うめと愉快な仲間達

うめから始まった、我が家の猫模様。
犬好きな私は、チワワの夢を見ながら、
今日も癖が強めの猫達に振り回される。

うめの闘病一週間 (10)

2015年11月08日 | うめの闘病

11月2日(月)

病院にて、輸液。

 

11月4日(水)

病院にて、輸液。

月1の血液検査。

滅多なことで、怒らんうめが、

血液検査で激しく怒った。

院長は、「数値も改善してるし怒るほど元気、元気!」と。

私は、違和感を覚える。

 

11月6日(金)

病院にて、輸液。

うめの様子がおかしいように思うと院長に相談。

まるで、空っぽの様なのだ。

「痴呆かな?でも猫の痴呆は滅多にないけど・・・」

ということで、様子見。

 

11月7日(土)

病院にて、輸液。

うめの様子が更におかしい。

院長も、

「おかしいね。うめさんの眼に感情がない。

おかっぱさん、やはり痴呆だ。」

猫は、痴呆になりにくい、もしくは飼い主が気付かん程度の痴呆なら

たまにある、という程度らしいが、

うめの痴呆は、かなり重症だと驚く、院長。

 

 

〇体重  

3、3キロ→3,2キロ

 

〇血液検査

・尿素窒素 104 (10月は125)

・クレアチニン 5、1 (10月は6、2)

・貧血、多少改善。

 

〇投薬

・カリナール1・2

・セミントラ

・ぺっとチニック

・プレドニゾロン(ステロイド)

・ジルケーン

精神を安定、睡眠の改善などを目的とした、サプリメント。

効く子と効かない子の差がある。

 

〇うめの今の状態

・1日中、徘徊。(止まると、顔が揺れる)

・睡眠は、ほとんど摂らず。

・自力飲食に、一切の興味を示さず。

・排泄は何度かトイレに入れてみると排尿する程度。

・呼びかけに、一切反応を示さず。

・他猫の接触に、一切反応を示さず。

 

ここ、2、3週間、うめは驚くほど元気だった。

私は、その元気に違和感を覚えていた。

その違和感がなにかが、はっきりと解った。

「痴呆」だ。

少しの違和感が、たった2日で一気に確信へと変わるほど、

酷い症状に陥った、うめ。

ベテラン獣医の院長でも、

ネコで、これ程の症状は初めてだと驚き、思わずこう言った。

「うめさんが、うめさんじゃ無くなっている。」と。

 

まるで、別ネコ。

いや、もうネコでもない。

生きる、抜け殻。

 

さぁ。ここからだ。

「心得」

・知恵は絞るが、完璧は求めない。

・改善という期待に、すがらない。

・今を、受け入れる。

・看る側と、看られる側を、切り離す。

 

うめの心と体は、うめのもの。

うめの運命に、我々は従い、受け入れるしかないのだ。

うめよ、一緒に歩こう。

到着する、その手前まで、一緒に歩こう!

今、あなたの眼に映る世界が、安楽なものでありますように

 

 

手の掛かり方が、以前より増してきたので、

今後、更新はかなーり気ままになると思います。

いつも、訪問頂いている、皆様、ありがとうございます。

我が家は、大丈夫!大丈夫じゃないところが、我が家流でつ!