2月までに伐ってしまうはずだったクヌギの大木ですが、
このまま様子を見ることにしました。
大木が風などで倒れることを考えると、崖崩れになるのではないか、
それを心配していたのですが、その考えを一時停止しました。
素人ではなく、山の仕事をしている人の意見を聞いていますが、
プロでも意見が分かれるということを知りました。
確かに針葉樹が斜面ごと崩れ落ちる映像は見ますが、広葉樹の場合は、
昨日話を聞いた人も、そういう崩れ方を見た記憶はないそうです。
そう言われてみると、数年前に風で倒れた駐車場のクヌギは、
太い根が切れて、根元だけ持ち上がっています。
木に寄りかかった形で、今もそのまま生き続けているクヌギの大木。
平地だからこうなるのかと思っていたのですが、これがクヌギの倒れ方かも。
生きている方が木も根も断然柔らかいので、倒れたら根が切れるというのが自然、
周辺の土まで掘り返してしまうというのは、杞憂かもしれないと思いました。
枯れた木は硬くて切るのがものすごく大変だということも、昔は全く知らず、
今の生活を始めて、気づかされたことです。
専門家と言われる人の考え方もそれぞれで、右に行くべきか左に行くべきか、
最後は自分でよく考えて判断を下す、何事もそういうことです。
クヌギとコナラの大木は、欲しい人がいたらどうぞと言うことで、
急いで伐ることもないかなと、少し気が楽になりました。