昨日は、風が強い日だった。
おはようございます。
私としては、これ幸い。
洗濯物が、思う存分乾くじゃないか。
思慮の浅さを産まれ持ってきた私は、そう思ったのです。
ベランダに出てみると、風が巻いて、髪は乱舞。
そんな中、洗濯物はハンガーに吊るした瞬間ずり落ちて、
吊るす、拾う、吊るす、拾うを数回繰り返し、
私はようやく気づいたのです。
今日は、外に干すには、向かない日だと。
外干しを諦めた私は、
風に吹かれながら懸命に飛ぶ1羽のスズメを目で追った。
すると、そのスズメは隣の家の外壁にぶつかり地面に落ちた。
私は一旦部屋に戻り、玄関から外へ飛び出し、
スズメの元へ向かったのだ。
片羽が閉じていない。
ケガを負っているのだろう。
浅はかな私は、その跳べぬスズメを追った。
両手を差し出し、そーっと近付きながら、
「おいで、怖くないよ」と声を掛けた。
しかしスズメは、跳びはねながら、逃げていく。
私に捕まらぬよう、必死だったのだ。
その姿に、ようやく気付き、私は追う事をやめた。
このままでは生きてはいけないだろうと思ったが、
私は、追う事ができなくなった。
これが、地球の営みなのだと感じた。
このスズメは、今、大切な役割を果たそうとしているのだと。
人間の私が、手を差し出す筋合いなど無いのだと、感じた。
昨日は、
せめて、その小さな命に手を合わせ、
祈る事しかできぬ日だった。
感謝が出来る日とは、
嬉しい事があった日ばかりとは限らない。
消えゆくスズメの命が、地球を生かし、
私をも、ここに生かしてくれるんだ。
うんこ、せめて、命ある限り大切に生きような!
うんこ?
生きてる?これ、生きてるの?
大丈夫?
うんこ:「うんちゃん いま すごい まどろんでるの」
あっそう、良かったね。
きくさんは、トイレでまどろむのを止めてもらえませんか?
用を足したいのです。
膀胱が、限界です!
きく:「わがままを 言うな。ぶっさいく世界大会、入選おめでとう!」
罵り方、変えてきた~!ありがとうございます!!
どんな時も、ありがたく生きて行こうと思う日なのでした。