うめと愉快な仲間達

うめから始まった、我が家の猫模様。
犬好きな私は、チワワの夢を見ながら、
今日も癖が強めの猫達に振り回される。

不思議なのは、今もなんだよね

2019年06月29日 | よねの事

よねが極楽へ旅立ったのは、

たしか、6月11日だった。

 

おはようございます。

そんな事、ありましたっけ?

あった?

うっそぉ?

あれは、全て幻だったのではないだろうか・・・

 

よねと出逢って別れるまで、18年だ。

簡単に忘れ去る年月ではないはずだが、

私は、よねが存在していたことも、

まるで、幻のようにすら、感じている。

たくさん撫ぜていたはずなのに、

不思議と、この手に、よねの感触が残っていない。

巡らせてみれば、断片的に思い出せるが、

実感は蘇っては来ないのだ。

それはまるで、長い年月見上げ続けてきたが、

手を伸ばしても決して届かない、遠い月のようだ。

 

だからか、私の心のどこにも淋しさはない。

涙を流す気にもなれないし、そんな時間もない。

あるのは、よねの鼻くそ黒子みたいな子猫との時間だ。

しかし、走り回る子猫が、ふと姿を消し、それを探している最中、

よねを探しているような気になって、不思議な感覚に囚われる。

 

我が家の猫達も、まるで何もなかったかのように

少しの変化を受け入れながら、日常を過ごしている。

 

あやさんは・・・

相変わらず

 

底意地が悪いし。

 

おたまは・・・

最近やたらと、かっこいい兄ちゃんになろうと

企んでいる気がするし。

 

うんこさんは・・・

うんこ「たれちゃんが、うんちゃんにべったりよ」

うん、べったりだよな。

 

ほくろは、他の猫が、目に入らんのかな?

目がちっこいからか?

視野が狭いんか?

そこは、私もだが・・・

 

そんな、ほくろ たれ蔵は・・・

表が真っ黒、裏がけっこう白で、

ついでに、表は長毛なのに裏が短毛という、

ちょっと不思議な姿なのだが、

不思議という点では、さすが、よねの鼻くそ黒子だな。


私の顔は、ほくろが多い

2019年06月26日 | ほくろの成長日記

だいたい、750グラム、

くらいになったんです。

たぶん・・・

 

おはようございます。

はかりに乗せるのも難しくなってきて、

おおよその体重しか測れなくなった、ほくろたれ蔵、

実は、そろそろ、真剣に考えなければならない。

 

君は、どこで生きていくのが幸せなんだい?

 

我が家の猫達は、私が強く望んで迎えた子達ではない。

いや、決断したのは自分だから、これでいいのだし、

良かったと思っているのだが、

「この子だから欲しい」と望んで迎えたのではない。

それは、負い目として、私の心に残っている。

たまたま出会っただけ。

見過ごせなかっただけ。

無の境地で拾っただけ。

先の事など考えもせず、言い様によっては、

無責任に我が家へ連れてきたのだ。

だからこそ、絶対幸せにせんとあかん。

そうでないと、この子の母さんにも申し訳ない。

そう思って過ごしてきたというのが

私の主な原動力でもある。

 

近年は里親を募集するサイトも盛んになり、

赤い糸を探る事も可能になった。

おかげで、保護が必要な子は、迷わず保護できる。

後の事は、後で考えればいい。

これは、猫拾い運の強い人間には大変心強い制度だ。

とはいえ、問題のある子は、なかなかお願いはできない。

「飼いづらい子だと思いますが、どうぞ」とは言えない。

少しでも不安が残る子は、人にはお願いできない。

これは、あくまでも、私個人の考え方だ。

自分の決断の落としどころにしているだけだ。

 

それ以前に、大きく分けて考えている。

まず、多頭飼いに向く子か、どうかだ。

例えば、一昨年保護した子は、一人っ子に向いている気がしたんだ。

だから迷わず、赤い糸を探して、良いご縁を繋げたと思う。

しかし、じゃ、我が家の猫達はどうかと考えれば、

おたまは、きっと一人っ子の方がいい。

今の環境でも上手くやってくれているが、

本当は不器用だから、情報量は少ない方が彼も気楽だろうと思う。

それでも我が家に残したのは不安材料がいくつかあるからだ。

難聴、偏食、運動能力に多少の障害が見られる事から、

おたまには申し訳ないが、我が家の子にしようと決めた。

本当は、私じゃなくても、おたまを幸せにできる人がいると思う。

それでも手放せなかったのだから、絶対守らんとかんのだ。

 

ほくろは、何の問題もない、元気な子猫だ。

探せば、きっと、良いご縁に出会える。

あやのような過剰な性質もないし、見た目も可愛いしね。

猫付き合いは・・・

 

どうだろう?

 

程よい距離感なのかな?

なんだかんだと言っておりますが、

多頭飼いに向いてそうなら、我が家だって、いいじゃんねぇと

自分勝手な考えも過ってしまう。

 

ほくろさん、どうなの?

おっ、いきますか?

 

あえて、逆さから入るという。

 

うん、これは問題だ。

こんな子は、家の子にすっか?そうすっか?

なんてね。

もう少し、考えてみようと思います。


香箱男子

2019年06月24日 | ほくろの成長日記

いよいよ、

動きが激しくなって・・・

きたんか?

 

おはようございます。

ほくろ たれ蔵は、どんな子かな?

性格も、はっきりしてくる頃だろうが、

まず、しっかりした子だなっという印象だ。

 

我が家の成猫達は、子猫の扱いが上手だ。

寄って来れば、加減をして遊んでくれるし、

寄って来なければ、決して追い込んだりはしない。

だからといって、子猫は無謀で怖いもの知らずだ。

優しい成猫は、格好のおもちゃといわんばかりに、

無遠慮に、仕掛けてくる。

そんな時は、叱られてしまうのだが、

それこそが子猫にとっては、大事なお勉強な訳だ。

が、たれ蔵さんは、

いまだ、成猫達に叱られた事がない。

 

決して大人しい子猫ではない。

家中走り回って、よく遊びよく食べよく眠る。

子猫のお手本のような子猫だ。

しかし、テンションが上がり過ぎて訳が分からん状態でも、

相手との距離感は、完璧だ。

シッポにちょっかいをかけても、

少しでも難色を示されると、その空気を読んですぐ止める。

おたまが「さぁ、こい。おらを咬んでいいんだぞ~」と

わざと寝転んで待ってやっても、横を通り過ぎて、近くで座る。

その座り方も、決まって、アレなのだ。

 

これだ。

あやが、「追いかけっこ、する?」と誘っても、こうだ。

香箱座り。

 

おじさんが、台所でゴソゴソしてても

香箱座り。

 

うんこさんが、

「そろそろ激しい遊びがしたんでしょ?」と歩み寄っても

香箱座り。

 

うんこ「ばっちこいなのよ、たれちゃん?」

 

それでも、やっぱり

うんこ「香箱座りなの、あの子」

 

香箱男子 ほくろたれ蔵。


当然、ほくろは蛍と呼び間違えている 追記あり

2019年06月22日 | ほくろの成長日記

ほ~

ほ~

ほ~くろ、来い!

 

おはようございます。

先日、蛍を探しに夜な夜なさまよったんですがね、

ほくろ~ほくろ~って、言い間違えちゃうんですよね。

自動販売機の事は、電子レンジって言い間違えちゃうし、

どうしたらいいでしょうかね?

 

ともに蛍を探しに行った友人が、

真っ暗な川沿いで、囁くように告白してきた。

「この前、実は幽霊っていうのかな?見たんだよね。

あれは、落ち武者の幽霊だ。

体中、矢が刺さっててさぁ。」

蛍が住むような場所だ。

自然豊かで、街燈も無い、真っ暗な小川で、

そんな事を言われたら、こっちは叫んじゃうよね。

「なんで、矢を抜かないのぉぉ~?

そんな矢、とっとと抜いたらいいじゃんね~?」

あの日は、

いいじゃんね~いいじゃんね~っと、

いやそっち~?そっち~?と、やまびこが響く夜だった。

蛍には、騒がしくて申し訳なかったな。

かろうじて、撮れた・・・

 

さて、探してもなかなか見つけられない、ほくろさん。

黒いから、なかなか見つけられないのだが・・・

 

みーつけた!

ほくろは、何をしてるのかな?

手を突っ込んで、水を飲んでいるんだな。

って、なんで?

なんで、手を入れちゃうの?

 

この際、床に落ちている抜け毛は気にしない欲しい!

 

別の日も、やっぱり手を入れて飲む。

この際、後ろでうんこが行き倒れているのは、気にしないで欲しい!

どうやら、水面を手で測っているようだ。

顔を水に突っ込んで、ブフッっとならんようにしているらしい。

 

ん~、おぬし

なかなかと、出来る子やな~。

やり方は、独創的だけども。

 

あやさん?

ボケボケしてらんないかもよ?

この際、フォルムが漫画みたいな事は、気にしないで欲しい!

 

拡散希望記事を追記しました。

私も、ニュースで知って、気になっていました。

北海道で沢山の猫さんの緊急保護が続いています。

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無邪気に熱い!

2019年06月20日 | ほくろの成長日記

よねが居なくなって、

1週間以上経った。

いまだに家に帰ると、真っ先によねの定位置だった場所に目をやる。

よねの座布団は、とっくに無いのに、その癖だけはまだ残っている。

よねは、もう居ない。

よねを探す癖は、

それを確かめるために繰り返しているように残っている。

 

おはようございます。

ほくろも、以前ほど手が掛からなくなった。

ちょっと目を離すと、どこへ行ったか探さなければならない程、

活発になってきた。

おかげで、私の足は

バサバサになってきた。

傷は、もっと増えるだろう。

冬用の長い靴下を履くべきか、根性で乗り切るべきか、

今、悩んでいる。

 

少し時間の余裕が出来たことで、

仕事帰りも、ゆっくり買い物ができるようになった。

すると、ソーセージの試食コーナーで、お姉さんがソーセージを焼いていた。

歩く速度を落としたのが、いけなかった。

お姉さんは、それを見逃さない。

「はい、これ!」と爪楊枝に刺された1本のソーセージが、

私の目の前に差し出された。

今にも、バランスを崩して落ちてしまいそうな不均衡なソーセージを

思わず救い上げるように手にしてしまった。

「パリッとかじって!」

その声に、私は嫌な予感しかしなかった。

「メキシカーン、かじってみて!」

メキシカーン・・・

熱そう・・・

「美味しいで~」

ここまで急かされては、もう引けない。

むしろ、持ってしまった時点で、やるしかないのだ。

そう腹をくくった私は、

無邪気で無謀だった子供時代に戻ったような、

懐かしい感覚を自分の中に蘇らせんと試みた。

よし!よし!よし!

気合だ!気合だ!気合だ!

蘇らせてみたら、ノリはアニマル浜口だった。

では参ります。

 

パリッ!

「あつーーーー!」と叫んだと同時に、お姉さんが、

「辛いで―――-!」と叫んだ。

 

熱さをアピールしつつ、お姉さんを見ると、

お姉さんは、いやいやいやそっち?という顔をした気がした。

あれ?私、間違えちゃった?と不安になった瞬間、

ついに出た。

「からーーーーー!」

熱いわ辛いわ、若干パニック状態になった私に、

お姉さんは、さらにソーセージを手渡してきた。

「チーズインソーセージ!」

もう私に、考える余裕は与えられない。

寝ている幼子の鼻先に、おやつを近付けると、

反射的に口に入れてしまう、そういう動画を観た事があるが、

この時の私は、その幼子のように、

ソーセージを素直というより無の表情で、口へと運んだ。

そこで、お姉さんが合わせるように早口で

「パリッとかじると、ジワ~じゃないで~」と前説を入れた。

では参ります。

 

パリッ!ブッシューーー!!

私「あっちーーーーー!」

お姉さん「ブシュっと出るでーーー!」

そう、お姉さんの言う通り、チーズはジワ~っと出てくるのでなく、

ブッシューーーと噴射した。

まるで、荒れ狂う火の粉に皮膚をつんざかれたような痛みが、

口周り広範囲にもたらされた。

 

ここで、私はようやく気がついた。

周囲のお客さん達が、拍手をしているではないか。

そして、メキシカーンとチーズインソーセージは、どんどん売れていく。

そんな中、私は合計6本のソーセージを完食していた。

つまり、この地獄の試食ショーは、3通り行われていたのだ。

 

こうして、

ワゴンは、ほぼ完売状態となり、

私はようやく解放される事となった。

何食わぬ顔で立ち去ろうとした時、お姉さんは、

ペーパータオルで私の顔を拭きながら、こう言った。

「ありがとね。今日はもう、豚は食べんでもいいでーーー!」

その時、私の口腔内は、

熱さと辛さが痛みに変わっていて、上手く口が動かせなかった。

唯一発した言葉が

「おちゅかれしゃまれした」だった。

 

図らずも、赤ちゃん言葉になってしまった訳だが、

家に帰っても、引き続き、おかっぱ一家は

赤ちゃん言葉の大人たちが溢れている。

 

たれ~

どちたの?

たれちゃ~ん

 

ブレた。

ここまで育って来ると、ブレた画像ばかりになるね。

 

ほくろ「ぼく、こうばこじゅわりが、できりゅようになったでちゅ」

ちょーでちゅか~。

ちゅごいね~。