、変えてきた~!ありがとうございます!!

どんな時も、ありがたく生きて行こうと思う日なのでした。

 

 


急いで更新

2016年04月28日 | 日記

私の暮らす、この街は、今日も雨模様です。

 

と、そんな悠長な事は、言ってらんない!

夢の中で、今日という日をお繰り越ししてしまった。

 

夢で、今日の仕事をそつ無くこなした。

隣のデスクの熟女との、昼下がりのおしゃべりも

盛り上がったのだ、夢で。

「明日から連休どーすんのー?」とか

「連休明けたら、足腰弱ってる事、間違いなしです!」とか

すごい、はしゃいだのだ、夢で。

 

そのせいで、ついさっきまで、

ものすごく、ゆっくりしていた。

連休1日目に突入したとばっかり思っていた。

 

夢で、ただいまっと家に帰ったら、

おじさんが、ピラピラしたエプロンをして立っていた。

その先は、果てしない草原だった。

 

うん、これ夢だ。

今日、出勤日だ。

おはようございます。

 

どうしようどうしようどうしよう・・・

 

 きくさんに、洗面台から退いてくれん、きくさんに、

ののしって頂いましょう!

きく:「とやかく、言ってないで」

 

 

きく:「こらー 画像がデカすぎるやろー!」

ごめんなさいごめんなさい。

編集するの忘れてた。

お察しくださいませ。

では、いってまいります。

 


混浴

2016年04月26日 | 日記

春だもの、

靴を1足、買いました。

春だもの、

素足で靴を履きました。

 

4日後、

私は、職場で吐き気を覚えました。

昼食が喉を通らん程、吐き気を覚えました。

めまいが伴うほど、吐き気を覚えました。

早退しちゃおうかと思えるほど、吐き気を覚えました。

誰にも、内緒にしてました。

無言で、午後からを耐え抜きました。

 

おはようございます。

おい、おたま!

おばちゃん、足を洗いたいんだ。

 

 

とりあえず、足を・・・

 

 

こうして、無理くり蓋を開けて、おばちゃんは入るぞ。

 

 

足が、とっても臭いんだ、おばちゃん・・・

足が、とっても・・・

 

だから私は、

風通しの良い、ツッカケ、始めました。


老いてこその、面白さ

2016年04月24日 | 日記

我が母、78歳・・・いや77歳か?

とにかく、人間は歳を重ねるごとに、

面白くなっていくのだなぁ、

そう思う今日このごろなのです。

 

おはようございます。

母さんったら、こんな事を言う。

「おい、これ変な臭いやろ?

腐っとると思うんやけど・・・お前、食え。」

こら、母さん!

 

母さんったら、こんな事も言う。

「お前の免許証の写真、ウソこいとるやろ。

お前の眼は、もっとほっそーいもん。」

ちょっと待て、母さん!

 

母さんったら、

「お前の顔、ものすごいデカいな。」

私だって知ってるよ、母さん!

 

母さんったら、

「お前・・・結構、出っ歯やな。」

だから知ってるよ、母さん!

身体的欠点を言ってはダメだ、母さん!

 

母さんったら、

「お前の腹の中は、きっと真っ黒や。」

見透かされたよ、母さん!

全部、当たってるよ、母さん!

 

母さんったら、

「あそこの息子が、また結婚したんや。

前の嫁さんの方が、美人やったで。」

黙ってろよ、母さん!

 

母さんったら、

「うちのジジィったら、言ったらいかん事ばっか言うんや。」

ババァもだよ、母さん!

 

 

我が家のよねは、15年前 知人の家の軒下で産まれた。

母ネコが現れんようになって、知人が貰い手を探していたんだ。

小さくて、がりがりで、とても汚れた子猫だった。

拭いても拭いても、顔の汚れが取れなくて、

よーく見たら、鼻クソみたいな柄だった。

数日間、憑りつかれた様に、ご飯を食べた。

その後、憑りつかれた様に、壁を登った。

子猫の成せる技とは思えん程に、

家の壁紙が上から下まで四方八方ズタズタとなった。

私は当時よねを、悪魔の申し子と呼んでいた。

 

悪の限りを尽くした1年後、

よねは、憑き物が取れたように大人しいネコとなる。

新入りが来ようとも、引っ越しをしようとも、どんな時でも、

よねは、いつでも仏像のようにただ佇んでいた。

私は、時々、よねの存在を忘れてた。

それほど、大人しいネコだった。

 

そんなネコも、15歳。

テト・テト・テト・・・・

 

 

よね:「ん?」

 

 

テト・テト・テト・・・・

 

 

よね:「おもいだした なでなされ」

 

 

あっ、はいはい。

 

 

よね:「もちょっと なでなされ」

 

 

最近、自己主張をするようになってきた、よね。

 

もしかすると、

私とのこんな時間を、

ずっと長いこと寝て待っていたのかもしれない。

よねの時間は、ゆっくりと流れているんだ。

 


ポジティブ日記の記憶

2016年04月22日 | 日記

10年前のちょうど今頃、

荒れ狂う嵐の日に、

ネコと、大きなキャットタワーを車に積み込み、

それまでの暮らしに、別れを告げました。

 

3匹のネコと、定職を持たぬ女がようやく見つけた部屋は、

ちょっと傾いたボロアパートの、小さな一室だった。

外観を遠くで目測できるほど、本当にちょっと傾いていた。

 

おはようございます。

私は、当時離婚したてで、未来への不安を

かき消すために、ポジティブ日記を付けていたのです。

その日記帳が、先日ひょんな事で見つかりました。

今日は、そこに書かれていた事を思い出してみようと思うのです。

 

●おかっぱ、入居1日目

「なんのこれしき。へっちゃらよ。

私達の新天地。

輝く明日が待ってるわ。

希望の窓は、きっと開くはず、信じる心のお勉強。」

・・・思い出した。

まずもって、部屋の窓が開かないという事実を知り、

不屈の精神で、窓を揺する事を始めた、日。

 

●おかっぱ、窓と悪戦苦闘を続けた、3日目

「窓が開いた、その瞬間に、私の心の重りも取れた。

そんな気がした。」

・・・思い出した。

毎日、フッ、フッと力任せに窓へ負荷をかけ続けた結果、

窓が開いた、その振動で、網戸が落ちた、日。

 

●おかっぱ、クローゼットを開けてみた。

「さあ、お入り。

ここは、きくのお部屋にしましょう。」

・・・思い出した。

閉めていた扉の一辺が、傾きを支えていた模様。

開けたら最後、扉が開いた状態で、こんりんざい締まらず、

ネコ入り浸り決定せざるを得ないと諦めた、日。

 

●おかっぱ、ちょっぴり孤独を感じる

「綺麗に並ぶ、アリさん達も、私の大事な家族なのだと、微笑んでみた。」

・・・思い出した。

部屋に侵入してネコの置き餌に集る蟻へ微笑むという、

ポチジティブをはき違え出した、日。

 

●おかっぱ、仕事でいろいろ思う

「パートの〇さんが、毎日、持ってきてくれるお漬物のおかげで、

私は、芋虫になったんだ。

きっと、もうすぐ、蝶になるんだ。」

・・・思い出した。

お裾分けの漬物を、美味しいと絶賛したばかりに、

その後毎日、ピクニック仕様のタッパで漬物を貰う。

数日後、漬物が底をついたと言った〇さんは、

次の日からは塩をぶっかけた野菜をくれる。

食べきれん分は家に持ち帰り、

これなら明日のタッパが無かろうと安堵したのも束の間、

次の日、別の大きなタッパに入った塩ぶっかけ野菜を貰う。

その日以降、空のタッパと引き換えに、ぶっかけ野菜を貰う。

これが数か月続く。

この一連を、芋虫から蝶へと例えるほど、追い詰められていた、日。

  

●おかっぱ、恋に悩む

「怒ったっていいじゃない。

叫んだっていいじゃない。

笑え、おかっぱ!」

・・・思い出せんが、どうした、おかっぱ?!

 

●おかっぱ、ハロウィンでの失敗に嘆く

「かぼちゃ男爵、お前のせいだ!」

・・・くり貫いた南瓜への言いがかりが、続く。

「全然、顔に見えないし」

・・・猟奇的に、くり貫かれた南瓜への言いがかり、まだ続く。

「そもそも、君は、青臭い!」

・・・そこは言ってやるな、おかっぱよ。

「でも、これも思い出の箱に入れておく、かぼちゃ男爵さん。」

・・・やれやれ、一件落着だ。

ただ、南瓜に男爵の称号を与えた訳は、今も思い出せぬまま。

 

●おかっぱ、部屋の一部の床の異変に気付く

「この部屋の、洗面場だけがクッションフロアになっていることに、

私は、今まで気づかなかった。

私達を受け入れてくれた、大家さんに・・・感謝。」

・・・目を覚ませ、当時のおかっぱよ。

日に日に、どんどん白アリが床板を食っていたから、

床がフワフワするようになったのだ。

寸でのところで、床をぶち破る事態だったのだぞ!

 

こうして、ページをめくり続け、最後のページにたどり着く。

そこには、こう書かれていた。

「あばら、折った」

 

その後、住み家が変わり、

ほんのちょっと広くもなった・・・ハズ

 

 

うんこ:「かーさん せまいよ」

自業自得だと思うぞ!

かーさんなんて、足、座禅状態だぞ!

コタツ、入れんし!

 

きく:「そろそろ こたつを かたづけろ めすぶたマントヒヒめ!」

いやいや、まだ肌寒いから、コタツ入りたいから、

そこ、退いてもらえませんか?

ところで、メス豚マントヒヒって、なんですか?

 

こんなイメージですか?

コタツに入れん、退いてくれ!