うめと愉快な仲間達

うめから始まった、我が家の猫模様。
犬好きな私は、チワワの夢を見ながら、
今日も癖が強めの猫達に振り回される。

しみじみと思い出す、朝

2021年04月02日 | ほくろたれ蔵の事

やってしまった・・・

 

おはようございます。

昨日は4月1日じゃないですか?!

あたし、嘘つくの忘れてた。

なんだか、損した気分だ。

 

しかし、こっちは嘘じゃないぜ。

ポンちゃんままさん作うちの子カレンダー

 

4月の猫達は、寛いでいる。

けれど、この中の、三毛猫と白黒猫は、もう我が家には居ない。

きくとよねは、もう居ない。

でも、こうして見ると、居ないのが嘘みたいだ。

いや、居たのが嘘みたいなのか。

不思議な気分だ。

 

たれ蔵の本名は「ほくろ」だ。

よねの鼻下の右側には、鼻くそみたいなホクロがあり、

真っ黒で小さな子猫は、まるで、その鼻くそホクロみたいだったから。

もうすぐ、よねはこの家から居なくなる。

それを確信した頃、ほくろたれ蔵はやってきた。

 

私は、もう新たな猫は飼わないと決めていたくせに、

ほくろたれ蔵を、手放せなかった。

こんなとこに居るより、もっと幸せになれるだろうに、

私が、ほくろたれ蔵と離れられなかったんだ。

 

よねが居なくなって、数か月経った頃、

ほくろたれ蔵の右耳に、

よねの鼻くそホクロみたいなホクロを見つけた。

私はその時、どういう訳か、

ほくろたれ蔵に、「ありがとう」と言っていた。

 

さて、今の現実の我が家は?

たれ蔵「あっ・・・うんこ姉ちゃん、どうしたの?」

なんか、うんこさんがグイグイ来たぞ。

 

たれ蔵「うんこ姉ちゃん、転がった。」

えらく至近距離で、転がったな。

なんだろうな?

 

たれ蔵「じゃ、僕もそーっとリラックスするね。」

そだね。

猫ってのは、急な動きに敏感に反応する。

だから、たれ蔵は、うんこを驚かさないように、

そーっと体勢を替えるんだよな。

 

たれ蔵「ぼく、上手にできたよ、母ちゃん」

ありがとうな、ほくろたれ蔵。

良い思い出が蘇ったよ、ままん、ありがとうございます。