MAMMA ちょっと 元気になれる かもしれない処

箱根西麓の山の上で 自然な生き方を模索する日々

クヌギの倒れ方

2020-03-10 17:32:40 | 自然

2月までに伐ってしまうはずだったクヌギの大木ですが、

このまま様子を見ることにしました。

大木が風などで倒れることを考えると、崖崩れになるのではないか、

それを心配していたのですが、その考えを一時停止しました。

素人ではなく、山の仕事をしている人の意見を聞いていますが、

プロでも意見が分かれるということを知りました。

確かに針葉樹が斜面ごと崩れ落ちる映像は見ますが、広葉樹の場合は、

昨日話を聞いた人も、そういう崩れ方を見た記憶はないそうです。

そう言われてみると、数年前に風で倒れた駐車場のクヌギは、

太い根が切れて、根元だけ持ち上がっています。

木に寄りかかった形で、今もそのまま生き続けているクヌギの大木。

平地だからこうなるのかと思っていたのですが、これがクヌギの倒れ方かも。

生きている方が木も根も断然柔らかいので、倒れたら根が切れるというのが自然、

周辺の土まで掘り返してしまうというのは、杞憂かもしれないと思いました。

枯れた木は硬くて切るのがものすごく大変だということも、昔は全く知らず、

今の生活を始めて、気づかされたことです。

専門家と言われる人の考え方もそれぞれで、右に行くべきか左に行くべきか、

最後は自分でよく考えて判断を下す、何事もそういうことです。

クヌギとコナラの大木は、欲しい人がいたらどうぞと言うことで、

急いで伐ることもないかなと、少し気が楽になりました。

コメント
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