うめと愉快な仲間達

うめから始まった、我が家の猫模様。
犬好きな私は、チワワの夢を見ながら、
今日も癖が強めの猫達に振り回される。

猫でなく、豹で

2015年11月02日 | 日記

先日、母が衣替えをしたようで、

私に、こう言いました。

「お前は地味過ぎるんや。

丁度、お前に似合いそうな服が出てきたから、やる。

これ位のもん、着てみろ。ええぞ~!」

という事で、母のお下がりの服をいただきました。

おはようございます。

 

もらった服が、あまりに衝撃的だったので、

これは、発表するしかない、お伝えせねばと思い、

命懸けで、撮影に望みました。

 

タイトル 「彷徨えし 女豹」

女は、ある日、恥じらいを脱ぎ捨て、女豹となる。

その剥き出された本能を、ラメで煌びやかに着飾って。

 

 

足を包み込む黒い豹は、少しの戸惑いを抱く女を

更に大胆に解放させてゆく。

 

 さぁ、怖がらないで、おいで。彷徨えし女豹よ!

 

 

ラグジュアリな空気を漂わせ、女豹は周囲の男を惑わせる。

 

「撮影秘話」

その一瞬ごとのパッションを感じてもらえたらなって、

そんな願いを込めて、撮影に望みました。

 

「告知」

私の初撮りおろし写真集

「ばばぁのお下がり」

24,800円にて発売予定!

 

おたま 「ぼく いらない」

高い?値段設定が高い?

 

きく 「だれが かうか! かねもうじゃめ!!」

了解~! 

 

 


空を飛んだ、ネコ

2015年11月01日 | うんこの事

うんこ 「うんちゃんはね 空を飛んでやって来たのよ。」

 

 

うんこ 「かーさんの子になるために 鳥に乗ってやって来たの。」

 

 

おたま 「こーやって?こーやって乗ってきたのか?」

うんこ 「そうよ」

 

違います!

おそらく、カラスのかーさんが、巣で待つ子のために

咥えて運んでいる途中だったのだ。

おたま 「旨そうだもんな。 この豚さん。」

猫ですけどね。

 


うめの闘病一週間 (9)

2015年11月01日 | うめの闘病

10月26日(月)

病院にて、輸液。

うめの体調はかなり安定。

院長いわく

「尿素窒素が100を超えると、普通、痙攣が起こり出す。」とのこと。

うめには、まだ痙攣が起こった事はないが、

一応、その時の対処を聞く。

「静観して。下手に手は出さず。」だそうだ。

頻発してくれば、その都度薬などで対処するしかないらしい。

 

10月28日(水)

病院にて、輸液。

うめ、相変わらず体調安定。

この頃から、ウェットもドライも自力で多少食べるようになる。

以前のように、「腹減ったよー」と、

寝ている私の耳元で、すごい大きな声で叫べるようになる、

朝3時半に。

 

10月30日(金)

 病院にて、輸液。

さーっと行って、ぽちっと刺して、すーっと帰る。

病院が空いていた、そゆ事である。

 

10月31日(土)

・朝は、尿だけ持って病院で、検査。異常なし。

・夕方、病院にて、輸液。

朝は、尿検査なんともなくて良かったですと伝えると、

「おかっぱさん、大変なことが起こってるよ」と

かなり真剣な表情の院長。

「近くで事故があって、テレビ局来てる。

ぼくも、さっき見てきたよ。」と。

あぁ、そーですか・・・

 

〇排尿  1日に5回(セミントラによる尿量増大)

〇排便  1日に約1回(便軟化剤使用)

〇体重  3、3kgで、安定(病院にて、毎回測定)

〇食事  先週同様を強制給餌

・ウェット(小1)程度と、ドライフード(数粒)を自力で食べる。

・おやつ用ウェットは、かかさず自力で食べる。

 

今日は、ちょうど月末ということで、

うめの病院での、お会計を記しておきます。

9月の合計  ¥50,980

10月の合計  ¥48,768

それなりに掛かりますね。

大丈夫、馬車馬となって働きます・・・

おじさんが。

 

男は、才能だけが認められる世界で凌ぎを削った。

いかなる努力も惜しまない男は、

多くの人間を蹴落とし、多くの人間に認められてゆく。

面白いように、驚くような速さで。

 

やがて男は、豪華な部屋に暮らし、良き妻を得た。

それでも男の心は満たされる事なく、

更なる高みを求めて走った。

ただひたすら走り、どんどん走り、

そして、つまずいた。

ようやく気が付いた時には、すべてを失っていた。

 

「眠るように生きたい」

男は周りの人間にそう語るようになり、

ある日、猫の棲む家へ迷い込む。

 

「我が家、猫ルールその1。紐の付いた靴、禁止ー!」

この雄叫びにより、男の次なる苦難が始まった。

 

座布団に腰を下ろせば、猫に退けと言われ、

トイレに篭れば、開けろコールが凄まじく、

開けっ放しのトイレでは出るモノもなかなか出せず

生まれて初めて便秘となる。

癒しの入浴も、風呂の蓋に乗る猫が退かず、

もう寝ようと布団をめくれば、嘔吐物。

目覚めの枕元にも嘔吐物。カバンにも嘔吐物。靴にも、服にも・・・。

食事をするにも、箸を動かすたび、

叩き落とされる食物が、なかなか口まで到達せず。

膝に乗って来ようものなら、気を良くしている場合ではない。

「関節が、そろそろ関節がいかれる。」と泣いても退いてはくれぬ。

大切な話をしている電話口で、猫が叫ぶ。

ウンコを付けた猫を追いかけ、咄嗟に素手でウンコを取ってしまい、

ときには、撫でてやっているのに、どつかれる。

終いには、訳もなくどつかれる。

職場では、猫の事ばかりか、犬の事まで相談される。

 

そんな受難続きの男は、

うめが通院するようになって以来、仕事を急いで切り上げて、

病院に付き添うようになった。

仕事はいいのかと聞かれ、

「仕事も、うめさんの事も、馬車馬となって頑張ります。

それが、この子達への恩返しだから。」

そう言って、男は大事そうに、うめを抱き上げる。

 

うめの乗るクッションも、おじさん用に買ったのだ。  受難はつづく