今週に入り、
でっかの隔離部屋からの解放が始まったのだけど・・・
おはようございます。
そうなると、先住猫らはむしろ落ち着く。
「君はどんな子なの?」
隔離されていると、それが分からない訳だ。
直接会ってみて、ようやく少しずつ分かって来て、納得をする。
納得をすれば、これが案外、みんな優しい。
でっかのほうは、これは一種の修行だ。
隔離部屋に慣れたかと思ったのに、
今度はさらに未知の世界へと歩き出さなければならない。
見たこともない物が溢れている中、大きな猫が3匹もいる。
さぁ、でっか。
歩き出そう!
さあ、さぁ・・・
おたま「こいつ、全然出る気ないだ」
のん太「お構いなくって言ってるら」
いやいや、出てこいやー!
でっか「これ、豚という生き物かぉ?」
猫なんだよ。
でっか「のん兄、ここ、ワクワクするぉ」
でっか「ちろいのが食えって言うから食べるぉ」
隔離部屋以外でも、ご飯食べられるようになったね。
のん太に「あれは『ちろいの』ら」だと教えられたのね?
でっか「うわ~フカフカな場所も見つけっ・・・」
固まったね。
あやの眼力で固まっているね。
でっか「このヒトって、確か・・・」
でっか「僕のご飯を一粒残らず食べて・・・」
でっか「シャーて言うヒトだぉね?」
そうだよ。ごめん。
保護して2週間が過ぎた。
でっかは、おっかなびっくりながらも、少し楽しくなってきたようだ。
あやもおたまも、のん太は最初からだけど、
でっかを異常に警戒したりもせず、いつも通りに過ごしている。
これまでのでっかを見て、
「この子はどこへ行っても大丈夫」と太鼓判の押せる子だと思った。